【人】 1年生 朝霞 純【現在・天使のお告げ】 >>0 [美しい少女の口から告げられた名前は、工藤さんと、私。 息を大きく、深く吸い、そして吐く。 あの時、前回にはあんなにも穏やかだったのに、今は私の心臓ははち切れんばかりに鼓動していた。 だって、どうして、その言葉ばかりが頭を回る。 最後に一人残るなら、私は私がよかった。そう思っていたから。 死ぬ気でやれば何でもできるというのは本当で、だから今まで精力的に動けていたわけで。 でも、さっきまで出来る限り行動する決意をしていたのに、今更それを覆すなんてできないから。 だからせめて、動けるだけは動こうと決意しなおして。] 良かったですか?大事がなくて。 [隣から聞こえた工藤さんの声には、ついそうやって返答してしまった。>>1 でも、彼女が言い淀むのを見たのは初めてで、それで彼女も複雑な気分なのは分かっていたから。 少し、工藤さんの背に手を当てて撫でる。] 工藤さんが帰れるのは、私は良かったと思います。 [ようやく、それだけ口にした。] (4) 2022/09/10(Sat) 0:19:26 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・レストランから物販コーナーへ】 >>15 [呼ばれる声に振り向いて、続く言葉に胸を突かれる。 記憶のことは確かに、回復して良かったと思う。 きっと忘れたままの方が今の状況は喜べたんだろうけど、忘れたままがよかった、とは思わない。 それでも、帰還おめでとう、と良かったな、の言葉には頷くことが出来なかった。きっと私は顔色を失っていたと思う。 続く一言、それは記憶を取り戻した私に、って意味なのかどうか。その言葉も上手く受け取れなかった。辛くて。 津崎さんって本当に真っ直ぐな人だ。いつか思ったみたいに、物語の主人公みたい。 対して私は、いつも誰かに背中を押されて、ようやく一歩踏み出すばかりで。 津崎さんの言葉に返答出来なかった私は、暫く押し黙って、少しだけ津崎さんのことを見ていた。やがて、ぽつり。] 記憶に関してはありがとうございます。色々と迷惑もかけたのに、私を見捨てないでいてくれて。 [記憶のことだけ、肯定することにした。] (20) 2022/09/10(Sat) 6:23:56 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a11) 2022/09/10(Sat) 6:27:49 |
【人】 1年生 朝霞 純>>20 [人の好きなものを知るのは嬉しい。同じものを共有できると、相手のことを少しだけ理解できたような気分になる。 それでも私は、相手の趣味嗜好以上のものには、あまり踏み込まないようにする性質があった。 それは松本さんの文字を見るのが辛い理由だったり、一人になりたい理由だったり>>1:373 黒崎さんが王子様のように振る舞っていた理由だったり>>2:243 津崎さんの古傷の理由だったりする。>>3:122 聞きたくないわけではないし、知りたくないわけでもない。 ただ自分があまり聞かれたくないことが多いせいか、他人のそれに踏み込んでいくことが少し怖くて。 それでも、理由を何となく悟った黒崎さん以外の他の二人の理由は、聞けるものなら聞いておくべきなのかもしれないと、思った。 話してくれないのなら仕方がないけれど、聞けば話してくれるのに、聞かないまま帰るのは、何だかやっぱり逃げな気がして。その人から逃げている気がするから。 最後に呟いてくれた一言に返答しなかったこと、傷ついていないだろうか、ふとそう思って津崎さんの表情を伺った。] (23) 2022/09/10(Sat) 7:19:08 |
【人】 1年生 朝霞 純>>27 [酷い男、か。彼はそう思うのか。私は全くそう思わないけれど。 何、と比較的あっさりと返されて、緊張が少しでもほどけたのか、そうでないのか。 でも、今まではち切れんばかりに鼓動して、もうそのままはち切れて死んでしまえばいいと、この期に及んで逃げようとした私を向き合わせるには必要な言葉で。 今もずっと、心臓の音が鳴っている。お前が悪いと。 津崎さんが言った、酷いやつである私は、その理由を伝えるべく口を開いた。] 恋愛と友情と信頼って、具体的にどう違いのあるものなんですか? 私は、それらの区別がつかなくて、津崎さんの言葉に、どう返答したらいいか、ずっと悩んでました。 [好きだと伝えてくれた相手に、それを聞くのは残酷だって知っているけど、私にはそれらが同じに見えることが事実だったから。] (29) 2022/09/10(Sat) 8:10:31 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a14) 2022/09/10(Sat) 8:24:41 |
【人】 1年生 朝霞 純>>32 [津崎さんは真摯に答えてくれる。 そのたとえが、私が純粋に区別がつかない人だと思って、提示されていることに、少しだけ嬉しいような気持ちになって。 純粋に区別がつかないのは、そうだけれども。 でも多分、私のそれはそういうことではなくて。 最初から、区別がない人間で。 だから、バスの中でも、あんなことを考えていた。>>0:105 友人も恋人もただの研究室の一員も、信頼できる人間の肩書きでしかなくて、相手によってその肩書きがちょっと変わるだけ。 そう思って生きてきた。でも、周りはそうではなかった。 私に向けられる、純粋で強い好意。 それを受けて、それが恋ってものなんだと今日、初めて本当の意味で理解して。 それでも、相手の感じている感情の名前は理解できても、私の中のそれは不定形なまま。 結局、どこが違うのか、よく分からなかった。] 例えが可愛いですね。 …そのたとえだと、私の感じているのは友情な気もしますけど。 でも、やっぱり、そういう言葉に当てはめるとしっくりきません。 (33) 2022/09/10(Sat) 8:52:49 |
