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【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ“いる”を前提に話した。 それが意味するものに、興味を示しながら。 吐息に微笑みを乗せながら。笑って、返す。 「きみじゃないからね」 まぁ。仮に君だったとしても、変わりはしないが。なんて言葉は言わない。 「僕の言葉の方を信じられるんだ、きみは」 彼らより。 それはどこか、 見上げられたその視線に、打ち払うわけでもなく。 ただ、見下ろして。 「なんで? 信じてあげないの? 彼ら」 (-161) 2022/07/09(Sat) 23:29:45 |
【秘】 不知 ミナイ → 奔放 クリス『なんだ喧嘩でもしているのか』 『厭なことをしたなら謝るんだよ』 『つまらないことは罪ではない』 聞こえない声を漏らす。 『 』 『なんにせよ お眼鏡にかなわなかったようで、残念だ』 『ボクの体調はいいよ。だけど具合が悪い人たちが多くてさ』 『――』 『なんだか、悲しいというか、寂しいよ。 一緒に遊びに来たのに、暗い気分で。キミもそう思わない?』 (-162) 2022/07/09(Sat) 23:47:59 |
【秘】 元弓道 マユミ → 不知 ミナイ「ありましたか。じゃあ拙とおそろっちと言うやつですね」 最近の(?)言葉を引っ張り仲間であることを述べた。 「拙は……悲しかったとか怖かった、はあまり無くて。 ずっとどうしたらよかったんだろうって驚きと戸惑いに溢れていたような気がします」 遺体を見つけてからの対応も。 彼女が生きることをやめてしまうまでの流れも。 「……牧夫が自殺するような子には見えませんから、誰かに殺されたか不幸な事故があったか……或いはまさかの恐ろしい心霊現象か何かに襲われたか、なんでしょうけど。何にせよもう死者も怪我人も出したくないものですね」 一緒に過ごしてきた友達がこんな形でいなくなるのは、あまりに悲しいことだから。 「確かに死んだら怪我が治りませんね。 明日香。やはりどんな人であれ、生きることをやめてしまうのはよくないことですか?」 (-163) 2022/07/09(Sat) 23:53:15 |
【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ『なんだ』 『今が欲しいだけか』 『それとも今しかないだけ?』 そこに込められた感情は、別になんでもない。 なんでもない言葉は、なんでもないように記される。 そこには哀れみも、嘲笑も、怒りも、寂しさも、なにもない。 ただ、そうだと思っただけを記すように淡々と、タイムラグを生まずに帰される。 『結構臆病だったんだな、永瀬』 『リアリストって言ったの訂正しよう』 『叶ったとしても、満足しないくせに』 (-164) 2022/07/09(Sat) 23:53:32 |
【秘】 奔放 クリス → 不知 ミナイ『知ってるよ』 『罰されるべきは僕だろう』 そうなるはずだったんだけど。おかしい。おかしくはなくて。 うまくいかないものだ。 『結局』 『きみたちどういう関係なの?』 なんて、答えのいらない質問をそこに置いた。 『そうかな』 『発露しちゃっただけに見えるけどね』 『普段から抱えてた奴が。切欠に』 『まぁ、なにもこんなところでやんなくてもいいだろう、なんて思うけどさ』 (-165) 2022/07/09(Sat) 23:58:19 |
【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス『今しか無い、といえばいいのでしょうか』 『大人になった拙達の時間はあまり欲しくありませんもの。 だって皆、多かれ少なかれ大人になってやらなきゃいけないことに縛られるでしょうから』 こちらも淡々と返していく。……文面だけは。 足首が水に浸かっているように、少しずつ内側が冷えていくのを感じながらも知らないふりをして指を動かし続ける。 『知りませんでしたか?栗栖。 拙は臆病者ですよ。ずっとずっと、ずぅっと前から皆とこの時間に留まっていたいのですから』 最後の文面を目で追いかけて、ぴたりと指が止まった。 入力中。きっと、貴方の画面に表示されているそれは幾ばくか残り続けて。少女が思考をしていることを代わりに示していた。 『満足しないのでしょうか。ああいえ、これは否定したいとかそういう訳ではなく。 手に入らないものが手に入った時の気持ちが想像できないから尋ねたのです』 『じゃあ拙は、今にしがみつきたい人間は、どうしたら満足するのでしょう』 (-166) 2022/07/10(Sun) 0:02:15 |
