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人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

襲撃を誰に行なったかを思えば、自分が狙われることは承知で。
ひと気のあるところではさほど警戒もしていないが、一人になれば油断のない様子が見て取れただろう。

とはいえ、気を張り続けているというのはアルレシャには無理な話だった。
そんなに余裕はない。常でさえも。

銃撃による掃射を受けるのは突然のこととして捉えた。

反射神経に優れた身体は、すぐに頭を庇うように腕を掲げ、そのまま身体を折り曲げて中心部を守った。足や腕に幾つか被弾しながらも、射出されるかのように勢いよく球の飛んでくる方向へ突っ込んだ。

まだアルレシャの手に武器はない。しかしそんなことはあてにならないというのは貴方もわかっているだろう。
今、邪魔だからまだ作り出していないというだけで。
腹部に向けての突進、突き飛ばしにかかる。成功してもしなくても、続け様に腰部位を狙った素早い回し蹴りを試みる。力はないので、当たったとしても肉体的な損傷はほぼないだろう。鋭い痛みがあるだけだ。
(-75) 2022/02/28(Mon) 16:08:56

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

 あなたならば、
従僕との白兵戦を制したあなたならば
突っ込んで来るだろうと予測していた男は当然のようにあなたが迫る様を梔子色に鈍く映していた。

 風に吹かれた草木が揺れるように、踏まれた花が折れるように。あるいは池に落ちた石が沈むように、男の身体はあなたの突き飛ばしを前にして抗うことなく後方へ。そのしぐさで回し蹴りを回避している間にも射撃の手は止まらない。

 弾さえ出せればいいのだ。弾道などいくらでも変えられる。


「――……」

 ことばのないいきものが、何か歪な集合体のように、それでいて人間の身体という最低限のルールを基に突き動かされているようだった。戦闘スタイルと言えるほどの規則性も存在せずただあるがままに動かされている男の気配が、殺意と虚無で星の瞬きのごとく明滅する。

 男の表情は、
常日頃通りの微笑み
だ。

 蠢くいきものの放つ射撃は、弾切れを起こすか、あるいはあなたが銃撃を止めさせるまで止まることがないだろう。近かろうが遠かろうが穴を開ければ殺せるのだから。
(-79) 2022/02/28(Mon) 16:36:37

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

突き飛ばした感触、回し蹴りが空を切る感触。その間にも被弾箇所は増え、痛みは身体を蝕む。
痛い。まだ平気だ、まだやれる、まだ動ける。
ーーと、思ったのだが。


もし貴方が激昂しているなら、それを正当化するために目一杯抗ってやろうと思った。
もし貴方がそれすら楽しめるなら、思う存分相手をしようと思った。
もし貴方が悲しみに暮れているなら、その気晴らしになれただろう。

けれど、これは。
貴方にとって仇討ちは
心壊れた末の作業なんだろうと察した。


なら、できることは、してやるべきは。

「……覚悟が足りねぇんだよ、つまんねぇな」


頭を、胴体を守っていた体勢を崩す。
無防備にただ立って、貴方を、撃ち続けるその微笑みを見た。
幾らでも当てられる。好きなだけ的にして殺せるだろう。

作業なら、早く終わらせたほうがいい。
貴方にとって、これほど無駄な時間もないのだから。
(-92) 2022/02/28(Mon) 17:54:58

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

 激昂を持つことになると思っていた。悲しみに暮れるのだと思っていた。無礼講の序盤の己であれば、きっと楽しんでいたことだろうと思っていた。

 『アイツを死なせる覚悟はないから』『耐えられなかろうが避けたくて仕方なかろうが発生するなら』――


 ラサルハグを死なせる覚悟はないし
耐えられない

 あなたのもとで命乞いをした際に伝えた通りだ。そして、宣言通りに耐えられず壊れた。それだけの話だ。より正確にいうのならば、120年と少し前の意識に近しいものに戻り逃避している。

