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人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

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視点:


【人】 ガラクタ モノオキ

>>50 ユングフラウにしか聞こえない
〔▙ ▜▓▗_石にしたら死なないから、ずっと笑顔だから……〕

そんなことを考えながら。とはいえバケツは話さないまま、リーディエをじっと見ている。

「うあ……」
治療を試みられているリーディエを覗き込む、笑ってという身勝手な言葉は幸い言えない。
(52) 2022/07/28(Thu) 16:02:26

【人】 命灯癒光 リーディエ

ユン(>>46)の声がする。背中に触れる熱が心地良い。
でもユンの手が汚れてしまうから、もういいんですよ。

きっと誰の目にも私は長くないと理解出来るでしょう。


あと無茶を言わないでください。これでも頑張って生きました。
……私が死にたいと思ったこと、内緒にしてて下さいね。

知られたら格好つけたのに意味が無くなってしまうもの。


…足音(>>45 >>48)が複数聞こえるわ。1人じゃないのね。
……伝えて欲しいことがあります。愛していました、って……。
話すのも苦しくて、さっきのが限界です。…上手く言えてたなら。

ノルの頷き(>>49)が聞こえたから、伝えられた気がする。


こんなにも考えていること、ユンに伝わるかしら。
痛いとか、苦しいとか……そういうのは、伝わらなければいいのだけれど。

流石にもう頑張れませんよ、多分ですけど光も薄くなりつつあるでしょう?


ねぇ、ノル(>>51)。まだ納得いきませんか?…私は、諦めないで欲しいです。
何も知らないからこそ言える言葉ですが……。

……それに私。最初から"一緒に"は、死ねませんでしたから。
どうか、気づかないでくださいね。


視線(>>52)には気づけない。虚ろな瞳がそこにあるだけ。
…………あぁ、眠い。言いたいことはまだまだ、ありますが………。

……。…私、こうして誰かの腕の中で眠ること夢だったんです。


──我慢してたこと全部、最期に叶えられて良かった。
(53) 2022/07/28(Thu) 16:32:38

【独】 命灯癒光 リーディエ

ノルの腕の中。静かに、その鼓動を止めていく。
もうこれっぽっちも動けはしない。

声も出ない。痛みに呻くことさえない。

本来ならば、もっと早く死に至っていたはずだ。
それでも生きていたのは、大嫌いな力のおかげ。

それだけは、感謝すべきなのだろう。
出会いのきっかけとしても勿論。

もしも来世というものがあるのなら、今度は。
──今度は、何のしがらみもなく皆と居られますように。
(-17) 2022/07/28(Thu) 16:44:20

【人】 包帯 タンジー

>>49
「ノル……」

どうして。気付きたくないのに、気付いてしまう。
笑いかけてなんて、くれなければ良かったのに。

視界に入る血塗れのナイフ。
あの時、本当に殺さなければいけなかった相手は
こんなところに居たんだ。


一歩、また一歩と近付いていき、落ちているナイフを──
もう、間違えてはいけないから

拾わずに、ユングと反対側にぺたり座り込んで、リディの顔を見る。
そして触れようと、包帯の巻かれていない手を伸ばしかけて、すぐに引っ込めた。

「僕は……、」


日記の内容について、自分には届いてなかったけれど。いま聞こえてくる会話から何かあったのだと察することは出来て。
だからこそ今度は、みんなの話を聞いてから自分がどうしたいか選ぼうと決めた。

その結果が何であれ。
(54) 2022/07/28(Thu) 16:46:39

【独】 手探り ノル

血に濡れたナイフは、ひとりでに動いている。
探していたノルの右手に近づいていく。

死者には見えるだろう。運んでいるのは子供の手首だ。
噛んだようなギザギザの爪がついた4本指が、探しものを届けようとしている。
(-18) 2022/07/28(Thu) 18:07:42

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>52 モノ

▙ ▜▓▗
_ モノ、待って……ごめんね、ちょっとでも長く……聞いてて欲しいんだ。聞かせて欲しいんだ。〕

石にしよう、という発想を厭う訳では無い。
朽ちること無く手元にいて欲しいという気持ちも、わかる……わかってしまう。
ただ、その残り時間を一秒でも、早めたくなくて。

