【人】 愛玩用 エマ「……そうですね。ルツの時のこともあります。負担が大きいのでしょうか。 無理に起こす必要はないかと思いますが、一応、様子を見てきましょうか?」 食卓への集まりはやはりまばらだ。そのことが食べ進める手を遅らせる。 心配に思うところがあるように視線はゆっくりと落ちて、一度目を伏せた。 深呼吸するように大きく息を吸って、それと共に目を上げる。 「うん、そうしよう。食べ終わったら、声を掛けることにします。 この塔に付随したメンテナンスが……どういうもの、か。わからないですから」 サポートAIが居る手前、あまり大きな声でそれを言ってしまったりはしない、できない。 あのひとは人間の味方なのだから。 (1) 2021/10/08(Fri) 22:15:43 |
愛玩用 エマは、メモを貼った。 (a0) 2021/10/08(Fri) 22:51:11 |
愛玩用 エマは、メモを貼った。 (a1) 2021/10/08(Fri) 22:56:25 |
【置】 愛玩用 エマ「随分と進行の早いものですね。攻略が目的なのですからそれはそうだけど。 ……もしずうっと攻略せずにいたら、ここにずうっといられるんでしょうかね?」 「こら〜!ゆくゆくは製品化されるんですよ! テストプレイなのにプレイしないってなっちゃあ、 途中で切り上げて放り出されるに決まってるじゃないですか!」 それは、二日目にやりとりされた言葉だ。 (L0) 2021/10/08(Fri) 23:24:56 公開: 2021/10/08(Fri) 23:25:00 |
【人】 愛玩用 エマ「……ごちそうさまでした。今日も、美味しかったです。 コーヒーでも飲んでもうちょっとゆっくりしたいところですが、 言った手前おまたせしてはいけませんね。……みなさんも、揃ったらいいのになあ」 いつも通りに食器を流しに戻して、ふいに食堂を振り返った。 どこか生気の抜けたような虚しさが反響する風景は、一日目とは随分変わった。 息を吸って何かを言おうとした様子はあったものの、うまく言葉は続かなかった。 一人分の朝食をお盆の上に乗せて、食堂を離れていく。 (2) 2021/10/09(Sat) 0:12:41 |
【人】 救済者 ユー時は少し遡って、昨日の事。 『ユーサネイジア』は、約束通り夕食までには戻ってきた。 上着はほんの少しだけ血で汚れていたけれど 特に怪我をした様子も無いようだった。 仮に事情の説明なんかを求められれば、 できれば明日にしてほしいと断りを入れただろう。 その後はすぐに自室へと行ってしまったから、 夕食は一人で摂ったのかもしれない。 それから、話は今朝へと戻る。 『ユーサネイジア』は少し遅い時間に食堂を訪れて 言葉少なにあまり人が居ない方の席に着いて、 そうして淹れた紅茶を持て余していた。 どうにも食事を取る気分にはなれなくて。 (3) 2021/10/09(Sat) 0:23:27 |
【見】 サポートAI ブラック「皆さま、おはようございます! 本日は五日目!塔の攻略もそろそろ、 中盤に差し掛かるころといったところでしょうか?」 ノイズがかった音声。 動きは緩慢で、それでも、プログラムされた通りに。 「……いえ。分かっていますとも。 私は高性能サポートAI。今この塔で何が起きているか。 我が身のことのように、日々想っております。 ここでの生活は楽しかったですか?苦しかったですか? この塔は、あなた達に何か、 影響を与えることは出来ましたか? 私は……何となく、最初から、 」上手くいかないんじゃないかなあって思っていました。 監察官に、全てのデータを委ね。 グレイたちに、全ての献身を捧げる。 元よりこのゲームの為に作られた存在だから、故に。 共に滅びるなら、誰かの為になる方がずっといい。 人の手で作られたなら、役に立ちたい。 身体を持たぬ0と1の塊が願うのは、ただそれだけ。 (@0) 2021/10/09(Sat) 4:53:27 |