 文句は言わない。何も言わない。いつも通りの微笑み以外には何もない。
 なにもなくなるのならほしくなかった。
 
うそ。ずっとほしかった。やっとだいじょうぶになったのに。なくなっちゃった。

 ……何もなかったはずだった。何も言わないはずだった。

 撃ち続けていた手はあなたをまだ殺すに至っていないのに自然と止まる。サブマシンガンを力なく下ろして、ゆっくりとあなたへと近づく。

「どうして」


 声に出したとも言い難い囁き。

「どうして」

 何故手を止める。何故抵抗しない。何故お前がそんなことを言う。何故アイツを殺した。やっと形になった拙い声音で、殺意から解かれていく感情をないまぜにして問いかける。

 あなたの行動の意図が理解できない。理解できないものは腹立たしい。腹立たしいと、腹立たしい奥の方で悲しくなる。上手く処理ができないままあなたを見つめている。
(-99) 2022/02/28(Mon) 19:01:57

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

耐えられなさを、理解しきれていない。今尚そうだ。
壊れてしまうほどの情を、知らない。

ぼたぼたと廊下に血が落ちる。動き回った分、余計に。
力が抜けかける身体を真っ直ぐに保ちながら貴方を見ていた。

これほどにないチャンスで、どうして銃口を下ろしてしまうのか、わからない。

「俺が狼だから」

どうして、の問いは、なぜ襲撃をアイツにしたのか、という問いだと受け取った。
誰も彼も死にたくない中で、お前らだけ贔屓する狼なんて興醒めだろうが。……口にはしない。そういうものなのだと思っていればいい。

近寄ってきた貴方に向けて、軽く顎を上げた。首を晒す。
切り裂いてもいい。撃ち抜いてもいい。なんなら絞め殺すことだってできる。

「早く終わらせてアイツのとこ行ったら?」

時間、惜しいだろ。
死んで終わりじゃないこの場所じゃ、尚更。
(-118) 2022/02/28(Mon) 21:48:10
アルレシャは、漸く身体を起こす。
(a26) 2022/02/28(Mon) 22:20:59

【独】 白昼夢 アルレシャ

/* 死んでても死んでなくても多分メンタルが死んでるタイプの精神ボロボロ男なのだわ
(-119) 2022/02/28(Mon) 22:22:06
アルレシャは、約束を思い出して、トレーニングルームまで足を運ぶ。
(a27) 2022/02/28(Mon) 22:22:43

アルレシャは、中に入る前に一度背筋を伸ばして深呼吸をした。
(a28) 2022/02/28(Mon) 22:23:14

【人】 白昼夢 アルレシャ

「おはようー」
いつものあいさつと共にトレーニングルームの中へ。おはようの時間では全くないが。

「あれ、もしかして待たせちゃった?ごめんね」

スピカとテンガンがいるのを見て、小走りで二人の近くへと。
(21) 2022/02/28(Mon) 22:25:15

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ

それはコレが蘇生処置を完了し、且つ君の方の諸々が終わったくらいを見計らって送られる。

『暇?』

端的過ぎるメッセージ。
君がこれをいつ見るかは知らない。


/*
我慢できねぇでフックだけ送っちまいましたわ!
そちらの秘話とか状況が落ち着いたら構ってくださると嬉しいなの心よ!
でもそんな場合じゃないなら、これは時空の狭間に埋めておいて頂戴……。

(-120) 2022/02/28(Mon) 22:26:53

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+39 テンガン
「……腹ごしらえ中?」
おにぎり食べてるなぁ。食べ終わるまでは待ちます。

「シェルタンは見学なの?」
なんて問いも発して。
(22) 2022/02/28(Mon) 22:30:00

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ

『なぁに?何か用?』

諸々がひと段落した頃に見たことだろう。
見てすぐに返事をした。

/* ワァイ秘話!!!ニッパー秘話大好き!!!秘話大好きなので飛び付きました、まったり進行でよければ是非……!
(-121) 2022/02/28(Mon) 22:32:25

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+40 スピカ
「今日のスピカの武器はそれ?かわいいね」
ちょっと勘違いをしている。ちょっと勘違いをしているし、多分褒めるところではない気がする。

