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人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ

「……、コヨーテ。」

目に映った君の姿は、何処か泣きそうにも思える様な表情で。
混濁した意識の中、眠るまでの記憶を掘り起こす。といっても、最期の方は苦痛と慈悲で塗り潰されていて朧げだ。
ただ、その様子を眺めていたであろう君は、そうなってしまうのか、と。
俺が苦しむ所を見るのは、そこまで辛く思えてしまうのかと。


そっと身を起こし、まだ少し眠っていたいという欲を振り切って。君の方に近付いて、その身を抱き留める。

「大丈夫……だけど。少しだけ、甘えてもいい?」
(-75) 2022/03/03(Thu) 23:06:09
アルレシャは、届いたネグローニを見て一瞬真顔で動作を止め、やがて憮然とした表情でちびちび飲み始めた。
(a39) 2022/03/03(Thu) 23:06:49

【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード

「それは知らなかった。俺は運が良かったな。
ごく稀
を引き当てたということは」
斧は投げ捨てた。

「まずはこの茶を飲んで感想をくれ。
蘇生装置とは仲良くしてほしいが飲んでくれれば絶交して良い」
口実としたが実際飲ませたくもあるお茶はあなたに押し付け、室内へ足を動かす。

「別に大きな用があったわけではないが。
君があまりに"大人しすぎる"ので見に来た……殺風景だな」
こういう家具は暴れる人間の部屋によく用意されているな、と考えながら見回す。
(-76) 2022/03/03(Thu) 23:11:58

【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン

君が名を呼んでくれる事が、目を覚ましてくれたことが嬉しくてたまらないのに。何処か苦しい。
だって、君を苦しめる事になった原因を作ったかもしれないのは。


「いくらでも。…好きなだけ、甘えてくれ」

抱き留められれば、こちらからもそっと…したかったのだが。
どちらが甘えているのか分からないが、君に離れて欲しくなくて。ぎゅ、と思いの外強く抱きしめてしまうだろう。
(-77) 2022/03/03(Thu) 23:18:14

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード

「痛くないだろ、今のは」

大袈裟だなァと呆れたように言って、小さく笑う。
景色が変われば髪を揺らすのは冬の冷たさではなく、春の微風だ。バーナードの背をぽんぽんと撫で、落とされるキスを受け入れた。

「なんでもなァ……。ま、覚えとく」

軽い調子でそう返して、すっかり冷え切った体が温まるまでそうしていただろう。
――きっと。今日は、良く眠れるだろう。
(-78) 2022/03/03(Thu) 23:29:25

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 蒐集家 テンガン

「えっセンブリ茶飲めって?……まあお前に白兵で勝てる自信ないしなあ……飲む飲む」

 押し付けられたものは素直に受け取りつつ、手斧が廊下に落ちていてもアレなので一先ずは部屋に転がしておく。二脚ある椅子の片方に座りながらお茶を飲んで顔を顰めて……

みかくこわれる……

 大人しくもなるさ、過度の精神負荷がかかれば当然色んな面で弱る。遅くとも処刑までには戻すつもりだが……ああ、まあ最低限以外置いてないからな。それでも白い部屋は譲れなくてさ、落ち着……くと俺は思ってるから、この部屋」
(-79) 2022/03/03(Thu) 23:31:27

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード

/*
 お返事遅くて申し訳ありません!こちらこそお付き合いいただきありがとうございました!突然ベコベコに凹んでしまってごめんなさいね……どうしてこんな事に……?
 日付くんも時間くんも待ってはくれないの……また機会がありましたら是非!お互い無理せず走りきりましょう!愛を込めて!
(-80) 2022/03/03(Thu) 23:33:30
シトゥラは、『なんておまえのところに』 濁点と変換ができていない。 >>a38
(a40) 2022/03/03(Thu) 23:35:16

