>>9

ん、と……岩は、生きてないから、きっと、金貨にはならないの。でも、岩についてる虫さんとかが、ぽろぽろ金貨になっちゃうかもね？

────見てみる？

[…は手袋を外して、近くの大岩の前に立った]

…………蟻さん、ごめんね？

[小さく呟きながら両手で表面を撫でれば、左手側からは金貨が、右手側からは小さなマドレーヌがぽろぽろと沸いて落ちた]

虫はね、もうあんまりなんとも思わないけど。
でも、これを"人"でするのは、もう嫌だなあって。

でも、カグラ。

元々は蟻さんのマドレーヌ、食べたいと思うの……？

（あたしはもう慣れたし、気にしないけれど）

おお……美味しいの……これはすごい……でもベニエの悲しむ力はこれ以上いらないの……美味しいの……むぐ……これが命の味ってやつなのかもしれないのね……！

(お手手パンパン！)

ぽきゃちゃんもういいの！
カグラの願いを叶えて！すぐでいいよ！

アリさんは酸っぱくて美味しいってせっちゃんが言ってたの。

でもアリさんマドレーヌは甘かったわ！ごちそうさまなの！

（…………ほんと、あたしの親友は強い人だわぁ……）

（原材料：蟻 のマドレーヌ、躊躇なくいったわー）

（すごくたべてるわー……）

[感動の眼差し]

ふあ、あれ、案外はようございますね…？[涎ふきふき]

それでは叶えますよぉ！

[芝居がかった仕草で手を掲げ、ぱちん、と指を弾く]

はい、以上でございます！

それではわたくしはこれにて失礼いたします。
とんだハプニングもございますが、見捨てずにぽきゃにご協力くださりありがとうございました！
映像自体はお蔵入りでしょうが、皆様の事は忘れません(ある意味忘れられません)ですよ！

では！

[深々とお辞儀し、消えた*]

………………以上？
だって、何も……。

[じ────っと、手袋を外した自分の手を見つめた]

………………。

[カグラを見た]

………………。

[デッドを見た]

ばいばーい。
ぽきゃちゃんもお茶会にお呼ばれしに来るといいのよー！

(黙って自分の手をベニエに差し出す)

……………………。

[ぺたし。近くの石を触って、地面に触れた。]

[金貨もお菓子も沸かなかった]

！？！？！？！？！？！？！？

触れてみるかい？

[ひらひらを手を振る。
でもカグラに先んじるのはちょっとな、と様子を窺いつつ]

！！！！！！！！！
なんにも出ない！
なんにも出ないわ！！！

カグラ！
あたし、普通の手になってる！！！！

[最初にこの手で握りしめるのは、誰より大事な友達の手だわ。
決まってるでしょ？]

>>24 デッド

あんたには、こっちに触れてみたかったの。

[デッドの頬にそっと手を伸ばす]

……ふふ、ほら、見たとおりにさらさらだったわ。
ぬめぬめじゃなかったわ。

でも、こねたらぬめぬめになるのかしら？

ふふ……ふふふ、あはは！

>>26ベニエ
うん？

[頬に触れた手に首を傾げる]

うーん、まあ、ぬめぬめになるかもしれないね。
カグラが言うんだからそうに違いない。

「ベニエがよろこんでるのが、カグラも一番嬉しいの。だってこれはカグラが掴み取った友情の勝利なのだもの！」

一緒にいちごミルクで乾杯するの！

「ココからが戦いの始まりなの！カグラとベニエとぬめぬめ髑髏デッドでこの国に革命を起こすの！もっと楽しく暮らすために戦うの！」

>>27 デッド

でも、捏ねて形変えたりしなくても、あんたはそのままでちゃんと素敵なのにね？

────ねえ。

まだ、やっぱり、アリスに会いたい……？

>>28カグラ
革命…革命、か。

うん、でもそれは楽しそうだ！
で、何をどういう風に戦うんだい？

>>28 カグラ

うん！いちごミルクはあたしも大好きだわ！！

（革命って、何かしら）
（楽しく暮らすためにも戦いって必要なのね？）
（どうしよう。わくわくがすごすぎて倒れてしまいそう）

>>29ベニエ
………いや、今はもう思わないよ。

良く考えたら、そんな女々しい事を言っていては、会えたところで私の“小さな友人”に叱られてしまうしね。

[ひょい、と肩を竦めて見せた]