【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ[ ニコロは工房から出たあと もう一つのオススメの場所に向かうことにした。 そこは【穴場な花屋】だとか カフェの女性のオススメは本物だと思った なぜなら、先程の工房はとても職人としての腕も そして、落ち着いた空間も素晴らしいものだったからだ 彼は、工房でのことを思い出しては 最後に誘ったのは失敗してしまったのではないか そう思った。 この国の最大のイベント コンペの時間にかからないとはいっても きっと、初対面の自分に誘われるたのは困惑した だろう。その上、客と店員…断りづらかっただろう そんな事を考えながらも、教えてもらっていた 花屋の前にたどり着いた ] ああ、とても華やかな匂いだ 華やかなのに落ち着くのはなぜだろうか… また、素敵な出会いがありますように [ ニコロは花屋の扉を開けた 店員はいるのだろうか?いたなら、ニコロはきっと この素晴らしい空間に「この素晴らしい日にオススメの花を もらえないかな?」と言っただろう 店主が不在のようだったら、また出直すだろう ]* (135) 2020/09/25(Fri) 19:29:01 |
ヨシュアは、メモを貼った。 (a37) 2020/09/25(Fri) 19:34:52 |
旅のヴァイオリン弾き ニコロは、メモを貼った。 (a38) 2020/09/25(Fri) 19:35:50 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* 夜の演奏描写はエリクソンさんにお任せするとして。 私の仕事なくなりましたわね() 幕間量産と参りましょうか。 (-101) 2020/09/25(Fri) 20:31:12 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン―1日目夜・宿のロビーにて― 『待ってない。』 [ 外連味のない、一言。>>84 彼女が大して待たなかったのは 本当なのだろう、と妙に納得する。 初めて会った時から、 彼女は、あまり多くを語らない人物に 見えていた。 だがその一方で、鋭い五感で思慮深く 外界を捉えているようにも。 ] (136) 2020/09/25(Fri) 20:38:33 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ …なぜ今、 彼女の話を聞きたいと思ったのだろう。 あの時、会場から…世の中全体から>>303 一人取り残された感覚が ずっと尾を引いていて。 誰かの手でつなぎ止められていたい、 そう思ったのかも知れない。] (137) 2020/09/25(Fri) 20:39:53 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ ロビーの端のソファに腰を落ち着け、 彼女の思い出話に耳を傾ける。>>84 途中、彼女の手がポケットに伸びる 瞬間があり。>>86 身に覚えのあるその動きに、 あぁ、と破顔して。] 一緒に吸おうか。 [ そう言って、自ら煙草を取り出すことも あっただろうか。] (138) 2020/09/25(Fri) 20:40:09 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ …第三王子リジィがあの工房に来た。>>84 …それがきっかけで彼女は、 電子六弦の部品を仕入れていた。 その店に自分が転がり込み、 すんでの所で危機を脱することができた。 まるで自分がこの音楽祭に出るまでの道筋に、 つねにリジィがいて、 歩むべき場所に、マイルストーンを ぽんと置いているようだ。] (139) 2020/09/25(Fri) 20:40:34 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン (140) 2020/09/25(Fri) 20:42:05 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン―記憶の深みへ― [ リジィが置いてくれたマイルストーン。>>139 それを蹴散らすかのような存在を 思い出す。>>1:301 恐らくリジィとは血縁関係に あるであろう男。 …いつかディミトリエが言っていたか。 自分らを招聘した第三王子は 多少、素行不良のきらいがありつつも 新しい物を吸収するその柔軟性から 民からの信頼厚く、 対して実兄である第二王子は頑迷かつ狭量、 "古き良き"伝統に満ちた国家体制を懐古し それを目指すべく動いているため 先進的な第三王子とは 恐ろしい程にそりが合わず、 そのうえ彼に人望が集まっている状況に 嫉妬して、事ある毎にこすい画策をして 邪魔をしていると。 ] (141) 2020/09/25(Fri) 20:44:01 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 聞いた話を総合するに。 恐らく第二王子レイズは、 リジィから趣味を奪っても>>0:102 彼が折れないどころか、 その界隈の人間と交流を始めたり>>0:103 そのうえl彼にとって"伝統"を体現する 場であるはずの音楽祭に 俺ら6人を勝手に呼んで、 さぞ怒り狂った事だろう。 当然、招聘を阻止すべく動き、 ――その過程で、俺という都合のいい材料が 転がってたというわけだ。 >>1:303] (142) 2020/09/25(Fri) 20:44:45 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ ゴシップ記事に書かれた、>>1:302 扇情的な文句。] ――『かの国民的六弦奏者は あの集団誘拐・リンチ事件の 実行犯だった!?』 [ 誰も信じなかった。証拠が無かったから。 でも俺だけは分かった。 地位を。名声を。得るたびに。 執拗に顔を覗かせる。過去。 このとき、悟った。 