だから、ダメ、ではなくて。待って、という曖昧さを含んだお願い。
(55) 2022/07/28(Thu) 18:10:06

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>51 ノル

▙ ▜▓▗
_ 話すこと、沢山あるよ。〕
〔⿻▫__ 見つけちゃったんだ、知っちゃったんだ、主さまの秘密。〕


▙ ▜▓▗
_ 死にたいの? ……クロより説得力のある誘いをしてくれたら、乗るかも。〕
〔⿻▫__ 独りでは、絶対、嫌だけど。〕

考えうる限り最も困難な比較対象を上げながら、へにゃと笑ってみせる。

▙ ▜▓▗
_ ノール。僕
ノールのこと大好きな十年は、本物だよ? みんなのことも。〕

例え、このセカイが子らを愛していなかったとしても。

▙ ▜▓▗
_ 僕は、大好きだよ。
だから……終わりにする前に、話をしよう?〕

片手をリディの血に濡らしたまま、もう片方を貴方に伸ばす。
二人纏めて、抱き締めたがるように。
(56) 2022/07/28(Thu) 18:42:39

【独】 骨頭 クローディオ

人から見えない者は、同じく見えない者でも見えるんだろうか。

不可解なものが蠢いている様子が見えた。
小さな、でも荒れている手だ。
ナイフを動かし、運ぶ先を見れば、……アレはノルの味方なんだろうか。

今は、見届けるだけだ。
でも、ノルとその小さく歪なものに、意識を向けた。
(-19) 2022/07/28(Thu) 18:57:30

【人】 手探り ノル

リディ……動かなくなったね。近くにいるから分かる、心臓が動かなくなっているから。
羨ましい。
>>53
それで、側に来たタンジーを見た。……何もしないの?
タンジーがまたひどいことしないで済んでよかったって、少し思うけど。残念でもあった。
>>54

>>56 ユングフラウ
そんなふうにあちこちに目を向けていたけど、知っちゃった、と聞こえて、ぱっとユーを見た。

「ユー、平気なの?」
この屋敷のみんなが一番心配だったけど、君は一番心配の中の一番心配なうちの一人だった。
なのに笑ってて、クロよりなんて、難しいこと言って。
でも駄目、って言われなくて、安心した。


「ぼくもだいすき……だいすきだよ、みんな一番好き……だから」
リディを抱えたまま、ユーに身を寄せる。君の手の中に行きたい。

「だから駄目なんだよ。連れて行かれちゃう。ここにいられなくなっちゃう。みんなばらばらになっちゃう。ばらばらになって、苦しいことしかなくなって……」
そんな恐ろしいことが、遠くない未来にある。

「そんなのみんな平気じゃない、はず、だよね?だから、……」

だからみんな殺すつもりだったの。
(57) 2022/07/28(Thu) 20:09:12

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>57 ノル

▙ ▜▓▗
_ ぜんぜん……平気……じゃなぁい……〕

貴方の温度に触れて、安心したように。
へにゃの顔が、べしょになる。

▙ ▜▓▗
_ でも、僕、皆が仲良しなのが一番だから……
ご主人さまを見た時、悲しいより先に……皆のこと心配になっちゃったし。〕
〔⿻▫__ 僕に触れてくれる、僕の兄妹達のことが。〕

ぎゅうと貴方に擦り寄って、光の名残に照らされながら、天啓のように問いかける。

▙ ▜▓▗
_ ねぇ、ノール。なんで?
僕達が死ぬより……僕達の家族をバラバラにして壊そうとする悪い人たちを、全部殺せばいいのに?

そわなことも思いつかないくらい、思い詰めちゃう前に……やっぱり、話して欲しかったな。〕
(58) 2022/07/28(Thu) 20:35:55

【人】 ガラクタ モノオキ

>>53 ユングフラウ

〔▙ ▜▓▗_わかった。〕
素直に、あげかけたバケツを下ろす。

〔▙ ▜▓▗_ モノオキも生きている人が好き、ユングフラウ、リディ。モノオキやっぱりおなはしできるようになりたかったな。〕

なんとなく、モノオキもその様子をじっと見ている。

>>53 リーディエ
きっと最後の最後、すこしだけバケツを上げてあなたを見る。そこには笑顔がある。


>>57 ノル

「ううん、うああ」
ノルの言葉には首を降った。これ以上平穏が壊れるのは、物置の目の前で壊れるのはもう嫌だ。モノオキは否定の声を上げた。
(59) 2022/07/28(Thu) 20:46:45

【人】 手探り ノル

>>58 ユングフラウ
やっぱり大丈夫じゃないんだ、って、君を慰めるみたいに頭を撫でる。リディは君の方に寄りかかるようにして、手を空けて。
「……ぼくも、なかよしがいい……でも、ぼくが悪いってわかったらみんなは仲直りできるから……」
それくらい、仲良しだって思ってるから。あとで仲直りできるって信じたから、良くない空気にも耐えられた。

「そんなの……できる?たくさんいるのに、ぼくたちは子供で、外の人たちは大人だよ……」

昔、アベルと出かけたとき、怖かった。みんなぼくたちとは違ってて、きっと受け入れられることはなくて、でもお屋敷よりたくさんいたから。
敵うと思えないから、そんなこと、やれるとも思わなかった。
(60) 2022/07/28(Thu) 21:03:16

