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【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ「思いませんけどね……。 しかし家族ですか……男に……」 そういう趣味でもなければ、子供でもなければそんな事を言うわけはないだろう。 相手は誰か知らないが、そういう告白ととっても良いのでは? とそう答えながら、あまりに慣れない話題に頭を抱えた。 「ツィオは常に色んな女に気を向けてますから、また知らない女に声をかけたところでそれを心変わりというかは難しいですね」 落ち着いて、もう一度珈琲を飲んで幼馴染の常日頃を思い浮かべたが、自分まで頭が痛くなったのでやめた。 あまりにも自分と正反対の男の行動は、どうしたって理解できないものだからだ。 流石に珈琲をパソコンに吹きかけてはいませんよと。 そう言いながら、貴方の後ろからそのパソコンを覗き込むと、確かにそこにはいろんな映像とともに見知ったマフィアの姿をほぼ同時に捉えただろう。 男の方はアルバのコンシリエーレ、女の方は……マウロの部下。 マウロがまた無茶をしているのではないかと、そんな風に心配の表情を浮かべて二人の様子をじっくりと眺めるのだった。 (-188) 2022/08/14(Sun) 0:39:50 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ思えばあなたは幼い頃から、感情表現の曖昧な男だった。 それでも、感情の起伏が無いという事も無いようだった。 それが今は、どうにも薄っぺらに感じるものだ。 こちらの見方が変わっただけなのだろうが。 「知識と経験は違う。 知識は他人事、ただ表層をなぞるだけだが、経験は実感を伴う。 ガキの頃から知りたくて仕方なかった事を経験するってのは、 そりゃあさぞ夢のようだっただろうね…」 良い夢だったのか、悪い夢なのか、わかったものではないが。 何れにしても、既に夢は覚めてしまったらしい。 「それで、"普通"を知ってしまった持たざる者は いったいこれからどうなさるおつもりなんですかね?」 これがただ"普通"を知って戻って来ただけなら、 その事で苦しむわけもないだろう。 今こうして苦しむはめになっているという事から推測できるのは、 結局あなたはそれを手に入れられはしなかったという事だ。 (-189) 2022/08/14(Sun) 0:40:10 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「無益に苦しみながら現状を維持するなんてのは、ばからしい。 何処へなりと行っちまえばいいだろうに。 ファミリーはファミリーの家族を悲しませない」 それができないから苦しんでいるのだという事を、 わかっていてそのような事を言う。 冷笑主義者にとっては、情も忠義もどうでもいい事だ。 「そのどちらかがまずい事を仕出かしてさえいなければね…」 マフィアというものは、身内の家族までをも大切にするものだ。 けれど、もしも出過ぎた真似をすれば、責任を取らされるのは その家族を初めとした関係者でもあって。 それ故に、家族を大切にしろと言うのだろう。 暗に、お前の家族の為にも軽はずみな行動は慎め、と。 (-190) 2022/08/14(Sun) 0:41:14 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「はん。そりゃあ最悪の想像だな。お前さんにそこまで行く先を心配される日が来るとは思わなかった。」 くつくつと笑みを漏らす。 「41にもなって、女にうつつを抜かせるほどもう盛んじゃないんだ。丁重にお断り申し上げる事にするよ。俺も、今の生活で十分に満足しているんでね。」 「ほう、言ったな?それなら俺が先に逝くことがあったら、フィオレロの事をお前さんに託そうか。」 面の下から僅かに覗いた目から伺えるのは、冗談ではなく本気の意思だ。 (-191) 2022/08/14(Sun) 0:42:05 |
