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人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【人】 高野 景斗

[ 会うたびに一つ知り、二つ知りたくなり。
 よそ行きの顔ができなくなって。

 会わない日々を数えるようになり
 気持ちが抑えきれなくなって。

 撥ね付けられる事がないから
 欲に際限がなくなって。

 二人で過ごすことのできる日々が増えて
 好きと伝えてもいい関係になっても
 思いは尽きるどころか、増す一方で。

 今日もまた、知らない事を一つ埋めて
 ほくそ笑んで。 ]
(9) 2023/04/03(Mon) 14:28:49

【墓】 高野 景斗

[ 朝食を済ませ、合流までの時間。
 外を散歩しようと言い出したのはどちらだったか。

 川のせせらぎに混じって少し遠くに、
 水の流れる音がする。

 自分たちの居室の他にも部屋に備え付けの
 温泉からか、それとも足を踏み入れる
 ことがなかった家族風呂や、大浴場の方か。 ]

 蛍って見たことある?
 随分昔に、祖父の家で一度だけ
 見たことがあるんだけど、

 夏はそういうとこに行けたらいいなって。

[ 約束を口にすることへの戸惑いや罪悪感を
 消してくれたのも、君だったから。

 なんて大げさな理由なんか、いらない。
 ただ君と、見たことのないものを、一緒に見たいだけ。

 これが最後ではなく、これが最初なのだから。
 これから何度だって、そういう機会は作れるのだ。 ]
(+186) 2023/04/03(Mon) 14:29:32

【人】 高野 景斗

[ 旅行から帰った後の日常。
 一年前と比べれば、全く違うが、ここ最近と
 銘打てば、そう変わりはない日々だった。

 アラームの音で目が覚める。
 昨晩も遅くの帰宅になったが、作り置きの
 おかずと、タイマー機能で炊いた米、
 春キャベツはレンジで軽く熱を加えて
 塩昆布とごま油で和えて。

 ゆっくり食事を楽しんだ後、入浴して
 眠りについて。

 目が覚めたら、炭酸水を流し込んで
 体と脳に覚醒を促して、コーヒーマシンの
 スイッチを入れ、トースターにパンを押し込み
 顔を洗って、歯を磨いて、昨晩の残りと
 マーガリン、いちごのジャム、を塗ったパン、
 粉末のスープ、で軽い朝食を取り、出社する。

 通勤ルートの途中のパン屋には、
 帰りによく寄るようになった。
 ここの食パン、彼も気に入っているから。
 明日の朝食は、これに決まりだ。 ]
(10) 2023/04/03(Mon) 14:30:12

【人】 高野 景斗

[ 翌日は休みだと連絡を取り合って
 彼を迎えにいく事にも、随分慣れた。

 
――従姉妹殿の、あたたかい目線にも。


 寝坊しても構わない日の前の晩、
 提案を受け、少し考えるように顎に手をやり ]

 唐突だね?
 いくつかあるけど、特にこれってのは
 決めてないな。

 君が見立ててくれるの?
 じゃ、君のは俺が見立てようかな。

[ 君の場合は職業柄、仕事中に使うことはないだろうけど
 まず間違いなく、その香りに触れる回数は、
 自分が一番多いと自負しているし。

 自分が使うとしても、相手もそうなるだろうから
 君が見立てる、なら少なくとも君にとって
 良いと思えるものを選んでくれるだろう。

 長く使えるようにオーダーメイドにするのも
 良いかもしれない。 ]
(11) 2023/04/03(Mon) 14:30:39

【人】 高野 景斗

[ 君が家に泊まる時、
 浴室から出てきた時なんか特に、

 自分と同じシャンプーの香りがしたりして
 密かに、どきっとしているのは、

 まだ言っていない。伝わってはいそうだが。

 なにせ浴室から出てきた後、
 必ず、短い時間でも、ぎゅうと抱きしめているので。

 そんな君が、俺の選んだフレグランスを纏う
 というの、なんだかとても、らしいことをしているように
 見えて、胸が踊ったものだから、

 乗り気、という返事をして。* ]
(12) 2023/04/03(Mon) 14:31:01

【独】 高野 景斗

/*
まだ閉じてないのにもう辛い。

>>-189ミユさんはほんと、
すぐ、なんでもないことのようにさらっと
素敵なことをする………好きです

帰り時間、早めてくれって
ぴーぴー言ってるけど、叶うかどうか
怪しいので〆でもいいように
書いたつもりです。でも間に合ったら
絶対なにか書きたい。
(-193) 2023/04/03(Mon) 14:32:55