【秘】 陽炎 シロマ → 長女 カナイ「……ん、変なこと言ったかな」 心配そうに貴方の顔を覗き込む。 その様子は、生徒を助けようと席へやって来る教師の姿を彷彿とさせる。 白間梢はいつも通りだ。 いつから? 白間梢は昔からこんな子供だった。 どんな? 正月に親戚で集まった時だって、隅に座る貴方の隣にいたのは決まって彼女だった。 本当に? 「……それに、先生になるならさ。 何事にも動じず構えてなきゃいけないだろう?」 嬉々として語り出すのは、時代遅れも甚だしい教師像。 そもそも。 彼女は、進学を諦めた筈である。 奨学金という手段もありながら、少しでも早く家を出たいからと。 数年間の通学が保証される家庭ではないからと。 そう小さく溢した、いつかの帰り道。 ────空は、どんな色をしていただろう。 (-167) 2022/07/10(Sun) 0:02:54 |
【人】 元弓道 マユミ>>白間 『梢』 それは遊びに来た友人の一人が死んだと、連絡を受けて暫くした後。 『貴方、少しは休みましたか?』 『正直に申告するように。嘘ついたらくすぐり40分の刑です』 自分と探索したり仲間の遺体発見したり。色々な事が起きているだろうが、周りに人がいる限りあの少女は毅然とした態度を取り続けているだろうから。 グループラインではなく個人宛のメッセージでそのような文章を送る。 (58) 2022/07/10(Sun) 0:14:34 |
【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ『どうしたって満足しないと思うよ、きみはね』 満足することはないとそこに置く。 『今しかないのに、その今は変化していく』 『その曖昧な今という範囲をきみは好きなんだろ』 『変化しないわけないじゃん、今だって』 『どっかで飽きるよ、きみだって』 『そんでまた新しい今を欲しがる』 『好きな今を。楽しい今を』 『或いは、悪魔がいたとして』 『満足したという事実を忘れてまた今を繰り返す』 『別に、態々いう事でもないでしょ、こんなこと』 『僕は変わらないよ、とでもいえばきみは信じるか?』 なんてね、なんてその言葉は所詮、文面にはならない。 (-168) 2022/07/10(Sun) 0:15:45 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス「………そりゃ。ぼくじゃない、けど」 けど、危ないって言ってるだろ。 「し 信じ …… んぁ 」もどかしさに、臍を噛む。 だめなカナイに、何かを聞く奴なんてあんまりいないから。 だめなカナイがそれでも伝えたいことなんて滅多とないから。 言葉を探す羽目になる。 ぼくはそういうのも、うまくできないってのに。 ▽ (-169) 2022/07/10(Sun) 0:28:56 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス「そぉまは、」 「し、信じて るんだろ。 ぁう、ぉ ぼくらの中にいる …って」掴んだ腕に力を込める。 長袖の先から覗く指先は多少、冷えて。 「 だ 「ぼくも、 ねーちゃん …も、そう!そうしたい って、ぃ 言ってんだ」 「 ち、 違う。 から、な…」カナイの脳裏に矛盾はない。 不出来な回路に、ハナから整合性なんてものはない。 「 みんなを し 信じたい ……からってき ぃみのこと 信じちゃ、いけないこと。」「な ないだろ…! 薄暗い廊下で、月の明かりを仄かにうつして。 暗色のフードと野暮ったい前髪を透かした瞳が、真っ直ぐ。 (-170) 2022/07/10(Sun) 0:30:11 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「なんでんな嬉しそうな顔してんの? お前そんな蚊に刺される体質だっけ?」 じろじろとあまり出ていない肌の部分を無遠慮に見た。 「お前一人でうろうろすっと逆にアブねぇだろ。 忘れ物したならラインで誰かにたのんどけよ」 間が抜けていてふらふらしている相手の事も心配だが、自分の身の危険的な意味も含まれている。 「オラ、もうおとなしく座ってろ」 軽く肩を叩いて適当壁にもたれるようにして窓際に座った。 (-171) 2022/07/10(Sun) 0:40:02 |