【人】 1年生 朝霞 純>>34 [工藤さんの天使に呼ばれて、よかったと思ってくれる人に、自分がいたのは嬉しかった。けれど。] はい、私は死にたかったです。他の人が死ぬくらいなら。 それはきっと、工藤さんが他の人に死んでほしいのと、根幹は同じ理由です。 工藤さんは私よりも他の人が死んでいたらいいと思った。 私は、私が死んでいたらいいと思った。 どちらも、死んでほしくない人がいるから。 それが工藤さんにとっての私で、私にとっての皆だった。 私は工藤さんが生きていて嬉しい、他の皆も生きていたら嬉しいです。 でも、その生きていたらと願う人の中に、確実にいなくなる人がいるから。 それが私は悲しい、だから死にたかった。 [なるべく丁寧に説明しながら、反芻する。工藤さんに言われた言葉。よかったですね、という言葉。 それを言いたかった相手が、彼女と私では違ったのだと思いながら。] (37) 2022/09/10(Sat) 9:12:35 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a16) 2022/09/10(Sat) 9:15:26 |
【人】 1年生 朝霞 純>>38 そうですね…例えば、そのお菓子が私の大好きなものだとして、それを相手に全て食べてほしいのが恋愛ってことですよね。 多分、相手は私が全て食べても怒らない人で、むしろ私に食べてほしいと思っている。 だから、半分こ。 でも、これは恋愛感情云々というより、折衷案みたいなところもあって。 だから、やっぱり、私には分からないな。 …友達でいましょうというよりも、その友情と恋愛と信頼の区別が、私にはつかないんですけど。 うん、でも、まあ感覚が違うというのは、伝わりづらいものですよね。 こう言ったら、伝わるかな。 他の人は何となく、包装とかで中身が類推できる箱があって、その中身が信頼とか、友情とか、愛情とかで。 私の箱は全くの無地で、それが沢山並んでいて、重さとか音とかで類推するしかないけど。でもどれも大切なもので。 中身は分からないけれど、好きだというのには変わりなくて。それを包装で包むのが、何だかちょっと苦痛で。 だから、何の言葉にも当てはめずに、ただ好きっていうのは、でも、多分狡い答えですよね。 (39) 2022/09/10(Sat) 9:34:55 |
【人】 1年生 朝霞 純[どうして普通に生まれてこれなかったのだろう。 恋愛感情というものが理解出来さえすれば、きっと傷つけることもなくて、ともすれば恋人なんてものにもなれたのかもしれないのに。 好きだという気持ちはあっても、普通の人にある感情の規格が自分にはなかったから。 もし、自分が死んでいたのなら、次は普通の女の子として、気持ちに答えられるか、なんて思っていて。 …そこまで話すべきだったのか、いや、きっともっと傷つけただろう。] 本当、最低。 [迫力のある絵葉書を見る。 好きなんだ、と教えてくれた時の表情。 それがとても懐かしかった。] (63) 2022/09/10(Sat) 10:42:37 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a21) 2022/09/10(Sat) 10:50:06 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a24) 2022/09/10(Sat) 11:40:11 |
【人】 1年生 朝霞 純[いつ、天使が迎えに来るか、分からない。 でも今は、津崎さんの後を追いかけることはできなくて。 黒崎さんに、報告しようかな、なんて思った。 津崎さんのことを傷つけてしまったって。] (67) 2022/09/10(Sat) 11:42:04 |
【人】 1年生 朝霞 純>>67 [今、不安がっているだろう彼女に負担をかけるのは分かっているが、自分が引き留められなかった以上、彼のことを想ってくれる人に頼りたくて。 トラくんがいないのであれば、それは黒崎さんだろうと思って。 “津崎さんと話して、傷つけて、そのままどこかへ行ってしまって、私は引き留められませんでした。 ごめんなさい、もし、心にゆとりがあれば、居場所を聞いて、側にいてあげてください。” そう、送信した。本当は電話が良かったけれど、泣いてしまう気もして。 話した内容は書かなかったけれど、彼女だったら何となく察してくれるかもしれないと思った。 それから、そっと歩く。特別展へと向かった。] (83) 2022/09/10(Sat) 13:59:43 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・特別展にて】 >>1:252>>1:253>>2:131 [その場所で足を止め、中を見た瞬間、目を疑う。 10枚の林檎人間。 その頭が割れていない4枚の絵。 その頭が割れている6枚の絵。 そして、その異様な臭気。 熟れた林檎の甘いような、胸に刺さるような独特の匂い。 床に落ちる、鮮血のような朱。 滴るそれを追って、視線を上へ、上へとあげる。 目に入る一文。 WHOSE APPLE WAS CRUSHED? 途端、気分が悪くなり、胃のムカつきを覚える。 それでも、倒れたりなどということはなかった。 小泉さんから事前情報を得ていたから、ある程度想像がついたお陰かもしれない。>>3:397 マスクをして、一歩中へ入る。 周囲の絵を見渡した。 割れている6枚の絵画は、近いうちに4枚になるのだろう。 それが酷く、酷く悲しかったが。 飾られている、一枚の絵への前へと立つ。 それは自分の肖像の林檎が戻るとき、元に戻るだろう絵画。] (92) 2022/09/10(Sat) 15:04:48 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a31) 2022/09/10(Sat) 15:09:08 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・名前のない女性の絵の前で】 >>93 [果たして返答はあっただろうか、返答があってもなくても、またはそれが言葉でなく、不気味で甘い匂いを漂わせる赤文字での会話であったとしても、私はそこを逃げずに話を続けるだろう。 小泉さんとどんな話をしたかを聞き、どういう生き方をしたかったかを聞く。 