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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【独】 空虚 タチバナ

/*
わ〜千早さんだ〜
PLの呼び方が一向に定まりません

シーツ気持ち一緒でよかった!
なんでも自由にどうぞ全部嬉しいです〜

だいじょぶですもう家をでるので
うれしくて最後顔出してしまいました へへ**
(-180) 2022/08/17(Wed) 6:35:58

【人】 空虚 タチバナ

― 「刻」を描いた日 ―


[広いテーブルに来客用の茶菓子ではなく、
 真っ白な紙と色とりどりのペンが並ぶ。>>84
 別の紙を用いた器用さを披露した結の手にかかれば、
 よろよろとした私の線も滑らかに紙上を踊った。

 手先が器用なことを知った。>>85
 重ねられた手が私よりも大きく固いことに気づいた。

 「手慣れ」だと言う彼に経験を尋ねようとしたが、
 すぐに思い留まって手元に集中する。
 悔しさも忘れて、「もっとやって」なんて。
 作業効率は落ちてしまうけれど、
 最初からそんなことを考慮する気は欠片もない。]
(101) 2022/08/17(Wed) 22:59:39

【人】 空虚 タチバナ


[過去は必要なかった。
 私たちだけが、私たちの未来を決められる。]
 
(102) 2022/08/17(Wed) 22:59:49

【人】 空虚 タチバナ

[彼の名前がちはや むすぶ≠ニいうこと。
 私の名前がたちばな かれん≠セということ。

 相手を呼べる音があれば、他にはもう何もいらない。
 手先が器用なことだって、彼を蝕む病だって、
 もっと彼が馴染めば気にならなくなる。

 だってそれが、それだけが日常なんだから。

 彼が景色に新鮮さを抱くのと同じように、>>60
 次第に日常に馴染んでいくのだろう。]

  ……あれ。

[そういえば、最後に頭痛がしたのはいつだろう。
 彼と強く触れ合う間だけ止まっていた痛みが
 いつの間にか見当たらないことに気づいた。

 線を引く手を止め、前のめりだった身体を倒す。
 背後に体重を預けて顔を上げると、
 彼の顔がさかさまに見えた。]
(103) 2022/08/17(Wed) 23:00:10

【人】 空虚 タチバナ


  なんか……気分いいな。

[もし、子どもの頃に戻ったとして>>75
 こんな気分になれるはずもない。
 戻りたいとも思わない。必要ない。

 元々印象的な思い出があった訳でもない。
 どうしてだったっけ。どうでもいいや。

 私の死が彼を少しずつ蝕むように、
 彼の考えが私を少しずつ変えていく。
 あなたの手が私を形作ってくれる。]
(104) 2022/08/17(Wed) 23:05:50

【人】 空虚 タチバナ


  誰のせいにもしない……うん。分かった。
  じゃあ私も――わた し、も ……っ、ぅ、あ

  ……――私にも、そうしてね。
  私が結をいっぱい困らせたら……叱って。

[彼に寄りかかったまま一日≠フ話をする。
 一つ目の提案に彼は好意的だった。>>86
 その上でもっと柔軟な考えを与えてくれる。

 過去の私にとって叱責≠ヘ恐怖の象徴だった。
 しかし今の私に過去はなく、
 手に取ったのは結と共にする永遠だけだ。

 だから、お願いする時に少し声に詰まったけれど。
 彼を見つめる瞳に恐怖は微塵も滲まなかった。
 そのせいで彼を𠮟る気が全くないことが
 表情から伝わったとしても、許して欲しい。]
(105) 2022/08/17(Wed) 23:06:16

【人】 空虚 タチバナ

[朝≠フ役目を終えたカップが
 真っ白な底を晒してふたつ、寄り添っている。

 明日≠ヘ何色が満ちるのだろう。
 同じかもしれないし、違う色かもしれない。
 明日のことは明日にならなきゃ分からない。
 それでいいんだ。

 彼の提案に頷いて、
 差し出された小指に己のそれを優しく絡めた。]*
(106) 2022/08/17(Wed) 23:06:59

【人】 空虚 タチバナ

― 8月17日 ―


[白を纏った身体は今、彼の腕の中にある。>>89

 彼の返事も待たずに離れ(と言っても数歩程度だ)、
 腰に回したシーツは床まで広がって
 咄嗟に踏ん張ろうとした足先を掬った。
 結果、一瞬だけ全体重を預けることになってしまい、
 あわあわと彼の胸へ飛び込んだ。