【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ「仕事しか取り柄がないだけで……。 でも、ありがとうございます」 褒める言葉には素直に応える。 はにかんだ様子で少し胸が温まった。 自分の言動で誰かが笑顔になる、というのは青年にとって随分稀有なことであったので。 「最近はマフィアの抗争がどう、なんて噂も立っているから、 万が一でも巻き込まれたくなくて手を引いた業者の分の仕事も回ってきているみたいです」 まさかあなたがマフィアの一員だなんて知らずに。 正解を貰えば『やっぱりそうでしたか』と納得した。 ギャンブルだと教えられていれば、きっとまた驚きを顕にしていただろう。 「愛想良く話せるのって憧れます。 会話の得手不得手は仕方ないって割り切ってるんですけど」 青年の話し方は洗練された振る舞いとは程遠い。 くすくすと笑う声に、漸く冗談だと確信する。 うう、と言葉にならない呻きを零し。 「揶揄わないでください……」 弱々しく呟きつつも、心底嫌ではなさそうだ。 (-192) 2022/08/14(Sun) 0:46:41 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 銀の弾丸 リカルド「は?3人まとめて拾われたんじゃなかったの? 全員マフィアとかその孤児院呪われてんじゃないの」 思わず一瞬手が止まった。暴言に等しい発言だが、 これにとって『驚いた』以外他意はない。 「ふーん……幹部候補殿は優秀そうで。 まあなんでもいいや。 重要なのはウチのファミリーは優秀なのが多いって事と、 出身なんざ何の役にも立ちゃしないって事だし。 あたいのとこに面倒が回ってこないように頑張りな」 言いながら、調整していた狙撃銃のパーツを 機械にセットして組み立てる。 簡易分解清掃では到底できない、 狙撃銃の精度を守る為の精密な組み立てだ。 それも見る間に完了し、取り回しやスプリングを 簡単に確かめると一度頷いてあなたに差し出した。 「終わったよ。スプリングはこんなもんでどう。 言うまでもないけどゼロインは自分でやりな」 (-193) 2022/08/14(Sun) 0:49:05 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ「 すまん、そいつは無理 かもしれん 」フィオレロの名前のあとすぐに食いぎみにはいった。何かあったのかもしれない。 「……本当におまえのことも気にいってるんだな。 此度の祭りを生き残れたら考える、ファミリーにはいられるようにするつもりだしな。 ただ、どう考えてもあいつの望みを叶えられる気がしないだけだ」 (-194) 2022/08/14(Sun) 1:01:16 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「そっくりそのまま返しますよ。」 「俺は身内の死体を処分するなんてのはごめんです。」 言葉とは裏腹に、仲間意識の薄いらしい掃除屋は 忠義心を重んじる構成員達からすれば疑わしいものだろう。 言ってしまえば下請けのような立ち位置なのだから、余計に。 そして、そんな事はとうの昔にわかっている。 それでもそのような身の振り方を改めないのは、 単にいつ死んだって構わないと思っているからだ。 自分も、そして他人も。 故に必要とあらば掃除屋とて、自ら死体を作る事もあるだろう。 傍から見れば、あなたとそう変わらない。 その実、何処まで同じなのかは、語られざる限りは定かではない。 「一度燃え広がった火は、 燃え尽きるのを待つしかないとは思いますが。 さっさと始末が付いて欲しいもんですね、お互いに。」 「仕事が無いのは困りますが、多すぎるのも困りものです」 特に、こんな暑い日には。 実に他愛無い世間話のようにそう言って、箱を受け取った。 「どうも。次会う時は、仕事の場でしょうね」 生きていれば、なんてのは、互いに無用な前置きだろう。 (-195) 2022/08/14(Sun) 1:01:24 |
コルヴォは、カラン。涼やかな音を立てて、その場を後にした。 (a20) 2022/08/14(Sun) 1:02:02 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「それぞれ別の家に引き取られていた間は会ってないからな、たまたまだ」 ありえないような偶然が起こったからの奇跡だが、それについて驚かれるのは仕方のないことだろう。 自分自身、最後に合流したマウロを見た時は、とても驚いたのだから。 「そもそもツィオとは同期になるが、マウロは数年遅れてる。 孤児院にとっては呪われてるのかもしれないが……上手くいかないような家に簡単に引き渡し続けていた結果だろうさ」 優秀と言われて悪い気はしない。 そろそろ調整が終わりそうな気配を感じて、保存を終わらせたノートパソコンを閉じると立ち上がった。 貴方のそばまで近づいて、銃を差し出されれば、それを大事そうに受け取って、指のかかりの感触などを確かめてしまうだろう。 「ふむ。今日もいい仕事だ、感謝する。 スプリングも……あぁ、注文通りだな、いい具合に撃てそうだ」 ゼロインを自分でやらない客がいるのか? と不思議そうに問いながら、ライフルをそっとケースに仕舞い貴方を見た。 「……。 そういえば君は、俺に問わないんだな。 ボスを狙った武器もまたライフルでの狙撃だというのに、何も」 (-196) 2022/08/14(Sun) 1:17:23 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「…もしや、お前さんも言われたのか?」 わざとらしく首を傾けて。 ほう、と面白いものを見る様子になる。 「“家族”、だったか、あいつの望みは。ああ、その程度で構わんよ。奴が未来へ進むことが出来るのならばな。」 貴方に彼の望みを叶えろとは言わない。ただ。 自分に懐いていた手前、行く先の心配程度はしているらしい。 「お前さんは無いのか?言っておくなら今のうちだぞ。」 (-197) 2022/08/14(Sun) 1:19:46 |