その話を聞く傍ら、私は私の悩みを打ち明ける。 ごく軽く、人と感じ方が違うことが気になるのだ、と。 彼女と同じ悩みではないだろうが、でも、彼女を自分と近しいものだと思っている事実は確かで、相談させてもらえればと一方的に思った。 そして、自分は生存していたことも話す。] もし、もう少し長くいられるのなら、もっと色々なお話が出来たと思うんですけど、呼ばれてしまったからには目が覚めるわけで。慌ててお話に来ました。 ハンカチはこれからも持っていてくれますか? ちょっとスーツと合わせると、派手かもしれないけれど。 [でも、持っていてくれると嬉しい。それが彼女の慰めになるのなら。] (103) 2022/09/10(Sat) 19:50:15 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a34) 2022/09/10(Sat) 20:19:02 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・特別展にて、もう一人の工藤さん】 >>113 [でも、工藤さんが絵の中に飛び込んでくれたお陰で、私の前には肖像の彼女が現れて、話し始める。>>112 彼女のスーツの胸に当てられた複雑な模様の入ったハンカチは、確かに彼女のいった通り、ワンポイントに差し色が入ったような形に見えて、可愛かった。] 確かに、綺麗に見えますね。 [彼女の言葉からして、工藤さんと目の前の工藤さんは、多分同一のようで違って、違うようで同一の存在なのだろう。 二重に似て非なる存在。ちゃんと状況を説明してくれる律儀さは両方よく似てる。 彼女に話したかったことを聞かれて、私は言い淀む。 さっきまでスムーズに話せていたのに。 それは話したくない、ではなくて、話すのが恥ずかしいって気持ちだったと思う。 恋愛相談みたいで、ちょっと、恥ずかしかった。] 私、その、人への好意の区別がつかなくて、違いがよく分からなくて、それで人を傷つけてしまって、工藤さん、好きな人いらっしゃいますか? [何故問いかけをしてしまったのか、よく、分からなかった。] (116) 2022/09/10(Sat) 20:52:32 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a39) 2022/09/10(Sat) 20:57:00 |
【人】 1年生 朝霞 純>>124 [“好意の区別はつかなくても、何か心に引っ掛かるものがあるから悩んでいる。” そうなのだろうか?いや、そうなのかもしれない。 工藤さんより感情が豊かに表現できる彼女は、感情を表現できるだけではなく、ちゃんと感情に質量…想いが乗っているように思われた。 それは不完全な人間より、ある意味では完璧に心というものを備えているように見える。 想いを理解して、寄り添う力。想いを生み出す力。それが心。 それが人間というものは個体によって不均一で、受け取れる感情の種類にも幅がある。 創作物として作られた彼女は、そんな人間よりも、多分ずっと寄り添う力が強く、受け取れる感情の幅も広く、作り出される想いさえも極彩色のように様々に感じられた。] 気になる人については、あえて聞きません。 だって、恥ずかしいですもんね。 私の話、聞きたいって言ってくださってありがとうございます。 じゃあ、色々、きっと上手く伝えられないかもしれないけど、聞いてくれますか。 [あなたよりも不完全な心で感じたことを、聞いてくれるかな。] (134) 2022/09/10(Sat) 21:46:41 |
【人】 1年生 朝霞 純>>134 …えっと、何から話せばいいのかな。 でも多分、そんなに難しくする必要はないんですよね。 うん、多分、ない。 私、小さい頃から色々な人に可愛がられてきて、色々な人に好かれて、大切に大切に育てられて生きてきました。 私も、周囲の人が好きだったし、そんな彼らの喜ぶことをしてあげたくて、出来ることを少しずつやってみたりして。 それが好きってことなんだと、思っていました。 ううん、多分、今でも思ってる、かな。 好きって言われたら嬉しいし、可愛いって言われるのも嬉しい。 だから私は皆が好きで、皆を喜ばせたくて、その喜んでほしいって思うのが好きなんだと。 でも、何だか最近、ちょっと悩むことができて。 周囲の…私を幼少から可愛がってくれた親族が私に向けてくれる好意と、別種の好意を向けてくれる人がいて。 それで、どうしたらいいんだろうって。 私はやっぱり、他の人に思うように、その人にも喜んでほしいというか、幸せになってほしいけど。 向けられる感情の種類が違ったら、きっと、多分、親族のようにはいかないな、と。 [上手く話せている気はしない。 それでも少しずつ、少しずつ話した。] (136) 2022/09/10(Sat) 21:48:51 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a42) 2022/09/10(Sat) 21:53:44 |
【人】 1年生 朝霞 純>>126 [告げられた謙遜も何もない肯定に、思わず、くすりと少し笑って。] そうですね、その言葉を受け取るのに、心のゆとりの違いはあったかもしれません。 [彼女を責めた人を責めることはできない、過呼吸って慣れていない人にとっては、本当に恐怖だ。 でも工藤さんは間違っていない。 だから私は、でもですね、と一つ前置きをして。それから言葉を継いだ。] 正しい知識を持っていて、それを人に教えるというのは、誰にでも出来ることではなくて。 それは紛れもない工藤さんの思いやりで。 受け取る心の余裕がない人はいるかもしれないけれど、私みたいに工藤さんの優しさで助けられる人間もいるから。 だから、工藤さん、そのままでいてくださいね。 [その不器用な優しさを、ここにいる人たちは、まあ、全員とは言わないけれど、理解してくれるし、受け取ってくれると知っているから。] (143) 2022/09/10(Sat) 22:19:52 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a44) 2022/09/10(Sat) 22:21:33 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a45) 2022/09/10(Sat) 22:28:45 |