 どうやら私の夢が届けた幻ではないらしい。
 再び天才との評価を受けて>>90
 気恥ずかしさを孕んだ表情を隠すように
 額を彼の左胸へと押しつける。]

  そ、そんなの当然でしょ……だって、

[ワンピース大好き。結はワンピースが好き。
 明日≠烽ワたシーツ探しに行こうかな、なんて
 逸る気持ちを抑えつつ顔を上げて、]
(107) 2022/08/17(Wed) 23:07:40

【秘】 空虚 タチバナ → 千早 結



  私には結だけだもの。

[当たり前のように、私はまことを形にする。]
 
(-205) 2022/08/17(Wed) 23:09:28

【人】 空虚 タチバナ

[一番とか特別とか、それも間違いではないけれど、
 二番だって普通だって彼のものだから。
 私の全てが、あなただけのモノだから。

 結の手が肩を掴んで隙間を作り、
 彼の視線が広がる白を見下ろす>>90。]

  ……うれしい。

[もっと見て。もっと夢中になって。
 彼が意味をなくした過去が私をもっと貪欲にする。

 「患者むかち」だった私が、
 「ひとりの女の子あなただけのわたし」に生まれ変わっていく。

 結がまた私を抱き寄せた。
 彼の考え>>L11に気づく様子もなく、
 腕の中でうっとりと目を閉じた。]*
(108) 2022/08/17(Wed) 23:10:35

【人】 空虚 タチバナ

 
[その後、互いの「大切な日」を書き記した。
 割れた窓ガラスが散乱していた。

 私にはあと一つしかなくて、最初の紙を選ぶ。
 ベッドはなぜか抉られてスプリングを晒している。



 名づけの意味なんていらない。苗字も不要だ。
 複数人の足音、指示を飛ばす籠った声。

 彼の呼んでくれる響きだけがあればいいから、
 元より成果が得られると思ってなかったのだろう。

 「かれんの誕生日」と綴った。
 「いません」と報告する声は淡々としている。

 
(109) 2022/08/17(Wed) 23:15:08

【人】 空虚 タチバナ

 
[それから彼が描く絵の美しさを知り、
 毎年多くの失踪者がいる中でも有数のスポットだ。

 かと思えば個性豊かな動物たちに笑って。
 隊員たちは慣れた手つきで捜索を勧めている。

 正直、私はすべて動物側の出来だったけれど。
 とある部屋に入った時、一人が口を開いた。



 いつか思い描いた未来>>2:L1より歪だとしても
 どうしてわざわざこんな所に死にに来るんでしょう。

 幸福な日々が、二人の「刻」を彩っていく。
 足元で踏みつけられた薄汚れた紙が音を立てた。
]*
 
(110) 2022/08/17(Wed) 23:15:29

【独】 空虚 タチバナ

/*
最後タグが上手く反映されないな〜ってしてたらバイト数オーバーでした 報告書みたいに一発言にしたかった……
千早さんの現実ロルが好きだったのでふんわりふんわり便乗です たぶん 支障はないと 思う
(-206) 2022/08/17(Wed) 23:18:57

【独】 空虚 タチバナ

/*
全体的にざっくりざっくり〆感ありつつ
ドレスの件(PLは)知っているのでお好きなように進めていただければ〜
こちらが想定していなかった考えがいくつも出てくるの天才どころか神の領域なんだよな……腰に巻いただけの怨霊より

かれんに花言葉がついていたなら、「あなたは私のもの」と「私はあなたのもの」だと思っています(?????)
めちゃめちゃ幸福で前向きなあなたしかいないが言えて幸せでしたやったー 歪だけども いいの
(-207) 2022/08/17(Wed) 23:21:50

【独】 空虚 タチバナ

/*
四谷さんは挟んでしまってすみません
ずっと筆がはやい…すごい……!

