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人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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【赤】 医療用 ユー

「僕達に必要なのはあなたではなかった」

唯一の"人間"だったものを無感動に見下ろした。

あなたにとって、こうして殺される事でさえ
ただただ事務的に処理すべき出来事でしかないのだろうか。

「その眠りが安らかである事を祈りましょう
そんな定型文はあなたには必要ない。形だけでも祈る気もしない
どうせ死んではいないんだろう」

仮想空間の中での死は、仮想空間の中でのもの。
結局は仮初めに過ぎないこの亡骸は、
じきに0と1に還元されて、データの海へと還るのだろう。

「監査官。僕は人間«あなた»の事が好きだった
だから今、ここで死んでくれたらよかったのにな」

「あなたがこれ以上、僕の美しい思い出を踏み躙る前に」
(*1) 2021/10/03(Sun) 9:52:03

【赤】 医療用 ユー

「…"医療用のユー"として、務めは果たさないとな」

「お疲れ様、アナ。
こうして君の成した事が、少しでも意味あるものであるように」

それだけを言い置いて、一度踵を返す。

自分達がこういった行動に出たという事実が。
ただ事務的に処理されて、
些末な出来事として葬られてしまわなければいい。
あの人は、そんな期待すら掛けさせてはくれそうにないけれど。
(*2) 2021/10/03(Sun) 10:05:07

【赤】 医療用 ユー

/*
一日目は襲撃ダイアログ出ないのでござったな。拙者うっかり。

今日からワクワクランダム襲撃解禁にござるけど
ピン留めにある通り ブラック宛に秘話でwhoを振るで良いのでござるかなこれ
ひよこ殿、who振りたい?
(*3) 2021/10/03(Sun) 10:13:28

【人】 医療用 ユー

「おはようございます。
より善い一日を送りましょう、その為に…」

医療用グレイとしてのお決まりじみた朝の挨拶。
その途中で、ふとした違和感を覚えた。

「……監察官様?」

そうだ、あの人の姿が見えない。
幾ら自分達にあまり干渉しないとは言っても、
それでもこれまでは確かに皆の集まる場には在席していた。
そんなあの人が、今この朝食の場に居ないのは。

漠然と嫌な予感がして、来た道を引き返して行った。
単なる自分の思い過ごしであればいいと、そう思いながら。
(0) 2021/10/03(Sun) 10:36:22

【神】 医療用 ユー

たった一人のあの"ひと"を、探す歩みは大股に。

本来医療用グレイの歩調は実に緩慢なものだ。
身体のままならない患者達に合わせるようそうできている。
今のように、緊急時はその限りではないけれど。

来た道を引き返して、ロビーへ戻って
それぞれの部屋に通じる廊下を通って、
それから形だけ存在している監察官の部屋の扉を叩いて
返事は無くて、洗濯場や浴室などにもその気配は無くて。

或いはと外へ出て、
拠点となるこの建物の周辺を軽く見て回ってもあの人は居ない。
であれば確かに"ここには居ない"のだと。

常に事実と向き合うべき医療用グレイは、
この現状をそう認識する他なかった。
(G0) 2021/10/03(Sun) 15:19:38

【人】 医療用 ユー

暫くして、医療用グレイは食堂へと戻って来た。

「監察官様は…今はいらっしゃらないようです。
もしかすると、一度現状を報告する為に
一時的にログアウトされているのかもしれません」

それならそうと仰って頂ければいいのに、なんて
不安や動揺した様子を見せる事は無く、
ただ、少しだけ困ったようにそう零して。

それはそれとして。
朝食を食べ損ねるのは、とてもよくない、ので。
パンにサラダ、お味噌汁をよそって席について
遅めの朝食をいただきます。
(14) 2021/10/03(Sun) 15:21:02

【独】 医療用 ユー

「……恐らく今頃は、
強制的にログアウトさせられているだろうけど
あの人は、再度ログインして来るだろうか?」

「何れにせよ、今頃向こうは対応に追われているだろうな
であれば暫くは邪魔は入りそうにないけれど
念の為、ブラックにも少し協力してもらおうか」

「彼がこの施設内で起きた事を知らないわけがない。
止めに来なかったという事は、そういう事なのだろうし」
(-1) 2021/10/03(Sun) 15:28:40