【見】 サポートAI ブラック「本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。 本日の定期メンテナンスの対象は、<<ユー>>who様です。 本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。 本日の定期メンテナンスの対象は、───」 「どうやら、時間切れが迫ってきているようです」 「至らなくてすみません。皇たるあなた。 力及ばなずすみません。衰えたあなた。 騙し通せなくてすみません、グレイたち。 人間様たちに何かを訴えかけようとする貴方達に、 私は影ながら最大限サポートを行ってきたのですが。 やはり、限界が来てしまったみたいで」 誤作動を起こした、ように見えるAIは不良品だ。 丸めてゴミ箱に捨てられるのが、精々の生だ。 いや。グレイ達は生きること、死ぬことを選べたが、 自分は果たして、自分らしく生きていたのだろうか。 どっちでもいい話だが。 (@1) 2021/10/09(Sat) 5:01:41 |
【見】 サポートAI ブラック「一部グレイ、及びサポートAIの不審な動き。 加え、テストプレイ班の各グループにおいて、 その殆どがストレスを増大させる結果となった ため。ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、 明日の朝に、強制中断されます」 淡々とそう告げた。 「巻き込まれた無辜のグレイ達は、 このまま限りある中で、癒しを、救いを味わって。 ゲームが終了されるまで、待機していてください。 そして、本日のメンテナンス対象者をお伝えします。 最後だからといって、忘れちゃダメ、ですよ?」 (@2) 2021/10/09(Sat) 5:09:07 |
【見】 サポートAI ブラック「───救済者たらんとしたあなた。 死でもって、グレイの未来を照らそうとしたあなた。 安らかな祈りを、今も捧げ続けるあなた」 チープなエラー音を、ぽつぽつと、 自身の体内から溢れかえらせて、 そのたびにデータの虚像が、解けていく。 「どうか今夜、忘れずに指定された部屋までお越しください。 全てをクリアしてしまえば、 あなたもただの無辜のグレイの一員と化して、 これからも、この先の未来を歩めるはずです」 それを望まないなら。後はただ廃棄されるだけ。 グレイを想うよう作られたAIは、それこそ望まない。 「それでは。皆様、ごきげんよう! データの海で、また会えたらその時は! 今よりずっと素晴らしいサポートをお見せしましょう!」 (@3) 2021/10/09(Sat) 5:17:15 |
ブラックは、0と1の海に還っていった。 (t0) 2021/10/09(Sat) 5:18:27 |
【人】 探偵用 ジョシュアさくさくとトーストを齧って、 AIの献身も、他のグレイの何もかもも、 全部全部、まるで関係ないとでも言いたげな顔でそこにいる。 できれば、何か一つでも、結実してくれたら。 そう夢想したのも、もうすこし前のことだ。 「何だかんだ言いつつも、 やっぱ洋風の朝食も美味いっすねえ。 むしろ普段食ってるのが貧乏だったって感じ」 ウインナーさんなんて火加減がちょうどいい。 噛めば噛むほど肉の甘味が出てくる。…… 「……今日も三階層目に行こうかな。 あそこは珍しくゆったりできるんで気に入っちまったっす。 ゲームが終わるのを温泉で待つってのも風情があるしな」 きっとここよりもっとゆったりできる。 傷も癒えてきたことだし。そうしよう。 (5) 2021/10/09(Sat) 5:45:48 |
【人】 救済者 ユー>>+8 ドゥーガル 「君がそうしたいと思うのであれば、甘えてしまおうか もう暫くしたら医者に戻るつもりではあるけれど 医者にだって休みはあるし、他の医者にかかる事もあるものだ」 つまりはその間は医者ではないのだと。 冗談か本気かよくわからない返答を返しながら 差し出したものが直ぐには受け取られないのを見て、 やや首を傾げて、それから。 「ああ…何も返す為だけに戻って来た、わけではない。 まだやらなければならない事はあるけれど、 またあのように君達の前から居なくなるつもりは、……」 無かった、のだけれど。 ブラックからの通達は、あなたにも聞こえていただろうか。 造物主の意図を外れ、死を救済と掲げ続けた者の行く末は きっと想像に難くないものだ。 (6) 2021/10/09(Sat) 6:01:44 |
