【人】 千早 結── 名もなき病室 ── こんにちは。 うん、ぼくは、おとうさんの、おともだちだよ。 [目を覚ましたベッドの近くに ふわふわと漂う小さな泡沫があったので、 尋ねられるままに答えた。 消え入りそうは音はあまりにも無垢に煌めく。 これはぼくの幻聴なのだろうか。 それともあの時聞こえた声が真なのだろうか>>0:112 これまで見えなかったものが、聞こえなかったものが 今は形を纏い、脳に色を齎すようだ] 名前を、呼んでほしいの? [こくりと頷く素振りを見せた泡沫の輪郭を撫でる。 未だ恨みや未練にすら成り果てぬ、小さな小さな、ただの願いの塊のように感じた] (28) 2022/08/13(Sat) 13:56:05 |
【赤】 千早 結大丈夫、きっと呼んでくれるよ [不安そうに漂う泡沫をよしよしと撫でて、 (もしかしたらそんなものはないのかもしれないけれど) ]おとうさんがきみに気づいてくれたら、 「大丈夫だよ」って、笑ってあげてね [おまじないの言葉に、頭痛の種ほどの力はないかもしれないけれど、四谷くんの枷が少しでも解けますようにと願いを込めた。誰かに甘えて、自らを晒してしまってもいいんだよという夢を込めて。 ぼくを探してくれてありがとう、の感謝を込めて]* (*6) 2022/08/13(Sat) 14:34:47 |
【人】 千早 結── 目覚めた後 ── 死んでしまうと、また別の命を求めるのかな いつまで?永遠に? [霊障とでもいうのだろうか。 時折意識が混濁したり、見えないものが見えていたり 聞こえていたりいなかったりする。 幽霊(怨念)との邂逅は叶ったのだが、 すぐに疑問や聞きたい事が溢れて生まれて。 死んでしまったからこそ彼女を怨霊として留める恨みや怒りは、どれほどの命を代替にしても晴れる事はないのではないだろうか。死ぬ前に、後悔を塗り替えられてさえいれば彼女は怨霊になる事はなかったのだろうけれど───] 困ったなぁ (30) 2022/08/13(Sat) 14:54:21 |
【人】 千早 結・・・ [彼女が望むままに殺してくれても構わないと願っても、彼女はぼくを死で満たしてはくれなかった。ぼくは彼女を満たしたいと願うのに、そうすれば彼女が怨霊たる所以を否定してしまいそうで───。 それに怖がらせてしまったのは少しショックだ。 口を尖らせてベッドを降りる。 やっぱりもっと彼女のことが知りたい。 眠っている間にどこへ行ってしまったのだろう]** (31) 2022/08/13(Sat) 15:05:57 |
千早 結は、メモを貼った。 (a7) 2022/08/13(Sat) 15:08:41 |
【人】 千早 結生きて、君のそばにいてもいい? ぼくに残った、時間は少ないけれど [人ならざる者へ尋ねる言葉ではないだろう。 けれどそうすれば、彼女はぼくの命が消えるまではぼくを恨み(求め)続けることができるだろうし、ぼくの命が尽きる頃には、ぼくにも何か、この世への未練のようなものが生まれるかもしれない。 傲慢な考えだ。正しさなどなにもない。 行き当たりばったりの提案だった。 >>39苦しそうに闇に蹲る彼女の背中は、 とてもか細く、震えているかのように見える。 叶うなら肩に手をかけ、デートにでも誘うように彼女の手を取るつもり。 立ち上がってくれるだろうか] (43) 2022/08/13(Sat) 20:37:18 |
【赤】 千早 結外には出られないのかな・・・ こんな所でデートだなんて ムードが足りない。 お腹もすいたな 個室で何か作っちゃう? [お金持ちが入院する一人部屋なら、きっと生活設備もあるのではないかと考えて。彼女のお腹は空かないのだろうけれど、お腹が膨れるぼくをあとで食べれば結果彼女の飢えも満たされるだろうと安易に考えて。 彼女が嫌がらないのならその手を取って病棟を移動し始めるつもり。 (他の怪異に出会うとどうなるのだろう) (*8) 2022/08/13(Sat) 21:08:15 |
千早 結は、メモを貼った。 (a11) 2022/08/13(Sat) 21:11:25 |
【人】 千早 結[奪うではなく与えるという。 与えられる事にも怯えていた彼女が。 ────▓▓して欲しいと ぼくに求める。 その意味をきちんとぼくたちは知っている。 満たす、という言葉の意味を] (80) 2022/08/14(Sun) 0:07:53 |