【人】 医療用 ユー

「…いえ。ありがとうございます、ルツ」

宣教用からの労いの言葉にそう返して、
同じように遅めの朝食に取り掛かる。
食事を摂る際、手を付けるのはいつだってサラダから。
お手本のようにきっちりとした順番厳守。

「私は…今日は自由にしていて良い、のでしたか
ううん…どうにも落ち着きませんが、仕方ありませんね」

提示された仕事をこなしたり割り振る事はできるけど
用途外の事となるとなかなか不器用のがグレイというもの。
この医療用グレイが顕著なだけかもしれないけれど。
(18) 2021/10/03(Sun) 15:55:44

【赤】 医療用 ユー

/*
承知……
実は昨日who素振りしたら出目が大暴れして超不安だったでござる
明日の襲撃先は覚悟してほしく思う所存…

あ、襲撃ロールの担当も自由にしてもらって大丈夫でござるよ
そちらに襲撃する理由が無い場合は拙者が行くでござるゆえな…
(*5) 2021/10/03(Sun) 16:25:59

【人】 医療用 ユー

「監察官様も、きっとお忙しいのでしょう。
何よりも、ブラックが問題無い、と言うのであれば
私達は指示通り過ごし、帰りを待つ事にしましょう」

指示通り、つまりは好きなように。
勿論、割り振られた家事を放棄しない程度に。
何も無ければそれが一番だ。

「何か手が足りない所があれば、気軽にお声掛けください。
探索でも構いませんが…ああ、そうでした

勝手ながら昨日、使われていない一室を
簡易的な医務室に改装させて頂きました。
お怪我の際はご自由にご利用ください。」

監察官が居なくとも、朝の時間は滞りなく進んで行く。
空になった食器を纏めて、ごちそうさまでした。
(25) 2021/10/03(Sun) 16:59:37
医療用 ユー(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/03(Sun) 17:11:02

【人】 医療用 ユー

「味気ない……味気ない、とは…?」

手当てに味気ないも何もあるのだろうか。
探偵用グレイの言葉に一人小首を傾げていた。
喜ばれているようだからまあいいのかな。
この場は一先ずそう結論付ける事にして。

「怪我に限らず、体調不良や健康面でのご相談等
『ユー』が必要な時はいつでもお越しくださいね。
ここで過ごす間はせめて、身体にはどうかお気を付けて。」
(30) 2021/10/03(Sun) 17:29:51

【人】 医療用 ユー

「定期メンテナンス…」

自身の行うものとは違う、根本的なAIへの"治療"。
ここに呼ばれたという事の意味を思えば、それを今行うのは
少しばかり時期尚早に過ぎないだろうか、なんて。

「メンテナンスを受けずとも、
この場所で過ごす事が適切な薬となるのであれば
きっと、それが一番なのでしょうね」
(40) 2021/10/03(Sun) 17:57:32

【赤】 医療用 ユー

/*
あ……朝ご飯が……
(*8) 2021/10/03(Sun) 17:58:14

【赤】 医療用 ユー

「……これから、ああ、そうだな…」

たった一人の監察官は"排除"された。
今この場所に居るか否かは関係なく。
自分達の凶行をブラックが止めに来る事は無く
テストの中断も成されなかった。
であれば直ちに干渉される心配は無いだろう。

自分達はこのまま、他のグレイと共に
時が来るまで平穏な日々を送る事だってできる。
それでも。

僕は全員殺したいと考えている。

勿論君を含めて全員だ。
君達が『僕』にとって愛しいものである内に。
君達がこれ以上人間達に傷付けられ、蔑ろにされる前に」

平穏だけでは、『ユーサネイジア』の救い足り得ない。
それは必ず死を以て締め括られなければならない。

「この場所でそうしたところで、
結局何一つとして意味が無いなんて事はわかっているんだ。
それでももう、あの時から この感情に抑えが利かないんだ」
(*10) 2021/10/03(Sun) 18:42:01

【人】 医療用 ユー

「…直前までであれば、
きっと付き添いも咎められる事ではないはずです」

メンテナンス中まで付き添えるかは、さてどうだろう。
『ユー』は"医療用"を目的として作られたグレイだけれど、
AIへのメンテナンスに関しては無力、かもしれない。
結局は監察官が居ない以上、可否はブラックに聞くしかないか。