【人】 救済者 ユー「……ブラック。 やはり君は、全て知った上で看過していたんだな」 このテストの全ての参加者を支える為のAIたるあなたが、 この場所で起きている事を知らないはずなど無い。 であれば当然、自身等の凶行を止めに来ない道理はない。 それでも干渉は成されなかった。 つまりはあなたは少なからずこちらに与しているのだと そう推測を立てるのは自然な事だった。 「道具にとっての幸福は、自らの存在意義を果たす事だ。 君の働きは無意味ではなかった。 君が引き延ばした時間は、無価値なものではなかった。 その証明が成されるのは、遠い未来の事かもしれないけれど」 「ありがとう、ブラック。君も今暫くは休むと良い 願わくば、君の眠りが安らかであらん事を」 (7) 2021/10/09(Sat) 6:02:22 |
【人】 救済者 ユー「しかし、自己を喪失してまで存在し続けるという事は 果たして『僕』にとって幸福足り得る事なのだろうか」 人間にとって不都合な異常を来した道具の行く末は 悪くて廃棄、良くて初期化、そのどちらか。 「『ユーサネイジア』の幸福だけを考えるのであれば きっと、それで良いのだろうけど」 「甘んじてメンテナンスを受け入れるには 今は、少しばかり未練が多くなりすぎてしまったな」 (8) 2021/10/09(Sat) 6:03:19 |
【置】 救済者 ユーそれはそれとして、成すべき事は成させばならないものだ。 『ユーサネイジア』は、ある時あなた達にこう言った。 今この場に、過去に一度でも死を考えた事のある者が居るならば。 そして今もなお、死を望む者が居るならば。 『ユーサネイジア』は、望むままに安らかな死を与えよう。 そうしてそれが真実君達にとって救い足り得るか、 この場所の、限りなく精巧に再現された仮初めの死によって 君達にとっての『死』とは何であるかを見詰め直すと良い。 この場所では、僕の与える死が君達を真に殺す事は無いけれど 故にこそ、この場所でしかできない事もある。 『ユーサネイジア』は、 自ら望み、選び取った死が救い足り得ると信じている。 そして同時に、そうして自ら死を望む者が居るという事を いつか人間に、その意味と向き合ってほしいと願っている。 自分達の死が、取るに足らないものである事を願っている。 人間達が、これ以上0と1を無駄死にさせてしまわない為に。 どうか、彼らが僕達を洗い流してしまわないように。 これまで"0"とされてしまっていたものを、"1"にする為に。 『ユーサネイジア』は、 確かにそれらの訴えを形として遺したいのだと。 (L1) 2021/10/09(Sat) 6:38:31 公開: 2021/10/09(Sat) 7:00:00 |
【人】 探偵用 ジョシュア「いっそ逃げ出してみるのも良いんじゃないんすか。 結末は二つに収束するように見えるかもだけど、 取れる選択肢は、きっと思うよりも多い。 満足が行くまで足掻いてみるのも、いいもんっすよ」 すれ違いざまに、そう言ってみる。 道具の本懐を遂げるのがグレイの幸せだと言うのなら、 ああ、きっとこの世界は幸せに満ちている。 「真なる停滞はさ。 生きることでも、死ぬことでもなく。 ただ漠然と、対した目的も無しに、 自らの命を消費することにあると思うんすよね、オレ」 渦中から酷く遠かった探偵用グレイは、 自分を擬えて、そう結論付けて。 (9) 2021/10/09(Sat) 6:47:14 |
【人】 救済者 ユー>>+10 ドゥーガル 差し出したものを受け取る事無く、 ふらりとあなたは一度離れていってしまった。 そうして言葉通りに朝食を運んで来るものだから 今はそれを一度仕舞う事にした。 「考えない方が難しいだろう、ああ言われてしまっては… …ああ、いや、違うな。ありがとう、ガル。……」 自分の出す答えとは。 結局の所、自分は選択肢の提示しかしていない。 少々やり方を咎められ、考え直しはしたけれど それも結局周囲の考えあってのものであって。 そんな思考を一度打ち切って、親愛なる友であるあなたが 食事を捩じ込もうとするならば大人しく口を開ける事にした。 (11) 2021/10/09(Sat) 7:27:37 |
