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人狼物語 三日月国


79 【身内】初めてを溟渤の片隅に【R18】

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【雲】 矢川 誠壱



[腕の中の彼が、小さく首を横に振る。
 続いていく言葉は、ただ黙って聞いて。
 「ずるいのは俺だな」と一度締められたそれに、
 開きかけた唇はなにも言葉にすることなく、
 そのまま、背中をとんとんと叩いた。

 ずるいのは、俺だよ。
 だって、どうしたって聞きたい。
 心の中では決まってるくせに。
 どっちでもいいって言いながら、本当は
 雨宮のこと、思いっきり抱いて、俺のものに
 してしまいたいっておもってるくせに。
 それを、隠して、それでもなお問いかけるのは、
 彼が選んだと自覚して欲しいから。
 逃げることの、できないように。

 こんな欲を彼が知ったら引かれてしまうかも。
 怖がられてしまうかもしれない。
 だから、口には出さないで。
 あくまで、優しいふりをしてる。

 ほんとに、ずるい。]


 
(D26) 2021/06/21(Mon) 13:24:15

【雲】 矢川 誠壱



[だまって、待っているのだ。
 獲物が自らこの腕の中に入ってきてくれるのを。
 いなくならないで?いなくなるわけない。
 離すつもりなど毛頭ない。
 促すように、あやすように、優しく叩く背中。
 ゆっくりと開く唇の動きひとつ、見逃さぬよう。
 取りこぼさないよう、見つめて。
 晒される首筋に、こくりと唾を飲んだ。
 まだだ、まだ、もうすこし。]

 
(D27) 2021/06/21(Mon) 13:24:31

【雲】 矢川 誠壱




    ───

 

[もう すこし]

 
(D28) 2021/06/21(Mon) 13:24:58

【雲】 矢川 誠壱




[もう少し]




[ もう ]


 
(D29) 2021/06/21(Mon) 13:25:22

【雲】 矢川 誠壱





   っ………


[示されたそれに、息をつめて、
 思い切りその首筋に顔を埋めて、口付けて、
 噛み付いてしまいたいのを抑える。
 少しばかり不安を帯びたようなその視線に
 返すのは、優しさを滲ませたそれのはずなのに
 隠しきれていない獰猛さが、熱が、
 瞳の奥から伝わってしまっただろう。

 ぐ、と腰を寄せる。]
 
(D30) 2021/06/21(Mon) 13:25:38

【雲】 矢川 誠壱





   ………好きだよ、雨宮


[そう告げて、掬い取るように口づけを。
 優しく、遠慮がちに触れたそれ。
 腰に回していた手を解いて、
 まだ彼自身の身体を抱くその腕を取る。]


   ここじゃなくて、俺に、縋ってよ


[そういって、彼の手を己の首に回させ]


   ベッド、行っていい?


[と断りをいれて、できるならば、そのまま
 抱えるように膝下に手を差し入れ、持ち上げよう。]
 
(D31) 2021/06/21(Mon) 13:25:56

【雲】 矢川 誠壱




   あ、思ったより重いかも、


[苦笑して、それでも決して落とさないように
 ベッドの方へと向かって、皺一つないそこに
 そっとその身体を下ろせばそのまま、
 己も覆い被さる。

 彼の視界が、全て満たされるように。
 額をつけて覗き込み。]


    ……


[黙って見つめた後、ゆっくりと瞼を伏せ、
 近づけていく。けして、閉じてしまわぬよう。
 さっきの口づけをもう一度思い起こさせるように
 優しく触れたあと、その下唇を食み、
 柔く噛んで、引っ張って、離した。
 じっと、見つめて。] 
 
(D32) 2021/06/21(Mon) 13:26:22

【雲】 矢川 誠壱





  ───優しくできるよう、努力するな


[そう告げて微笑めば、貪るような、口づけを。]*

 
 
(D33) 2021/06/21(Mon) 13:26:34

【独】 矢川 誠壱

/*
ぼくへ

ごおくねんぶりくらいのひだりですね
がんばってください

ぼくより
(-16) 2021/06/21(Mon) 13:26:52

【人】 忽那 潤



[ もし文字が彼のプレートに書いてあったなら
  彼は死んでいたことだろう。
  物理的ではなく、精神的に。
  詳しく言えば、嬉しくて、悶えて、死ぬ。
  だから、してくれていたなら喜ぶけれど
  してくれなくても安堵しかない。
  彼女の次回作がどうなるのか、
  ハラハラドキドキになるのが目に見えてきた。  ]



