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人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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【墓】 発熱 ニエカワ

>>+10 セナハラ
「……なんで、あやまるの…?」

温度のない掌で両頬を包む様にしてこちらを向かせる。

「……俺を殺したから?
 身体をバラバラにしたから…?
 先生の肉を食べたから…?
 嘘ついたから…?」

貴方の罪を並べ立てる様に一つ一つ問いかけた。
少年に悪意はない。
ただ貴方の事が知りたいだけだ。
(+12) 2021/07/09(Fri) 11:01:39

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

共犯者にだけ話したことがある。
ニエカワを救助まで生かしたいなら、
全員分の食糧を掻き集めなければならないと。

薬だけで病は治らない。
それには体力が必要で、その体力を維持させるには食糧が必要だ。

「……言わせんですか、それを」

言わなければ。
肯定しなければ。

「…………そう、ですよ」


絞り出すような声で、漸く、一言呟いた。

天秤が傾いた方を優先した。
ただ、それだけ。
技師が亡き今、自分が一番年嵩だ。
たとえ大人と呼べる歳だろうと、
貴方だって男からすれば子供である。
あの少年一人の未来と命は。
貴方達全員の未来と命より、ずっと軽かった。
(-84) 2021/07/09(Fri) 11:26:02

【墓】 諦念 セナハラ

>>+12 ニエカワ

止まった筈の心臓が悲鳴を上げる
気がした

胃が中身を絞り出すように痛んでいる
気がした


「……っ、怒ってる、ん、でしょう?」


罰が当たったのだ。
定めに流され、嘆いていれば良かったものを。
人の手で命を選んで、自ら人の道を踏み外して、
……抗ってしまったから。

「な、……何でも、する、からッ…………」


目を逸らせない。
何の力も込められていないのに、
顔に触れる手を振り払う事ができなかった。

「……、許して、ください」


震える声で、唇で、赦しを乞う。
(+13) 2021/07/09(Fri) 12:38:11

【墓】 発熱 ニエカワ

>>+13
「怒ってないよ…… ──でも」

あの優しくて大人なセナハラさんの怯えた表情に心の奥底が疼く様な感覚が這い上がる

「セナハラさんのその顔……可愛い……」

目を細め、柔らかく微笑んだ。
その笑みがどこか妖しげなのはこの少年の本質か死人だからか

「ねぇ…何でもしてくれるってホント……?
 “コレ”は嘘じゃない…?」
(+14) 2021/07/09(Fri) 13:15:50
タマオは、「あ、リョウクンお話出来ていて嬉しそう。よかったー」みたいなことを考えた。
(t6) 2021/07/09(Fri) 13:32:43

タマオは、気付かれない内にそっと去った。
(t7) 2021/07/09(Fri) 13:33:13

【独】 流転 タマオ

邪魔したら悪いしねっ!!!
(-85) 2021/07/09(Fri) 13:35:41

【独】 流転 タマオ

死んだら先生(アユミさん)にもまた会えるんだみたいに言っていたし、くっついて歩いていたセナハラさんとも多分お話したいよなーって思っていたら現場に遭遇したので、そっとしておきました。
(-86) 2021/07/09(Fri) 13:41:22

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「あンな死に方選んだ訳を聞いてンだが――
 ……。…………、――
ぇ、?


 初め、囁かれたそれこそが答えだとは思わなかった。
 だから変わらぬ調子で言葉を紡いで、不意に途切れて。
 沈黙の末、小さな声が口から洩れた。

 半ば呆然とした様体で、死んだ男の顔を見る。
 左の耳朶、光る飾りは妙に浮いていて。

 ――死人ってのは、
 死んだときの恰好で現れる決まりなんだろか。
 そんな場違いな事を片隅で考え乍ら、
 よく回る筈の口は、短く。問い掛けの形に動いていた。
      
こと

「……そンな理由で?」
(-87) 2021/07/09(Fri) 14:26:51

【独】 被虐 メイジ

オレが、もしかしたら恋未練かも、という
淡い期待をいだきながらマイフレンドを殺すって
決めた甲斐があったわね
(-88) 2021/07/09(Fri) 14:28:21

