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人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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【人】 アルカード

[暗闇の中、我を喚ぶ声がした。


小さな雫がひとつ、零れ落ちるにも似たそれは
星の囁きにも似た、小さな声。
本来なら誰に気づかれることもないであろうその声は、
 
 
だが、我を彼の地に呼びよせるには十分であった]
(179) 2022/05/19(Thu) 0:05:30

【人】 アルカード

[そうして、召喚に応じて顕現してみれば。

微かな埃と、書物の匂い。窓から差し込む淡い光。
そして]


 ……、…………。


[床に散らばった本の中に埋もれるようにして
我が眼前に伏している娘が一人>>173

人の子のそれに沿って見るならば、
それなりに美しい見目の娘だと思う。

肩から背にかかる杏子茶色の髪も、
今は雫に濡れて強く赤味を帯びた大きな瞳も、
造形は決して悪くない。
が、如何にも純朴そうで垢ぬけない印象が強い。
ましてや、今の娘のこの状態からして
第一印象が芳しいものにならないことは明白だろう。

そして一目でわかる程度には、この娘は我と頗る相性が悪い。
幾らか濃く翳りを宿してはいるが、このような魔力を宿す人の子は、我が前に現れなくなって久しい。]
(180) 2022/05/19(Thu) 0:09:49

【人】 アルカード

[……それにしても、
はて。これはどういった状況か?

我が人の子の想いに喚び寄せられるというのは
多くの場合、その人間の深い絶望か、
それに類するものによるはずなのだが。

一瞬、浮かんだ疑問は
その娘の頬を伝う雫によって氷解した。>>175]
(181) 2022/05/19(Thu) 0:12:47

【人】 アルカード

  
 
 ……泣いているのか?
 
 
[そう、娘に問いかける。>>178

その雫に触れようと"影"を伸ばしかけたが、ふと、思いついてそれを止める。
そうして、一歩分娘へと距離を詰めれば。]
(182) 2022/05/19(Thu) 0:14:36

【人】 アルカード

[―――此方の姿を、人と同じものへと変えた。

眼前の娘に、今の我がどのように見えているかはわからないが、少なくとも、悍ましいものではないはずだ。
恐らくは、だが。]
(183) 2022/05/19(Thu) 0:18:29

【秘】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ → 魔導騎士 テンガン・カルシャック

[恋人としてお付き合いをすること。
それは、もちろんテンガンが初めてであったし。
こうして、褥を男性と共にするのも彼が初めてだった。

痛みの奥底に快感があることを彼に教えられて、
恥ずかしいことだけでなく、
気持ちがいいことは悪いことではないと覚えさせられていく。

もっと。とねだるようになったのも。
欲しい時は素直に口にして欲しいと彼に教えられたから。

唇を触れ合わせたまま、その先を言わせようとする
テンガンの声に目尻を朱に染めて俯く。]


 ……キスして、それから……、
 もっと、ちがうことも、したい……。

 ……ン、ふぅ……、ぁ……


[言い終えるよりも早く唇を塞がれる。
呼吸をも奪うような激しいキスにくらくらと目眩がする。
だが、その苦しさも快楽に変わると今は知っている。]
(-73) 2022/05/19(Thu) 0:20:48

【人】 アルカード

[娘の目の前で膝を突くと、
そっと娘の頬に触れて、雫を指先で払う。

…ちり、と。
指先に灼けるような感覚が走ったのは
気のせいではないが、気にするほどのものでもない。

寧ろその雫に触れて流れ込んでくる、
其の感情こそが、我にとっては心地良い]

娘よ。
我は貴様の召喚に応じ参上した。

我は千の名を持つ者。
我は闇の精霊、我は魔王、我は万物の礎なる者。
何れの名も皆、我を表すものである。が…。

……、
(184) 2022/05/19(Thu) 0:20:58

【秘】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ → 魔導騎士 テンガン・カルシャック


[ン、ン。とキスの合間に呼吸を紡ぐ。
胸を滑る手が先端を悪戯するように弄ぶ。]


 ……ぅ、ンっ、……ん、ぁ……ッ、


[首を逸らして小さく喘げば、唇が離れて。
先端が赤くぷっくりと膨らんで彼の指を押し返した。
甘く、続く弱い刺激にふるりと睫毛が震える。

弱い刺激がもどかしく、胸元に落ちる手に自らの手を重ねて。
秘所に当たる膝に、もじもじと身動ぐように腰を揺らして、
自ら刺激を求めるように擦り寄せれば、淡い刺激が下着の中を濡らす。
その行為に耽るように、瞼を下ろして、ン…と息を詰めて夢中になっていく。]
(-74) 2022/05/19(Thu) 0:21:10

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


[困り果てたような心情を吐露して、彼に言葉を並べ立てれば
テンガンは少しだけ困ったように眉根を寄せた。

否定をしたつもりではないのだけれど。
もちろん自信をなくさせるために言ったわけでもないのだけど!

