【人】 かれがれ ユメカワ【空き教室】 >>146 タイムカプセル開封の儀 かぽん。 いかにも缶を開けましたよ、という感じの軽い音がして。 開けてからのお楽しみ、の正体を明らかにすべく、 机の方へ歩いて行って、広げられた中身を覗き込んだ。 「、……? なんか、タイムカプセルっていうか……」 包まれた布の中身。 何でも、思い入れのあるものを入れる、というのはよくある事で。 とはいえそれにしては少々内容物が偏っているような。 「取られないように隠したって感じ?」 なんとなく。思った事をそのまま口に出しつつ、 机の上のビー玉を指先でつついた。ころん。 それから、ふとそれらが包まれていた布に視線を遣って。 「……あ。 何か書いてあるけど……名前っぽい?これ。 ねえ稔、この布借りていっていい?」 学校という場所。 埋められたものと、添えられた名前らしきもの。ふと過ったのは、 結局見ずに戻って来てしまった図書室の貸出記録。 他にも、何処かで同じ名前が見付かるかもしれない、と思って。 (147) 2022/07/06(Wed) 16:26:38 |
【独】 かれがれ ユメカワ「なんでここに埋めたんだろうな」 誰が聞く事もない独白。 実際のところ、夢川にはそれが確かに人骨に見えていた。 すでに怪異の側にあるようなものが、 怪異の引き起こすような認知の歪みに影響されるはずもなく。 けれど、この奇妙な隠しものを見付けた張本人は どうにも違うもののように見えていたようだから。触れなかっただけだ。 事実、その内容物が何であるかには言及していない。 そのほかの言及だって、実際は。 わざわざこんな形で骨を埋める、という事への疑問だ。 「先生に見てもらったら何かわかるかな」 きっと皆の興味の先はどちらかと言えば中身の方だろう。 持ち出しやすいのは──そして、自分達にとって重要な可能性があるのは。 強いて言うなら、それらを包んでいた布の方だと判断した。 (-80) 2022/07/06(Wed) 16:41:04 |
【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス『創造?成る程、さすが栗栖です。無いのなら想像して創造してしまうと。良い感じのできました?』 世間に広まっている怪談に目を向けることはあれど、自らが新たな怪談を作り出そうと言う発想は欠片も無かった。目の付け所が違うと、少女はぼんやり考える。 『ええ?テストはさておき無限に湧き出る石油ですよ?夢に溢れまくってるじゃないですか〜。 百歩譲って夢が無いと言われても、要はそれは拙がとっても現実派であるという意味になり得るので問題無しですね』 文面だけでも叫んでそうだと思うが、思うだけ。 『大喜利です。たぶん。きっと。めいびー。』 『ふむ、縁を結びたいのは悪魔ですか。なかなか面白い回答ですね。 その心は?……ところで悪魔って何する生き物なんです?尻尾と翼があるのは分かるんですけど』 子供の絵本に出てきそうな、いかにもといった悪魔を頭に思い浮かべる。 『悪魔と聞いても、子供を攫ったり魂を奪ったり、あと……悪どい取引を持ちかけることは拙も聞いたことがあります。栗栖もそう考えているのでしょうか』 その真意を聞く前に、まず貴方にとっての悪魔という存在の定義を聞いておこうと考えた。ここが異なっていると、詳しく話してもらっても満足に話を飲み込めそうに無いと思ったからだ。 (-81) 2022/07/06(Wed) 17:06:45 |
ネコジマは、ちょっとの手遊びをしてから、中身をパシャパシャ。スマホの画面におさめていた。 (a67) 2022/07/06(Wed) 17:09:45 |
ミナイは、実は霊感がある。 (a69) 2022/07/06(Wed) 17:16:37 |
【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワ「好きが、わからなくなった?」 「へぇ、聞けば良いのに案外不器用なんだ」 「キミが彼をお気に入りにしていたのは ボクからもよくわかったよ」 「だから、今のキミは……」 楽しいことは楽しいままで、美しいものは美しいままで。 変わらない平穏を君の傍で感じて、 僕も楽しいからその内緒話を聞いた。 こうしてくっつくの、楽しいよね。 友達でも、恋人でも、なんだって。 気持ちに変化があると怖くなるのは、 それは自分が変わってしまったから。 怖いね、憂いなくそばにいられたら良いのにね。 (-84) 2022/07/06(Wed) 19:16:34 |
陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。 2022/07/06(Wed) 19:33:45 |
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