【墓】 諦念 セナハラ

>>+14 ニエカワ

大人として振る舞う余裕など、とうに無くなっていた。
何を言われたのか、理解する前に口が動く。

「ぅ、うそじゃない。……ほんと、本当だから、」

震える手で縋るように、貴方の服を掴む。
その笑顔が、ただ恐ろしかった。
(+15) 2021/07/09(Fri) 14:30:31

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「はい。
 無駄な、足掻きでしたね、思いついた頃には。
 誰かが誰かのために望む死が他にあるのならば、
 あなたは残る可能性がありました。
 今となっては、わかりませんが。
 私は、生きるよりも大切なことはあると学びましたから。
 あなたが望んだことどおりに運ぶ可能性もありました。

 私は、あなたが望んだ通り、
 子供たちのために死ぬ大人ができたと思っています。
 取引通り、食事と一緒に。
 他の荷物は渡せませんでしたから、遠くへやりました。
 まだ、疑問がありますか。
 生前からいっていたとおりです」

問いかけを繰り返している自覚がある。
死因に関しては、自分は一切関わっていなかったから、……それを気にしているのだろうか?

「首を切り落とされていたことに関してですか?

 ……、……。

 あれは、痛いのも、苦しむのも嫌でしたから」

本当は、理由はたくさんある。
あえて告げていないものもある。
それを生きている目の前の青年に言うべきかを迷い、呟いた。
二度と会えないはずだったのだから。どうせならば。

(-89) 2021/07/09(Fri) 15:03:17

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「死にたく、ありませんでした。
 一人で、……自分の意思で死ぬのが怖くなりました。

 このままでは取引ができなくなると思い、
 死に方を教わって、手伝ってもらいました。

 私の飢えは空腹ではありませんでしたから。
 このままでは約束を違えて、生かそうとしたでしょう。
 だから、殺されました、殺してもらいました。

 最後にほしかったものも、あなたから貰えましたから。
 後悔は、ありません」
(-90) 2021/07/09(Fri) 15:05:07

【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ

「……それなら、」

あなたの前にすとん、と膝をついた。その表情は硬い。
人を殺したくないのは、そうだ。
増してや、信頼していた人ならなおさら。

「やったこと、あるよ」

両手を伸ばす。恐る恐るといった風に
あなたの首に温い指が、手のひらが、触れる。
あとは力を込めればいいだけなのに、指はまだ動かない。

「…………」

それはあなたの言葉を待っているようにも
躊躇っているようにも見えた。
(-91) 2021/07/09(Fri) 16:06:29

【赤】 被虐 メイジ

        
刺し殺そうと思った。

──最初は、身を守ろうと刃物を取った。
本当は、話がしたかっただけだった。


けれど、暴力に屈するばかりだった無力な少年に
確実に、急所を狙う力なんてなかった。
逃げるのに十分な傷だったことなんて、気付ける頭脳もない。

   
父親

ああ、脅威がまだ動いている、息をしている。
また"狼"が牙を剥いて来る。

──次は殺されるかもしれない!


ぼろぼろの壁際に寄り掛かる男
刻まれたふたりの子の名と数字。
かつては、幸福の記憶が染みついていたであろうボロ家

恐怖の感情に支配された少年は、牙を剥いた。
……動かなくなるまで、恐怖が、消えるまで。
この手で、首を絞めて、息の根をとめてやった。

もう誰もいない空っぽの空間。

この嵐と共に沈んでいくことを、願った。
(*7) 2021/07/09(Fri) 16:55:34

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「……殺したくないけどね、それ以上に死にたくないんだ」

あなたの言葉に応えているようだったが
その実、独り言だった。

「生きてたら、オレにもさ、いつか、……
 幸せな未来あるかもって夢見てしまうんだ」

誰も聞いていないとわかっていながら
ただの独り言をつらつらと。
(-92) 2021/07/09(Fri) 16:57:44

【赤】 被虐 メイジ

「……よせばいいのにね」
(*8) 2021/07/09(Fri) 17:00:44

【墓】 発熱 ニエカワ

>>+15 セナハラ
「……じゃぁ…、じゃぁさ……」

耳元にそっと唇を寄せて、内緒話をするように囁きかける。

セナハラさんが欲しいな
……
 ずっとずっと…俺の傍に居てほしい……」

縋るように掴む手が愛おしくて……優しく、宥めるように頬を撫でた。

「セナハラさんが俺のものになってくれるなら、
 全部全部……
許してあげる
……」

別に最初から怒ってなんかいない。
貴方に恨みも持ってない。
でも、"許す"という口実で貴方を自分のものにできるなら、それでもいいと思った。
(+16) 2021/07/09(Fri) 17:26:25