(14) 2021/06/21(Mon) 13:33:29

【人】 忽那 潤



     ちょっと待っててね。


[ そう告げた彼は、冷蔵庫にいくついでに
  食べ終わったお皿をシンクに持っていき、
  冷蔵庫から炭酸水、あんず酒を取り出し
  さらに、グラスをふたつ持って
  彼女が待っている場所に戻った。

  軽めの一杯を作って乾杯をしたのち、
  彼は先に洗い物をしにいくのだった。   ]




(15) 2021/06/21(Mon) 13:34:05

【鳴】 忽那 潤

──────


     ホント、美味しいな……
     美鶴さんの顔を見ながら、
     飲んでるからだろうね。

[ ふっと笑って、彼も少し彼女に近づき
  体を密着させてみた。
  ガリガリではなかったので、
  程よくふんわりとしていたような気がする。
  そんなときに、聞こえた彼女の告白。

  流石に、不意打ちが過ぎたのか
  彼も少しだけ顔を赤くした。       ]



(=1) 2021/06/21(Mon) 13:34:43

【鳴】 忽那 潤




     なんや、美鶴さんから言ってもらえると…
     心があったまる感じがあるわぁ……


[ そんなことを言って、
  中身のないグラスをテーブルに置き、
  彼は彼女の唇に軽く自分のそれを重ねた。
  彼女の反応を見るために、
  何度か、瞳を交わらせてはゆっくりと。
  彼女が嫌がらなければ、
  彼女のグラスをテーブルに置いて
  もっと体を密着させようとした。    ]*




(=2) 2021/06/21(Mon) 13:35:18

【独】 雨宮 健斗

/*
すごい
えまじすごい
ぞく、ってなる
狂気
(-17) 2021/06/21(Mon) 13:50:48

【独】 雨宮 健斗

/*
えーんすき
どうしようかけないぞ
こんなすごいのにどうやってお返しすれば…
(-18) 2021/06/21(Mon) 13:55:33

【鳴】 文月 美鶴



    潤さんと一緒だからですね!
    同じこと考えてたの嬉しいなあ……


[ 程よくアルコールが回って
  酔っ払いというほどじゃないけど、
  なんとなくいい気分で。
  密着すれば温かい気持ちになる。 ]

  
(=3) 2021/06/21(Mon) 15:07:10

【鳴】 文月 美鶴



    ……?潤さん顔赤い…
    あ、もう酔っちゃったんですかー?


[ 嬉しそうにしてる潤さんを見てると
  私まで嬉しくなって、
  でも、顔が赤くなっている理由まで分からなくて
  酔ったのかな?なんて。
  
  呑気に聞いていると軽く唇が重ねられて
  一瞬、潤さんと目が合う。 
  恥ずかしくてぎゅうっと目を閉じて
  それを受け入れていた。

  空になったグラスはいつの間にか
  潤さんがテーブルに置いてくれた。 ]

  
(=4) 2021/06/21(Mon) 15:07:37

【鳴】 文月 美鶴


[ くっつくのは好きだから
  潤さんの意図が分かれば、彼の膝に乗って
  抱きついた。重くないかな、
  と一瞬心配したけれど、彼はどう思ったのかな。 ]


    特等席、ですね……?

 *
 
(=5) 2021/06/21(Mon) 15:08:48

【雲】 雨宮 健斗


[ 幼な子をあやすような、とん、とん、と
優しい刺激が一定のリズムで背中に続く。

万が一、伸ばした手を拒絶された時の
恐怖にびびって、
心を守るための防御壁が欲しくて、

彼に選ばせようとした。
気持ちなんて、とっくに決まってて、
惚れてるって自覚したときから、



そうだよ、己はこんなにも臆病で。
 ]
 
(D34) 2021/06/21(Mon) 15:21:40

【雲】 雨宮 健斗


[ だから、ほんとはぜんぶ、
実はお前の思惑通りで、

己が自分で選び取るように、
言い訳出来ないように、
後戻りする逃げ道を作らないように、

そう、仕向けたって言うなら。>>D26
その胸の内が、聞けたなら。

俺は、心の底から笑って、
礼を言うんだ。 ]