俺のような下衆は、 外面上はどうあっても 本当の意味で日の光を浴びることは 決して無いのだと。] (143) 2020/09/25(Fri) 20:45:42 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン―回想・遠い記憶― ―いつだったかは、もう忘れた― [ 深い霧。鈍色の空。 触れれば指を切ってしまいそうな、 冷たく尖った針葉樹林。 この季節にもなれば、もう霜が降りても おかしくないような、 寒く荒涼とした、高緯度に位置する国。 その国の、さらに枯れ果てた田舎の教会 ――教悔堂と呼ばれていた―― で、俺は幼少期を過ごした。 教会といっても、コンセールカリヨンの それとは大分違う、土着の宗教。 村とも呼べない限界集落だった俺の故郷は きわめて閉鎖的で、 信仰されていた宗教も、地元の要衝を 掌握する名士達の手で、長い年月をかけて 都合の良いモノに作り変えられていたようだ。 俺らの時代は、その教義が最も 苛烈を極めていた頃だったらしいと、 後から新聞で読んだ。 教悔堂とは名ばかりのそこで行われていた 所業は、筆舌に尽くしがたい。] (144) 2020/09/25(Fri) 20:47:40 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 信じられないと思われるだろうが、 当時の俺は 奴等の所業を疑うこともなかった。 少しでも悪事を働けば、 木彫の偶像を恭しく擁した大人達の手で、 "罰"が下されることも。 一定の年齢になると、 "神"の采配通りに、その子供の格に見合う 新たな"家"に貰われ、そこから姿を消すことも。 それらを当然の摂理だと、信じ込み。 ときには雑用を買って出ることも あっただろうか。 ] (145) 2020/09/25(Fri) 20:48:31 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 逃げようと思ったのも、 13歳の冬が最初で最後。 扉を開けて外に出たところで、 そそり立つ針葉樹林の枯れ木に 四方を阻まれるばかりで、 その自然の要塞は、 逃げるアテどころか、 そも逃げるという発想さえ 押さえ込むのに十分すぎるほどだった。] (146) 2020/09/25(Fri) 20:49:00 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 俺は、別に孤児じゃあない。 それなのに教悔堂に住んでいたのは、 父親が、そこと契約していたから。 父親は、『お前がいた方が"仕事"が捗る』 と、日曜日になると決まって 俺を薄汚れたバンに乗せ、田舎道を走った。 俺はというと、何もしない。 バンの向かう先で、父親が拐かしてきた 見知らぬ子供に向かって 笑顔を貼り付けて笑いかけて、 乗車をためらうその子らの背中を、 そっと押すだけ。 ――『ガキが1人いた方が ガキ共は安心するからな』 歯の溶けた無精髭まみれの口元を 薄く歪めて笑いながら、 父親はよくそう言っていた。 ] (147) 2020/09/25(Fri) 20:49:18 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ "仕事"を終えると、 父親は僅かばかりの駄賃を俺に与えた。 そして、俺に金を握らせた後は必ず、 濁った目を不気味に光らせて 俺の顔をのぞき込んでこう言う。 ・・・・・・ 『分かってるな?』 お前も誘拐に荷担してるぞ。手に握られた その"報酬"が最たる証拠だ――と その目は語っていた。] (148) 2020/09/25(Fri) 20:49:30 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ その子供達がどうなったかは分からない。 13歳の時に、隙を見て 定期的に日用品を卸す配達業者の 車両に潜り込み、逃げてから。 奴等が検挙されたのは1年後のこと。 長年の隠蔽工作が暴かれ 首謀者達が逮捕される、その中に、 『誘拐した子供達の "監督役" をしていた少年がいる』そんな噂が立ったが、 その実像が明らかになることはなかった。 俺の父親はとうに死んでいて、関係者も 父親の素性は何も知らなかったらしい。 しばらくすると、そんな事件すら 庶民の関心事が他へ移っていくと同時に 忘れ去られた。 ] (149) 2020/09/25(Fri) 20:49:43 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ …俺の作る曲に、明るい曲は一つもない。 通常よりも太い弦を張り、 調弦を下げに下げ、 極限的に歪ませた音像を用い、 全てが短調。 拍のスピードも、鈍重なミドルか ブラストビートが炸裂する 馬鹿みたいに速いやつの、両極端。] (151) 2020/09/25(Fri) 20:51:02 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 配送便に乗って逃げてきた都市で、 電子六弦に、今の仲間に、音楽に出会った。 そのうち、音楽が 自分から切っても切り離せないものに なっていった。 その自分の"核"たる音楽に、 ]忌むべき記憶は あからさまに陰影を与えている。 (152) 2020/09/25(Fri) 20:51:49 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン――時は戻って 1日目夜―― ――宿のロビーにて―― …… …………。 [ 鮮明な回想録が脳内を駆け巡り。 暗澹たる事実に、 今、ようやく気づく。 真意を隠しながら、 しかし自分の音楽に絶望しきるなど 出来るわけがなくて、 共感など望まない、でも少しでも 音楽を信じていられるよすがが欲しいと、 横に座る彼女に、>>86 台詞を選びながら慎重に言葉を紡いだ。] (153) 2020/09/25(Fri) 20:53:10 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン …俺も、自分の力ではどうしようもない 実の親に勝手に決められたことを していたことがあった。 