なんだか、絶妙にすれ違っている気がしなくもない。
こちらも困ったように眉尻を下げて、彼を見つめた。]


 …………誠意って…………。


[……キスの塗り直しが?
第一、キスは好きな人とするものじゃない?って、
私今言ったはずなんだけどな……?

なんて考えていれば、不意に身体を抱き寄せられて、
一気に彼との距離が近づいた。
あまりの至近距離に、あわわと慌てふためいてしまう。]
(185) 2022/05/19(Thu) 0:21:38

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[誠意って、誠意って何の誠意……!?
っていうか、私とキスしたいっていうことは、


つまり……私が好きってこと!?本当に!?


そうしている合間にも彼が距離を詰めてくるものだから
思わずぎゅっと目を閉じてしまった。


いいの?これで?……本当に??



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜やっぱりだめ!!




はっとして慌てて唇が重なる直前で両手で彼の唇を制した。]
(186) 2022/05/19(Thu) 0:22:12

【人】 アルカード

そこ、年頃の娘がぽかんと口を開けるな。>>178

理解できておらぬというのなら、後で説明してやろう。

[つい、と指の腹で唇下を押し上げて口を閉じさせる。
ふぅ、と溜息ひとつ吐いてみせてから]

…ふん。まぁよい。
そして、御託はともかくとして、だ。
(187) 2022/05/19(Thu) 0:22:56

【人】 アルカード

そこ、年頃の娘がぽかんと口を開けるな。>>178

理解できておらぬというのなら、後で説明してやろう。

[つい、と指の腹で唇下を押し上げて口を閉じさせる。
ふぅ、と溜息ひとつ吐いてみせてから]

…ふん。まぁよい。
そして、御託はともかくとして、だ。
(188) 2022/05/19(Thu) 0:22:56

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[むに、と彼の唇の感触が自身の掌に当たる。
彼の誠意を踏み躙ってしまうようで申し訳ないけれど。
でも、やっぱりこればっかりは譲れない。]


 ……や、やっぱりだめ!!

 テ、テンガンくんのことは、
 いいバディだと思ってるし、私もこれからも旅を
 続けていきたいとは思ってる。

 でも、…………でもっ、
 やっぱりキスは、ちゃんと好きな人としたいから……

 
魔力供給以外のキスはしませんっ!!



[キリッとこちらも誠意を見せるように真剣な眼差しを向けて。
誠心誠意、丁寧にお断りしたのだった。**]
(189) 2022/05/19(Thu) 0:23:36

【人】 アルカード

――さ、貴様の望むカタチでこの世界を滅ぼしてやろう。


貴様がその胸に抱えるものが空くような、
そんな破滅を此の地に齎そう。
我を呼び寄せたということは、そういうことなのだろう?
 

[なるべく、眼前の娘の心を安んじることができるような
そんな表情を浮かべようとしてみせるが、
果たしてうまくいっただろうか?]**
(190) 2022/05/19(Thu) 0:28:38
アウローラは、メモを貼った。
(a12) 2022/05/19(Thu) 0:41:51

【秘】 眼科医 紫川 誠丞 → 入院中 阿出川 瑠威

[どうせ捨ててしまうなら、自分のものにしても良いだろう。
そう言って迫ったこともあったが、暴論を盾にしたとしても主導権を握っているのは大抵は年下の彼で、私は彼の一挙一動に囚われている。

私になら、……という台詞が心地良く響いた。
楽しげな笑い声が耳に届くが、つられて穏やかに微笑む余裕もなく、相変わらずの仏頂面で欲しいままに求めて。

ギラついた眼差しは鋭くて甘さには欠けるが、思いがけない吐露に瞠目する。ただでさえ鈍っている思考が追いつかない]


 そうか、……
 それは──……嬉しい、な。


[……だとすれば、
あの日別れてから此処に来るまで、随分遠回りした]


 ……今少し後悔したよ、昔君から離れたこと


[過去に戻っても同じ選択をする、……などと豪語したことを今更恥ずかしく思う。理性が引き絞られたような険しい表情が微かに緩み、私も好きだ、と重ねる言葉の端がなぜか少し震えた。