【独】 高野 景斗

/*
夜時間、一秒でもロル書く時間に
回したいのでご挨拶もしておきます。

はたけです(しっとるな)
えりーさん、お誘い本当にありがとうございました。

お声かけて下さらなければ、自分から
行く!って勇気は出なかったと思う。
理由は はたけさんそういうとこ〜
って言われるような内容なので割愛しますが

感謝だけ百伝われば幸いです。

ミユさんはあまりの勢いとテンションで
私が引っ張ってきたのに
所々、上手に動けない時も、温かく優しく
最後まで一緒に楽しんでくれてありがとう。
3月中、ミユさんのおかげで毎日ご機嫌で生きてました。
懲りずにまた、よろしくお願いしたいです。
一生那岐くん患って生きていきたい。
(-194) 2023/04/03(Mon) 14:40:32

【独】 高野 景斗

/*
真白さんが神田くんに、甘えられるようになって
だっこ!ってしてたのは胸が熱くなりましたね。
今後とも血縁はないが親戚のお兄さんのような
関係でいたいです。

神田くんとも、良い友人関係できて
楽しかったです。

二人共ありがとうございました。また夜に。**
(-195) 2023/04/03(Mon) 14:40:57

【赤】 グルメライター ヤワタ

[息を殺せば膣が締まるのだということを初めて知った。
くぐもった声、ピストンの所為でずれた唇の端から漏れ出る喘ぎ、
絶対に他の部屋には聞かせたくないのに、今この交わりを解くことは出来ない。

まるで本当に月明かりで獣と化したようだ。

突く場所が偶然ずれたのを厭う声に「かわいい」と告げたかったのに、喉からはやっぱり唸り声のようなものしか出なかった。]
(*172) 2023/04/03(Mon) 16:47:38

【赤】 グルメライター ヤワタ

[力を溜めてから持ち上げた。
拍子に先に散々焦れていた真白が待ちわびた場所への捺印で達する。
耳を澄まされていれば外に感づかれるかもしれない不自然な水音と辛うじて押し殺せた声。
その後すぐに弾けた己の射程も弾速も気遣えず、飛び出た白は下品にも真白を穢した。

こんな粗相は初めてだ。
それもそう、普段はどんな勢いで出てもすべて避妊具の中だ。
デコルテを伝う白濁が昼間の練乳を思わせて、
あの時妄想してしまったからこんなことになったのか、など。
気怠い頭で考えていたら。]
(*173) 2023/04/03(Mon) 16:47:59

【赤】 グルメライター ヤワタ


 !
ちょっ!
練乳じゃないんだから!


[練乳の時だってきちんと拭き取っていたのに。
そんなもの舐めなくても良い。
おろおろと口を漱がせようとして、
源泉は駄目だと思い直す。

内風呂まで戻る必要がありそうだ。
どちらにしても、真白のこの状態を露わないと。]
(*174) 2023/04/03(Mon) 16:48:32

【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ

[ごく、と喉が鳴った音は首に腕を回して耳が近づいた真白にも聞こえていただろう。]


 っとにもう、 ……どんどんえっちになる、


[紅い舌に誘われても、自分の苦味への躊躇いからキスが出来ない。
代わりに柔らかなマロンブラウンをそっと撫でた。]


 どこまで可愛くなってくれるんだろうね?
 どんどん気持ちは増えてくのに、それを表す言葉が
 「好き」と「愛してる」だけじゃ足りないな。


[えいえい、と頭頂を擦るようにしたらシニヨンが崩れるだろうか。
慾を優先させて洗髪を後回しにしたが、
自分が触ることで随分乱してしまった気がするから、
これで良かったのかもしれない。]
(-196) 2023/04/03(Mon) 16:50:09