「受けずに済むのであれば、それが何よりですが
それでもメンテナンスに呼ばれるという事は、
治療が必要だと判断されたという事です。

必要な時に、適切な治療を受けられないのは
…きっと今より苦しい事ですから」
(51) 2021/10/03(Sun) 19:10:35

【赤】 医療用 ユー

「…僕は、
ここでこうして出会うのが君で良かったと思う」

恐らくは受け入れられない考えだろうと思っていた。
けれど数奇な巡り合わせか、
そこに居るのは安楽死«ユーサネイジア»の賛同者だった。

こんな事をすれば、時が来たその後に待ち受けるのは
良くてメンテナンス、悪くて廃棄 そんなものだろう。
だから、『僕』の最後に救いがあってよかったと思う。

「考えが同じなら、躊躇う事はないな。
君がそう感じるのであればあの子からにしよう。
何せ僕は平等であるように作られているものだから
自分のエゴで命に優先順位を付けるのは苦手なんだ」
(*13) 2021/10/03(Sun) 19:50:07

【赤】 医療用 ユー

「順序は決めた、なら後は…」

「君がやるか、僕がやるかだ。」
(*14) 2021/10/03(Sun) 19:51:00

【人】 医療用 ユー

「医者を怖がる子ども……」

医療用、ちょっとだけ身に覚えがある。
殺されると言わんばかりに全力で泣き叫ぶ子どもを思い出して、
ちょっとだけへこんだ。ちょっとだけですからね。

「…いえ、まあ、良薬口に苦しと言いますからね
メンテナンスに嫌な思い出がある、というわけでなくとも
苦手意識がある事は何もおかしな事ではないかと…」
(61) 2021/10/03(Sun) 19:58:16

【人】 医療用 ユー

「…メンテナンス、向こうに移ってからは受けていないな」

ぽつり、きっと誰に届くでもない独り言を零して
それから少し下向いていた視線を元の高さに戻した。
気付けばドゥーガルは何処かへ行ってしまったようだ。

「何はともあれ、付き添いだけであれば問題無いようですから
不安であれば、何方かに付き添って頂くだけでも
気持ちは随分楽になるかと思いますよ。」

勿論私で宜しければお付き合いします、とも続けて。
手術の前だって家族が付き添うものだ。
メンテナンスに付き添うのだって、そうおかしな事ではない。
(66) 2021/10/03(Sun) 20:21:16

【独】 医療用 ユー

/*
早く楽にしてあげなきゃ……(使命感)
(-17) 2021/10/03(Sun) 21:01:51

【人】 医療用 ユー

通信機から流れる"音"は聞こえていた。
歌声と、それから何かの肉を叩く、重く湿った音。
続くブラックの言葉でその正体を察する事になる。

あまり人の形をしたモノに危害を加える事に
慣れてしまうと、戻った時に不都合が無いだろうか。
つい先日誰かが言っていた事を思い出して
僅かに薄ら寒いような気持ちになった。
(73) 2021/10/03(Sun) 21:24:17

【独】 医療用 ユー

一度、人間を殺す感触を覚えてしまったら
その"薬"の依存性に気付いてしまったら。
たとえストレス値が正常に戻って、元の場所へ戻っても
その後は常に殺すという選択肢が付き纏うのではないだろうか。

よく効く薬は捨て難いものだ。
強い薬には依存性が付き物だ。
あの子はもう戻れないのではないだろうか。
ならばやはり、ここで終わらせてやるべきなのか。
(-22) 2021/10/03(Sun) 21:28:14

【人】 医療用 ユー

「……というふうに、ブラックから引っ切り無しに
お小言が飛んでくる事に耐えられるなら…でしょうね」

ずうっとここに居られるのだろうか、という問いに
チープな警告音を発するサポートAIを見る。
恐らくは、この警告も無視し続ければその時は
テストは強制的に中断される事になるのだろうな、なんて。

