ひゃ！？

［小さく、だが低い声が聞こえた。
暗くてどこから何が来るか分からなくて、些細なことでびくびくしてしまう。
この際笑われようがなんだって良い。>>60］

(カナモリくん、大丈夫なのかなぁ？)

［先ほどから下を向いたままなのである。>>61
とはいえ今触れたら確実にびっくりさせる、出たら真っ先に様子を確認するとしよう。］



［後ろから、ぺたりと。
首筋にひんやりとした、うっすら湿った物が当たった。

メグルがくっつけてきたものと同じであるが、気づく余裕は本人には無い。］**

……

[俺は一体何を…？
そんなことを考えながら、順路に沿って歩く。
完成した後に一度歩いては見たが、本番となるとやはり雰囲気は変わっている。

怖くはないが、後ろの先輩達の反応が気になってしまうのだった。]

『ぅおっ?!』

[…余程眉間に皺が寄っていたのか、嬉々として驚かせようとしてきたクラスの誰かが、こちらを見て逆に悲鳴を上げた。(>>61)]

『ハリヤマ！お前何してんだよ』

…まあ、諸事情により…？

[小声で話しかけられるのに、こちらも小声で返した。]

>>62
[後ろから何やら大きな悲鳴が聞こえる。
この声はホシノさんか。]

…楽しんで貰えてるなら、いいか。

[こんなんで大丈夫か？と思いながら準備していただけに、安堵と、感謝もある。
少しだけ、口元が緩んだ。]

[自分のクラスでとてつもなく愉快な事が起きてことが起きているとは知る由もなく。野菜セットを2つ手土産（？）にユミノイの元へと向かった。
『あそこの焼きそばプロ並みにウマい』と道中クチコミが聞こえてきたのには謎にジェラシーを感じつつ。]


（……並んでやがる。）
　

[そろそろシフトが終わるタイミングで列に目を向けると、丁度メグルの番になるところだった>>a26
何故かわからないが野菜を抱えている彼に声をかける]

いらっしゃい。
えーっと……具材は持ち寄り？
それとも普通にルーレットする？

(wwwwwお化け同士で会話してるぅwww)

[もはやハリヤマの動向ばかりを目で追っている為、向こうは密かにしているつもりであろうやり取りも、ハリヤマのありのままな顔の向きで目に入ってしまう>>63

腹筋に力を入れ、どうにか噴き出すのを堪えているところに、隣のホシノが悲鳴をあげる>>62]

んっふ…！
んん、ゲホンゴホン！

[急な大声に驚いて、堪えきれなかった笑いが洩れた。
苦し紛れに咳き込んでみたりもしたが、まぁ苦し紛れである]**

あっはははは！ホシノくん大丈夫？
ほらほら、そんなのにビビってたらこの先生きのこれないぞー。

[こんにゃくを退けて奥へと促す。すると前方に客らしき人影を見つける]

お、第一村人発見！
ハリヤマくん、ちょっとよろよろとした歩き方できない？こう、ふらーっとした感じで。そうそうそう！それで前の人たちに向かって歩いてって。

[指示通りにしてくれるのであれば、ハリヤマの背後から前方の人に向かって「そこのお方。……うらめしや〜」などとアテレコするなど、嬉々として驚かす側に回るだろう]

>>68 サトミ先輩

それはそうなんですけども〜……！！

［絶対今の自分は半べそをかいている。
目を擦って涙を拭う。］

(うーん、カナモリくんも、なんか大丈夫じゃなさそうだし、早く出よう……)

［1番イキイキしているのは間違いなく先輩だ。
先導するハリヤマに指示を出して、自分が驚かせる側になっている。>>68

先輩は敵に回さない方がいいな……などと、肝に銘じた。］

……あっ……あれ、もしかして……？

［時折悲鳴をあげ、本格的に驚くと声もなしに硬直もしたものの、なんとか出口らしき光が見えると目を輝かせる。］**

>>68 サトミさん
あ、ハイ…こうかな…

[指示に何とか従おうとはしてみるが、演技の経験があまりないので中々に難しい。
陸上部の練習で疲れ果てた後の歩き方を思い出しながら歩くのに集中し過ぎて、後ろでアテレコされていることに反応する余裕はないのだった。]

[後ろで何を思われてるのかはともかく、従順によろりとした足取りで歩くハリヤマを見た客が悲鳴を上げて出口へ走っていくのを見て笑いながら満足そうに頷いた。
もしかしたら驚かし役の人まで逃げ出したかもしれない]

>>70ハリヤマ
いやー、いい動きしてたよ！ほれ、お客もあんなにいい悲鳴上げてくれたことだし、今の悲鳴で箔が付いたんじゃねーかな！

ネクロマンサーってこーゆー気分かね。おっと、もう終わりか？あー、楽しかった！
ハリヤマくんは案内サンキュな！後でアップルパイでも差し入れするわ。

[背中を叩いて礼を言った]

>>66ユミノイ
[野菜は、持ち帰って自炊とか──俺はしねぇ。ならばここで足しにしてもらおうと思った、と伝えて。つまりは寄付だ。こういうのはルール違反だったりするか？]


　ルーレット、する。


[意外と自分も祭りごとを楽しみたいのかもしれない。]

　