【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ「じゃあみんなのこと疑えるか?」 「みんなを信じるなら、僕を疑えるか?」 至極簡単な、至極単純な、過程に合理性はなくとも。 結果を出すならばつじつま合わせをしなくてはいけない。 「わがままだな、司馬は」 慎ましやかにその奥に隠されてきた強欲なそれが表にでも出たのだろうか。分からない。 「別に、それでいいよ」 「でも少し考えてみて」 「ねえ、司馬」 「今まで手に入らなかったものでも、あった?」 (-172) 2022/07/10(Sun) 0:45:27 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 元弓道 マユミ鳥飼が発見され、一騒動起きた後のどこかの時間。 ぴろん。いくつかの通知音。 『ねえ、麻弓ちゃん』 『あの日もこんな感じだったね』 君のいつも通りが崩れ去ってしまった日の事。 結局、自分はその光景を直視してはいなくて。 皆が忙しなく行動しているのを遠目に見て、 そうして後になって、間接的に起きた事を知って。 自分達にできる事なんてたかが知れていて、から回る。 本当に、今も昔も変わらない。 『なんていうかさ』 『どうしてこうなっちゃうんだろうね?』 日常が崩れる瞬間は、いつだって唐突だ。 (-173) 2022/07/10(Sun) 0:45:33 |
【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス『拙は』 何か言おうとして、先んじて送信したものではあったが。続けて文章が送られてくることなどなく。 貴方から受け取った文面を何度も目で追いかけて撫ぜる。 何度も何度も何度も何度も。 そんなもの、実際手にしてみなければ分からないだろう。そう何も考えずありふれた言葉で返すのは容易い。 けれど物事をあまり見つめることがなく、刹那の感情のままに動くことが多かった自分ではなく己の数倍も広い視野を持ち何かを考えている貴方の言葉を、是としたかった。 さて、それは信頼なのか、狂信なのか。 『永遠も、不変も。人の身には余るものなのでしょうか』 『ああ、いえ。違う』 『拙が、真にそれらを望んでいないだけなのでしょうね』 飽きて、新しいものを欲しがるのなら。 貴方の言葉を是とするならば、つまり自分は人の身に余るであろうそれらを本当に望んでいるわけじゃあないのだろう。 『……ありがとうございました、栗栖。拙は、拙のことがまたちょっとだけ分かった気がします』 "どうしたらいいのか"は分からなくなってしまったけれど。 それは、文章にしなかった。 (-174) 2022/07/10(Sun) 1:07:19 |
【秘】 潸潸 ライカ → かれがれ ユメカワ君の口から紡がれる言葉を、静かな廊下で聞いていた。 言葉が──想いが。しとしと心に降り積もっていく。 子供一人じゃどうにもならない事は、 二人になったってどうしようもない。 だから諦めた。目を逸らした。 ───ばかだなあ、僕たちって。 最初から、素直に言えば良かったのに──なんて、今更。足がすくんだのは、言葉が喉につかえたのは、自分のくせに。 「……ぼく、僕は……、」 愛だなんて、目に見えない不確かなものしかこの手に無くて。 どうしようもない現実を、 何も出来ない無力さを沈黙の言い訳にして、ずっと逃げてきた。 ……だから、言わないと。 今、君に伝えないと、きっと一生後悔してしまう! 「本当に好き──とか、この気持ちを証明できるものは無いけど ……深雪をいちばん好きなのは、僕だ。」 僕たちの過ちを、しがらみを、解いていこう。 あの日の続きを、紡いでいこう。 ▽ (-175) 2022/07/10(Sun) 1:12:32 |
