45 【R18】雲を泳ぐラッコ
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| [そっと挟み込んだ内側で 潤んだ瞳が揺れ、 静謐さを保ったまま唇が動く。 >>1:*24 ほんのりと色づいていく 艶めかしい変化は 美蝶の羽化を見ているようで。 息をするのも忘れて魅入っていると 口元がふわりと緩み 堪らない微笑が咲いた。 >>1:*26] ………… [この世のものと思えぬ可憐さに 撃ち抜かれて あれほど饒舌だった舌が、言葉を失う。] (*0) 2020/10/02(Fri) 9:19:23 |
| [同時に、一気に溢れかえったのは 叶うことのない欲だ。 チャペル (この、大きな標本箱ごと 持ち帰って ずっと手元に置いておきたい…) 一瞬でも見逃したくない。 ずっとこの奇跡を見ていたい。] (*1) 2020/10/02(Fri) 9:20:24 |
| [だが、そんなこと 人間相手に許されないことくらい いくら虫狂いの、常識の薄い男でも知っている。 先程、彼も言っていたではないか。 ”離して” ”帰して” と。 >>1:*3 きっと拘束を解いたが最後 羽ばたいて 手の届かぬところへ 飛び去ってしまうのだろう。 24時間びくともしないというアナウンスの 真偽は定かではないが 警備の手が回るまでの間だけでも せめて────…] (*2) 2020/10/02(Fri) 9:23:16 |
| [限りある時間。 もっと、余すところなく愛でようと 頬から手を浮かそうとすると
柔らかな肌が わずかに泪で張り付いて ”行かないで…”と 引き止めてくれているように感じた。
本当にそうなら どれだけ良いだろう。
心裡だけに留めておきたいのに 慣れぬ切なさは いとおしさと共に視線に滲む。] (*3) 2020/10/02(Fri) 9:26:29 |
| [さっきは有無を言わせず 無遠慮に剥いた服。 ベルトに手を掛けながら 落とす声には、懇願の響きが宿る。]
………… 全部 見せて
貴方の綺麗なところ、全部 俺に
[明日になれば もう望めぬ相手なら また無理やり肌蹴けさせても構わぬ筈だし、 嫌だと拒まれても きっと手は止められないと思うのに やはり 諦め切れていないのか この柔らかな表情を崩したくないのか
羽化を強引に手伝いながら、希う。]* (*4) 2020/10/02(Fri) 9:29:06 |
| [切実な願いは、聞き届けられた。 >>*6 ただ、 諸手を挙げて…という訳では無さそうなことは 躊躇いがちな口調と 翳ってしまった表情から感じ取れた。 ベルトに続き 釦やチャックを外し スラックスを引き下ろそうとしながら (一体、なにを考えているのだろう…?) これまで標本にしてきた 数多の虫たちの心なんか気に掛けたこともなかったのに >>*8 貴方が今、どんな気持ちでいるのか 気になって仕方なくなる。 知りたいと願う反面 深く刺さって抜けなくなりそうで 知るのが怖い。] (*10) 2020/10/03(Sat) 4:50:42 |
| [僅かな逡巡の後、 一気に膝まで引きずり下ろした。] っ、……これは、また すごいな、 [現れた景色に、ほぅと目を見張る。 >>*9 黒いベルトに縁取られた 非の打ち所のない白い肌を レースが絶妙に透かしつつ隠しているのが 艶めかしい。] (*11) 2020/10/03(Sat) 4:51:59 |
|
……美しい
[ガーターが開いて曝け出してくれた脇腹から 布地を通って、太ももへ 右手で撫で下ろしながら賞賛する。
脱ぎ捨ててしまう蛹まで 麗しい様は、オオゴマダラを思い起こさせた。 彼らが包まる蛹は金色に輝いて 人々を魅了する。
でも、あれは本来、捕食者の目を意識したものだ。 理由は諸説あるが 生き残るために独自の進化を遂げてきた。] (*12) 2020/10/03(Sat) 4:53:41 |
| [普段は見えぬところまで こんな風に拘り抜いて、 貴方は一体誰の目を意識しているのだろう。
必死に探して此処に来なければ 逢うはずも無かった 己では無いことだけは明らかだ。]
…………
[訳の分からぬ苦さ。 もやついた気持ちを晴らすように
パチン、パチン、パチン
留め具とシャツを別れさせ 白さをより際立たせる額縁を取り払っていく。
どうしても鎖が邪魔で まだ逃げられぬことを確認しつつ 椅子の足と繋いだ片側をひとつだけ外した。
自由になった すらりとした脚。 恭しく捧げ持って 革靴に続き、スラックスとガーター 履いているなら靴下も抜き取ろうとするだろう。] (*13) 2020/10/03(Sat) 5:02:27 |
| [黒革の拘束具だけは 俺が施したものだから
このままで、────良い。]* (*14) 2020/10/03(Sat) 5:03:48 |
| [名前が呼ばれた。 >>*24 普段、呼ばれることのない下の名に 妙にどきりとして、足元に集中していた目線を上げると 切実な響きを伴って、願いが 唇から吐き出されるところだった。 >>*25 涙を滲ませた表情が物語っているのは、 望まぬ行為への苦渋…か。 だとしたら、 早く逃れたくて 仕上げろと言っているのかもしれない。 完成すれば気が済むと思っているのだろうが、 残念だが俺は 警備員に取り押さえられでもしない限り、 貴方を離してやれそうにない。] (*26) 2020/10/04(Sun) 6:12:47 |
| [本音を言い淀むように 動く口元を じっと見つめながら苦さを噛み潰していると 思い掛けない言葉が聴こえた。 >>*25] っ…、 今、なん…て ? [にわかには信じ難くて、聞き返す。] (*27) 2020/10/04(Sun) 6:15:41 |
| [あまりにも 自分に都合が良すぎて 幻聴や白昼夢の可能性が脳裏を過ぎった。 いや…、 やはりそうやって 俺の気を緩ませておいて 隙を見て助けを求めに行くのかもしれない。 だって、ほら… こんなにも声は怯えをはらみ >>*25 瞳から辛さが零れ落ちそうになっている。 >>*23] (*28) 2020/10/04(Sun) 6:17:34 |
| [虫の魅力に 取り憑かれてきた男にとって彼は 初めて興味を持ち、惹かれた人間だ。 まだ複雑な内面を推し量るのは難しくて >>*23 喉から手が出るほど望む言葉が >>*25 本音であると 信じることができなかった。 それでも、 聞いてしまった 聞こえてしまった その前の心境に戻ることの方が もっと、難しくて。] (*29) 2020/10/04(Sun) 6:19:49 |
| [は……と、ひとつ息を吐き 無理矢理に笑みの形を作ると、 切なさを押し隠し できる限り、穏やかな声音になるよう 意識しながら語りかける。] ああ、いいよ。 さっきから、俺も思っていたんだ。 教会みたいなこの部屋ごと 貴方を持ち帰れたらどんなに良いだろうか、って。 連れ帰って 部屋に閉じ込めて この手で愛でてあげような。 ずっと、ずっと… [今だけでも仮初の幸せに酔わせて欲しい、と 音にすれば、 どれだけ手放したく無いのかを より深く自覚する羽目に陥った。 叶わぬ未来だと分かっているのに────… ]* (*30) 2020/10/04(Sun) 6:24:10 |
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