刹那の理性が衝動を上回ったのは、ほんの僅かな間で。好きだと教えてくれた唇を食み、縺れるように絡め合わせていく]
(-75) 2022/05/19(Thu) 1:06:17

【秘】 眼科医 紫川 誠丞 → 入院中 阿出川 瑠威

[懐かしい幼さを感じさせる声色とは裏腹に、大人びて相応の男らしさが滲む顔を見ていると、……彼も男なんだなと再認識した。知ってはいたが、どうにも「教え子の阿出川くんは可愛い」という印象が強過ぎたから。

悪戯な足に引き寄せられ肌と肌がぶつかり、淫らな腰つきが先を連想させる。自分と同様に興奮したもの同士を擦り合わせながら、内側を解さなければと思った。

……思った筈だったが、切先が入り口に触れていた。ぬるりとした潤滑でふやけた場所を撫でるように押し広げて]


 もっと、ちゃんと……っ 時間を掛けた方が良い。
 

[言いながら、手は彼の腰を掴んだままでいて「まだ駄目だ」と却下するだけの強さはない。最初は擦り付けるだけで思い留まっていたが、……早く欲しいのは私も同じだ。

このまま進んだら彼の心を折ってしまわないか、と──浴室では不安がっていた癖に、もう微塵も思い出せなかった。もっと欲しくて、もっと満たされたいなら、深いところで繋がるしかない。

ぐ、と圧を掛ける。明確な侵入の意思を以って]
(-76) 2022/05/19(Thu) 1:07:30

【秘】 眼科医 紫川 誠丞 → 入院中 阿出川 瑠威

[好きな相手に欲しいと言われて、思い留まれる奴がどれだけいるのか。腹の底で渦巻く暴力的な欲求は、まだ辛うじて繋ぎ留められているらしい。眼下の彼を見ていると様々な感情が引き出され、堪らない気持ちにさせられて。

名付けるとするなら、これを愛おしいと言うのだろう]


 瑠威……ッ、


[あの時は呼べなかった名前を、今度こそ音にする。
擦り切れた低い声色で紡ぎ、浅い侵入の心地良さに息を詰まらせながら、じわじわと腰を進める*]
(-77) 2022/05/19(Thu) 1:08:08

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ ほんとそれ。少しじゃなく真面目に悔いて。
 思ったけど責め立てる気もなければ
 笑い話をする気分でもないから黙っておく。

 随分と遠回りを強いられたけどもう過ぎた話で
 なんでこんなことになったのかはわからないままだけど
 今こうして目の前にいてくれるからそれでいい。

 細かいことをごちゃごちゃ悩むには俺の頭は
 まだ疲れきったままだったから、却って丁度良かった。

 あの時応えてくれていたら、どうなっていただろう。
 そんなふうに考えるのも、今でなくていい。
 今はもう、今目の前のことしか考えられなかった。

 理性なんてもうすっかり焼ききれてしまっていた。 ]
(-78) 2022/05/19(Thu) 2:36:39

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ どっちのかわからないけどもうずるずる滑って
 風呂場でしたみたいにこすり合わせようと手を伸ばしたら
 肌を滑った彼のものがあらぬ方向にずるりと滑った。

 そっちじゃないって思ってから、
 いや、そこで正解なのかと思い直す。

 これから抱かれる実感はまだ全くない。
 尚も意味がわからないと思ってるくらいで。
 なんなら頭が沸騰しそうな程に挿入れたいと思っているし。

 けれど。
 自分と同じだけ、抱きたくてたまらないって顔をしながら
 ぎりぎりの理性で気遣う言葉を紡ぐのを聞いたら
 一気に気が変わった。

 その気遣いが嬉しいのに、腹が立って。

 伸ばした手を、ふたつの肉茎を重ねるためじゃなくて
 彼のに添えて、擦り付けてくる場所に切っ先を固定する。
 柔くふやけた場所は思ってたより抵抗なく
 まるい先端を浅く食んで
 その異物をなかに欲しがるみたいにひくつくから

 排泄の為に無条件に心地よさを感じる入口が、
 擦れる単純な快感に
 まぁいいか、とあと一歩、迷ってた気持ちが定まった。 ]
(-79) 2022/05/19(Thu) 2:38:30

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞




 ……ふ、……っ…がまん、できないくせに。


[ あと一歩を踏み外せずに戸惑ってる彼を
 口元を優しく嗜虐的に歪ませて唆すように嘲笑う。

 首裏に腕を回して抱き寄せて、唇を寄せた耳元を
 興奮に弾む熱い吐息で擽りながら
 いーからはやく、と吐息で急かした。

 はやく、おなじだけ馬鹿になってしまえばいい。

 俺の体を気遣ってぎりぎりで踏み留まれている彼が
 自分よりも夢中になっていないみたいに思えてしまうのが
 寂しくて、腹立たしくて。 ]
(-80) 2022/05/19(Thu) 2:38:57