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン

電気が消えてから布団の中で丸まって一度目を閉じる。
近くで味とともに気配はするが、ベッドに入ることは無いのだろうと察する。

だから目を開けて、寒くないのかなと考えてみたり。
…無礼講中、いつもこうして眠っていたのだろうか。

少しだけ身を近づけて、叶うなら服の端を握る。
わざわざ手を借りるのはなんだか眠れぬ子供ようだし。
あとは眠る邪魔になるかもしれないから。


部屋が暗くなってからは、眠るつもりがなかったはずが微睡みが近付いてきたような気がする。
うとうとと、目を開けていることが辛くなって、ゆっくりと瞼が落ちてくる。

少しだけ実戦の事を考えたりもしたが、眠気に特に逆らう事はなく、君が特に何も話しかけずにいるなら、そのままここで朝まで眠る事になるだろう。
(-81) 2022/03/03(Thu) 23:35:18

【秘】 衝撃波 ポルクス → 人形師 シェルタン

隠し扉の先、更に暗く不気味になっていく部屋の雰囲気に怯えてか、袖を掴む力が強くなっていく。なんなら距離も先程よりは近いかも、かなり。ピト……。
よくわかんない機器が沢山あるなあ、と首を傾げつつ。

「……ンー、そう……
"振動特化性難聴"
つって。
 耳が聞こえない代わりに、音を振動として感知する力が強いーってヤツらしい……で、感知するのは耳じゃなくて、主に心臓」

拘束解除直後の演奏時に起きていたであろう心臓の揺れ。
あれと近しい感覚で常に振動を感知しているのだ。
常に騒々しく動き回る音を心臓で受け続ける。

だから疲れて人のいない場に無意識に逃げてしまう。


咄嗟に出る声が大きくなる癖があるのはあなたの想像通り。耳が聞こえてからの音量調整にまだ慣れていない。たまに喋るまでに空白の時間があるのも、音量調整のためなのだ。
自分の胸のあたりを手のひらで軽くぽんぽん、と叩きながら。

「アンタの音は、なんか……静かだけどザワザワする感じするな」
(-82) 2022/03/03(Thu) 23:35:29

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 蒐集家 テンガン

「それなら最初から扉開けねェよ」

ほんとにやりそうでヤダなコイツ。

「……そりゃ挑発かなにかか?
 『大変な事』を仕掛けてきた奴がよく言うなァ」

久々の外はそんなに楽しかったかァ?
――シトゥラは奇襲を仕掛けて来た相手を知っている。テンガンもそれに気付いているだろうと見做した上でそう告げる。
かけられたカマを挑発と誤認したように振舞って、シトゥラの状態を誤魔化し続けている。……ま、なんであんな事したかは本人から聞きたかったとこだしなァ。
(-83) 2022/03/03(Thu) 23:47:44
ナフは、処刑終了後、また同僚に申請を任せて立ち去ったろう。何かを持ったまま。
(a41) 2022/03/03(Thu) 23:51:54

【人】 時魔嬢 クロノ

「ごはんーごはんー」
長い夢を見ていたのよ。βが長い事表に出ていたのね。

チャバタfoodメロンジュースdrinkを頼んで、しばしの夕餉。
「もうすぐ終わってしまうの?少しさみしいのよ」
(31) 2022/03/03(Thu) 23:59:57

【秘】 衝撃波 ポルクス → 従者 ムルイジ

「俺は親、いなかったから……比べられたり、は無かったけど……
 なんだろうな、兄弟って結構……そういうモンなのかな?
 切っても切れるもんじゃない、しな……こういうの……」

嬉しい、と同時にちょっと安心できた気がした。
自分は普通の家庭とは言いづらかったから。他の"兄弟"も同じような悩みや思いを抱えるものだと、やっと実感した。

「……ウン、いつ出れるかは、わかんないけど……
 出られ、たら……絶対に探し出して、聞くつもり」

……なんて、どこか困ったように曖昧に笑って。

能力詳細と双子の兄の存在の黙秘。
これらはとある
未解決事件
に由来する行動で。
この男には刑期など未だに知らされていないのだ。

決まっているかどうかも分からない。


それでも……腹は決まったから。
あなたが願ってくれるのなら、それがこの男の背を押す。
きっと叶う。叶えようと思うんだ。
逃げるのはもう、やめにするんだ。


摘まんでいたマカロンの残りを口へ放り込む。
紅茶を飲んだあなたの音が和らいだのが理解できたから、男も真似をするように紅茶を飲んで。ほっと一息をついた。
(-84) 2022/03/04(Fri) 0:02:14