何かあったようには見えないだろうし、見せない。
(25) 2022/02/28(Mon) 22:45:02
アルレシャは、おにぎりと共に観戦、ちょっとピクニックみたいだなぁとか思った。
(a29) 2022/02/28(Mon) 22:45:45

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ

『そちらがどうなったかと思ってね。
そっちに遊びに行ってもいいかい?それともこちらへ来る?』

また短い返事を打ち返す。
死んだ後と殺しに行った後にしては気楽なもんだ。
少なくともコレの方は。
(-124) 2022/02/28(Mon) 22:57:03

【人】 白昼夢 アルレシャ

「僕はテンガンの味方で、死なない程度にやる…くらいしか聞いてないんだけど、他にも何かある?」

「あとテンガンと連携取れるか分かんないんだけど」

致命的。


>>+43 スピカ
「そうなの?魔法使いみたいで可愛いよね、前みたいなドレス着てたら尚更」
魔法少女って語彙がなかった。

「よろしくね」
(26) 2022/02/28(Mon) 22:57:49
アルレシャは、可愛くない?
(a31) 2022/02/28(Mon) 22:58:23

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

「そう」

 短い返答に対して短く返す納得。それもそうだ。そういうゲームなのだから仕方がない。そこはこの男とて理解しているのだ。理解しているのと受け入れられるのとは別というだけで。

「アルレシャ。お願い、叶えてくれて、ありがとう」

 ――ラサルハグを殺すなら即殺にしろ、


 己の従僕が抗ったことを咎めるものではない。寧ろ抵抗してでも生き延びようとした姿勢を好ましく思っているし、彼の遺体に対して労わる言葉を投げかけ
ようとし
たくらいには強く評価している。

 その上で、死因を見て、あなたができる限りで即殺を狙ってくれたのだろうと考えた。穴だらけの無残な死体にすることも可能だった、寧ろその方が襲撃として楽だっただろうにもかかわらず、彼があの姿で済んでいたのはあなたのおかげだろうと。

「ごめんね」

 覚悟がなくて。つまらなくて。でも、だって、駄目なんだ。
 懐に手を突っ込み、ひとつの弾丸を取り出す。表面を紫電が巡る雷の属性弾。彼の遺体から受け取った、あなたを穿つための雷。少し悩んでから、それを己の愛銃に装填する。サブマシンガンは床に投げ捨てた。

「ちゃんと戻るから。覚悟、ちゃんとして、面白い俺に戻るから、だから、」

 銃口をあなたに向ける。一連の動作はどれも緩慢であるため、あなたならサブマシンガンを拾えるだろうし、それからこの男を殺すことも可能なはずだ。
(-125) 2022/02/28(Mon) 23:00:08

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+45 >>+46 スピカ、テンガン
「できるだけ、ねぇ」
なるほど、これはスピカへのルールなのかと納得した。

「舞台かぁ……僕が選ぶと瓦礫の迷路みたいなのしか出ないよ?
テンガン何かある?ないなら、スピカの言う道路とか路上とか……そういうのもいいと思う」

言いながら、エアガンを一つ申請した。
軽い……とか言いながら。
(27) 2022/02/28(Mon) 23:17:17

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

納得した、ならそれでいい。分からないほどではないともわかっている。受け入れられない、という状況が分からないだけだ。

「……一発では無理だったぜ」

痛めつける無駄な弾が全くないとは言わないし。
少しだけ悠長に話もしたし。貴方の従者がそのくらい強かったのはその通りだ。
ただ、礼を言われるには及ばない気がした。
受け取れない。


「なんで謝るんだよ」

覚悟がない、つまらない。でもそれはそれで仕方ないんだろう。
感想は抱きはしても、貴方を責めるつもりはない。天に運を任せたとしても、選んで襲ったのは自分なのだし。

「いいよ、ゆっくりで。……つって、俺が言うことじゃねぇんだけど。面白くなくても、お前はお前なんだろ」

弾丸を取り出して、詰めて、銃口がこちらを向くまで。じっと眺めていた。
サブマシンガンを拾って貴方に撃ち込むことも、太腿の愛銃を取り出して引き金を引くこともできるだろう。なんなら、銃口を向けられた時点で動き始めてもきっと間に合う。