お前と違って、>>85 そこで得られたことなど何一つないが。 それでも、 俺の人生を一番変えたのは、電子六弦だと思う。 …お前のバネだってそうだ。 お前がリペアをしていたお陰で 助けられたんだからな。 [ 自分を信じ込めるように、そう言った。] (154) 2020/09/25(Fri) 20:53:55 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 日はとうに沈み、 そろそろ夜の練習が始まる頃合い。 変な話につきあわせて悪かったな、と わざと無愛想に 突き放す言い方をして、席を立つ。 心の底に、まだわだかまりを残したまま。 ] コンペ、明日の夜に出る。 [ そう、最後に言い残して。]* (155) 2020/09/25(Fri) 20:54:52 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t10) 2020/09/25(Fri) 20:56:12 |
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。 (a39) 2020/09/25(Fri) 20:58:21 |
【人】 花屋の主 メルーシュ[ >>0:87 ヨシュア様はコンセールカリヨンの名家ハイアーム家に仕える方だ。(もちろんメルーシュが知っているのはかの方が名乗ってくださった名前だけだったが、両隣のおしゃべり好きな店主たちがおしえてくれた) 時に、ご自身が使えられているハイアーム公のご息女へ、花を求めて見えられる。 そしていささか不躾なメルーシュの質問>>1:59にも、不審な顔をせずに答えてくださるお得意様だった。 用事を終え、あとは屋敷に戻るだけなのです。 よければ店の隅で、 待たせて頂いでもいいでしょうか?>>1:113 ] ええ、勿論です。ヨシュア様。 [花々が所狭しと並ぶ店内の片隅には、ちょうど天窓の光がやわらかく差し込むその場所に置かれたひとりがけのソファがある。 もし彼がそこに座っても座らなくても、メルーシュは気にかけることはないけれど。 そのソファのちょうど目の前にある早咲きのコスモスが、どこか浮かない表情のヨシュア様に、声ならざる声で小さなメロディを風に乗せたことに、かすかに微笑んだ。] (156) 2020/09/25(Fri) 21:09:39 |
【人】 花屋の主 メルーシュお待たせしました、こちらでいかがですか? [ ヨシュア様が花を贈られるそのお方のことを、メルーシュはどれくらい知っているのだろうか。 だが、彼の言葉の中から、そのご息女が花を愛でる深いお心があられることと、もしかしたらあまりお体が丈夫であられないことだけはくみ取ることができていた。] お持ちいただくのがちょっと大変かもしれませんが [そう言い添えて見せたのは、深い橙と白のアネモネを中心にした花束。 窓辺に飾るとしたら、少し花器からしたたるくらいの、穏やかな色合いのグリーンを添えて。] そして、これはヨシュア様に。 [さきほどから彼へ小さな声で歌いかける、真っ白いコスモスを小さな花束にして手渡した。]* (157) 2020/09/25(Fri) 21:12:10 |
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。 (a40) 2020/09/25(Fri) 21:21:27 |
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。 (a41) 2020/09/25(Fri) 21:21:38 |
【人】 花屋の主 メルーシュ>>135 いらっしゃいませ [誰かが訪ねてきた気配に気付いて、メルーシュは店先からは死角となった場所から顔をのぞかせた。 そこに佇んでいたのはひとりの男性。 この国ではあまり見かけない帽子と装い、そして手にしている楽器ケースは、大きさからヴァイオリンかもしれないと思った。 (コンセールカリヨンに住む住人であるメルーシュは、もちろん音楽を愛していたが、残念ながら楽器にはあまり詳しくない。)] 「この素晴らしい日にオススメの花を もらえないかな?」>>135 「はい、では少しだけお待ちいただいても?」 [初めてのお客様から頂いた難しくも素敵なオーダーに、もしかしたらメルーシュの動きは、いささかぎこちなかったかもしれない。 メルーシュはその方に、店の片隅にあるソファで待たれることを勧めると(もちろんその方が座られても、座られなくても気にとめることない)、ふんっとばかりに花たちに向き合い、このお客様のオーダーにかなうのはなにかと、花たちと相談を始めるのであった。]* (158) 2020/09/25(Fri) 21:56:34 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* 今回、審査員と会場のイメージとして こちらの動画を思い出しながら書いておりましたが 割と歌が多かったですわね。 https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... https://youtu.be... (-104) 2020/09/25(Fri) 22:20:33 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─幕間・何気ない朝食風景─ [これは何気ない日常のお話。 平台の演奏がある日のお話。 平台の演奏がある日には、練習と 手の筋肉……特に薬指と小指の関節は 入念にほぐす必要がある為 本番が早い日は必然と早起きする形となりました。] (159) 2020/09/25(Fri) 22:44:42 |
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