【人】 1年生 朝霞 純>>149>>150 [苦しい、思い。 思わず首を振った、自分は苦しい思いをさせた側だ。 でも、その言葉には救われた。 実際、どうしていいか、全然分からない。本当に辛いと思っていたから。] うん、そう、なの。そうなんだよ。 私には彼の気持ちが分からなかった。理解が出来なかった。 受け入れることも、断ることも怖かった。 でも、私はもうすぐ、帰ってしまうから。 だから、私は、私が理解できないことを伝えてしまった。 そして、幸せになってほしいと言った。 感情に寄り添えない私より、その感情をちゃんと理解してくれる人が現れればいいって。 でも、とても、傷ついた顔をしていた。 幸せになって欲しかったのに、傷つけてしまったんだって分かって、離れていこうとするのを止めようとして、止められなくて。 自分から突き放したのに、追いかけようとしてしまった。 そのくせ、追いかけられなかった。 こんなの、おかしい。 抱いている感情が違うなんて、分かる。 彼は私をいつでも思いやってくれて、傷つけないようにしてくれた。 でも、私は、とことん傷つけてしまう。 それが同じ感情だとは、とても思えなかった。 (165) 2022/09/10(Sat) 23:30:26 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a49) 2022/09/11(Sun) 0:11:07 |
【人】 1年生 朝霞 純>>176>>177 [彼女から告げられる、共感の言葉。 それは、良かれと思った言葉が勘違いされやすい彼女にとって、本当に誰よりも理解できる感情なのかもしれない。>>126 それから続く、冷静な言葉。 それは確かに、私にはどうしようもないことなのかもしれないけれど、そもそも傷つけない道もあったわけで。 彼女の胸は溶けていて、そこに抱き込まれながら泣く私を、寄り添うように、励ますように撫でながら、彼女は言葉を継いだ。>>179 簡潔に整理された言葉は、私の胸中を端的に表したようで、それですっと、少しだけ胸の苦しさが取れる。] そう、そうだと思う。私はそう思う。 [幸せになってほしかった、でも自分は彼の気持ちに応えられない。 だから他の相応しい人と幸せになってほしかった。 そして、彼は傷ついて。 自分は彼の背中を追いかけることができなかった。 少しずつ落ち着いた思考が可能になって、工藤さんと一緒に情報を整理する。 告げられた言葉に身を固くした。>>180] ううん、酷い人じゃない。 私は彼を言葉で傷つけて、そして私は、私自身が寄り添えないということに傷ついている。 原因が違うから、彼は酷い人じゃない。 (184) 2022/09/11(Sun) 0:50:03 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a53) 2022/09/11(Sun) 0:57:49 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a54) 2022/09/11(Sun) 1:00:44 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a56) 2022/09/11(Sun) 1:23:44 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a59) 2022/09/11(Sun) 6:42:42 |
【人】 1年生 朝霞 純>>190 [私たちは彼ではない、という言葉には素直に頷いた。 確かに、そうだ。いくら類推したところで、その本当のところは分からない。それは本人にしか分からないこと。 彼女に言われて、一旦自分を責めることはやめる。 まだ胸が痛んだけれど、彼女の言う通り、津崎さんの心は津崎さんにしか分からない。 分からないことに囚われて、悲しみや苦しみに浸っていることは自己満足じみていて、また傷つけてしまうように思われたから。 彼女は話の続きを促す。>>191 私一人だったら、ずっと泣いていたかもしれない。 話を聞いて、それを整理して、先を促す。 それをしてくれる人は他にいないから、私は彼女にとても感謝した。] (195) 2022/09/11(Sun) 7:22:32 |
【人】 1年生 朝霞 純>>195 一番はそうかな。好意が同じものか分からない。少なくとも同じものでないと思った。 彼は私に、一番に心配してほしいと言った。 私は彼の一番になりたいと思ったことはないの。 そして、彼を一番大切な人に出来る気がしなかった。 私は家族が大切で、研究室の皆が大切。勿論、工藤さん、あなたのことも。 向ける好意が何かは分からないけれど、その人たちを私は確かに好いていて、そこに順列はない。 それぞれをそれぞれの理由で好きで、その好意が実際何であったとしても、好きならいいと思った。 でも、好きな人ってその全てに優先されるものなんだと思う。 だから私は、違うと思った。 相手を一番に出来ない人が、相手の一番になるのはとても狡いことで。 自分だけ、相手に向ける好意が他の人と区別がつかなくても許される、だなんて。 そんなことないでしょう? 彼の好意を受け取ってしまったら、彼は他の人と一緒にいる機会を無くすのかもしれない。 彼のことを一番に出来ない私のせいで、その機会が失われるのは嫌だった。 だから、彼を一番にしてくれる人を見つけてほしかった。 (196) 2022/09/11(Sun) 7:28:32 |