【赤】 グルメライター ヤワタ

[下肢に蔓延っていた絶頂後の痺れのようなものが落ち着いて、
内風呂に戻ろうと立ち上がりかけたら、
とっておきのオーダーが待っていた。

部屋で、なんて条件つき。
普段様々な客の我儘オーダーを「幸せプラス」の皿に変える魔法使いは、オーダーを出す側になっても指定が上手い。]


 僕だって、どんなマシロちゃんでも愛してる。


[まだ「できる」というのはこの後の部屋で見せようか。]
(*175) 2023/04/03(Mon) 16:50:26

【赤】 グルメライター ヤワタ

[真白を抱いて内風呂に戻る。
再びいちごの香りで汚れを洗い流した後、真白にはバスチェアに腰かけて貰って首を上向かせた。
もしかすると旅行用に自分用のシャンプー等を持って来ているかもしれないが、
部屋に一度戻る前に簡単にでも洗っておかないと、
目視しそびれた場所に白濁が散っていないとも限らないので。]


 痒いところはないですか〜。


[なんて美容院ごっこも楽しんだ後は脱衣所で拭き合いを。
二度激しく求め合ったからか、じゃれあいではすぐに昂らずに済んだ。]
(*176) 2023/04/03(Mon) 16:50:55

【赤】 グルメライター ヤワタ



 ――あ、そういえば……
 ごめんね、すぐにこっちに運んだから……
 待ってて。


[部屋には脱ぎ散らかした服が散乱し、荷解きもまだの状態。
この後に食事の用意もあると思えば慌てて腰タオルで自分だけ一度脱衣所を出た。

散らばった服をかき集め、真白の鞄と引き出しにある浴衣を持って脱衣所に戻る。
寝巻は自分で持ってきたのならそれを使っても良いし、
先程は浴衣から見える位置には痕をつけていないので、
浴衣でも大丈夫だろう。

あとは真白がどちらを脱がされたいか、という気持ちだけ。

男物の浴衣は特筆すべき点がないシンプルなものなので、着崩れに備えて下に白シャツを着て羽織り、少し太いベルトのような帯で結ぶ形だが。
女性ものは何着か選べるようになっていて、浴衣スリップと兵児帯もあるので着たまま大浴場に行くことも想定されているのかもしれない。]
(*177) 2023/04/03(Mon) 16:51:25

【人】 グルメライター ヤワタ

[ドライヤーの当て方は今度練習させてもらうことにして、
本人に任せて自分だけ先に部屋に戻った。
受付に内線をかけて食事と同時に布団も用意してほしいと伝える。

下膳に関しては食器を纏めて部屋の外のワゴンに積んでおけば回収してくれるらしい。
いつ仲居が訪れるか気にしながら抱き合うのは避けたかったのでありがたい。

食事はメインが鍋で刺身に茶碗蒸し、小鉢もいくつか。>>2:-43
真白の希望によっては刺身は部屋つきの冷蔵庫に一旦置かせて貰って、鍋用の電磁調理器の電源も切っておく。
畳の続き間に布団も並べてもらっているから、後は朝まで誰にも邪魔をされることはない。*]
(13) 2023/04/03(Mon) 16:52:21

【独】 グルメライター ヤワタ

/*
〆を書かなければ終わらないのでは……そんなわけはない……うう。
(-197) 2023/04/03(Mon) 16:52:47

【赤】 マシロ

 

[ 月に向かって跳ねるうさぎと、
  月の明かりで獣になる狼。

  似て非なるふたつ、──水面に揺れては消える月の中
  うさぎが狼を食べて 狼もうさぎを喰べている。
  言葉を失い、思考を奪われ、熱と互いの温もりを縁に
  たったそれだけを握り締め、どうにか輪郭を保ち。


  ────そんな、本当にけだものじみた交わり。
  知っているのは私たちだけで良い。

  月も星も、夜が明けたら太陽の明かりに隠れて、
  次の夜闇が訪れれば、もうすっかり忘れてしまえ。
  "二人きりの 秘蜜の交わり"になるようにと。 ]