でも。
今貴方に与えられそうなものが、役割に見合った施しが、この命くらいしかなさそうなので。
死にたくない。死にたくない、死にたくないが、

ーーそっと、静かに目を閉じた。
(-135) 2022/02/28(Mon) 23:37:16

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+48 >>+50 テンガン、スピカ
「悪役……悪役ごっこね……ごっこで済むか?ダスト?」
まさに悪役なんじゃないのか僕ら。

微調整も微調整したので、まぁ微調整出来ているはずだ。

「襲ってきてくださいって凄いなぁ、改めて。
じゃあ行くよー」

行くよ、なんて言うのまだ優しいほうだけど。
エアガンをスピカに向け、両鎖骨の間くらいを狙ってまず一発撃った。
(28) 2022/02/28(Mon) 23:43:07

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+51 >>+52 テンガン、スピカ
撃てばスピカが反応するのは知っているから、一発撃った後にはすぐに銃口を下ろした。エアガンを握ったまま、腕はだらりと。

横薙ぎに振り払ってくる左腕を、自分より小さな貴方の一撃を、地に手がつくほど低くかわす。
上手くいけば、エアガンの銃口をスピカの脛に叩きつけようと。発砲はしない、刺突武器のように。


して、動かぬ味方がいるならば。
動け、とばかりにそっちに向けて3発ほどエアガン連射する。
(29) 2022/03/01(Tue) 0:07:41

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

 一発では無理だったと聞けば、尚のこと己にとって唯一無二の彼の奮闘を他者から認められたような心地になって。瞳から僅かに濁りが消える。
 あなたが受け取れなくとも、男は思うがままに礼を投げつけるのだ。


「でしょ。俺のだもの」

 少し和らいだ声音は人間らしいそれに近くなっただろうか。
 彼を本気で獲りに行っているから。彼を本気で求めているからこそ、何もしない選択肢はなかった。


「俺、早く戻りたい。だから、俺のストッパーを捨てる、ね」

 銃口を向けられてもすぐ間に合うような、ひどく緩慢なそれらを見てもあなたが何もせず、かつ目を閉じたのであれば。銃声とともにひとつの衝撃があなたの胸に与えられることだろう。

 しかし、あなたの命は潰えない。


 男の放った銃弾はあなたの横を通り過ぎ、銃弾の軌道と異なる雷があなたの胸に
"体重の乗った拳の一撃"相当の衝撃と痺れ
をもたらす。解けた殺意はそのまま霧散し、あなたの命を刈り取るに至らない。

「考えた上で出した結論ならいい、ってきっと、アイツは言う。お前の言う通り、面白くなくても、俺は俺だから、こうする」

 男はあなたの目の前で武器をしまい始めるだろう。それだけにとどまらず、端末を取り出して治療ユニットを申請しようとすらするだろう。もちろん、あなたはこれらの動作をいつでも止めさせることができる。
(-154) 2022/03/01(Tue) 0:34:48

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+53 テンガン
「味方なら味方してくれよ」
軽口を叩く。まぁ、全く動かないとは思っていないが。


>>+54 スピカ
上に避け、落ちてくる貴方を軽く見上げる。
貴方はこっちもよく見ているんだろうな。

貴方の足がまだ近付く前、自分と貴方の足の間にコンクリートのドームを出す。
貴方はそれを認識するだろうか。しなかったとしても、一旦アルレシャの姿は壁の後ろに隠れることになるだろう。
(30) 2022/03/01(Tue) 0:35:45

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+55 テンガン
「隙ねぇ……っと、」
呑気に作戦会議。してはいるが、油断はしていない。
ちゃんと壁の影で考えてはいる。

>>+56 スピカ
体勢を低くしたまま幻覚の影から出る。そしてすぐさまその壁を消した。それはテンガンが押しやられるころ。
貴方はもう体勢を立て直し始め、テンガンは既に離れているだろう。