【人】 1年生 朝霞 純>>196 [自分を優先してほしくなり、相手を優先したくなる。 少なくとも定義上の恋愛はそういうものだろう。黒崎さんも、そう思って問いかけてきたのではないか。>>3:210 でも自分は、関わる人の数だけ唯一がある。 人が違えば向ける好意も違うから、必然的に一番なんてものは存在しない。 それは自分を優先してくれる人にとって、酷い裏切りなのではなかろうか。 ずっと、そう思っていたのだ。 そして何より酷い裏切りは。] 本当は、あんまり離れたくなくて。 だから多分、追いかけようとした。 でも、自分から突き放したのに追いかけるのも都合が良くて、それでいよいよ足が止まってしまって。 それに一緒にいたところで、私は彼を一番に出来るわけではないし。 それでも多分、彼は私を優先してくれるから。 アレルギーとか苦手なものが沢山ある私に合わせて、きっと色々なことに気を遣わせてしまうから。 それも、嫌だった。 相手に我慢を強いるのって、本当に好きとは言わないでしょう? [時には自分が傷ついてでも、相手を優先する。 津崎さんを見て彼から感じとったのは、そんな美しい好意だった。] (197) 2022/09/11(Sun) 7:40:03 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a61) 2022/09/11(Sun) 7:53:19 |
【人】 1年生 朝霞 純>>197 [工藤さんと話しているうちに、心の中では何となく、整理がつき始めていて。 津崎さんに好意を伝えられる度に胸が締め付けられたりとか。>>3:145 抱きしめられたとき、心臓の音を聞いて、生きていることが無性に気になって、脈をとって確かめたりとか。>>2:331 勿論、皆に生きていてほしいけど、次に呼ばれるのは津崎さんがいいと思ったりとか。>>3:253>>3:371 見られなかった血を、目を背けずに見たこととか。>>3:96 そういうものが、多分、好きってことなのかなと、思ったけれども。 彼のそれとは、どうしても性質が違うような気がして。 私のこの気持ちも恋というものなら、恋には色んな種類があるんだな、とそう思う。 そう思ったら、心が楽になった。 同時に、彼とはもう会えないのかもしれないと考えて、それは凄く、嫌だと思った。] (218) 2022/09/11(Sun) 10:33:25 |
【人】 1年生 朝霞 純>>222>>223 [さあ?という言葉に、私はちょっと微笑んで。 彼女の紡ぐ言葉の一つ一つは、ゆっくりと私の心に落ちて、本当に少しずつだけど、自分の気持ちを認められてきたから。>>218 >>224あなたの心に従って、という言葉に私は返事をする。] うん、そうする。 私も、もう一度、ちゃんとお話したいと思えたから。 工藤さん、本当にありがとう。 [例え、もう彼の目に映してもらえなくても、それは自分の業が巡ってきたゆえ。 それよりも、ちゃんと話したいと思った。自分が感じた想いを。 工藤さんの胸から離れて、私は彼女のことを見つめる。 その自分よりも大分小さい背丈の、優しく思いやりに満ちた女性を。] 私はあなたのことを忘れない。 家に帰ったら、下手かもしれないし、そこに宿るのはあなたの魂じゃないだろうけど、あなたの絵を描く。 あなたは私の心の中で生きるの。 [そう言って、彼女が何も言わなかったのなら、私は彼女を絵の中に戻し、工藤さんを連れ戻しただろう。] (227) 2022/09/11(Sun) 11:15:52 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a74) 2022/09/11(Sun) 11:17:16 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a75) 2022/09/11(Sun) 11:20:15 |
【人】 1年生 朝霞 純>>231>>232>>233 [告げられた思い。彼女の言葉。 私は決断しなくてはならない。 今度は小泉さんの手を借りず、津崎さんにも助けられず、自分の意思で、決断しなければならない。 誰かの胸を抉る言葉。 柔らかいその心から出血を強いる言葉。 …人は命を犠牲にしなくては生きていけない。 自分以外の何かに出血を強いて生きていくのだ。 でも、私は生来、肉が食べられず、死というものを厭うて、動物の死体である肉を見ることも避け、魚も口にしなかった。 何かを傷つけて生きるという、世の理から逃げ続け、人に守られて、本来避けることの出来ない衝突や心の出血から守られて生きてきた。 でも、もうそれは避けられない。 やっぱり、何かを選ぶことってこんなに苦しいのか。 そう、胸の痛みに一筋だけ、涙をこぼして。] 工藤さん。ごめんなさい。 [彼女の名前を告げて、突き放す。 押し当てられた掌の下、作り物の彼女の心臓が動いている気がして。 私は今から、人を殺す その自覚を、しっかりと胸に刻んだ。] (243) 2022/09/11(Sun) 12:42:38 |
【人】 1年生 朝霞 純>>243 あなたを選ぶことは出来ない。 私は、もう一人の工藤さんと帰る。 でも、それは小泉さんとか松本さんが、もう一人の工藤さんを気にかけているからじゃない。 [誰か、を理由にするのは、もう、してはいけない。] 私が彼女と帰ると決めた、ごめんね。 [あなたと仲良くしたかったけれど、それには私が死んでいる必要があった。 そんなもしもの話はしない。 所詮、出来ないことなのだから。] 私があなたに残してあげられるものは、その一枚のハンカチだけ。 それが私があなたに贈れる、精一杯の想い。 そのハンカチが、私の心。 だから、一緒には帰れない。 [はっきりと、そう告げた。 彼女は生きたがっている、その気持ちを分かった上でなお、それを許さない言葉をかける。 目の前の工藤さんも、もう一人の工藤さんも生きている。 両方とも生きることを望んでいる。 でも、生きていけるのは一人だけ。 どちらも生きる資格がないなんてことはない。 生きることに本来、資格や許可は必要ない。 でも、私は彼女が生きることを否定する。 もう一人の工藤さんと帰るために。] (244) 2022/09/11(Sun) 12:48:22 |