【秘】 潸潸 ライカ → かれがれ ユメカワ二人分の足音が遠ざかって、 二人分の足音が止まった。 ほのかな光が手放されたかと思えば 優しい君の温度が頬を撫ぜる。 それに摺り寄って、ゆっくりと顔を上げれば──── ▽ (-176) 2022/07/10(Sun) 1:13:36 |
ライカは、君の手の甲に、手のひらを添えて。 (a73) 2022/07/10(Sun) 1:14:20 |
ライカは、背伸びをして、口付けをひとつ。 (a74) 2022/07/10(Sun) 1:14:43 |
【秘】 愛執 ライカ → かれがれ ユメカワ「……ワガママ、僕も言う。 深雪が好きだから、 離れたくないよ、ずうっと側に居たい……!」 他人の都合なんて考えずに ただ己の欲を吐露して醜く泣き喚く姿は、 情けないなんて言葉じゃ足りないくらい格好悪くて。 「僕だけ見て、僕の隣で笑ってよ、 嫌なら嫌って言ってよ……ッ どこにも行かないでよ………!」 尊重されるような事情がなくても、 将来の夢がなくても、 誰かの人生を踏み躙ったとしても。 それでも、君と育む愛だけが欲しい。 ……願わくば、そんな未来を。 (-177) 2022/07/10(Sun) 1:15:49 |
【秘】 元弓道 マユミ → かれがれ ユメカワ『はい。あの日も、こんな感じでした』 地続きだと思っていた平凡な日常が、いきなりぐちゃぐちゃになったのは。 『何故でしょうね。頭のいい梢や栗栖だったら答えてくれるのでしょうか』 『でも、永遠や不変は人の身に余る願いだという事は、最近拙も覚えました』 一定の間隔で、てしてしと文章が貴方の元に送られてくる。 『或いは』 『唐突に見えるのは拙達の視点からだから、であって』 『見えないところで積み重ねなどがあって、なるべくしてなった……ということも考えられますが』 『どの道預かり知らないところで起きてしまえば、拙達にとっては唐突な出来事です』 (-178) 2022/07/10(Sun) 1:17:43 |
【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ『あのさあ』 己に対する失望なら好きにすればいい。 己が語った、 悪魔 かのように。しかし、そうであるはずならば気にも留めないはずの。 彼女の自分に対する失望はつまらないと、そう思っている。 自分の言葉が事実かとは思わない。 ただ、自分が見ている真実がそれなだけだ。 だから、それを覆すものがあっても、 それはきっと、悪くない。 『自分を落とし込める場所を探して、納得してるなよ』 臆病者であるきみが、“今”を望み、諦めることすら忘れてるなら。 すでに事態は動いているだろうに。 屁理屈かな? さてね。 『気が向いたときにでも、その分かってる自分でも話してくれ』 勝手に終わらせなどさせてやるか。 (-179) 2022/07/10(Sun) 1:52:26 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス「ぁ、う」 「で でき……」 勢いだけの言葉はつんのめって。 なけなしの啖呵はよろめいて、答えを出す前に、ぼと。 墜落。 わがままだな。瞳がぐらぐら揺らぐ。 目をうまく逸らせないから、固まっていることしかできない。 それでいいよ。 それって、なぁ、どういう ▽ (-180) 2022/07/10(Sun) 1:59:59 |
【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ目を見ている。 その目を見ている。 「きみが、ほしがり、だからだよ」 「自分の矛盾にすら気付かないほどに、無垢にほしいものを、欲しいと言える」 「普段そういうそぶり見せないくせにね」 「きみは、それを抱えていた」 「どこかアンバランスで」 「“興味がある”」 ▽ (-182) 2022/07/10(Sun) 2:05:48 |