【秘】 風任せ マウロ → 花で語るは ソニー「へえ」 本当に興味がなかったから。 そもそも聖母に感謝するような人生を歩んでいないものだから、この祭りに興味を持ったことがない。 周りが浮かれている日だと、その騒がしさに機嫌を悪くしたことこそ多かったのだけれど。 「そりゃあ」 「面白そうだ。ルール無用のレースなんざ、なかなか見れるようなもんじゃない。 酒の肴には持ってこいだろうな」 知らなかったから、君のその説明で少しばかり興味を持ったようで。 どうせ酒を飲むのであれば、レースを見ながらでも構いやしないだろう。 気を紛らわすにはちょうど良いに違いない。 つまるところ。 マウロは君の提案を利用しようというわけだ。 足を止めて、君の方を振り返る。険しかった表情は、少しばかり和らいでいた。 新しい煙草を懐から取り出して、火を点ける。そうしたのなら、君が手に持っているビール瓶の一つに手をのばすのだろう。 「その酒が無駄になるくらいなら付き合ってやる。 その代わり、誘ったからには退屈させてくれるなよ」 (-198) 2022/08/14(Sun) 1:32:32 |
【秘】 piacere ラウラ → 狡兎 ツィオ貴方の考えなど露知らず。逸らした視線は近くのカフェに向かう。 勿論近場でなくとも構わないが……。 意識をそちらに向けていたところで、柔らかな囁きが耳に入った。 たのしげな貴方の声が、女の心を揺らす。 「……ありがたき幸せ、です」 意味はどうあれ、好ましいと口にして貰えることは幸せな事だ。 少しの間をおいて髪を揺らし、振り返る。 菫色の瞳はまた貴方へと向かうだろう。 今度はいつものように変わらぬ表情で、笑みはない。 そうしてフレアスカートの裾軽く摘んで、これからダンスでも踊るかのように片足を後ろに下げ膝を曲げてお辞儀を行う。 形式的なものにも思えるそれは直ぐに解かれた。 次に問うのは、お誘いの続きだ。 「…ツィオ様、ラザニアは お好きですか。 少し歩くようですが……美味しいお店があると、聞きました」 (-199) 2022/08/14(Sun) 1:48:58 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ最後まで言及しないあなたを見つめながら、 一度目を閉じながら茶のカップを置いて、 「もしも、なりたいって言ったら、」 ゆるり、目を開きながら小首を傾げ、 貴方を見つめ続ける。 「どうしてくれるんですか?」 周囲の喧騒がどこか遠くに聞こえるように、 微笑を湛えたまま貴方を、ただ。 (-200) 2022/08/14(Sun) 1:56:32 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ガット・リベロ ルチア「ビターなのも、悪くはないけれど。 ……甘いのも、やっぱり、好き」 かちゃり、と食器を揺らす。 銀色の匙に瞳が映り込んで、その双眸の奥の色── 不安で、寂しくて、肉らしくて、恐ろしい。 何よりも苦々しく、砂糖をたくさんまぶさなければ顔をしかめてしまいそうな暗い気持ちが、 ぽつりぽつりと浮かび上がる。 「ずっと、もっと。 先だと、……いいね。 まあ、おばあちゃんになったら私なんかはもう廃業だけど。 そうしたら、……」 あなたの瞳が降りてきて。 少し俯いていた貌が、揺れる舳先のように持ち上がる。 朱が差した唇が、ゆるり、と歪んで。 「そうしたら、ここで日がな一日、こうして珈琲をいただこうかな」 口にする。星に願うときのような。 ――つまりは、けして叶うことのないであろう願いを。 (-201) 2022/08/14(Sun) 2:11:11 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「……。」 その言葉に、今度こそ言葉が止まり。 少ししてから、ゆるりと、面で隠れていた目が覗き、貴方の目としっかり合う。 「どうしてくれるのか、か。もし本当にそうしたいと望んでいるのであれば、俺を本気にさせてから言うんだな。」 「お前が望む家族の形に、俺が全面的に同意して本気になる事が出来たなら。その時は応えてやるさ。」 