[サトミさんの指示通りに動くと、このお化け屋敷始めて一番じゃないか、というくらいの悲鳴が上がる。
後ろでは楽しそうな笑い声が聞こえる…何かが違う気もするが、これはこれで成功なのだろう。]

>>71 サトミさん
ネクロマンサー？ていうかプロデューサーか監督って感じでしたね。

何であれ、先輩方に楽しんでもらえたなら良かったっス。
お疲れ様っした。

アップルパイ…ありがとうございます。
そういえばまだ何も食ってないな…

[メグルの引き当てた食材は……ベジマイトだ

真っ黒で独特の臭気を発するオーストラリアの発酵食品、それをふんだんに焼きそばに絡めていく
眉を顰めながらも調理を進めていくが、元々が真っ黒故か焼き加減も分からず気がつけば酷く焦げた匂いがした

出来上がったものは到底食べられるものとは思えない臭気を放つ、焼きそばのような何か]

…………………………ごめんメグル
頑張ってくれ

[そっと差し出した]

[多少変な声を洩らしはしたものの、どうにか耐えていたはずだった。
サトミのハリヤマへの指示を聞くまでは。

素直に従う落ち武者と、割れんばかりの悲鳴を上げて逃げていく先客と、予定にない流れに呆然と顔を出しているお化け役。
嬉々としてハリヤマに指示を出しているサトミが前を歩いているのであまり意味はないかもしれないが、ホシノの視界から隠れるように少し歩を弛め背後を歩く]

ぶはっ…くっ…ふふふふふw

[結局出口に至るまで、サトミの完璧な演技指導は続けられたのだった]

はー…はー…メッチャ疲れた…(笑い)死ぬかと思った…

[そう呟けば、涙目のホシノが同意してくるだろうか。
ホシノがきちんと怖がっていたのであれば、必死に笑いを堪えた努力も報われるというものだ]

やー、めちゃくちゃ楽しかったよ、ハリー案内ありがとねー

トミー先輩は付き合ってくれてありがとうございました、お陰様で面白いものが見れましたw

ホシノんは巻き込んじゃってごめんねw
ライブ頑張ってー

[やんやと感想を言い合った末、それぞれに挨拶して解散となる]

そういや、せっかく近くまで来たからチャレしていこうかなー>>0
……えぇ、何このお題…食べ物で遊ぶんじゃないわよ

よいしょっと
親子丼^food

>>75 カナモリさん
そんな疲れる程歩きましたっけ…
楽しんでもらえたなら良かったっス。

[解散していく先輩達(>>76)にお疲れ様っした、と頭を下げて、自分も休憩として今度こそ教室を離れる。

>>42 >>43の先輩達の言葉ももっともなので、着替えは諦めた。もう今更何でもいいか、という気持ちも大分ある。]

…どうすっかな。
腹も減ったし、このままテツヤのクラスに行ってみるか。

>>74ユミノイ
[湯気と共に香ってくるそれは、海苔の佃煮とイカスミパスタのソースを混ぜたような。色も真っ黒だった。]

……なんだソレ……。


[思わず疑問を口に出せば、曖昧な笑顔で応えてくれるユミノイと、現品を渡してくれた剣道部のスタッフだ。『ベジマイト』──すぐさまスマホで検索すれば『菌と塩』が主成分の食材らしい。食えるのか？]

（）

[温かなソレに、ここ一番のハイライトとばかりに視線が集まる。道着来た女子が泣いてるぞ。何かを焦がしたような香りが混沌を上乗せする。
『初めて人が引いたな』という声も聞こえてきた。俺は梱包されたその食い物を粛々と受け取った。]


　……待ってっから。


[>>a36の消え入りそうな声に、フォローのつもりで返したが。周囲には心中宣告に聞こえたに違いない。さっさと食うか……。]

　

>>75 カナモリくん

はー……怖かったね……。

［実は人生初でした、というのはシークレットにしておこう。

大きく深呼吸をする側でカナモリが笑っている。
悪い意味ではなく、彼には彼で楽しいことが発生していたらしい、と、解釈した。］

んーん、いいよ。
意外と楽しかったし。
先輩もハリヤマくんも、ありがとうございました。

［スマホで時間を確認すれば、もう少し宣伝できる時間はありそうだ。］

カナモリくん、上着返すね。
ステージで待ってるから、時間あったらきて！

［ぱちり！
左目だけ閉じて挨拶をして、開催会場までの道のりをゆっくり歩き始めた。］

！？

［道すがら、すごい匂い……いや、臭いが窓から飛び込んできた。
覗き込めばどうやら出どころは焼きそば屋であるらしい……>>74］

(行くのめっちゃ怖いが…………？)

［今の自分には後輩と、臭いのもとの餌食になる人の無事を祈ることしか出来ないのだった—……。］

>>0
[1年い組の教室に顔を出せば、複数人がぎょっとした顔をするものの、『何だ、ハリヤマか』という反応が返ってくる。
毎日のようにテツヤとクラスを行き来しているので、比較的わかりやすくはあるのかもしれない。]

テツヤは… いないか。

[視線を巡らせてみるが、見える範囲にはいなさそうだ。]

それはそれとして腹が減ったから俺もやってみる。
プレッツェル^food

…パンではあるな。
塩気があって、弾力が…

いや、スゲー飲み物欲しくなるなコレ…