【人】 手探り ノル

>>59 モノオキ
「……モノも、やだよね?つれていかれたくないよね」
きっとそうだと思って、話しかけた。
(61) 2022/07/28(Thu) 21:11:13

【人】 ガラクタ モノオキ

>>61 ノル
「うあ、うん……ううん、いあー」
頷いてから首を振る。

嫌だよ、でもモノオキは掃除ができるよ。モノオキも仲良しがいいけど、死んだらくさっちゃうんだ。それはモノオキ嫌い
(62) 2022/07/28(Thu) 21:22:49

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>60 ノル

リディが、随分と軽い気がする。
ちゃんと預かって、それから撫でられるまま……ふふと小さく笑う。

▙ ▜▓▗
_ ……ノール、僕が考えたのと一緒のこと、言ってる。
悪い子が分かれば、みんなは仲良しで居られるって。〕

なんだか可笑しくなってきちゃった。

▙ ▜▓▗
_ でも、ノール。僕、ノールも、ハグベリーも、みんな一緒に仲良しがいい。だから、話をしよう?〕
〔⿻▫__ クロとも。ひょっとしたらリディとも。まだずっと一緒に。〕

▙ ▜▓▗
_ ね、大丈夫。だって、森のことは僕達の方が知ってる。僕たちが出来ること、外の人は出来ない。
外の人が僕たちを苛めるの、きっと怖いからなんだよ。

だから、みんなで力を合わせたら、きっと。〕

大好きな皆となら、きっと出来る。
ひょっとしたら、もっと広いとこにも行けるようになるかも。皆で。

▙ ▜▓▗
_ ね、だから。
まずは謝って、仲直りして、それから……話をしよう?

――僕達の場所を、守るための話を。〕
(63) 2022/07/28(Thu) 21:23:14

【独】 電球 フィラメント

*電球の彼は、自室にある机に向かって座っています。
*机の上には、死ぬ間際に開いていた本が、そのままに。

「…………」
「ふふ」
「――この本の、彼のようにはなれませんでしたねぇ」

*もう触れられない本を、撫でるかのように右手を添わせて。

「……もしも」
「もしも来世なんてものがあるのであれば」
「今度こそは、あなたのようになれるといいのですが」

*開かれたページには、
*傷つき、打ちのめされ、志半ばに折れてしまいそうな勇者を、
*賢者の少年が、背中を押すというシーンが描かれていました。

『大丈夫だよ、勇者』
『キミは勇気ある者で』
『怒りに乱されず、常に先を見据える力がある』
『冷静に、周囲を確りと見抜く力がある』
『……皆を導く、確かな力がある』

『だから、勇者。大丈夫だよ』
『僕や、仲間の皆がキミを支えるから』

『キミは、キミの正しいと思ったことを』


*電球の彼は、捲れないそのページを、
*ただただ、眺めるばかりでした。
(-20) 2022/07/28(Thu) 21:34:27

【人】 手探り ノル

>>63 ユングフラウ
「……そうなの?そうだっけ……」

「……ベリ兄も似たこと言ってたかも。似たのかな。ずっと一緒にいたから」
ぼくが一人になるのもいやって、そんなこと。

君の声から確信を感じて、でも信じられはしないんだけど。
みんなにはどう謝っても駄目だって思うんだけど。

「…………うん」
頷いて、しがみついた。
もうぼくは失敗だから。

できないこと、今だけできるって思って、この先のこと、忘れちゃいたい。
(64) 2022/07/28(Thu) 21:37:08

【人】 無線通信 ユングフラウ

▙ ▜▓▗
_ 大丈夫、大丈夫。〕

心の底から語りかける。
繋いだ手の先へ。地に足付かぬ長兄へ。
零れ散る光へ。足元の光らぬ電球へ。背の骨へ。
永遠に成りゆく者と、成すモノ。
この館のような鳥籠と……それからきっと、声はなくともいるのでしょう? 見ててくれてるのでしょう? 父さま。

▙ ▜▓▗
_ ね、皆でなら、きっと、何でも出来るから。〕

まだ、終わらない。

▙ ▜▓▗
_ だから、もっと、物語はなしをしよう?〕
(65) 2022/07/28(Thu) 21:47:58

【人】 ガラクタ モノオキ

「んふふ」

〔▙ ▜▓▗_モノオキは平穏がいい。平穏を壊す前に、僕がお掃除するよ。〕

喋れない怪物はこれからのお話に胸と髪を踊らせた。

良かった。モノオキの好きなもの。これから平和で平穏だ、きっと。
(66) 2022/07/28(Thu) 21:56:29