軽く応じてやれるほど、この男の防御は甘くはないようだ。 (-202) 2022/08/14(Sun) 2:15:56 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ「だからこそ、かねぇ。 リカルドさんがいるからって手を出し辛いって 人もいるかもだけど、俺はそういう時こそ……」 視線を受けてはたと止まり、暫しの沈黙。 目を合わせ細めてから、ふっと息を零しながら笑い、 「Mi spiace, signorina. 随分と失礼を働いてしまったらしい。 君の望み次第だが── 一日限りで 楽しめそうなお遊び なら」赤ワインを追加で注文し、まだ行っていなかっただろう乾杯をする為にグラスを軽く掲げる。 無論、何もなければそのまま口づけて、 「十分と思っていたことも、知ってしまえば飢える。 絶望の裏は欲望とはよく言ったものだよ。 うっかり知ってしまったから、求めるようになっただけさ」 と何事もなかったかのようにさっきまでの会話を続けるだけ。 (-203) 2022/08/14(Sun) 2:31:25 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ「知れるのならば俺が知りたいぐらいだ。 事前に防げるのなら幾らでも……」 防ぐだろうか。自分で口に出したのに、途中で止ってしまった。 何度も命があれば,何度も命を取りに行くのだろうし。 明確な鎖も無い今止められる奴はこのファミリー内に居るかどうか。 重要なのはそこではない、とため息を吐いた。なんて気分でこいつはこんな頼み事をしているんだ、温もりとやらに飢えているのか? 「家族が出来たことがあるならそれでいいじゃねえか。 お前には家族がいて、ここにいないだけだ。 何人の家族を喪った奴がここにいるとおもってる、はじめからいない奴も大勢だ。 記憶を失ってから随分欲張りな甘ったれちゃんになってるじゃねえか。誰かの心を一朝一夕で動かしてから言うんだな。 もっとも家族ごっこをしてくれる奴は……お前の場合、若い奴らを時間かけて誰かを口説いた方が早いんじゃないか」 「俺とテンゴは特に……お前等の命を気にしているからな」 (-204) 2022/08/14(Sun) 2:43:43 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【路地裏】 ごつ、ごつ、漸う響く重たい靴音は一定の間隔を保つ。 たった一人の葬列は、暗い路地裏を行く。 静かなその場所には猫の一匹も居やしない。 「お気の毒なことだ」 落ちている『ゴミ』を横目に見て、言う事はただそれだけ。 掃除屋と言えど、頼まれてもいない後片付けはしない。 出処さえわからないようなものは、余計に。 慈善事業でもないのだから当然だ。 言うまでもなく、何処ぞに通報なんて、するわけもない。 こんな場所には地元警察だって来たがりはしない。 きっと一般人だって知っていることだろう。 路地裏のゴミなんてものには、誰もが触れたがらないものだ。 喪服姿が足を止める事はない。 大して先を急ぐ事も無く、ただ『ゴミ』の横を通り過ぎていった。 (64) 2022/08/14(Sun) 2:47:16 |
【秘】 狡兎 ツィオ → piacere ラウラ「そっか、相思相愛とは嬉しいね。 誰ともそうであれって思うけど中々難しいからな」 肩を竦める。 「もちろん。ラザニアもきっと俺のことが好きだと思うし、 仮に嫌いでも今日この日に二番目に好きになるチャンスだ。 ぜひともご一緒しよう」 きっとそこからは、普通にラザニアを食べて帰るだけだろう。 その前に、二つばかり聞いておきたいことがあった。 お辞儀の距離で、自分は両手を広げて。 「ラウラちゃん、二つだけ、聞かせてよ。 キミが僕を好ましく思ってるならさ。 この国から一緒に逃げちゃおうか、って聞いたらどう答える? 争いも、抗争もない、平和な地域まで。 二人で逃げちゃおうか?」 本気とも冗談ともとれない聞き方で尋ねる。 (-206) 2022/08/14(Sun) 2:57:26 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「……。」 「やー手厳しい。 他にいないっていうならいいじゃないですかぁ」 ぱっ。と、いつもの無気力めいたあどけなさの含む表情で。 瞳は先ほどまでと変わらぬ瞳で貴方を見つめながら、 お茶らけるように、悪びれず笑う。 「いたって単純なんですけどねぇ。 ま、本気にさせろって言うからにはぁ。 俺が頑張ってるってところ、見たいって事でしょ? やだやだこれだから上司さま方はいつも〜……」 「 だから、俺より先に、死なないでくださいね 。 