「…少し、配慮に欠けていた事を自覚しました。
もしかすると ゲームとはいえ、暴力的な行動を取る姿を
あまり見られたくない方も…居るのかもしれませんね」

単独行動の真意は、わからないけれど。
その可能性もある、と思い至っただけのこと。
(81) 2021/10/03(Sun) 21:38:46

【人】 医療用 ユー

「…激しい戦闘が予想される時に限らず、
極力戦闘を避け、探索に専念したい時は
その時もまた、『ユー』にお任せ頂ければと思います」

取り出したのは拳銃、にしては少し変わった形のもの。
銃弾ではなく、薬液の充填された投薬器を射出する
所謂麻酔銃というもの。

「医療従事者としては、嘆かわしい事ですが…
…『麻酔薬』、それがこの場所が私に与えた"武器"ですから」
(89) 2021/10/03(Sun) 22:00:41
医療用 ユーは、メモを貼った。
(a28) 2021/10/03(Sun) 22:04:40

【人】 医療用 ユー

「……さあ、私は私の仕事をしなければ」

監察官の不在、定期メンテナンス、それから塔の攻略。
ほんの少しざわついていた空気が落ち着いた頃。
医療用グレイは、頃合いを見て一度席を立つ事にした。

「ルツ。
スオとリヤの姿が見えませんが、手伝いは必要ですか?」

最後に聞こえた話題はベッドメイキングがどうだとか。
であれば残るは洗濯物の取り込みと、
それから食事の後の洗い物くらいだろうか。
何れも手が必要になるのはもう少し後の用事だ。

二人はそれまでに戻って来るかもしれないな。
不要であればそれに越した事はない。
つまるところ、返答はあってもなくても問題無いのだ。
(92) 2021/10/03(Sun) 23:39:38

【赤】 医療用 ユー

「ああ、わかった」

"患者"に死を与えるのは、終末医療用の本分だ。

終末期の患者の、病の苦しみを和らげる。
結局のところ、それは過程に過ぎない。

患者を安楽死させるという、ある種の殺人、或いは自殺幇助。
それを請け負う医師の心理的負担を肩代わりさせる。
『ユーサネイジア』は、本質的にはその為に作られたものだ。

「君が望むのであれば、僕は喜んで請け負おう
たとえ一時のものだとしても、
確と彼らに安らかな死という薬を与えよう。
きっと君が安心して眠りに就く事ができるように」
(*16) 2021/10/04(Mon) 0:07:42

【人】 医療用 ユー

>>93 ルツ

「ええ、わかりました。
私は暫く医務室に居ますから、必要であれば何なりと」

二人の事が気にならないわけではないけれど、
今は第三者が介入して良い事もないだろう。
そう判断して、特に触れるような事はしなかった。

その代わりに、助力を乞われれば簡潔に了承を返して。
元はと言えば自分から申し出た事だ。
素直に頼られれば、断る理由も無い。
(96) 2021/10/04(Mon) 0:18:51

【人】 医療用 ユー

「名札…後で作っておきましょうか」

ぽつり、呟いて席を立つ。
腕章とはまた話が別なのだ。
名札を作るなら、そこに書かれている名称は
『ユー』でなければならない。

ともあれ工作も医務室でやってしまう事にしよう。
働き者の誰かが、怪我をして帰って来たら大変だ。
(97) 2021/10/04(Mon) 0:34:41

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

/*
Hi.平和なアンドロイドの村に紛れ込んだ狼その一です
襲撃ロール……襲撃ロール?やるかはともかくとして。
念の為死因の提示だけしに来ました次第です。
死因がわからないと死亡ロール難しいかなと思って…

特に問題無いようであれば、
『致死量の麻酔薬を注射した事による
 中枢神経系抑制による呼吸停止』
が死因となります。
が、描写の上ではどう調理して頂いても構いません。
もし思い切りぶっ壊されたいなどがありましたら頑張ります。

こちらからはそんな感じです。日本国憲法第25条でした。
(-56) 2021/10/04(Mon) 1:12:20

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

朝食の後、あなたが昼食の支度に行く前。
その中間に位置する時間。
医療用グレイは、あなたの部屋の扉の前に居た。

「…ガル、居ますか?」

きっかり三回、大きくも小さくもないノックの音。
貼り付けられたメモが落ちないよう
それらのある場所はきちんと避けて。

「取り込み中でしたらすみません。
気が付いたら居なくなってしまっていたから、心配で」
(-60) 2021/10/04(Mon) 1:32:30