 
(D35) 2021/06/21(Mon) 15:22:36

【雲】 雨宮 健斗


[ だいてくれ、と、
無音の声は、届いたみたいで
矢川が息を詰めたのがわかった。
おずおずと窺い見た己が捉えた彼の瞳は、
いつもと変わらない優しさを湛えているように
思えたけれど。 ]


   ─── ……、


[ 見逃すわけない。
そこにぎらりと一瞬、走った熱の塊を。
獲物を狩る、獣の如き鋭い眼光を。]
 
(D36) 2021/06/21(Mon) 15:23:54

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱



[ こくりと、無意識に唾液を飲み込んだ。
前も、彼のこんな瞳を、見たことがある。
   

  ────── 寒い、山の中でさ。 ]

 
(-19) 2021/06/21(Mon) 15:24:52

【雲】 雨宮 健斗


[ ぐ、と寄せられる腰。
聞こえるんじゃないかと思うほど激しく打つ鼓動。
頭と顔と、下腹部は焼けるみたいに熱くて、
手足の末端は冷たくて。


嗚呼、喰われる。


─── や、違う。



[ 好きだよ、と告げてくれる唇がまた、触れる。
掬い上げるように優しく遠慮がちな口付けに、
ほんの少し、笑んだ。 ]
 
(D37) 2021/06/21(Mon) 15:26:27

【雲】 雨宮 健斗


[ 肩に爪を立てていた腕がゆるり解かれて、
導かれた先は彼の首。]


   聞かなくていい、って……


[ 母親が整えてくれたベッドに、多少の罪悪感を
感じながら答えれば、ふわと浮く己の身体。]


   ッ、う、おい、待っ───


[ 所謂お姫様抱っこ、で抱え上げられて焦って、
抵抗しようとしたけれど。
長い腕。
あたたかい胸。
一層強くなる彼の匂いに、くらりと脳が揺れた。]
 
(D38) 2021/06/21(Mon) 15:27:51

【雲】 雨宮 健斗



   ……当たり前だよ、誰と比べてんの。


[ 思ったより重い、と苦笑する声に。
恥ずかしいやらいたたまれないやらで、
胸元に埋めた頭をぐりぐりと押し付けた。

広くもない部屋、長い足でほんの数歩。
なんの衝撃もなく、大切なものを扱うような手つきで
ベッドに下される。
覆い被さる彼の額が、己のそれと合わさって。
視界の全てが、矢川で埋まる。
逸らすこともできない。 ]


   …… 、ん、ッう、───


[ 下唇が食まれて、歯が立てられて、
びく、と背中が僅かに跳ねた。 ]
 
(D39) 2021/06/21(Mon) 15:29:33

【雲】 雨宮 健斗


[ 優しくする、と微笑みのあと、
貪るような口付けが降る。
いつも穏やかな彼の、どこにこんな情熱が
隠れていたのだろうかと思うほど、

熱くて、激しくて、堪らない。
息ができなくて、頭がくらくらする。

求められるまま、舌を絡めて、なぞって、
吸って、口内を愛でて。]
 
(D40) 2021/06/21(Mon) 15:32:18

【雲】 雨宮 健斗


[ 自由が利く手を動かして、彼の髪から
耳、頬、首筋と、縋るように撫で下ろしていく。

数ミリの布でさえ焦ったくて邪魔で
脱がそうとするけれど、
片手だから上手くいくだろうか。

口内を弄る舌に嬲られて、
吐息混じりの声と、飲み込めない唾液を溢れさせながら
肩、背中、脇腹と熱っぽく触れて、

拒まれないなら、その下。

布地越しの熱に触れたくて手を伸ばす。 ]
 
(D41) 2021/06/21(Mon) 15:35:58

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱




   ……優しく、なくても、いい、

   早く、食って─── *

 
(-20) 2021/06/21(Mon) 15:36:40

【独】 矢川 誠壱

/*
えっちくないですか???え????ずるいななんだこれ好き
(-21) 2021/06/21(Mon) 17:28:32

【独】 矢川 誠壱

/*
やめてよぼくこころはどうていなんだから
どきどきするでしょ
(-22) 2021/06/21(Mon) 17:28:49