 
(*178) 2023/04/03(Mon) 21:03:14

【赤】 マシロ

 


  えへ、……やわたさんの味、覚えたくて。
  "こっち"でも。


[ 自分が唇の近くに付着した白濁を舐めるだけで、
  途端におろおろするのが面白くなって。
  くす、と笑いながらそんな風に軽く言葉を返した。

  今までは薄膜の中に吐き出されていた、彼の慾。
  練乳のように甘いわけがなく、苦いような──
  例えるのも難しい味がする。
  けれど彼の味だと思えば、難なく飲めてしまう気さえする。


  とはいえこのままだとキスが出来ないのは寂しいから、
  ちゃんと口を濯いで、熱の残滓を洗い流そうか。 ]

 
(*179) 2023/04/03(Mon) 21:03:19

【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ

 


  ふふ。
  ──そんな風に育てたのは、夜綿さんなのに?


[ 気持ち悦いという感覚も、イくという言葉も。
  淫らではしたないことは全部貴方に教えられたのだから
  えっちに育った責任を取って欲しいものだ。
  これからも、育たないわけがないので。 ]


  ……じゃあ、身体でもいっぱい愛してほしいな。
  いつも視線の優しさとか、
  お願いを笑顔で聞いてくれるところとか、
  言葉以外でも、ちゃんと気持ち、伝わってるけど。

  ……足りないって思ってくれるなら
  きもちよくして、いっぱい、可愛がってたべて


[ ごく、と獣のように鳴った喉には気付いている。
  たくさん欲してくれるのが嬉しい。
  ── 同じ以上に愛を渡したくて、言葉を紡いで。 ]

 
(-198) 2023/04/03(Mon) 21:03:28

【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ

 


  …………って、もう、だーめー!
  髪崩れちゃう!


[ この髪型の時はこうするの、と頭を擦るように戯れる手を
  ぱしっと捕まえて、撫で方を教授してあげよう。

  今から身体を洗い直すなら髪が崩れても良いのだけれど、
  単にじゃれ合いたいだけだ。
  こんなところでも彼に甘えている。 ]


 
(-199) 2023/04/03(Mon) 21:03:33

【赤】 マシロ

 

[ 愛してる、の言葉には満足げに咲って。
  「ん」と当たり前の顔で腕を伸ばせば、抱っこが叶い
  そのまま内風呂へ戻り白濁をいちごの匂いで洗い流した。

  勿体ないかも、──なんて少しの未練はあるものの
  洗わなければ先へ進めないジレンマ。
  バスチェアに腰掛け、指示通り首を上へ向ければ
  不思議そうな顔で目を瞬かせる自分の顔が
  彼の瞳には映っていたことだろう。

  美容院以外で髪を誰かに洗われるのも、
  記憶の限りでは初めてのこと。 ]


  ん〜〜……きもちよくて、むしろ寝ちゃいそう……
  ……なーんて。あははっ。


[ この後にまだオーダーが控えているのだから。
  ごっこ遊びには戯れで返し、鈴を転がすように笑いながら
  大人しく──楽しそうに髪を洗われていた。

  脱衣所で拭き合ってのじゃれあいも、
  その余韻と二度の交わりのおかげか 戯れで済んで。 ]

 
(*180) 2023/04/03(Mon) 21:03:38

【赤】 マシロ

 

[ 待っててと言った彼が腰にタオルを巻き、一度出て行く。
  言いつけ通り良い子に待ちわびていれば
  自分の鞄と、浴衣を持って帰って来てくれた。

  女性用は幾つか浴衣に種類があるらしい。
  一応パジャマも持って来ているけれど、せっかくなら
  浴衣を着て温泉気分を楽しみたい気持ちが強い。
  ────たまには違う飾り付けも良いでしょう?
  でも、生憎と浴衣には縁がない人生だったので。 ]


  や やわたさん……
  浴衣、着方わかんない……たすけて……


[ 選んだのは、夜色の記事に白い小花柄の浴衣。
  帯はシンプルな赤茶色。
  そもそも浴衣の下は下着を着けるものなのか。
  ──無い方が狼さんの食欲を煽れるかどうか。