【人】 1年生 朝霞 純>>244 私はあなたに本当に沢山のものをもらったと思う。 [自分の感情の正体、その自覚、向き合う勇気。 彼女から沢山のものをもらって、彼女と自分は似ているとも、心のどこかで感じていたけれど。] 話を聞いてもらって、寄り添ってくれた。 その事に感謝はしてる。ありがとう。 きっとあなた以外の誰も、あなたほど上手く話を聞いてはくれなかったと思う。 でも、私はもう一人の工藤さんと帰る。 [何度も繰り返す、これから先、最早思い出の中でしか生きられない彼女に。 話だけ聞いてもらって、生きたい願いを否定することは傲慢なのかもしれないが、自分はもう一人の工藤さんと帰ると決めたから。 残酷でも、彼女の居場所は私の胸の中だ、そう決めて。] (245) 2022/09/11(Sun) 12:54:32 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a78) 2022/09/11(Sun) 12:57:13 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・絵画の彼女と話した後】 [もう一人の工藤さんとの話し合いがどう転ぼうとも、私は津崎さんと話したいと思ったから。 電話をかけて、電話に出なかったらボイスメッセージを残す。 “もう一度、帰る前に話したいです。 もし話してくれるなら…どこがいいかな、どこがいいと思いますか? 録音なんだけど、まあ一応。 えっと…どこがいいかな…結局展示、あんまり見られなかったし、展示見ながら話しましょうか。 うん…津崎さんと松本さんがお話していた、あの大きい林檎の彫刻でしたっけ、あの場所で待ってますね。” まとまりのない言葉を出来る限り頑張って紡いで、そう告げた。 切ってから、ふと疑問に思う。何故この状況で林檎なのか。 それは多分、彼の林檎が砕けてないと、思いたかったから口に出たのだろう。] (248) 2022/09/11(Sun) 13:21:35 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a80) 2022/09/11(Sun) 13:23:18 |
朝霞 純は、着信は黒崎さんとの後で大丈夫です、すみません (a84) 2022/09/11(Sun) 14:00:14 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a87) 2022/09/11(Sun) 14:21:35 |
【人】 1年生 朝霞 純>>269 [勿論、それは分かっている。 彼女は言外に私の背中を押している。 私の手を汚すしかないと言っているが、生きたいと願う彼女を犠牲に選んだ私の行動を阻害しないのは、彼女の思いやりだ。 彼女は私に生きていく術を教えている。 選択して生きろと言ってくれている。 自分にとっての最善のために行動しろと。 きっとここで行動出来ないようならば、この先だって行動できないし、この選択を綺麗事で終わらせるくらいなら彼女を否定することに意味なんかないのだ。 でも、もう一人の工藤さんを絵画から引き戻す前にもう一言だけ。] 感謝してる。私はあなたに救われた。 あなたは贋作なんかじゃない、あなたはあなただよ。他の誰でもない。 だから自分もオリジナルだって胸を張っていい。 あなたを選ばなかったのは、オリジナル、贋作の差異ではなくて、ただ私がもう一人の工藤さんと帰ると決めたから。 ただ、それだけだから。 [どうしても言いたかった言葉。 その一言を最後に、私は工藤さんの絵画に向かって歩き、その絵の中に手を差し伸べた。 掴む手の感触が、あっただろうか。] (279) 2022/09/11(Sun) 15:50:53 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a91) 2022/09/11(Sun) 15:54:51 |
朝霞 純は、いつかけても出てくれるんですね(嬉しかった) (a98) 2022/09/11(Sun) 16:27:48 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a101) 2022/09/11(Sun) 17:18:44 |
朝霞 純は、石でできた林檎の絵だった、彫刻じゃなかったね(訂正) (a102) 2022/09/11(Sun) 17:21:21 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・林檎の絵の前で】 >>288 [とりあえず、了承してもらえて、とてもほっとした。 それから、何となく落ち着かなくて、その周囲をふらふら、ふらふら歩いていたら、装いを変えた津崎さんが来て、ほんの少しだけ、驚いてしまった。>>289] あの、ありがとうございます、来てくれて。 何だか、少し身軽になりましたね。 その…体感的に数日経つから着替えたんですか? [そうだとしたら凄く恥ずかしい。 自分は一度も着替えていないし、お湯も浴びていないから。 そんなことを考えて赤面しつつも、この人は私のお願いを断らないんだな、なんて前から分かっていたことを今更ながらに思った。] (291) 2022/09/11(Sun) 17:31:51 |
【人】 1年生 朝霞 純>>295 えっと、まあ、そんなことは…どうでも…いや、どうでもよくないけど、多分、時間もないし、そのままお話しちゃいますね。 まず、自分から離れるっていったくせに呼び出してごめんなさい。 津崎さんが私から離れていったとき、どうしてもそれが嫌で、引き留めようとしたけど追いつけませんでした。 えっと、それで、あの、津崎さんが私に言ったことをきちんとやってみようと思って、好きってどういうことなのか、他の人にある程度、事情を話して相談してみました。 あ、個人情報は伏せたので、相手が津崎さんだということは、伝わってないと思います。 あくまで、自分の好意が何なのか類推するということを、相手の人と一緒にやってみました。 …それから、好意を天秤にかけるということも、やってきました。 それで、私は津崎さんのことが、あの…好き、なんだろうなって思いました。 多分、想いの大きさとか、感じ方は違うんだと思うけど、改めて考えてみて、津崎さんのことが好きなんだろうと思って。 それで無性に、もう一度話したくなった、し。 改めて生きていてほしいと思って、こうして呼び出しました。 (296) 2022/09/11(Sun) 17:58:08 |