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「……なれるよ。 アキラなら大丈夫……生きてればちゃんと幸せになれる」

病室のベッドに寝転がって二人で話をしたことを思い出す。
いまはなんだか、その時の雰囲気に似てる気がした。
あの時と違って、お互いの声は届かないけれど。

「俺……アキラには生きててほしいんだ。
 俺を殺して、その肉を食べてでも。

 最後に話した時……もし"食料"にしていいかっていわれたら……俺はいいよって言ったと思う。
 それで好きな人と友達を助けることができるなら……こんなポンコツな体でも、生まれてきた意味あったなって思うし

 …………だから、できるだけ頑張って生きてほしい」
(-93) 2021/07/09(Fri) 17:38:36

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

教えるだなんて白々しい。
本当はただ死にたくて、
死ぬ勇気も無いから、殺されたいだけだ。

「じゃあ、復習になりますね」

首に触れる子供の手に、自らの手を重ねる。
喉の両側から、軽く力を与えた。

「……ここ、脈打ってるのわかりますか。
 この辺りを両側から押し込んでください。
 気道ではなく、脈から絞めると容易です」

微笑んだ、筈だった。
笑うのは得意な筈なのに、自信がない。
(-94) 2021/07/09(Fri) 18:00:31

【秘】 遊惰 ロク → 諦念 セナハラ

「……そうかい」

 突き飛ばす様に胸元から手を離す。
 沈黙の長さ、答える語調。
 何より雄弁なそれらを前にして、虚しさが胸に広がる。

 
これは、余談だけれども。
女の医者――技師と、話をした時のこと。
男は、薬が足りてンなら大丈夫だなァ、と思った。
食う人数を減らすことをとうに決めて、行動に移していたから。
それで足りると、愚かにも信じていた。
その間違いは正されず、今もまだ、信じた儘でいる。


 ダラリと手を下ろして、独り言ちる。
 熱を失ったあの子との会話。尽きぬ悔恨。

「……おれァ、あの子に。
 自分の分まで生きてくれなんて、言われたくなかった。
 自分のこと、……ッ、“食料”なんて、
 そンなひでェこと、……言わせたかなかった」▼
(-95) 2021/07/09(Fri) 18:08:55

【秘】 遊惰 ロク → 諦念 セナハラ

 ベッドの上、シーツに包まれた死人を見下ろす。

 眼前の医者を詰る言葉は――
 そっくりその儘、この男自身にだって言える事だった。
 手酷いエゴだ。
 己が望んだ男の死体を前にして、
 その死を弔うより先に、喪われた別の生を悼んでいる。

「――“仕方なかった”だってよ、お医者サン」

 目を逸らす様に、雨戸の閉まった窓を見る。
 雨の音が、ひどく煩い。

「仕方なかったンだと。長くはねェのわかってて、
 どうせ死ぬなら、みんなが助かる方がいいってさ」

 誰の言葉とも明言せず、そう告げた。
 あの子は恨んじゃいない、なんて真っ直ぐには。
 恨み言を吐き散らした口では到底、伝えられなかった。
(-96) 2021/07/09(Fri) 18:15:09

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「リョウが生きてたら、なんて言ったかな」

病室のベッドに寝転がって二人で話をしたことを思い出す。
この嵐がなければ、きっとああやって語り合う相手なんて
いなかっただろう。
ほんのわずかな時だったけれど、嬉しかった。
あれが、今でなければよかったのに、と思ったこともある。