  情けなくへにょんと眉を下げ、手助けを乞いながら
  浴衣を着終えた後は、ドライヤーで長い髪を乾かした。 ]

 
(*181) 2023/04/03(Mon) 21:03:45

【赤】 マシロ

 

[ 髪が長い分、乾かすのには時間を要してしまう。
  自分が戻った頃には彼が内線での連絡を終え、
  朝まで誰のことも気にしなくて良い空間になるように
  準備を整えてくれた後のことだった。

  料理をのんびりと楽しみたい気持ちもあるけれど
  燻り続ける熱を、あまり長く待てる余裕もない。
  後で食べるということが出来ない料理だけ先に頂いて、
  刺身や鍋は、"慾"の後にさせてもらおうか。 ]


  やーわーたーさんっ


[ 何はともあれ、布団の用意も終えて貰ったなら

  ────後はもう二人の時間。
  無邪気なうさぎの声音で彼へ抱き着き、腕を回して、
  赤い舌をぺろりと覗かせ ]

 
(*182) 2023/04/03(Mon) 21:03:49

【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ

 



      ……ね。 おなか、すいちゃった。



[ 囁く顔は、もうすっかり女のモノ。

  紐解かれたいデコレーションに浴衣を選んで、
  いちごの甘い匂いを纏って。
  差し出したご馳走恋人、たべてくれるでしょう? ]


 
(-200) 2023/04/03(Mon) 21:03:54

【赤】 マシロ

 



   [  ──── 朝が来るまでは、
           この夜は二人だけのもの。*  ]



 
(*183) 2023/04/03(Mon) 21:04:35

【独】 マシロ

/*
21時まにあった〜〜!!
おまたせしました……締めに、むかわないと、いけな…い…><
(-201) 2023/04/03(Mon) 21:05:38

【人】 瑞野 那岐

[枕に頭を凭せ掛けながら、
 思案に老ける彼の様子を眺めてた。

 唐突、と言われればそうなのかもしれない。
 だけど、自分にとってはあの旅行から戻った時から、
 考えていたものでもあったから、そう?と緩く笑みを添えた。]


  香りがあれば、いつも傍に居るような気がして。


[寝転がりなら、彼の髪を撫でる。
 風呂上がりにするシャンプーの香りも好きだけど、

 時間と場所よって変わるフレグランスはまた、
 違ったあなたを引き立たせてくれるだろうから、
 それも楽しみの一つ。

 自分が選んだ香りを纏わせながら、仕事に行く彼も。
 なにかの合間に、自身を思い出してくれたら。]
(14) 2023/04/03(Mon) 21:41:57

【人】 瑞野 那岐

[名乗りを上げれば、彼からも見立ての注文が入って。
 笑いながら、いいよ。と応えた。
 考えつく先は、同じなのかもしれない。]


  仕事中は付けられないから、休みの日だけ。


[それは、同僚も従姉妹も知らない香りになるだろう。
 だとするなら、彼と並んだときに、
 噛み合う香りがいいだろうか。

 選ぶといいながら、あまり詳しくはないけれど。
 彼に送りたいものは、いくつか検討がついていたから。

 オーダーメイドという話が、
 そういうものもあるのか、と感心しただろう。

 それはそれで、互いにまた作ることにして。]
(15) 2023/04/03(Mon) 21:42:14

【人】 瑞野 那岐

[季節は春から梅雨へ、梅雨から夏へと移り変わる頃。
 旅行のときに、話していた蛍も>>+186
 そろそろ見頃の季節がだろうか。

 師範代だという祖父は彼に厳しいのだったか。

 その話をするときだけ、彼の表情が、
 いささか強張ったようなものになったのは、
 無意識に祖父を思い出していたのかもしれない。

 家族仲が悪いわけではなさそうだけれど。
 その話も、これからは耳にする機会もあるかもしれない。

 風呂上がりに、いつも。
 彼が自身を抱き寄せるのが癖になっているみたいに。

 隣に寝転ぶ彼に、寄り添うように身を詰めて、
 まだ眠る気配のない彼を下から見上げるのは俺の癖。]
(16) 2023/04/03(Mon) 21:42:38