【人】 灯守り 冬至――ロクムを囲むひとときの終わりに [ ロクムを食べるひととき。 雑談に興じていれば ふっと雨水の視線が動く。 それは、暫し雨水を二人占めする 終わりの頃合いを示す動きでもあった。 皿に残る二切れの内、一つを端末の口へ 一つをチュウくんのお口へあーんする(確定) ] ありがとうございました おかげでとてもおいしいロクムになりました [ 優しい手つきで下ろされた地 ぴょんと跳ねれば、彼女を見送ろう ] (153) 2022/01/22(Sat) 23:02:35 |
【人】 灯守り 冬至[ この年になって尚 だっこを恵んでもらえる そんな立秋のような灯守りはそう多くは無い ] 良きだっこタイムでしたね チュウくんの場合はお膝タイムでしたか ロクムをご一緒できて嬉しかったです [ 手を差し出してみるが、反応はどうであったか ] ――さて。 飲み物をいただきにいきましょうか チュウくんはどうしますか? [ 違う場所へ興味の向くようなら 一つ跳ねて離れよう。 少し離れた場所 一人の給仕。 マテ茶を持って困り顔をしていれば 此方から出向くのが 頼んだ礼儀というものだ ] * (154) 2022/01/22(Sat) 23:02:54 |
【赤】 先代“小雪” 篠花ーー先代の記録:旅に出たあとーー [眞澄が手紙を読んでいたであろう頃、既に己は小雪域から出ていた。 妹が取る行動なんてわかりきってるし、そもそも小雪内に留まる気なんかなかった。 行方不明にしておけば、否が応でも眞澄を灯守りとして認めざるを得ないはず。 まあ、認めない奴はもういないけど。 ]これから認めない奴は出てくるかもしれないけど、それは眞澄の自己責任で。 そうならないよう、育てたつもりだし。大丈夫でしょう。 さーて、まずは距離が近い冬至域に行こうかなぁ。 その後は小満域で。 霜降域はーーほとぼりが冷めた頃に行こう。 [紫明はめちゃくちゃ怒ってる様な気がするんだよね。 何となく。そんな気がするだけで実際は違うのかもしれないけど。 まあでも、予感を蔑ろにすると痛い目を見ることもあるので後回しで。] (*124) 2022/01/22(Sat) 23:11:19 |
【赤】 灯守り 小満[先代も冬至を気にかけていた。 いいや新人とあらばそれだけで気にかけてしまう人柄ではあったのだが、その中でも年若で灯守りになった少女のことは、娘のようにすら感じていたかもしれない。 仕事がなくとも話をしようと試みたし、悩みがありそうなら解きほぐしたかった。 結果、何でもない『飛心』と冬至のゆきの間もまた、少し近づく。 とはいえ、しばらくは比較的年近の相手というくらいで、時折笛を吹いて聞かせただとか、それくらいの記憶が主。 本格的に仲のいい相手になったのは、小雪から風呂の話が出た、あの時くらいから。 露天で雪見に月見酒なんて洒落込んで、それから百年数えても、言葉遊びで笑い合うような仲でいる。 小雪は代わってしまったが、それでも皆々仲が悪くもなく。 今ある幸福を噛みしめる*] (*128) 2022/01/22(Sat) 23:16:43 |
【赤】 灯守り 大雪── 回顧 ── おおよそ九十年ほど前だったか。 先代の大雪が、突然領域のすべてを閉め切って 他所に一切顔を出さなくなった、という ── 手紙のやり取り程度はあったやも知れないが、 十年間ほど、ずうっと。 誰とも関わろうとせぬ時期が あった。 (*130) 2022/01/22(Sat) 23:30:10 |
灯守り 冬至は、メモを貼った。 (a39) 2022/01/22(Sat) 23:31:31 |
【赤】 灯守り 大雪ふたたび領域が開かれた時、大雪を名乗ったのは 自分と同じほどの背丈の人形を携えた、 小さな子どもだった という。* (*131) 2022/01/22(Sat) 23:31:54 |
【人】 灯守り 大雪「 ……小満がすっごいおじいちゃ……こほん お年を召していらっしゃる事、 よく忘れそうに、なるけど。 」 「 でも私も人間なら、結構……おばあちゃんか 」 「 ……答え、これでいい? ほかなにか美味しそうなもの、あったかな… 」 それからやっと、桜餅や大福の存在に気づいて。 ぬいぐるみを小脇に抱えてもちもちと食もうと し始めるだろうか。もっちもち。* (161) 2022/01/22(Sat) 23:44:58 |
【赤】 灯守り 小満[小満域に彼が入ってすぐに出逢った>>*132のは、ちょうど領域の外にいたからで偶然にも近かったのだが。 まあ、世界中探されはじめた相手が入域してきたら、市井でも小さく話くらいにはあがろう。 時間の問題だった、それだけ。 とっとと領域に匿って、格別の酒を出して。 先代の零した愚痴の話を聞けば、なーにが子育てだ、と肩竦め。 風呂の思い出話になれば、やっぱ今からもう一回行くか?なんて笑い。 いずれ小満を出ると聞けば、行くのか、と寂寥隠さず見送った。 命尽きるまで世界を巡りたい。 その願いを駄々で止めるほど、子供にはなれなかった。] (*133) 2022/01/22(Sat) 23:48:26 |
【人】 小満末候 麦秋至[麦茶より緑茶が欲しくなるなあと思ったので、 近くにいたメイドさんにそれを注文した。 もちろんホットでだ。 食べかけの大福をお皿に置いて束の間ぶらぶらしていれば、 小雪さまの姿が見えた。どうやら立春さま謹製の和菓子を取りにいく模様。>>144 相変わらず、と言われて苦笑されてたのには気付かなかったものの、 見つめられている感じ>>160には敏感で、 ちょっと首を傾げてみせたわたしです。 先ほどシャオディエさまからどこか懐かしい学校の先生のような雰囲気を感じたわけだけど、 それと同じ、上に立つもの、という意味では、小雪さまもそう。灯守りですから。 だけど、灯守りであるという一側面にとどまらない小雪さまを、 わたしだって、そう、知っている] (162) 2022/01/22(Sat) 23:54:14 |
【赤】 小満末候 麦秋至[あれはわたしが15歳の時の、 小雪域の中心部でお祭りが開かれた時季のことでした。 お祭りを見にいらした小雪さまに挨拶しに来たまでは良かったのですが、] ああっ! 挨拶の時に屋台のお食事を差し入れしようと思ってたのに、 買うのを忘れてた……! [と叫んで、慌てて屋台通りを駆け巡って、 とにかく目についたものを買って戻った一幕がありました。 小雪さまの好みとは…? と疑問が湧いたのでたくさん買った次第です] ええと、小雪さまの好きなものはどれですか? [両腕に抱えたいい匂いの食べ物を差し出しつつ、 わたしは問いました。小雪さまの答えは――] (*135) 2022/01/22(Sat) 23:59:08 |
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