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ あと一言、言ってしまえば彼だってもう迷わないだろう。
 「挿入れて欲しい」って。

 でも抱く側を譲ってやる以上
 俺が抱きたいと思ってるのと同じだけ
 抱きたいと思われたかったから
 その先は彼の意思で進めて欲しくて言い渋る。

 焦らされたのはほんの短い間だっただろう。
 なのに永遠にすら感じて、
 直接的な言葉で強請りそうになってしまう
 唇が何度か無意味に戦慄いた。

 くだらない意地は捨てて、もう、言ってしまおうか。
 敗北感を受け入れようとした寸前のところで
 漸く彼が腰を進めてくる。

 待ちわびた瞬間に……、…… ]
(-81) 2022/05/19(Thu) 2:39:43

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[
あ、これ無理だわ。

 思い切り我に帰った。無理だ。絶対。物理的に、むり。

 内臓を内側からぎりぎりまで
 ……否、ぎりぎり無理なとこまで
 押し広げられる圧迫感に思わず息を呑んだから
 拒絶の言葉は喉の奥に張り付いて咄嗟に出てこなかった。

 背中に冷えた嫌な汗がにじむ。
 苦しくて苦しくて堪らないのに
 息の吐き方が解らなくて文句を言う余裕がない。

 そうしている間に今まで意識したこともない内側を
 逞しい侵入者がじりじりと押し開いてゆく。 

 ごめんほんとむり。
 ここでやめろとかそっちも無理なのはわかるけど
 ぜったいむりだってこれ
 はいっちゃいけないとこはいってる。

 今更まともに機能し始めたねぼすけの恐怖感が
 どっと押し寄せてきて、体が強ばれば
 腹の奥に変に力が入って
 勝手に畝った熱い内側の粘膜が彼の切っ先を
 きつく包み込むように纏わり付いただろう。

 過呼吸になりそうな下手くそな息継ぎを繰り返して
 漸く吐き出そうとした制止の類の言葉は
 彼の声に遮られて、結局また飲み込んだ。 ]
(-82) 2022/05/19(Thu) 2:41:29

【秘】 入院中 阿出川 瑠威 → 眼科医 紫川 誠丞

[ 散々強請った二文字だった。
 すっかり感じ入って欲の滲んだ男臭い声だったのに
 腰がぐずぐずにとろけそうなくらいに甘く響いて、
 なんか、もう、ダメになった。
 馬鹿になってしまったんだと思う。
 散々焦らされた二文字は、そのくらいの衝撃と
 訳がわからないくらいの中毒性があった。

 俺の名前だ。彼の声が紡いだその名に、漸く
 思いが通じ合った今への実感が湧き上がってきて
 泣き出しそうなくらいの幸福感に胸が苦しくなる。 ]


 せんせぇ……、っ

 、……は、っ。…ぁ、 …せんせ、もっと​────…


[ もっと呼んで。そう強請りたいのに。
 突然襲ってきた訳のわからない法悦に
 甘く震えてしまった内側が彼を締め付けるせいで
 丁度気持ちよかったみたいになって
 少し前まで止めさせようとしていたこの行為を
 強請ったみたいな声になった。

 馬鹿になった頭でも今度は気付いたけど、
 なんかもうそれでよかった。
 そしたらもっと呼んでくれる気がしたから。
 それでよかった。* ]
(-83) 2022/05/19(Thu) 2:45:50

【人】     インタリオ



[ 装身具の行方など知る由も無いだろう。>>126
  教会の走狗如きが重要性を分かりはしない。

  かつては別の形で悪魔の愛し仔が、
  現代では翠の星とその協力団体が各国でばらまいたことを知れども
  表向きには、愛し仔と志を同じくする者の証なのだから。

  どれ程優秀な才覚を持った細工師であろうとも、
  ただの人間ならば真の意味で完成は出来ないブローチは
  ゲヘナに縛られる悪魔の依代となり、体現を手助けする。

  神の使徒の預かり知らぬ陰で、幾度も男は現世に現れた。

  契約関係にある人間が永らく生き続けている為に、
  儀式を伴う召喚に応じることは無いのだけれど。
  持ち合わせた“嗜好“により活用される頻度は高い。 ]
(191) 2022/05/19(Thu) 2:48:24