「ウソなんて、つかなくてもよかったのかな。
 わかんないや……もう死んじゃったんだから」

ああしていれば、こうしていれば、一人でいるとそんな
ことばかりが脳裏に駆け巡っていく。

「勝手に食料にしたからには、ちゃんと食べるからね」

なにもない空間に語り掛けながら、悲し気に、薄く笑った。
(-97) 2021/07/09(Fri) 18:20:42

【独】 被虐 メイジ

首の絞め方 検索
首絞め 気持ち 検索
首絞め たのしい 検索
首絞め たのしくはねえよ 検索

#自キャラが首絞めてる時の反応
#自キャラが首絞めてる時の気持ち
(-98) 2021/07/09(Fri) 18:28:19

【墓】 諦念 セナハラ

>>+16 ニエカワ

──許してあげる=B

囁かれた瞬間、気付けば頷いていた。
その言葉の、本当の意味もわからないまま。

「ずっと、いる……、います。
傍に、います


安易に終わりの無い約束を交わした。
視界が霞み、涙が頬を伝っていく。
許されるという安堵から溢れたのか、恐ろしいからなのか、
……何もわからなかった。
(+17) 2021/07/09(Fri) 18:30:16

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

その言葉に顔を歪め、強く首を振った。
まるで死者から直接聞いたかのような言葉が、心の傷口を開けていく。

「──……ぁあ、五月蝿い
五月蝿い!!


 作り話なら結構だ!さっさと出て行け!!」

肯定されるのが何よりも苦しい。
自分が殺した人々が、最初から存在しなかったように思えてしまう。

否定され、人でなしと罵られる方が何倍も良かった。
男はずっとそう言われながら、これまで生きてきたのだから。
(-99) 2021/07/09(Fri) 18:50:52

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「……ありがとう」

食べてくれるという言葉に嬉しそうに笑った。
全部本当の事を言ってほしかったのは本音だけど、彼にも事情があったのだろう。
嘘をついたことも、殺したことも、責めるつもりはない。
もし、また言葉を交わせる時が来たら色々聞いてみたいな……
そんな事を考えながらふわりと隣にいた少年の気配は消えた。
(-100) 2021/07/09(Fri) 18:57:46

【墓】 発熱 ニエカワ

>>+17 セナハラ

約束
だよ……」

そのまま、ぎゅっと貴方を抱きしめた。

セナハラさん……大好き……



死後漸く望みが叶うなんて、皮肉以外の何物でもないが、少年は幸せだった。
(+18) 2021/07/09(Fri) 19:19:11

【独】 流転 タマオ

>>ニエセナ
あ〜〜〜しあわせそう〜〜〜〜〜〜〜よかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(※墓下差分が続くのを見ながら
(-101) 2021/07/09(Fri) 20:08:36

【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ

教えてもらいたくなんてない。
あなたに死んでほしくだってない
殺す勇気のほうが、死ぬ勇気よりもあるなんて嫌だった。

「……こわい……?」
(……嫌だよ)

ゆれる、大きな瞳があなたを見つめている。
問うたところで何になるというのか
脈打つ鼓動が、体温が、手のひらに伝わってくる。
嗚呼、これをまた、自分が生きる為に
止めなければならないのか。

「大丈夫だよ、オレちゃんとやるからさ」
(──本当に嫌だ)

メイジは笑う。道化みたいに。
震える手に、指に、じわりと力を込め──

「……じゃないと、ただ苦しいだけでしょ」
(でもね、勝手に死なれるよりは、いいかなって)

腕をぐ、と強く押し込んだ。
メイジが出せる限りの力を出した。
──でもきっと、前にやったようには、強くできなかった。
(-102) 2021/07/09(Fri) 20:09:27

【独】 流転 タマオ

>>*7
お話したかったわね・・・・・・・・・・・・・・・・ママならない世の中だわ・・・・・・・・・・・・
(-103) 2021/07/09(Fri) 20:13:34

【独】 流転 タマオ

・肩書“流転”
一か所に留まらず、あちこちをうろついているので。何かに疑問を持たれて考えられてしまうと認識改変が解けるため、長居がそれほどできないのだわ。今回で言えば、“玉青”姓が他にいないのだとか。何かおかしいを考えられる前、且つなるべく長く、でちょうどいいくらいが一年程度。
(-104) 2021/07/09(Fri) 20:19:29