【人】 1年生 朝霞 純>>301 [何か、こう、動揺しているのだけは伝わってくる。 当たり前だけど、だって理解できないとまで言ったから。] …嫌ですか? まあ、その、突き放したし、虫がいい言葉だとは分かってるんですけど、ちゃんと伝えておきたいと思って。 絵画の工藤さんが、一番私の話を聞いてくれる気がしたから、頼りました。 [汗をかいてる、ハンカチ、と思って私のハンカチは二枚ともなくなっているのに気づく。 ああ、でも、以前借りたシロのハンカチがそのまま、だったかな。] あの、どうぞ、ハンカチです。 急にこんなこと言われても戸惑うのは分かっているので、少し落ち着いてください。 (303) 2022/09/11(Sun) 18:26:29 |
【人】 1年生 朝霞 純>>306 どうして、でしょうね。 [本当に、どうしてなんだろう。自分では気づかなかった。 でも多分、教科書みたいっていわれるくらいなんだから、ちょっとおかしいんだと思う。 でも自分では、今度はそのおかしさが分からないような感じがして。 心臓が凄く痛くなって、どんどん苦しくなった。] 上手く伝わってないのは、分かりました。 ちょっと、ちょっとだけ、待って下さい。 [少し、落ち着きたい。 そう思ったときに、その言葉が聞こえた。>>307 痛い、心臓が、凄く痛い。それは私のせいだから何も言う資格はない、けど。] 決めて、ますか。 [無性に辛かった。] (308) 2022/09/11(Sun) 18:48:12 |
朝霞 純は、少し、顔を伏せた。 (a103) 2022/09/11(Sun) 18:52:01 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a105) 2022/09/11(Sun) 18:56:06 |
【人】 1年生 朝霞 純>>316 [差しのべられた手を取ろうとして、その取ろうとした手が止まる。 優しい津崎さん言葉。どこかあやすような。] 私、帰りたくない。 津崎さんを置いて帰りたくない。 私、今は自分の心配なんか、していません。 私は津崎さんに生きててほしくて、だから、津崎さんを置いていくのが心配。 勿論、他の皆も心配だけど。 でも、私、やっぱり津崎さんのことが心配で、だから帰りたくない。 [必死に絞り出す、咄嗟に出た言葉はどれも洗練されていなかったが、どれも本心だった。 そして手をとる、その暖かさを確かめる。 命の脈動を確かめる。] こうしていると生きているように思えるのに、もしかしたら死んでいるかもしれないから。 だから何度も確かめたくなる、でもそれは、津崎さんにしかやったことがなくて、津崎さんが生きているって確かめたくて。 それで好きだっていうのはおかしいですか? [呼吸が苦しかった、顔色が悪い自覚があった。 でも、ただ混乱しているだなんていわれるのは悲しかった。] (317) 2022/09/11(Sun) 19:54:14 |
【人】 1年生 朝霞 純>>323 [君、という言葉に苦笑する。すっかり距離を取られてしまった。] 気持ちを受け取ってもらえないのは仕方がないけど、気持ちを否定されるのは辛いな。 こんな思いを、私はあなたにさせていたんですね。 申し訳ないですけど、ワンピースだし、背中に乗るのは恥ずかしいです。 頑張って歩くので、倒れないように、横で見ていてください。 [本当の気持ちじゃない、は全力で否定させてもらう。 人一人殺して得た結論が偽物でした、なんて信じられるわけもないし。 向けてくれた背中に乗ることはせず、私は少しずつ歩く。 途中、以前津崎さんが言ったように、何度か転んだ。] (324) 2022/09/11(Sun) 20:18:23 |
【人】 1年生 朝霞 純>>330 [何度目かに床に倒れ込んだとき、何だか、脚に力が入らなくて、立ち上がろうとするけど、どうしても立ち上がれなくて。 何だか、少し、痛む気もして。 ぼんやりした頭で、痛みも鈍くて、どうしたんだろう、なんて思いながら。] ちょっと疲れたので、休みます。 後から追いかけるので、置いていって大丈夫ですよ。 [そう言った。何か、本当に立てない。 倒れて、助けに来ない理由がどんなものにせよ、私にあるのは知っていたから。 多分、もう、私から離れたいだろう。 その口実が降ってわいて、私は内心喜んだ。 これでもう、相手に我慢を強いらなくて済むんだ、と。] (333) 2022/09/11(Sun) 20:52:15 |
朝霞 純は、そっちはレストランじゃないんだけどな…(疑問) (a112) 2022/09/11(Sun) 21:15:59 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a114) 2022/09/11(Sun) 21:34:05 |
【人】 1年生 朝霞 純>>350>>351 [小泉さんの姿が見えて、私はほっとした、ちゃんと救急箱も持っている。] すみません、ちょっと、足に力が入らなくて。 でも別に出血してるとか、酷い怪我とかではないんです。 さっき、津崎さんと別れて、その後から破壊音がするから、多分あっちの方が酷い怪我をしていて。 そのまま追いかけていってもらえますか? わざわざ呼び出したのに、ごめんなさい。 [小泉さんにも松本さんにも、多分津崎さんは好意を抱いている。 手当てしてもらったところで、暫く追いかけられない私より、よっぽど彼の力になってくれるだろう小泉さんに、私はそう言った。] (353) 2022/09/11(Sun) 22:10:46 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a119) 2022/09/11(Sun) 22:11:50 |