【人】 白昼夢 アルレシャ

「ん、やぁクロノ。小さいのは久しぶりな気がするね」
お酒ちびちび減らしながら。

「何事にも終わりは来るものだよ。でもクロノは寂しいか。
楽しかった?」
(32) 2022/03/04(Fri) 0:03:13

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

「どうだろう?君が何を見てるのか知らないから、分かんないや。」

見せる顔なんて拘ってないけど、コレが相対する者によって引き出される色彩が異なることも確かだから。
鏡のように。



厚い布の上からの微かな刺激を拾い上げて、微かに吐息を零す。
滑らせた指先を一度肩まで動かし支えにして、スプリングの軋む音とともに君を膝立ちで跨ぐような位置へ移動が叶ったなら。

見下ろす位置の君の両頬を抱擁する。

ひとつ、子供へ贈るように、頭頂へ。
ひとつ、祝福を与えるように、額へ。
ひとつ、色をねだるように、目元へ。

「バーナード。……君は変わり、世界は一転してしまったのかもしれないけどさ。
これまでに君が過ごして来た時間だって、無かったことにはならない。ちゃんと、君のものだ。」

それから唇へは向かわず、そっと髪を梳いて持ち上げ、隠されていた耳朶へ。
幾度も、擽るように。


コレに与えることは出来ない。ただ、受け止め受け容れるだけ。
今は、君のこれまでを。これからを。
変わらず君の傍に居た者として。
(-85) 2022/03/04(Fri) 0:15:30

【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード

「俺もまだ口の中が苦い」
頷いた。口直しも何もしないとずっと残る。君はそのままでいてくれ。

「ああ。ラサルハグが殺されたからか?俺は次の襲撃が彼だと聞いた時、君はもっと騒ぐものだと思っていたんだが。もう楽しむ余裕もないか」
テンガンはもう一脚に、なんの断りもなく浅く腰掛けた。
前日に襲撃先を知っていたことを明かしつつ。

「その感覚はよく分からない。白が好きなのか?俺はこの部屋にいると、汚れが気になりそうだ」
主婦のような感想になったが、汚れる事が多いからでしかない。
(-86) 2022/03/04(Fri) 0:15:33

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 狂信看守 エルナト

「いいよ。いいけど……もっと欲張らなくていいの?」

殺させろとか首くれとか言われてもまぁいいよするつもりだった。

後輩が謙虚で珍しくびっくり顔。我の強い同僚が多いのだもの。

「チョコは後で見繕っとく。
注文、出来るのかな……?


そういえばバーナードから、オレのチョコ出したからエルナトにあげていい?って言われて許可出したけど、それは貰えた?」

色々ドタバタしてた日の隙間だったからね、ひょっとして渡せてないかもと思いつつ。
(-87) 2022/03/04(Fri) 0:25:03

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 従者 ムルイジ

「ふふ……ふ……ねぇ、君にとってその感覚は、嫌なものだったかい?」

この身を食い破った枝の向こうに見た、君の表情を思い出し……あえて問いかける。

「それは知らなかったこと?
だとしても、きっとそれは君の中にあったものだ。
無いものが掻き立てられることなど、無いのだからね。」

首を傾げて見せれば、髪が流れて急所を彩る。
褐色に白蔓草が絡み付く首筋を、誘うように晒してみせる。
(-88) 2022/03/04(Fri) 0:35:22

【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ

自分が苦しむ羽目になった原因を、今の人形師は知らない。
ただ、それを知ったとてきっと。


「へへ。……それなら、遠慮なく。
 ……心配掛けさせちゃったかな」

久方ぶりの笑顔と共に、強く抱きしめ、抱きしめられる。
冷たい屍ではない、生きた温度が包んでいる。何処となく眠たげな色が見えるかもしれない。
(-89) 2022/03/04(Fri) 0:35:55