お二人の静と動なおもいの向け方にいいぞいいぞ〜している
ホラーにおわすのもいいぞ〜

お返事できてあと1〜2回かな〜
終わってしまうの寂しい 皆さん素敵でしたね
お忙しい方や調子の優れない方はご自愛ください
ということでお風呂 またのぞきます**
(-209) 2022/08/17(Wed) 23:25:39

【独】 空虚 タチバナ

/*
投下してから読み返すと変換ミスとか修正漏れとか見つかるの、たぶん文字の方が変形している(冤罪)

やったーでぃすとぴあ!
夢と現実の反転はしたかったので楽しんでもらえてうれしいです はぴ
赤ちゃんにガラガラ振ろうね
(-217) 2022/08/18(Thu) 0:32:15

【独】 空虚 タチバナ

/*
>>-213>>-214千早さん
はーい承知しました!
こちらも次が〆くらいの感じでおりますのでごゆるりと〜明日も日中は顔出すのむずかしそうなので……!
なので日中でも明日夜でも好きな時に書いてくださると新鮮な悲鳴をあげます よろこび属性です

ということで今日は灰追いかけておやすみしますね
(-218) 2022/08/18(Thu) 0:35:26

【独】 空虚 タチバナ

/*
>>-188>>-189勢喜さん
気遣いということならぜんぜん!
その方がお互い動きやすいかな〜(行動範囲的に)くらいのやつなので
むしろイベントのきっかけくれた感謝でいっぱいです
こちらこそ気にさせてしまったらすみません!

相反した展開に頷きすぎてヘドバンしそう
似てるけど違う二人だと思っていたので正反対の道に進んだのめちゃくちゃ楽しかったですね

全年齢作品だっていちゃいちゃいっぱいあるぞ!
怪異楽しんでくれてうれしかった!
鬼畜!悪魔!いっぱい生きてね!
(-219) 2022/08/18(Thu) 0:45:13

【独】 空虚 タチバナ

/*
>>-192千早さん
何度も言ってくれるのもぎゅっとしてくれるのも嬉しいのでこれからもいっぱいしてくださいね

おっけー満足
では本日はおやすみします 明日も夜からです
最終日もよろしくです〜**
(-220) 2022/08/18(Thu) 0:47:38

【秘】 千早 結 → 空虚 タチバナ


   

[───それには別の理由もあって・・・
パジャマではない、真っ白な布地に包まれたきみが、光を帯びているようであまりに綺麗だったから───・・・

    まるで、ぼくだけの「XX」のようだから]
   

   
(-232) 2022/08/18(Thu) 10:17:09

【独】 空虚 タチバナ

/*
わ〜〜〜〜本編も解説もありがとうございます!
外でふやふや読んでたら不審者になるところでした うれしうれし

村建てさん側に明らかになっていない真実があるっぽいな〜と思っていたので、病院や不審死まわりは進行に必要な分以外はあまり触れないようにしてました
タチバナが死んだ時のことを覚えてないのはそんな理由です
怪異に襲われたとかなのかなと思って胸に穴開けたけど、たぶんタチバナ自身がそうあるべきと望んで欠けた気がしますね

一応相次いだ不審死(wikiより)の最初の方に死んだイメージで通していたのでカルテがあるかもしれないってしてた だから9月9日より前かな〜とか
(-249) 2022/08/18(Thu) 18:43:37

【独】 空虚 タチバナ

/*
ヨモツヘグイ良い〜〜〜だし、願いの実現する空間も良い〜〜〜
齟齬が起きそうな部分は個人差ということで許してください

本編に言及してないのはお返事にすべてを込めるためです
またそんな嬉しいことして もう ありがとう2時間ください**
(-250) 2022/08/18(Thu) 18:46:08

【人】 空虚 タチバナ



[一日一日を指折り数えるようになった。]

 
(121) 2022/08/18(Thu) 21:11:42

【人】 空虚 タチバナ

[「おはよう」と挨拶を交わし、朝が来る。
 結がふたつのカップに飲み物を入れてくれる。
 最初は三つだった選択肢も、
 備えつけだけでなく、購買の物がいくつか増えた。

 コーヒーのことが多かったけれど、
 空が暗く暑い夏は冷たいオレンジジュースにしたり、
 入道雲の広がる乾いた秋は紅茶を選んでみたり、
 眠れない長い夜の後にはホットミルクを準備したり、
 眠らない夜を求めた日はただの水を交わしたり。

 最初の頃はずっと同じ物を望んだけれど、
 味に鈍い私でも炭酸が楽しめると分かってからは、
 ごく稀にこちらから誘うこともあった。

 別々になんてしませんとも。やです。
 だって彼の感じたことのすべてが欲しいんだもの。

 だからと言って彼に無理強いすることはしない。
 一方が支配するのではなく、互いが望むまま、
 話し合うことができるのだから>>87。]
(122) 2022/08/18(Thu) 21:12:07

