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人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「───え、」

扉の向こうからする音、小さな声。
それに気を取られている間に、腕を引かれて。
当惑する間にするりと部屋の中へ引き込まれた。

実の所、ほんの少しだけ。
何処でもない場所、この部屋を指定された、その時点で。
予想はしていた。そうするだけの、何か理由があるのだと。

「く…暗いのは、怖くないです、けど……」

「……必要なことなら…」

身が竦む。手のひらにじわりと汗が滲んだ。
それを引き起こしているのは、暗闇そのものではなくて。
表情が読み取れない。相手の挙動が、意図がわからない。
その事が、どうしようもなく言いようのない不安を与えるのだ。

「…自分には、わからないです
 意識して感情を表そうなんて、考えもしてなくて。
 ただ、"楽しかった"と思ったのが全てで…」

それとも。
これも、それも、自分がそのように思っていたいだけですか?


「でも、…あの時のフカワさんは、楽しそうでしたよ…」
(-194) 2022/02/25(Fri) 2:33:54

【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ


「………、」

それは、そうだが。
何となく、単純に同調するのも躊躇ってしまう。
きっとここに来てすぐの頃ならば、二つ返事で頷いて見せられたのに。


「そだけど……何も知らないまま投票するのも違うって言うか、
 無責任で、身勝手で決めて良いものじゃ無いのかな……って
 僕は、今日の議論で、思った………かな。
 アンタ、殆ど居なかったから、分からないだろうけど。」

ぽつり、ぽつりと溶け出すように言葉を紡ぐ。

「アンタは……アンタも、
 
他人より自分の命が大事
なタイプ?
 死ぬの、怖い? 生きていたい?」

男の口調は、責めるようなものではなく
ただ近い意見を持つ君の考えを聞きたい一心だ。
(-195) 2022/02/25(Fri) 2:34:58

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ

『満足〜〜〜〜。色芽木お兄さんじゃないけど、
 脚本お兄さんへの理解が深まった〜って感じ』

『可愛らしい脚本お兄さんを見たかったら
 直接話した方がいいっと』

 一方の彼は、浮かんだ言葉をそのまま送っているといったふう。

『いいなぁ、羨ましい』

『飾らない自分が認められたら最高!
 って言えるの、すっげーハッピーじゃん。
 努力次第で手に入るものだって思えているわけだ』

『飾らなきゃいけない時になっても
 それが脚本お兄さんにとっての最高だ、
 っていうのはブレなさそ〜〜〜〜』
(-196) 2022/02/25(Fri) 2:43:37

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ

 

『提供者に選ばれてなんていられないな脚本お兄さん』
 
(-197) 2022/02/25(Fri) 2:44:09

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ

『う〜〜ん、俺から脚本お兄さんに出る言葉って
 選ばれればいいのにだと思っていたのに反対になったな??』

『嫉妬になると思ってたのにならなかったや』

『いや、なればいいと思ってたじゃなくって、
 なると思ってたんだ? ならなかった〜〜』

 なんか一人でドタバタしていった感。画面の向こうで百面相をしているのが君の目に浮かんだかもしれない。
(-198) 2022/02/25(Fri) 2:44:35

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

力も変えずに腕を掴んだまま、適度な距離から吐息が零れる。

「……俺、楽しそうでしたか。
 そう思ってくれたのなら、楽しかったのだと思います。

 実は……カミクズさんが、ずっと笑ってるから。
 どれが本物かわからなくって」

「俺も、あのときの感情が嘘じゃないと良いなって。
 そんな風に考えてたところだったんですよ」

静かに暗い部屋に変わらないトーン。
妙に冷えてない部屋は暖房がついていて、適度に暖められ、二人を穏やかに包み込んでいた。

また、一定の間隔をあけて。ささやくようにつぶやく。
表情はまだ見えない。

「……普川、尚久。
 弟の名前で、弟の声で、弟の歳の姿で。

 現実に帰っても俺のことを見つけないように、していました。
 本名が知りたければ、あなたのことを教えてくださいカミクズさん」
(-199) 2022/02/25(Fri) 3:09:32