」 (-207) 2022/08/14(Sun) 3:23:01 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド「そうだよなあ……何年も恋沙汰もやってねえ。 お前たちぐらいの頃は女は一人いたんだがな」 ぼろっと溢して、しまったと思ったがこの部下なら不躾に根掘り葉掘り聞かないだろう。長く話していないのだからそういうことだ。 「……今はそんな風に心揺さぶられるなんてことは ……ないん、で、…ね!すぐに引き下がらなくて驚いた。 俺に惚れてるって言われても困ったが……困るなあ」 飲み終わったカップをおいて再び寝転ぶ。悩みの種が多すぎる、片付けなければいけないことが多いのに仕事の引き継ぎまで。 かたや次期首領の選定を急ぐ動きすら出ている。アンダーボスがまとめてくれているとはいえ、いつ爆発してもおかしくないのだ。 感傷的になるわけでもないが、気のおけない連中を増やしても弱味を晒して邪魔な荷物が増えるだけ。平穏な人生になど戻れやしない、地獄に落ちていくだけの船に誰がのせるものかと。 「リックも気を付けろよ〜。 真面目に向き合った方がこういうのは敗けだ。 誠意なんてここでは通じない 、 Fidarsi è bene, non fidarsi è meglio」 (-208) 2022/08/14(Sun) 3:25:04 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → 鳥葬 コルヴォ「文字通り、夢だねぇ。 なんつったって、記憶が戻るまで"俺"の意識がない。 気づいたら全部終わってたようなもんさ。いや、…… ……記憶が戻った時が"終わり"って言うなら二度終わったが」 「これからかぁ。難しいようで単純だ。 探すか、諦めるか。選択肢なんて何事もそればっか……」 「いかねぇですよ。それをするくらいなら死んでいい。 "知れた"と思ったら再びの天涯孤独だ。 君が心配してくれるのは嬉しいけれど、無用な心配さ」 「もう、彼女はこの世にいないんだから」 だから、邪魔のしようがない。 これまでの言葉を一息に述べ、苦笑すらせずつまらなさそうに瞬きをして、手持ちの煙草を吸おうするも──とても吸えたもんじゃない短さに気づいて、灰皿に押し付けた。 (-209) 2022/08/14(Sun) 3:53:44 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「Fidarsi è bene, non fidarsi è meglio.」 あなたの答えを聞き終えても、何処か諦観じみた笑みは変わらず。 口にする言葉だって、やはり他人事か独り言のようだった。 信ずるは良し、信じないのはもっと良い。 三年前に再会した時から、既にそれはこの男の口癖だった。 叶いもしない事に期待するなどと。 何もかもに失望したように、そんなふうに笑うようになった。 「何処ぞへ行ってくれるなら、俺としても楽だったんだがな。 ま、今になって急に何もかも上手く行くわけもないか……」 心配していたつもりも無いが、反論した所で無益だろう。 客観的な見え方がそうである以上訂正は実に面倒極まりない。 そんな問答に割く時間は持ち合わせていないのだから。 「選択肢があるならまだ良い方でしょうよ。 死ぬつもりが無いなら、せいぜい死に損なっていろ。 俺のせいでも誰のせいにでもして、もう暫く生きていれば良い」 「何せあんたの青い鳥は、存外近くに居るようじゃないですか」 脳裏を過るのは、顧問と幹部のいつかの言葉。 ああ本当に、誰も彼もお優しい事だ。 (-210) 2022/08/14(Sun) 5:12:13 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「俺はあんたと違って、初めから何も変わっちゃいない。 だから今更話すような事は何も無いんだよ」 こっちは何も持ち合わせちゃいないとばかりに片手を揺らす。 寄り掛かっていた壁から背を離し、一歩、二歩。 話は終わりとばかりに悠然と、喫煙所の出口へ歩き始めて。 そうしてそちらを見もせずに、出口の前で一度足を止めた。 「俺はずっと、死ぬ為に生きてきたんだ」 裏社会に足を踏み入れた時から、考えは何も変わっていない。 その考えをあなたに話した事など、これまでに一度も無いけれど。 この10年近くを、ただ死ぬ為に生きて来た。 くだらない自殺願望に他人を巻き込むつもりは無い。 誰から見ても仕方がないと言える形で、 誰に迷惑を掛ける事も無く死ぬなら、今しか無いのだ。 死ぬつもりが無いなら、今度こそ袂を分かつべき時だ。 (-211) 2022/08/14(Sun) 5:13:22 |