【人】 空虚 タチバナ


[それから先のことは決まっていない。]
 
(123) 2022/08/18(Thu) 21:12:21

【独】 空虚 タチバナ

[ある時は子どもたちと彼が出会った。>>-228
 彼はいくつも重なる幼い声に
 聞き覚えがあったのだったか。>>0:-18

 両者から互いへの興味を示されたかもしれないし、
 既に彼を知っている子どもたち>>0:49
 現在の状況も把握していたかもしれない。

 どちらにしろ相手を紹介しようとして、
 自分が子どもたちの名前を知らないことに気づく。

 ずっと、ひとりだった。誰も求めなかった。
 だって――なんて過去は忘れてしまったけれど、
 子どもたちの名前を知ることができたなら、
 こちらからも名乗ることがあったかもしれない。

 私からは「いい子だよ」とだけ話した。
 お喋りを嫌っている訳ではなさそうだったから、
 子どもたちから事情を聞くことはあったかも。

 彼が気軽に子どもたちと接しようとするなら、
 あの子たちの呪が彼を蝕まないよう
 緩やかな闇が彼の周囲をふわりと包んだだろう。

 もし、あの子たちのお母さんが見つかっていたら、
 そんな心配も必要ないのだろうけれど。]
(-256) 2022/08/18(Thu) 21:12:43

【独】 空虚 タチバナ

[ある時はカナさんの話をした。>>-229

 他の怪異と繋がりの薄い私は、
 彼の疑問になかなか答えることができない。
 けれど、時折聞こえる歌声の主だけは
 時間すら有耶無耶な世界で私を呼んでくれたから。

 もし、鉢合わせするような場面があったなら、
 ■■さんを見つけたカナさんVS決して認めない彼の
 静かな戦いが幕を開けてしまったかもしれない。
 両者とも意見を曲げずに拮抗する中で、
 彼の手の中に■■さんの姿が現れることはあったか。

 きっと、ここにいた誰も、
 本当の■■さんを連れてくることはできない。
 彼女の見ている夢だけが■■さんを留めている。
 彼女にとっては生きているみんなが■■さん。
 だから、どんな人かなんて尋ねたこともなかった。]
(-257) 2022/08/18(Thu) 21:13:10

【独】 空虚 タチバナ

[彼女はどんな反応をしただろう。
 心が乱れる様子があればそれ以上を留めただろうし、
 私のことを彼女に熱弁しようとするのであれば
 呆れるより先に衝撃がこの身を貫いた。

 驚いて、慌てて、恥ずかしくて、
 
ちょっとだけうれしくて、
また慌てて。
 私は彼をカナさんから引き離そうとする。

 「彼女が望む夢を見させたいの」と。
 あくまで私の考えだったから、
 彼がなおも話し続けるのであれば止めることはない。
 ただどこか恥ずかしそうにそわそわして、
 彼と彼女が落ち着くまで傍にいただろう。

 これもすべて、夢かもしれないけれど。
 今も変わらず、彼女の綺麗な髪が
 陽に透けきらきら輝いていたならうれしい。]
(-258) 2022/08/18(Thu) 21:13:54

【置】 空虚 タチバナ

 
[締め切った窓の外で雪が降っている。
 遠くから聞こえるうぐいすの声、
 子どもたちの笑い声、
 聞き馴染んだ曲を奏でる歌声も。

 重い雲の隙間からは柔らかな陽光が降り注ぎ、
 霞んだ星空を覗かせていた。

 季節が混じって歪んで、時間が戻って捩じられて。
 私たちの願いが二人の世界を描いていく。]
 
(L14) 2022/08/18(Thu) 21:14:13
公開: 2022/08/18(Thu) 21:15:00

【人】 空虚 タチバナ

[夜は、二人で日記を書いた。>>-231

 色素の薄い彼の髪色に似た色の表紙。
 これまでなかったはずだが、
 待ち構えたように購買へ現れたものだ。

 カレンダーの枠には入らないことに早々に気づき、
 探しに出かけた時のことだ。
 そのせいで彼が書き込むことがない限り、
 カレンダーには二つの特別な日だけが残っている。]
(124) 2022/08/18(Thu) 21:14:36