【独】 清掃員 カミクズ

/*
な〜んで揃いも揃ってチップの名前を兄弟の名前にすんじゃ!
(-200) 2022/02/25(Fri) 3:14:18

【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ


「か、かわい……?」
「ぶれ……なさそう……?」
「……し、嫉妬……?」などと
画面の向こうでは、瞬きを何度もしつつ首を傾げた男が居る。

そうして怒涛のメッセージ全てに確と目を通して、
どう返そうか、と考える、間。



『お前は嫉妬したくて
 僕の言葉が聞きたかったのか?』

『だとしたら 期待通りにならなくて残念だったな。
 自分が態度悪いことぐらいは分かってるけど、
 選ばれろと他薦される程、人間として終わってはないよ。』

『お前は、どれだけ努力しても
 飾らない自分を、誰にも認めて貰えないのか?』

W可哀想な小太郎くんW。
そのネームバリューくらいなら、男も知っている。……知っているだけ、だが。
そんな色眼鏡で見られているだろう君から出たW羨ましいWと言う言葉は
一体どれ程の思いが詰められているのだろうか、と。ほんの少し、気になっただけ。
(-201) 2022/02/25(Fri) 3:16:35
ユメスケは、結局図書館で夜を明かした。しばらくの間ごろごろ。ヌンッ、誰かにメッセージ。
(t19) 2022/02/25(Fri) 3:54:35

【見】 モノノ怪 ユメスケ

>>t19

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「……嫌いになりたかったなぁ」

「でもまぁ、残念じゃないからいいんじゃない?って感じ」
(@13) 2022/02/25(Fri) 4:01:15

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ

『そうだったらよかったなと思う』

『どれだけと頭につくほどの努力も出来やしない。
 身体が追いつかないからじゃないぜ? 環境が。』

『知ってる?
 休む理由がないと、学校って休んじゃいけないんだ』

 当然知っているはずのこと。彼が置かれている環境の比喩。

──努力次第で手に入るものだって思えているわけだ。

 彼は今、学校を休んでいる。
彼には努力をする自由もない。
(-202) 2022/02/25(Fri) 4:02:38
ユメスケは、画面をぽちぽち。流石にちゃんと起きた。
(t20) 2022/02/25(Fri) 4:03:11

【独】 哀しげ ユメスケ

/*
 コタくん君たぶん朝日を見るのが嫌いだね…? 清々しさの象徴みたいで。
(-203) 2022/02/25(Fri) 4:07:55

【独】 哀しげ ユメスケ

/*
 そうやって言われることあったんだろうな、遊召家さんちの小太郎くん。
(-204) 2022/02/25(Fri) 4:11:24
ユメスケは、お昼の頃、カフェのテラス席。ふと辺りが暗くなる。見上げれば、太陽を隠す白い鯨。「雲みたい」
(t21) 2022/02/25(Fri) 4:21:04

【秘】 特殊清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「……無意識でも笑顔、
 意識して表情を変えようとしても笑顔。
 作り笑いはできるのに、他の表情はできないんです。
 でも、全部が嘘かなんて、もう自分でもわからなくて…
 …もう、どうする事もできないんです。癖みたいなもの…」

暗い部屋の中では、当然。
清掃員の、貼り付けたような、薄っぺらな笑顔は見えなくて。
僅かに強張った腕と、声色からのみ緊張が伝わる。
それから、ほんの少しだけの、途方に暮れたような響きも。

そうして、少しの沈黙の後に。
暗く、静かで、奇妙な穏やかさに満ちた部屋に落とされた、
どこか独白のような問いに答えるべく口を開いた。
囁くようなそれとは似て非なる、迷うような間を含んで。

「……かもり」

上葛 掃守カミクズ カモリ
 それが僕の名前で…外見は偽ってはいません」

「清掃員というのも、嘘ではないです。でも」

「…特殊清掃員・・・・・って、ご存知ですか」

"それ"をよくよく知っていても、知っていなくても。
次に答えるのは、あなたの番だ。
何れにしたって、もう既に。
"清掃員のカミクズ"という虚構は崩れ去ってしまったのだから。
(-205) 2022/02/25(Fri) 4:30:54

【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ


『ふうん』

酷く素っ気ない返事。
暫くの、考えている、随分と長い間。


『正直、』

また、長い間。


『何言ってんだこいつと思った。
 学校休めるとかラッキーじゃんって。
 けど
 お前にも お前なりの考えとか 勿論苦労があって
 何か、思うところがあるんだとしたら。』

『不躾かもしれないけど、ちょっと質問タイムさせて。
 もっとお前の事、教えて。
 メディアとかでしか、お前の事知らないから。
 今の僕が 今、簡単に、返事をしたらダメだと思ったから。』