【人】 1年生 朝霞 純>>355 分かりました、動きます、と言いたいんですけど。 実は足が折れてるような感じがして、力が入りません。 その、手を貸してもらってもいいですか? そうしたら、何とか歩ける気がします。 [小泉さんの手元にあった救急箱がなくなったのを認めて、小泉さんが手を貸してくれるなら、ひょこひょことした足取りでレストランへと急いで向かうだろう。 信頼できる誰かが付いているなら安心かもしれないけれど、やっぱり頼れる人は一人でも多く動ける状態でいてほしい。 もっとも、津崎さんはこういう時、複数人で慰めようとしても逆効果だろうから、例えレストランに行ったところで黒崎さんや松本さんの姿が見えなければ、小泉さんに行ってくださいとは言わないけれど。] (356) 2022/09/11(Sun) 22:27:23 |
【人】 1年生 朝霞 純>>357 一応、貼ってもらえると助かります。 でも、私の予想だけど、これは多分、現実の傷が反映されたものだと思うから、痛みが緩和されるかは分からないけれど。 …すぐ来てくださってありがとうございました。あと、支えてくれたことも。 こんなことを言ってはダメな気がするけど、あのまま私が放っておかれたところで、多分天使の迎えと共に現実に帰るだけで、ただそれだけだったと思うのに。 私はレストランに運んでもらえて、少し嬉しいです。 身体が無事なことが分かっているのに、気にかけてもらえて嬉しかった、ありがとうございます。 [名前を呼ばれた人間が、名前を呼ばれなかった人間に言うのには相応しくない、残酷な言葉だったかもしれないが。 冷たい床に座り込んで、何もできずに足の痛みだけを抱えているしかないのは辛いより虚しさが先に立って、どうしようもない気分になっていたから。] (359) 2022/09/11(Sun) 22:47:22 |
【人】 1年生 朝霞 純【回想・決断の後】 >>364 [気のせいかもしれないと思いつつも、何となく、察するところはあって。 だって、彼女に抱き締められていたとき、津崎さんを彷彿とさせたから。>>166 それでも自分は応えなかった、そして、彼女の死を背負って生きていく。 想いは死んでも受け継がれる、それはきっと誰でも同じ。 暫くの間、やっぱり上手く生きれないかもしれないけれど、挫けるかもしれないし、落ち込むこともあるだろうけど、それでも自分は生きるのだから。 どうにか、想いを背負って生きていこうと、そう思う。 それから工藤さんを振り返り。>>365] お帰りなさい。私のために時間をくださってありがとう。 [そう言っただろう。] (370) 2022/09/11(Sun) 23:08:29 |
【人】 1年生 朝霞 純>>366 はい、香坂さんと約束して、帰ったらきっと行くつもりです。 でも、出来ることなら小泉さんがオススメのパンを自ら勧めてくれる、そんな状況のパン屋に行きたいです。 [叶えられるかは分からない、けれど、やっぱりそう願うくらいはいいだろう。 それに、今まで関わっていた人が楽しそうに働いていたパン屋に、当の本人が亡くなってしまった後、楽しい気分で行けるかというと疑問が残るわけで。] それと、工藤さんとも、私は仲良くしたいです。 工藤さんも、そう思ってくれているんですね。 [絵の中の彼女とはまた違う工藤さん。繊細で気難しくて、でも優しい。 ここから帰って、どう接点を持ったものかが分からないが、接点が出来たら出来たできっと上手くやっていけるだろう。] あの、小泉さん。こんなことをいうのは申し訳ないんですけど。 黒崎さんや津崎さんのこと、松本さんのこと、お願いします。 私は結局、彼らから受けとることはできても、返すことはできなかったから。 あなたみたいに誰にでも平等に真摯に接してくれる人がいるときっと安心するから。 [そう、我儘を] (373) 2022/09/11(Sun) 23:17:41 |
【人】 1年生 朝霞 純[何となく、時間がないのを察して。 津崎さんのお腹の傷のことだとか、松本さんの文字が読めない理由とか、もっと早くに教えてもらえばよかったなんて思いながら。ふと、小泉さんを見て。] 何だか後悔、いっぱい抱えたまま目覚めそうなんですけど。 一つくらいは減らせるかな。 フルーツポンチ、食べます。 私、いつか小泉さんがくれた、クリームパンが凄く美味しかったなって、今思い出して。その時も甘夏みかんでしたね。 だから、食べます。何か思い出になりそうなので。 …ごめんなさい、というわけで、少しお皿にもらえませんか? (378) 2022/09/11(Sun) 23:25:23 |
【人】 1年生 朝霞 純>>380 [差し出された皿を受け取りながら、同じ事を考えていたことに少し微笑んで。 そうして、ゆっくりとフルーツポンチを食べる。 色々なことを考えながら。 足の痛みは引くどころか、少しずつ強くなっていて、もうすぐ自分が帰るんだって実感させたし、そのくせ、側に居てほしいと思った人のことは結局二度も追いかけられなかった。 それでも、自分といることで彼が傷つくなら、廊下を逃げていった彼の背中をまた無意識に傷つけていたなら、これが正しいような気もした。 彼の気持ちは結局、正しいところを理解できたのだろうか。 私の気持ちを気のせいだと否定した本当のところはどうだったのか、気になるところはあるけれど。 如何せんもう、時間がないから。 せめて、怪我をしているなら、手当てをちゃんと受けてほしいな、とそれだけ思った。] (384) 2022/09/11(Sun) 23:43:28 |
【人】 1年生 朝霞 純…駄目だ。 [耐えられる気がしない。彼は誰かと一緒にいるだろうか。 最後くらい、手を握っていてほしくて、それを我慢できる気がしない。 LINEを開いて、既読がつかなかったら消そう。そう思った。 “レストランにいるので、手を握ってくれませんか? 帰る前に、一度だけでいいから。” そんな我儘を送信した。] (387) 2022/09/11(Sun) 23:50:22 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a125) 2022/09/11(Sun) 23:57:02 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a127) 2022/09/11(Sun) 23:59:18 |
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