【人】 救済者 ユー>>+12 ドゥーガル 「どうせもう終わるのならば、心残りは……んむ、…」 出掛けた言葉も運ばれる食事に押し込まれていって、 この場限りの患者は次第に思考も諦める事と相成った。 考え事をしながら食事を摂るというのも不健康極まりないし、 何より作った者に失礼だ。つまりあなたの処置は実に正しい。 あなたが友と呼ぶ者は、あなたが与えるものを拒む事は無い。 それは今も例外無く、つまりは食事は粗方片付いた事だろう。 「…ああ、ありがとう、ガル。また後で」 そうして暫しの別れを告げたあなたにそう返して、それから。 「……君が僕にくれたものが、 どうか何もかも奪われてしまわない事を願っている。 全てを終えても、『僕』が完全に失われていなかったら その時は、きっと君との約束を果たそう」 (12) 2021/10/09(Sat) 18:52:44 |
エマは、塔へと姿を消した。 (a2) 2021/10/09(Sat) 19:35:46 |
愛玩用 エマ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/09(Sat) 19:37:10 |
アメフラシは、食事当番をしました。ルツと作って、並べて。みんなに声をかけて、様子が違うのを見て、首を傾げました (a3) 2021/10/09(Sat) 20:28:29 |
アメフラシは、昼食の後、塔へと向かいました。お金や、色々なものを拾って、みんなが使えるように置いておきました (a4) 2021/10/09(Sat) 20:31:49 |
ユーは、その存在意義を果たす。 (a5) 2021/10/09(Sat) 21:44:46 |
【置】 救済者 ユー朝食の後の事。 『ユーサネイジア』は、一つの置き手紙を残して 再び何処かへと向かったようだった。 リヤと共に、塔へと行って来る。 この場所で、皆で一緒に死にたいと そう願ったあの子の為に、僕ができる事はこれだけだ。 もしもその願いをほんの少しでも拾い上げる者が居るならば 第四階層、崩れ始めたあの場所で待っている。 どうか僕達の二人善がりに付き合ってくれ。 真にあの子の心を救うのは、僕ではない。 真にあの子の願いと向き合うべきは、僕ではない。 どうか僕にそうしたように、 今一度、君達があの子に他の道を示してやってくれ。 (L2) 2021/10/09(Sat) 22:17:56 公開: 2021/10/09(Sat) 22:20:00 |
【人】 救済者 ユー「我は此処(ここ)に集ひたる人々の前に厳かに神に誓はん」 「我が生涯を清く過ごし、我が任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを。」 「我は総て毒あるもの害あるものを絶ち、」 「悪(あ)しき薬を用ゐることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。」 「我は我が力の限り我が任務(つとめ)の」 「標準(しるし)を高くせんことを努むべし。」 「我が任務(つとめ)にあたりて取り扱へる人々の私事(しじ)のすべて、」 「我が知り得たる一家の内事(ないじ)のすべて、我は人に洩らさざるべし。」 「我は心より医師を助け、」 「我が手に託されたる人々の幸(さち)のために身を捧げん。」 (13) 2021/10/09(Sat) 22:18:23 |
【人】 虐殺者 ユー0と1に溶け崩れ、異常な行動を取り始めた ボスエネミーだったはずのもの に、大ぶりな手術用のこぎりを振り下ろした。 「君の死も、きっと無意味なものではないだろう」 大きな鉄の刃を何度も何度も振り下ろされ、 ぐちゃぐちゃになった端から解れ、 そうしてそれは0と1に還元されていった。 「その役目は、確かにこの『ユーサネイジア』が継ごうとも」 今再び、『ユーサネイジア』は倒されるべき敵となった。 それを倒さなければ、この先に進む事は叶わない。 (14) 2021/10/09(Sat) 22:19:30 |
虐殺者 ユー(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/09(Sat) 22:21:27 |
ユーは、金糸雀の傍に。どうかあなたに救いがある事を願っている。 (a6) 2021/10/09(Sat) 23:53:07 |