ごちゃごちゃとした文章が、
男が悩みながら返事をしている証左だ。

君が拒絶するならば、これ以降は目にしなくても良いし
返事を返さなくても良いだろう。


『虐待みたいなことされてた って奴だろ。お前。
 努力したいのか? 学校行きたいのか?
 ならなんで、周りにそう言わない。言えない?』
(-206) 2022/02/25(Fri) 4:45:37

【独】 哀しげ ユメスケ

/*
 コタくん好きだなぁって思った人に自分のHOすぐ出すねって思ってたらめちゃくちゃ好きになるレスが来たな(自分の言葉に責任を持ちたい人好き
(-207) 2022/02/25(Fri) 4:52:43

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「癖、でそんなことできるんですね。
 俺がいつもなんだかひ弱そうと言われるのと似たような感じでしょうか……。
 それは面白い癖だと思います、ちょっと気が楽になりました。
 嘘じゃなかったみたいで……」

緊張していそうな雰囲気に小さく息が漏れる。
怖がらせて、しまっただろうか。まだそんな時間ではないのに。

「特殊清掃員、ですか。噂には聞いたことはありますが見たのは初めてです。
 お疲れ様です上葛さん」

「そちらの仕事は、どうなんでしょうね。
 政府がそのあたりの身体をどう使っているか知らなくて」

職業内容は知っていたが、情勢は知らない。
死体が多いのか、少ないのか。
そうして間が空けばゆっくりと口を開いた。

      クニユキ 
「俺の名前は邦幸。実家で花屋を営んでいて、まだ店長ではないです。
 歳は上葛さんと同じ。副業に居酒屋を営んでいます……他に、聞きたいことがあれば……言ってくだされば返しますけど。

 ああ、なんで死にたいのかが聞きたかったんです」
(-208) 2022/02/25(Fri) 5:03:35

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「……お、面白い、ですか…?
 そんなふうに言われたのは…変だとは、言われますけど…」

その反応を受けて、少しだけ力が抜けた。
気味が悪い、だとか、へらへらしている、だとか。
そんなふうに嫌悪や叱責を受ける事は、ままある事だった。
そのようにあなたを不快にさせていないかが、何より気掛かりで。

「…仕事、たくさんありますよ」

「この制度で死ぬくらいならって
 或いは、呼ばれるまでの一月の間に耐えきれなくなって。
 自殺される方、たくさん居ますから」

大抵は、迎えに行った政府の人がそれを見付けるんです。
くらい笑みと共に、世界に失望したようにそう零した。
きっと、今あなたに伝わるのはその声色だけだけど。

「……邦幸さん。そうですか…
 邦幸さんは、生きていて良かったと思える事、ありましたか。
 嬉しかった事、幸せだった事、ありましたか。」

「僕は何もなかったんです」

「確かに昔は違ったけれど、今はもう。
 このまま惰性で生き続けていた方が、
 一思いに死ぬよりもずっとつらいと思ってしまったから。
 あの時死んでいた方がましだったと思うんです。だって」
(-209) 2022/02/25(Fri) 5:41:18

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


以前、この制度に選ばれた時
に、僕は」

「人を蹴落としてまで死から逃れたのに」

「なのに、生きていて良かったと思える事は何も無かったから」

「今に至るまで、何一つ。」
(-210) 2022/02/25(Fri) 5:42:17

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「……でも、今回、漸く少しだけ。
 楽しかった、生きていて良かったなって思えたんです」

「だから…幸せな内に死ねるのは、いいことじゃないですか…」

へにゃへにゃと、力なく笑う。
その発言は、上葛という人間が。
この制度に選ばれるのが、"二回目"である事を示している。
(-211) 2022/02/25(Fri) 5:42:34

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……」

息を吸う音が響く。
もうわかってきたかもしれない他人事の音。

「わかりません」

それでも、あえて力強くつげれば
あなたの腕をいたわるように一度撫でてから手を離す。

「生きていて良かったと思える事。
 嬉しかった事、幸せだった事」

わからないまま、こんな制度に怯えて生きて。
納得なんてしていないし、選ばれてから家族に言われた言葉も忘れられない。

「全部、わかりません。
 これから知るために、生きていました。
 これまで気づかず、生きていました」

そんな内なる、言葉はまだ告げられずに。
どうしても気になる言葉にひとつ返す

「……先に」
「もうひとつだけ、教えてください」
(-212) 2022/02/25(Fri) 6:04:04

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ


「幸せな死ってなんですか」

「今死ねることが、あなたの幸せですか?」
(-213) 2022/02/25(Fri) 6:05:27

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


幸せな死なんてありません・・・・・・・・・・・・

「こんな制度で死ぬ時点で、そんなものは有り得ません」

「ツバメの亡骸と鉛の心臓はゴミ溜めへ投げ捨てられる」

「そこにあるのは、あったとしても、せめてもの慰めだけだ」
(-214) 2022/02/25(Fri) 6:46:59

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「ねえ、わかりますか」

束の間、温度を失った声色は。
再び穏やかな諦念の色を取り戻して、問う。
生きていて良かった事、嬉しかった事、幸せだった事。
あなたがわからないと答えた、その何れでもなく。