それを確認してから。

「スピカ、上」

声をかける。
貴方が上を向くのであれば、道路という風景の中、貴方の頭上に
ひしゃげた看板が落ちてくるだろう。

これも、はっきり判断すればするほど本物と変わりないものになる。
(31) 2022/03/01(Tue) 1:11:43

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

「そう、お前のだ」

殺しはした。しかし奪ったつもりはない。
そんなの、アルレシャだけの感覚だ。だから肯定をわざわざ口にする。

ストッパーを捨てる、と言われ、いよいよだと思った。
自分のストッパーが、他者へ危害を加えないためのものだから、尚更貴方もそうなのだと思った。

「かっ……!?」

感じる衝撃。は、数秒この身体の息を止め、小さな図体を吹き飛ばすものだった。死にもせず、
ちゃんと受け取った。


がく、と足が震える。尻餅をつくように後ろに転げ、何度も咳き込んだ。その度に既に身体に空いていた穴から新たに血が流れ落ちる。飛び散る。

ひゅ、と細い息が肺から漏れる。

死ななかった。
死ねなかった。

情けを掛けられた、とすら頭に過ぎる。
この立ち位置で、この場面、貴方が殺さないことを選んだことを貴方の強さと感じながら、でも、


酷く、惨めだ。


貴方が治療ユニットを呼ぼうとする間、ぐっと足に力を込めた。
がく、と震える足を引き摺るように、一歩、また一歩と後退って行こうとする。どう見たって、うまく動ける状態ではないにも関わらず。
(-165) 2022/03/01(Tue) 1:30:53
アルレシャは、隙を、と言われたので そこから動くことはない。>>+57
(a35) 2022/03/01(Tue) 1:34:49

アルレシャは、けれど、一言だけ。「殺さないんじゃないの、スピカ」>>+57
(a36) 2022/03/01(Tue) 1:35:30

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ

『前は来てもらったしね、そっちに行きたぁい』

文面でもいつもの声が聞こえるような、そんな様子。
気楽なのはお互い様だ。
少なくとも、ぱっと見はそうで、そう見せている。
(-169) 2022/03/01(Tue) 1:44:52

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+59 スピカ
「僕は死にたくないよ」

笑う。アルレシャはずっと、悠々とそこに立って笑っている。
隙を作れと言われたのだから、それがこの場面での自分の役目だ。

足を、と言われて振り下ろされる様を見。
迫るテンガンに視線は向けない。向けずとも。
足に振り下ろされ、打ち据えられる直前。それを、ふっと幻に戻した。
(32) 2022/03/01(Tue) 1:55:24

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

 転がったあなたのこともじっと見ていた。見ていたからこそ男は治療が必要と判断し、申請を行うべきだと判断したのだ。

 あなたが後退しようとするのならば、ゆっくりではあるがあなたとの距離を詰めようとするだろう。もし叶うのであれば、そのままあなたの腕を捕まえるところまでいくだろうが、果たして手は届くだろうか。

「思うこと、色々あると思う。でも、いいだろ、これくらい」

 意趣返しのつもりはない。情けなどでもない。
 ただ、考えた上で、殺す必要がないと判断しただけなのだ。
 強くもない。まだ、まだ見苦しいままの外面だけど。
 ――まあ、つまらないと思ったらお前は殺りに来るだろ。


「逃げて死ぬな」

 そうして傲慢の片鱗をまたあなたにぶつけるのだ。

「逃げずに生きろ」

 そのために治療ユニットを呼んだのだから。
(-172) 2022/03/01(Tue) 1:57:50

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

死に損ないは、生き汚く後退する。
死ぬためじゃない、死なないため。部屋に戻って自分で治療ユニットを呼んで、か細く息をしながら朝を待つのが普通で当然だと思っている。
今ここで大人しく待っていればそんなことはしなくていい、分かっている。
分かっているはずなんだけど。


貴方に手を掴まれて、咄嗟に振り払おうとして、見た顔が貴方のものなのだ。……いつもの、とは言い難いが。

「ひとりでできる」

いいだろ、に対して溢れた言葉がこれだ。
でも振り払えはしなかった。

「生きる、死なない」
「だから、離せよ」

諦め半分のダメ元で、ゆらゆら小さく手を揺らす。
惨めだ、と思ってしまった時点で、もう正常な考えは出来なくなっているのだ。
(-178) 2022/03/01(Tue) 2:11:45

