【人】 琴羽の天狗 時見[言いながら、人気の湯治場の項目を 一枚一枚彼女に見せて] 平日はかふぇの女給。 休日は俺の伽の相手と、 無理をさせてしまっている様だからな…… 少しは身を休めて欲しいというか、な。 [何せ化生である俺の主食は彼女自身である。 たっぷりと貪った今現在、 それこそ千里を駆けるのも容易い程に 全身に力が漲っていて。 しかしてだからこそ、 今のままではいけないとも思うのだ。 あまりにも琴羽の負担が大き過ぎるというか…… ので、本当は毎夜にでも襲いかかりたいのだが。 ]軽いキスや甘噛みくらいで我慢している自分を 割りと真面目に褒め称えたいと思う。 なんというかな、極上黒毛和牛の霜降りを前に 待てをさせられてる犬というかな…… (58) 2020/10/18(Sun) 23:57:00 |
【人】 琴羽の天狗 時見んむ? 此処は、確か…… [頁をめくる指先がふと止まる。 『秘境』と記されていた其処は我らの故郷のすぐ近く。 俺は行った事は無いが、この地名。 確か、琴羽の母親は 此処から嫁いできたのでは無かったか。 一人娘を残し、夭折した琴羽の父と母。 父親は俺の生じた霊峰を護る神社の一族であり、 それ故に、彼女は自らを生贄として差し出したワケだが…… 琴羽の叔母には、彼女ほどの霊力は──… 人外にとっての、餌としての魅力は無かった筈。 と、すれば……] (60) 2020/10/19(Mon) 0:09:53 |
【人】 琴羽の天狗 時見里帰りがてらの新婚旅行というのも 一石二鳥かも知れないな…… なぁ、琴羽。 体調が戻った後ででも良いんだが。 そなたの母親について、聞いても良いか? [布団の下に落ちていた羽根を一枚、 栞代わりに本に挟み。 俺はゆるりと手を伸ばし、彼女の前髪を梳くのだった*] (61) 2020/10/19(Mon) 0:19:41 |
琴羽の天狗 時見は、メモを貼った。 (a8) 2020/10/19(Mon) 0:28:51 |
【人】 琴羽の天狗 時見[薄笑みと共に彼女の体躯を腕の中に収め。 大人しく休めたかどうかは それこそ天のみぞ知る事であっただろう。 …────なにせ我らは夫婦で、今日は、休日なのだ] (178) 2020/10/20(Tue) 8:06:53 |
【人】 琴羽の天狗 時見─琴羽の母の故郷へと─ [その後幾日かかけ、旅行の準備を推し進め。 見事出発の日と相成ったのだった。 こういった場合、我の翼は便利である。 陸蒸気で旅情を愉しむのも悪くはないが、 なにせ千里を駆ける天狗の翼だ。 琴羽と荷物を抱き上げ、 目的の地まで羽ばたき向かえば────] (179) 2020/10/20(Tue) 8:11:06 |
【人】 琴羽の天狗 時見[ 『はろうぃん祭り開催中!』 という、温泉卿らしからぬ垂れ幕が我らを迎えたのだった。 見れば、妖怪変化やら何やらの仮装をした人間どもが あちらこちらを散策していて。 これが、文明開化というものなのだろうか……*] (180) 2020/10/20(Tue) 8:13:42 |
【独】 琴羽の天狗 時見ほんっっっと何を無茶振ってもホームランで打ち返して下さるのヤバいな!? なんという柔軟性と捕球術! 頭が上がらないいいいいい……! (-76) 2020/10/20(Tue) 22:51:06 |
【人】 琴羽の天狗 時見[……なに、降りかかる火の粉は払えば良いだけの事。 何せ楽しみにしていた、 彼女が楽しみにしてくれていた新婚旅行だ。 不安にさせてもいかんし、此処は平常心。 邪魔をする奴は 豆腐の角にでも頭をぶつけてしまうが良い] あぁ、そうだな。 思いの外人通りが多い。 俺から離れるなよ? [そうとだけ告げて、二人分の荷物を担ごうか。 行き交う人々も、土産物屋も、 何もかもが物珍しい温泉街を寄り添い散策しながら。 俺と琴羽は湯元に程近いひなびた宿に辿り着き] (244) 2020/10/20(Tue) 23:30:00 |
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