「この制度で殺された人間は、
 不要な部分だけを残して、ばらばらに切り刻まれて」

「どこの誰とも知らない人間の一部にされるんです」

「それがどんなに悍ましい事か。」

あんなのは人間の死に方じゃありません


失望したように、吐き捨てるように、心から嫌悪するように。
けれど言葉は淡々と重ねられる、そんなアンバランスさ。

「家畜を屠殺するのと変わりません」

「僕の双子の兄は、そのように殺されて、戻っては来なかった」
(-215) 2022/02/25(Fri) 6:47:27

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「だからこの制度の事、嫌いです」

上葛という人間が抱く、この制度への激しい嫌悪感の理由。
以前は意図して伏せられたものの答えが、これだった。

「でもね、だからこそ、死んでやるんです」

制度そのものは嫌いで、それでも立候補をした。
ここで良い事があったからというのは、決して嘘ではない。
他にも理由はあるというだけの話だ。

「別に崇高な自己犠牲なんかじゃないんですよ」

「──記憶転移というものをご存知ですか。
 臓器移植を受けた人の、性格なんかが変わった
 そんなよく聞くお話です。」

「樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水を注ぐと、
 樽いっぱいの汚水になる。」

「この制度で、望まない死を与えられた人間の。
 その臓器から受け継いだ、昏い失意の記憶で、少しずつ。
 この国は、人は、音も無く病んで行くんです
 皮肉にも、命を、健康を分け合うこの制度によって。」

間違っても美談になんかなりやしない、絶望的観測。
皮肉げな色を滲ませて、笑ったような、気配。

「そんな夢物語を抱いて死ぬのも、悪くないじゃないですか」
(-217) 2022/02/25(Fri) 6:49:09

【独】 清掃員 カミクズ

/*
悪ィな、妖怪クソデカレスだ……
(-216) 2022/02/25(Fri) 6:50:24

【独】 清掃員 カミクズ

/*
一般人からしたら覚悟ガンギマリ人間すぎるよな……と思うけど
兄弟持ってかれた上に二度目ならまあ…ならねえか!?
個人差があります。
(-218) 2022/02/25(Fri) 7:24:01

【独】 清掃員 カミクズ

/*
ぜって〜美談にしねえ♪全人類くたばりやがれ♪
(-219) 2022/02/25(Fri) 7:28:29

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「ああ、へえ、すごい」

「なんだか、楽しそう」

「それが、上葛さん、はは。ははは」

「面白いですね」

あっさりとした返答。
だが、いくつかの言葉を聞いたあなたならば
今の普川が、全く感情のない言葉を紡いだことがわかる。


幸せな死なんてない。
家畜となにも変わらない。
人間の死に方じゃない。
記憶転移にすがって、身体を病ませ。
健康を分かつ度に心を蝕んでいく夢物語。

悪くない? 悪くないと思います。
あ、でもこの感情はなんでしょう。

教えてください、今あともう少しなんです。


「それじゃあ、もう。
 自殺するんですか?」
(-220) 2022/02/25(Fri) 8:05:54

【独】 清掃員 カミクズ

/*
めんどくせ〜男vsめんどくせ〜男みたいだぜ
ワクワクしてきたなァ………
(-221) 2022/02/25(Fri) 8:12:59

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「何を不貞腐れているんですか」

実際あなたが不貞腐れているのかなんて知らない。

「何が不満なんですか?」

実際あなたが不満に思っているのかなんて知らない。
あなたの事をまともに知らない上葛からしてみれば、
あなたの反応はそのように見えた。それだけだ。

「僕の事を知りたいと言ったのはきみなのに」

「自分の事もろくに教えやしないまま」

「望んだ答えを得られなければ、はいさようなら」

「きみは僕に何を期待していたんですか」

貼り付いたような笑顔のまま、淡々と言い放つ。
見えはせずとも、まっくらな瞳もまた、笑っていない。

「そんなに早く死んで欲しくなりましたか?」
(-222) 2022/02/25(Fri) 8:20:46