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+61 テンガン
「そうだな、何をしようか」
殺せ、と言うならこの状況は簡単なのだが。極力殺さない模擬戦だから。
のんびり、悠長にともいえるような雰囲気で呟いた。


>>+60 スピカ
計二言の会話を終えてもまだ貴方は蹲っているだろうか。
もしそうだとしたら、ゆっくりしゃがみ込んで貴方の手首に触れる。叶うなら、両方だ。

これは攻撃ではない。貴方の両手首に、
貴方の見慣れた枷がつく
だけ。

叶わないなら、もしもう体勢を立て直して立ち上がっているなら、その手の触れる先が首になり、首輪になるだけだ。
(33) 2022/03/01(Tue) 2:40:43

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

「ひとりでできるけど。ふたりでもできる」

 ああ言えばこう言う、というほどの精度や自然さのある言葉はまだ出ないが、それでも常であればあなたと軽口を交わす程度には気楽に話しているのを思えば、少しだけ元通りに近づいたようにも思えるかもしれない。

「離さない」

 ぐ、と握ったまま。あなたの傷を痛めてしまうかもしれないがそこまで意識が回らない。大人しく留まらせることを優先中。

「それか、連れてく?」

 要約。大人しくないなら抱きかかえて連れて行くぞ。まだ治療ユニットのほうが恥ずかしくないのではなかろうか。
 遠くから治療ユニットが近づいてくる駆動音を確認し、あなたが大人しく治療されるしかなくなるまではきっと、そこにいることだろう。



/*
 あ、アル、アルレシャ〜〜〜〜〜!!!!なんか想定外の方向に急展開したにも関わらず真摯にご対応いただきありがとうございま、ます……!!一応こちら区切りのような文章を投げさせていただきましたが続けたい等あったら続けていただいて大丈夫です!人気者のアルレシャのお時間をいただけて、アタイ光栄でした……ありがとうございました……ラブ……。
(-185) 2022/03/01(Tue) 3:21:42

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

「……二人、でやる意味、ねーじゃん」

こっちはといえば、ああ言えばこう言う、だ。屁理屈、駄々こね、そうとも言う。
どうして貴方が離してくれないのか、本当に分からない。

握られた手が痛い。もしかしたら、貴方の手を血で汚しているんだろう。

「なんで……本当に、死なねーから…」

抱きかかえられたらそれこそ逃げ道がなくなってしまう。けれど、大人しくこの場にいるのもとても居心地悪い。
また何度か手を揺らす。
それじゃ離してくれないのをもう知っている。
でももう、本当に、一刻も早くひとりにならないと、
溢れそうだ。


治療ユニットが到着してしまったらなす術はない。
けれどその場合も、もう大丈夫だと貴方をさっさと遠ざけようとするに違いない。



/* 生き……てる……!?どうして!?いやでもしかしロールは生物!!ですわ!!ありがとうございますバーナード尊いね……大きくおなり……
こちらもこう……このざまなのですが、ここでアルレシャを一人にしてもなんら不具合は起こりませんのでそれだけ安心していただければ…!勿論続けていただくのでも大歓迎です!らーぶ……!
(-187) 2022/03/01(Tue) 3:37:39

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ

『じゃあこっちおいで。寛げるかは知らないけど。』

その姿の真偽を疑う必要もあるまい。
いつだって、キミの見せたい姿をコレは見る。


やがて君が訪れるなら、その訪問が初であったとしても、君が目にする部屋は君の記憶にあるものだろう。

看守に与えられた内装のまま、何ひとつ手を加えられた様子もないその空間は、使用形跡だってベッドとクローゼットくらいのもの。

備え付けられてはいたソファーセットの方に君を手招く。
実の所この無礼講では部屋の主にすら使われていなかった、ピカピカの場所だ。
(-190) 2022/03/01(Tue) 4:29:27