コルヴォは、言外に訣別を告げた。 (a21) 2022/08/14(Sun) 5:13:34 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ/* ア"ァ"ー"ー"ー"……………(一生かなり強い言葉を使っており、陳謝) (ここからでも全然顔面を殴っていただいても大丈夫です) (PLは人々の事が好き) (PCはゲボカス)(どうして?) (-212) 2022/08/14(Sun) 5:16:12 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「俺にとって相応に、家族ってものは重いんだ。故にそう簡単に頷いてやれないんだよ。」 再び目は隠れてしまって。 煙管を懐から取り出せば、葉を詰める。 ぼろぼろと、葉が零れているが気にした様子はない。 「手を伸ばすならば、それなりの努力はするべきだ、とは思っているよ。もし俺がお前さんより先に逝くことがあれば、その時は笑ってくれ。」 「フィオレロ。お前の行く未来に幸あらんことを願っている。生きろよ。」 小声が聞こえていたのか、そんな風に貴方に返した。 (-213) 2022/08/14(Sun) 8:27:16 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 小夜啼鳥 ビアンカ「はい……その時は、おかわりはいくらでも」 夕刻から夜を迎えにいくこの時間、星は少しずつその存在感を増しているのに。 それは、そこにあるだけなのだ。わたしたちのような者には、特に。 「……だから、気をつけてくださいね。 お帰りの時には、明るい道を」 (-214) 2022/08/14(Sun) 8:40:14 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → デッドヘッド ヴェネリオ「……女は苦手です。 俺もここに入る前は……親にあてがわれた女が一人いましたけど」 リカルドがあなたに拾われたのは15の頃だ。 それより前となれば言わずもがな、なお幼い頃ということになる。 それで女が苦手になるというのは、つまりはそういう事だった。 「家族なんてものはもうここだけで十分なんですよ。 だからそうですね……俺から言える事といえば…… 俺は貴方に命をかけている。他所に浮気は許しませんよ?」 貴方の右腕は、信頼を得て数年貴方と共にあり続けた。 野球で言えば女房役。つまりは夫婦みたいなものだ。 悪い笑みを浮かべそう告げて、まだ熱い珈琲を一口喉に流し 「ってとこですかね」 としれっと言いのけた。 「俺に火遊びは向きません。 かといって、色恋なんてもっと向きません。 今向き合ってるものだけで十分なんですよ」 貴方と、幼馴染と。 それ以上の大事な物なんてあるものかと、そう言外に言い含んだ。 (-215) 2022/08/14(Sun) 8:44:34 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニーストライプシャツを肘まで下ろし、器用に後ろ手で外して。 肩筋に触れる啄むような唇の感触がくすぐったく、 ただそれが急かされたと感じたのか流れるようにインナーもたくしあげて。 そうして剥き出しになるのは、一見は荒事に対応するために絞られた筋肉質な身体だが、やはり健康的な肉付きが男らしく筋張ったそれを彩っており。ただ、決して少なくない古傷や、色濃く染みついた斑点が決して平穏ではいられない暮らしを物語っていた。 「全く、調子がいいんだから…… 果たしてそれは“どっち”に対するお礼なんだ?」 器用に衣類をテーブルまで投げて、改めてくっついた人肌が愛おしく、互いの昂る情欲を満たしてあげるために一度腰を持ち上げる。着衣も殆どなくなり、身を包むのは力強く膨らんだ脹脛を押し付けるソックスと、秘所を隠すどころか主張させるばかりの下着のみ。 顔を向き合わせて、今度は股の間に尻を下ろすようにして座る。勃ちあがった自分のそれが下腹なりに擦れたら、貪りたくてもっと押し付けるみたいに。 「優しい相手にメチャクチャに、なんて頼むキミは、 存外意地悪なんだなと改めて思うよ」 とはいえ幾度となく好き放題してきた相手を今は自由にしてもいい、となれば、口では乗り気なわけじゃなそうなことを言いつつも、どうしても湧き立つものはあるもの。それが後を引かない感情ならば猶更。 背もたれに手を乗せ、出来の悪い駄犬のような、甘え上手な表情で見下ろして。 鼻先を近づけて顔を斜めにし、慈しむようなbacioを。 せっかくの熱が冷めてしまわぬように、そのままよく手入れされ滑らかな手の平をシャツとズボンの隙間に差し込み。今度はそちらの衣服に手をかけていこうとするだろう。 (-216) 2022/08/14(Sun) 9:06:08 |
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