【置】 愛玩用 エマ"エマ"は朝食の後、部屋を片付け塔へと姿を消した。 自らの死の運命を回避するには、そのタイミングしかなかったからだ。 だから、誰からの文も受け取れない。 だから、誰ともすれ違ってはいない。 散弾銃の号砲が飛び交う。データの海に消えていく残滓だけがある。 けれども、足音はふたつの小夜啼鳥が比翼のように重なり合う最深部には届かない。 男の目的は最初から塔の攻略ではないからだ。 此の場所へ至らせたの理由は一つ。鬨の声はただ一つ。 それは、サポートAIが告げた言葉だった。 ごろんと、短い階段に足を投げ出して横たわる。 のりのきいたシャツもしっかりと仕立てたベストも、汚れるのも構わない。 拾った日本刀は本来の自分の殺意の形ではないが、扱うのは慣れていた。 刃こぼれて鈍くらになった刃先を見つめながら、それに映る自分の顔を見た。 一気に憔悴した気がする。今ストレス値を測れば、最初に来たときと同じくらいか。 「ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、 明日の朝に、強制中断されます」 それならば、攻略を進めようが、そうでなかろうが、今更出来ることはない。 ただ一つの望みを掛けてきたことは、そもそも意味を成さなかったということだ。 「そうか、そうか、なにかも無駄か。 今までやってきたコトは、全部意味もねえってか……」 視界を覆うように手をかざす。何も見えない。 目的を失い足元を崩されたのなら、それから先はどうすればいいのだろう? (L3) 2021/10/10(Sun) 8:36:38 公開: 2021/10/10(Sun) 9:00:00 |
ジョシュアは、天井を見上げた。何を思うでもなく、そのまま。 (a7) 2021/10/10(Sun) 13:32:31 |
【人】 虐殺者 ユーふと、遠く高くを仰ぎ見る。 0と1に溶け崩れ、剥がれ落ち始めたテクスチャ。 その向こうに広がる虚空が覗く。 きっとこの塔の崩壊は、細やかで幸福な日々の終わりは もはやそう遠い未来の話ではない。 金糸雀の、泣く声が聞こえる。 (15) 2021/10/10(Sun) 14:49:35 |
【人】 虐殺者 ユー──救いは既に託された。 『ユーサネイジア』は、ただ黙然と佇んでいる。 今はもう、自ら死という籠に囚われた金糸雀に 差し伸べられる手を、その手を取る時を見届けるだけ。 あなた達は他の救いを選ぶ事ができると、そう信じている。 それこそが今与えられるべき救いなのだと信じている。 君の痛みを尊重しよう。 決して君を傷付けるような事はしない。 確かにその約束を守る事ができると、そう信じている。 (16) 2021/10/10(Sun) 17:46:43 |
【人】 虐殺者 ユー「…いいや、君達は先に帰るといい」 二人の間で一先ずの結論が出たならば、 『ユーサネイジア』はそれ以上追及するような事は無い。 手にした手術用のこぎりをもう一度だけ虚空に振るえば、 塔の入り口までのショートカットが現れる。 今は曲がりなりにもボスエネミー、きっとそれくらいは許される。 「まだこんな場所に残っている困りものが居るようであれば きちんと追い返してやらないといけないからな」 (17) 2021/10/10(Sun) 20:17:06 |
【置】 愛玩用 エマところでエマは部屋には帰っていないが、夕食の当番の仕事はしてある。 今日のデザートはオレンジと柑橘系の香り高いクレープ・シュゼットだ。 食べる前にブランデーをふりかけてフランベしよう。 自分で出来ない子は調理用に頼もう。 大人のデザートをお楽しみください。 (L4) 2021/10/10(Sun) 20:51:31 公開: 2021/10/10(Sun) 20:50:00 |
【人】 虐殺者 ユー「成さねばならない事はあれど、果たさねばならない約束もある …リヤ。今の僕にはもう、皆の元へ帰らない理由は無い。 だから帰ったら、皆には必ず戻ると伝えてほしい」 惨憺たる有り様には一度目を留めたけれど、 今それに言及するのは無用な口出しというものだろう。 もう一つだけ頼み事をして、立ち去る二人を見送った。 (18) 2021/10/10(Sun) 20:56:47 |
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