【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ「それに固執するきみは」 「失われたことがあるんじゃないかってね」 抑圧されたもの。自分自身すらから。 だから、それは無垢に欲しがってしまう。 こうして、発露するまでに。 どうかな。どう思う? 「きみが、欲しかったものをね」 (-183) 2022/07/10(Sun) 2:07:27 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ「 んぇ。 ぇう、さ 刺される 」こくん…頷いて。 「ね ねーちゃんのじゃけ」 一人称がややこしい。自分のものは自分で…と言いたい。 そうして、ぽん、と肩を叩かれる。 またちょっと嬉しそうな顔して、裏道の隣に座りこむ。 のそのそ、すとん。 「うらみち、ずっとここ いんの」 くっついたと言って過言でない距離だったりする。 ぺと… (-184) 2022/07/10(Sun) 2:14:25 |
【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリスぎり。 手の中の小さな世界が僅かに揺れた。スマートフォンを握る手に、余計に力が込められる。 「だって」 ぎり。ぎり。ぎり。 小さな世界が乱れ、揺れる。 「じゃあ、拙は! 望んでいるものを手に入れても満足しないなら!それでも前に進むのが嫌ならば! もうじっとしているしかないでしょう!」 「拙はどうしたらいいんですか……栗栖……っ!」 呻くように絞り出された言葉は、倉庫の薄暗い空気に溶けて消えていった。 ▽ (-185) 2022/07/10(Sun) 2:37:21 |
【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス『納得するしかない有難いお言葉と推察をくれたのはいったい何処の誰なんでしょう』 少しして、文章が再び貴方の元に送信されてくる。 『その言葉、違えないでくださいね。 そんなこと言ってくれるなら、遠慮なく巻き込みますから』 『今は梢と防空壕の方へ向かいますから、また後ほど』 そう、これはまだ麦わら帽子が似合う友人が死ぬ前の一幕。 その後皆の様子が急変する出来事がやってくるけれど、きっと少女は貴方とのやりとりを覚え続けることだろう。 『今の拙は行先がわかりません。 落ち着くべき出口が全く見えないのです』 『拙の出した答えが気に食わないならば。謎、といてみせてくださいよ。出来るのなら、ですが』 『そんなに言うなら、拙だってまだ歩きます。話に行きますから。絶対に』 たん、と。送信ボタンを押す指は、どこまでも力強いものだった。 (-186) 2022/07/10(Sun) 2:38:30 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「 オ゛ッ 、まえ……」ナチュラルに隣に座るまではよかった。 だがくっつかれると思わず声が裏返ってしまう。 「………」 居心地が悪そうに微妙に顔をそらした。 子供の頃はくっつかれても平気だったのに、暫く皆と離れている間に自分の中で何かが変わってしまったのか、昔みたいにはいかなくて。 「ん、んん……別に、探索興味ねぇし……」 (-187) 2022/07/10(Sun) 2:44:47 |
【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ触れた頬が、手のひらが、そっと触れる唇が。 等身大の君の本心が、その言葉が。 君の全部が、格好悪くたって愛おしくて仕方ないから。 もう少しだけ我儘になってしまおうか。 君の背中に両腕を回して、そのまま抱き寄せてしまって。 離れていた時間を取り戻すみたいに、 ほんの少し苦しいくらいにぎゅっと抱き竦められたらいい。 ──ああ、ずっとこうしたかったんだ。 誰かの元へ行ってしまう君を、少しばかり強引に引き留めて。 怖くて言えなかった我儘な気持ちを、君に打ち明けて。 怖くて聞けなかった君の気持ちを、君の口から聞いて。 互いに本心が言えなくて、すれ違ったまま 立ち止まってしまったあの日をやり直して、続けていく。 「……もっと早く聞けていたら、」 そんな日が、もっと早く来ていたら。 (-188) 2022/07/10(Sun) 4:49:54 |
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