【秘】 従者 ムルイジ → 衝撃波 ポルクス

「こうして君と話してると、そうみたいだな。
難儀なもんだな…と思うが。うちだけじゃないのには安心した」

摘まんだクッキーを眺めながら、こちらも貴方と同じように安堵して。
少し肩の力が抜けてしまうな気がする。

「…そうするといい。上手くいくよう祈っている」

無責任かもしれないが、それでも。
口に出す事で君の背を押せたらいいと思うから。
なにより、俺を救ってくれた君が報われてほしいんだ。
(-90) 2022/03/04(Fri) 0:39:14

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

 あなたが己を跨ぐのを止める理由もなく、当然支えにもなってやりながら動向を見守っていた。降り注いだ三度のキスに少しくすぐったそうな、それでいて気を良くした様子で小さく笑みを零していたのだが……あなたの言葉を聞くと半ば呆気に取られているかのように首を傾げて。

「時間……時間も、俺のもの?でも無駄な時間もあって、俺じゃない時間は俺のものなんかじゃ……
ッん、


 情欲の欠片を灯され燻るような感覚をもたらされた一方で、男は言葉の受け取り方を僅かに悩んでいるようだった。これまで幾度となく変わった世界の中で思い出されるものの多くは己から過ぎ去ってしまったものであると認識していたからこそ、それが自分のものであるという視点に若干の戸惑いもあり。

 ああ、けれど。あなたと過ごした時間は無駄じゃないと思っている。見て見ぬ振りをし続けていたと先日気付いたばかりの孤独に潰されずに済んだのは、あなたが何度も受け止めてくれたからでもあると思うから。


「……なあに、ナフ。誘ってるの?俺が友人とでもヤれる人間なの、分かってるでしょ?」
(-91) 2022/03/04(Fri) 0:39:53

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 憐憫聖贖 ナフ

「効率の意味を調べ直せ」


血色を見下ろすように翠が揺れる。その下にあるのは何色だっただろう。

「鳴いて欲しいってか。僕に。
 僕だってここまで抱える気はなかったよ。でも抱えちまったもんは捨てるわけにもいかねェし仕方ないだろ。
 ……あと、あれ声っつーか鼻鳴らしてるだけだぞ。アイツらに声帯はない」

まさかこの後の処刑でそれが切り取られたりするなど思ってもいない。
(-92) 2022/03/04(Fri) 0:41:02

【秘】 蒐集家 テンガン → 泰然自若 シトゥラ

「それもそうか。開けてくれてありがとう」
どこか白々しく礼を言う。

「君もやはり確認済か」
きっと監視カメラの映像をあなたも確認しただろう、と話は聞いた。他の看守から。だから、あなたの思惑通りに。

「楽しめたか?俺は楽しめた。君がどれほどの実力を持つのかよく分かったし、よく見れた。
何だったか、『止められたくなければ分からないようにやれ』……だったか?それを参考に君の所に、遊びに行ったんだ。希望通りにやれたか?」
(-93) 2022/03/04(Fri) 0:45:12

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 蒐集家 テンガン

「えっお前飲んでおいてこれ俺にも飲ませたの?
テロ??


 絶対あとで口直し頼む。寧ろ今頼んでしまおうか。コーンポタージュdrinkとか。グレープフルーツジュースじゃセンブリ茶は無理だよ。

「ご名答。俺も騒ぐと思ってたんだけどな、騒ぐどころじゃなかったよ。とはいえラサルハグの死については覚悟できないし耐えられないと察していたし、実際それも込みでアルレシャに直に頼みに行ったくらいには必死だったわけなんだが。
 ……ああ、一応言っておくがアルレシャを殺しに行こうとはしたぞ。殺すのやめて帰っただけで」

「ああ、白が好きなんだ。黒も好きだが。白はベッドシーツや枕の色だし、黒は夜に目を閉じた時の色だから安心できる。……アルレシャにも話したんだが理解はされなかったな」
(-94) 2022/03/04(Fri) 0:46:26

【秘】 従者 ムルイジ → 憐憫聖贖 ナフ

「…嫌、どころか。"俺"には心地いいくらい、で…」

うっかりと口に出している事も気付かないくらいに。
その感覚を思い出すだけで少しくらりとしてしまいそうだ。

「……確かに私の中にあったもの、なのでしょうね。
私はこの感覚を知らなかったけれど、そもそも貴方や、他の方をを紅く彩ってみたいという欲はあったのですから」

誘うようなその仕草に戸惑うように視線を逸らす。
甘く危険な香りがする、
(-95) 2022/03/04(Fri) 0:52:48

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

それらが君のものでないなら、お前の時間の中にいた私は何処へ行く?