【人】 千早 結──→特別個室病棟── 君と服を選んだり、 星を眺めて歩いたり 色々な所にも行ってみたいなって…! [>>69腕に絡む影の枷に盛大に噴き出しながら 一人でじゃないよと苦笑した。 彼女の些細な仕草一つ一つが殊の外心を満たして行くものだから、2年を待たずしてぼくの余命が持つのだろうかと不安にもなる] じゃあ、購買に立ち寄ろう チンして食べられそうなものとか 簡単に作れそうなものだとパスタかな かれんは、何パスタが好き? [ゆらゆらとうすら漂う闇に捕らえられながら、お金はいるのかとか、テレビカードはいるのだろうかなどと場違いな思考を張り巡らせている。 異次元という世界で死に向かって生きると言う選択を、もう少しだけ生きていたかった君と二人で過ごすために]** (82) 2022/08/14(Sun) 0:10:22 |
千早 結は、メモを貼った。 (a20) 2022/08/14(Sun) 0:15:34 |
【赤】 千早 結[もっと、心の中まで溶かして きみのすべての闇を喰らい尽くしたい なんて 口にしてしまうと きみはいとも容易く溶けてなくなりそうだから] (*19) 2022/08/14(Sun) 14:10:56 |
【人】 千早 結[君が隣に座ってくれているのならぼくは温めたナポリタンを口に運んで咀嚼して、ぼくを眺める君に「あーん」の仕草をしてみる。 忘れてしまった味を共有するには、 彼女の身体そのものでは叶わないのかもしれないけれど。 どんな反応をするのか、 失った未来を手繰り寄せるように ぼくはきみの感情ひとつひとつを「蝕んで」いく] (115) 2022/08/14(Sun) 14:18:14 |
【赤】 千早 結お行儀がわるいかな [唇を寄せられるなら、ウインナーを啄むように 彼女と「味」を共有しようと。 拒まれないなら、戯れの甘い口付けを]* (*20) 2022/08/14(Sun) 14:20:58 |
千早 結は、メモを貼った。 (a29) 2022/08/14(Sun) 14:26:05 |
千早 結は、メモを貼った。 (a32) 2022/08/14(Sun) 15:19:22 |
【赤】 千早 結食べたいのかと思っちゃった そんなに見てたら、 ぼくの顔にも穴が空いちゃうよぉ [濡羽の瞳は食事の様子を余す事なく魅入るようで、その視線の先がぼく自身に向いている事に気づいて思わず顔が赤らんだ>>121 お返しと言わんばかりの「あーん」に対する反応は、絶望と過去への妄執に塗れた彼女とは打って変わり、庇護欲を唆る稚けなさに満ちていた。 ぼくが彼女を満たしている。彼女の生を脅かした過去などすべて塗りつぶしたい。ぼくで満たして全てを喰らい尽くしたい。 与えて与えられて狂おしいほど一つになりたい。 ケチャップの甘みに潜むごく僅かな酸味ごと、食事もそぞろに啄み合う唇は深さを増して>>*24] (*29) 2022/08/14(Sun) 20:23:01 |
【赤】 千早 結・・・かわいい・・・、 ねぇ、もっと見せて、かれん [プラスチックのフォークは音もなくトレーに忘れ去られたまま。しなやかな腕に引き寄せられるまま彼女の身体をソファへと沈めた。 彼女の掌にキスをしてパジャマのボタンを自ら解くよう視線は熱を送る。叶えてくれるのならぼくも彼女を見下ろしながら、自らのシャツを脱いで行こう。 頭痛が走る訳でもないのに、喉の奥が乾いたようにぼくの身体がきみを求めているみたいだ] 腰、浮かせて・・・ 全部見せて。さっきは、暗かったから・・・ [あらわになるきみの肌を、ぼくのてのひらが触れて行く。 幻惑の灯りの下で触れる素肌は滑らかで 白く冷ややかだけれど、どこか温かさも感じる気がした] (*30) 2022/08/14(Sun) 20:27:18 |
【赤】 千早 結まだ、のこってるかな、 [互いに、するりと最後の布地を床に落とした先 素肌を味わう掌は、きみの柔らかな下腹部に触れながら。 唇はキスを離れて顎の裏から鎖骨へと。ゆっくりゆっくり、味わうように胸の膨らみを食みはじめるだろう]* (*31) 2022/08/14(Sun) 20:33:45 |
千早 結は、メモを貼った。 (a37) 2022/08/14(Sun) 20:44:25 |
【赤】 千早 結[髪を掻き抱くきみの腕が心地良くって、ぼくはうっとりと薄い蕾を啄んだ 口腔に含めば甘い吐息が部屋に響く。ひくりと震え仰反る背を逃さないよう、膨らみの曲線から穴の隅迄───触れられる限りきみの柔肌へ舌を這わせていく 甘い声が漏れるたび、名前を呼ばれるたびに、 そこがきみの気持ちのいい場所なのだと覚えるように] (*45) 2022/08/15(Mon) 2:23:54 |
【赤】 千早 結[言葉にするときみが消えてなくなる気がして言えない、 好きだよ、愛してる、 その一言が。 いつかきみの全ての苦しみが満ち足り足りて 消えてしまうその寸前までとっておこうと思う。 きみという未練がなくなってしまったぼくも 共に消えてしまえるように]* (*48) 2022/08/15(Mon) 2:48:42 |
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