【人】     インタリオ



[ 軽快な足取りで表通りに姿を現したなんとも非現実的な男を、
  幼い子供が指を差し、母親は不思議そうに我が子を見つめる。

  殆どの人間達は反応すらしていない。
  時期にそぐわない肌寒さを感じた者達でも敏いほうだ。

  自分の信じる常識しか見れなくなってしまった自覚も無く、
  妄言に覆われた哀れな現代の人間達。
  彼らを全く気にもせずすれ違い、並び歩き、時にすり抜けて
  男はやがて車道へと歩み出た。

  向かって来る警察車両を見つめる表情はやはり笑顔だった。
  対し緊急の停止を試みけたたましく地を擦った車。
  つまり、少なくとも運転手は見えている。

  瞬間、男は跳ね虫のように跳躍した。 ]
(192) 2022/05/19(Thu) 2:48:38

【人】     インタリオ


ヤッホ!

[ 巨大な棺桶に車輪を着けたようなその乗り物――護送車は>>125
  正面から見ると飛び出た丸いライトが、まるで虫の触角のようで。

  ボンネットの上に着地した悪魔に、親近感を抱かせた。
  ガラス越しに見える人間達は恐怖の表情で何が叫んでいるが、
  悪魔が関心を持つのは唯一人顔すら見えない敗北者のみ。>>123 ]

ねね、その後ろの仔ってアレイズ・クロウリーだよね?
君達よく捕まえたじゃないか、凄い凄い!

[ 間延びしたやけに愛想良く明るい声の主は、
  一度は停止しようとした筈が運転手の狂乱で暴走を始めた車の上、
  張り付いたように一向に振り落とされない男。

  運転手の喚きは悪魔と目を合わせて以降、
  恐怖を示すものから「見えない」と繰り返すように変わっているが
  理由について詳しく考える余裕がある者が果たしていたかどうか。
  
  布袋越しの籠もる声が何か反応を示しても、示さなくとも。
  形ばかり国僕の制服を纏った神の犬は、
  悲鳴ばかりで喧しく、再会の語らいを難しくさせている。

  おまけに銃まで抜いて、狙い始めるものだから。 ]
(193) 2022/05/19(Thu) 2:48:53

【人】     インタリオ



ああ、もういいかぁ

[ やはり笑い混じりで場に不似合いな響きを持っていたものの、
  明らかに声の温度が変わる。
  元より猶予でしか無かった時間は望み通り短縮される。

  再び生じた黒色は靄というには歪に蠢き実体がある。
  それらは隔たるものなど無いかのように車両へ入り込み、
  哀れな人間達を車外に転がり出ることも許さず
  “音”と集合で包み込み逃さず、喰らいつく。

  未だ捕らえられたままの異端の主宰もまた、同じく黒に襲われる。
  ただし彼の身に立てられる歯は無い。

  視界を奪われたまま、無数の音と絶叫で聴覚もまともに働かないまま
  何処かへ落ちていくような感覚が、
  懐かしさがアレイズの全身と脳に齎されただろう。 ]*
(194) 2022/05/19(Thu) 2:49:15

【独】 眼科医 紫川 誠丞

/*
かわいくて泣いた……と此処に遺言を残しておきます。
合掌!
(-84) 2022/05/19(Thu) 3:04:48

【独】 団地妻 ナナミ

/*
さすがすだちさん。
濡れ髪をまとめあげた時にナナミのうなじの描写をしようかと思ったのだけど、くどくなるから削除したんだよね。
そこをちゃんと描写入れてくれてる。

想像力と読み取る力が強いお相手は本当に助かりますわ。
でもでも、甘えることなくしっかり書いていかないとね[むん!]
(-85) 2022/05/19(Thu) 6:54:12
アルカードは、メモを貼った。
(a13) 2022/05/19(Thu) 7:08:55

アルカードは、メモを貼った。
(a14) 2022/05/19(Thu) 7:08:55

【独】 アルカード

/*
二重投稿ェ……(狼狽)
(-86) 2022/05/19(Thu) 7:11:18
 




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甲矢 潮音
9回 残 たくさん

かわいい流歌の夫

テンガン・カルシャック
0回 残 たくさん

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ミンナ・コンスタンツェ
0回 残 たくさん

幸せを、貴方に

ヤスヒサ
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ナナミ
3回 残 たくさん

 

インタリオ
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クロウリー
0回 残 たくさん

 

紫川 誠丞
0回 残 たくさん

p_-)

阿出川 瑠威
2回 残 たくさん

ᐕ)

アウローラ
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次は夜に。

アルカード
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