コレは自分自身すら己の中に残せないのに。


耳朶に唇を触れさせたまま、囁く。
己の存在を人質に取るようにして、そこから他の日々へも……君の視線が映っていくといいと。

君が戸惑うための時間を与えるために一度唇を離し、血色で君を覗き込みながら指先で髪を梳く。
或いは幼子を慈しむようにも、或いは微かな熱を灯し続けるようにも。

「誘ってるの。友人とヤっちゃいけない理由ってある?」

コレの倫理観なんてそんなものだ。
変わらず、吹けば飛ぶ程に、軽く透き通っている。
(-96) 2022/03/04(Fri) 0:56:10

【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン

「…心配、というか。寂しかったんだ。
君が楽しそうでない事も、苦しそうなのも。

君の色々な表情は見たいが…俺は君が笑っている方が、好きみたいだ」

生きた君の体温を堪能する。包んでくれるその温度を忘れてしまわぬように。もしくは、俺自身の温度を伝えるように。
(-97) 2022/03/04(Fri) 0:57:46

【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア

あなたが動く気配は感じているが、ここからは動かないまま。
別に警戒しているから座って寝ようとしている訳ではなく、

「……?」
僅かに引かれた服の感触で、握られたそちらを見る。
暗闇に目が慣れて、あなたがゆっくり眠っていく様子と、握る手が見え。
話しかけることはせず。

きっと眠る寸前になって、ロベリアの手にこちらの手が重ねられたことが分かっただろう。

そして朝目を覚ましたときにテンガンはこの部屋にはいない。あなたより早く起きて、起こさず出ていっただろうから。
(-98) 2022/03/04(Fri) 1:07:13

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

 あなたの囁く声が、耳朶を擽る感覚が、耳奥だけでなくそれより遠くの何かに触れるような錯覚となって心身に宿る。あなたという『人』の存在はこの男にとって当然『人』質として有効であり、だからこそあなたに覗き込まれて暫くしてから黙ってひとつ頷いた。

「……俺の時間が俺のもので、その中にお前がいるのなら。俺の時間にいるお前は俺のもの、だな。
 いいよ、じゃあヤろう。俺と今から過ごす時間の間、お前をちょうだい?」

 あなたの腰に手を伸ばし、あなたの存在を手全体で堪能するかのように撫でる。唇はあなたの舌を求めて薄く開かれ、視界をより血色で埋め尽くそうと顔をあなたに近づけるだろう。許されるのならば、唇を奪うほどに。
(-99) 2022/03/04(Fri) 1:17:32

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 『巫覡』 ロベリア

前に笑えんじゃねェかと言った時はどんな顔で笑ってたっけな、コイツ。

「まだ何もやってないんだけどなァ。
 ……ま、どういたしまして」

ちゃんと良い子にしてろよとだけ添えた。
……こんだけ期待されてんだ。頑張らねェとなァ。
(-100) 2022/03/04(Fri) 1:22:08

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 人形師 シェルタン

「確かにそうだったな。僕もここ暫くごたついてたし……仲良いもんなァ、アンタら」

先日も模擬戦してたし。ムルイジも楽しそうだったからよく覚えている。

「互いの事ねェ。……何か知りたい事、あるかァ?」
(-101) 2022/03/04(Fri) 1:25:44

【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード

「ああ。
アルレシャが飲んだのを貰った

回し飲みの相手として現在の話題的にも最悪の組み合わせがここにはあった。
口直しとして料理が出てきている……

「まあ頼みたくなる気持ちも分からなくはないな……行ったのか?何だ……見に来るのが遅かったな。見たかった。
どうせなら見える所で殺し合ってくれたらいいじゃないか。どうして止めてしまったんだ」

返答まで少々の間。試しに目を閉じてみる。開く。
「分からない。それは、眠る時は安心できるということか?」
(-102) 2022/03/04(Fri) 1:27:34