情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 「 」 フォルクス「そう、フォルクスというの。素敵な名前ね。 あら、どうしてそんなことを言うのですか?」 「その名前は民衆という意味。 これは亡くなられたご両親が遺してくれた 人々との繋がりだと私は思いますよ。」 [ 木のテーブルは粗末で小さくて、 対面する人の白い掌が容易に俺の手に重ねられる。 長く艶のある金髪の使徒の微笑は、慈愛に満ちて美しい。 ] 「フォルクス、あなたもまた女神の愛し子。 自分の価値を貶めるのは良くないことです 始まりの勇者様が特別な血筋だったという逸話はありません。 しかしかの方は人々の祈りを受け、希望となったのです。」 [ 子供が産まれた年に魔物に襲われて死んでしまった両親 顔も知らない二人の心なんて、分かる筈も無かったけれど。 この人に言われると、なんだか信じてみたいって思えてしまった。 柔らかく温かな感触が、優しく右手の甲を撫でた。 ] (230) 2020/10/20(Tue) 22:07:31 |
【人】 「 」 フォルクス[ 翌朝村を発つ前、御印の発現を知った彼女も 連絡を受けて聖都から迎えに来たもう一人の使徒だって。 戦いの術に、尊き方々に謁見する時の為の教養 神託の日まで教育してくれた大教会の方々も皆。 女神に仕え聖木を仰ぐに相応しい、優しく清廉とした大人達。 そう思っていた。勇者になってからも、ずっと 信じ込む努力は、自分自身に洗脳を施す程に。 ] (231) 2020/10/20(Tue) 22:07:47 |
【人】 「 」 フォルクス使徒様、この部屋は……? これから聖木の元に向かうのでは無かったのですか? なっ、何を……やめて下さい! 俺は罪人じゃない!俺は女神様に選ばれて……! (232) 2020/10/20(Tue) 22:08:01 |
【人】 「 」 フォルクス「ちゃんと分かっている。 お前は、新しい勇者に相応しい人材だ。 大人しくしなさい────これが神託の実なのだよ。」 (233) 2020/10/20(Tue) 22:08:45 |
【人】 「 」 フォルクス[ 旧き時代の人類が、土上に造った石の大地に生きたように。 丹念に塗り込められた嘘は真実に成り代わる。 悍ましき歴史は闇の中に葬られる。 人類 無知なる狂信者達は永きに渡り、────** ] (234) 2020/10/20(Tue) 22:09:29 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[撫でる手から逃れる様子も、一度犬に見えてしまえば 叱られることに怯えているようにしか見えなくて。 拒まれているだなんて露ほども思わない。 久しぶりに好物の『他人からの好意』の気配を察して 頭の中はすっかり浮かれ切っていた。 今迄ずっと独りだった訳でもない。 恋人と呼ぶ存在は時折いたが何時だって 彼女たちに求められるのは 同じだけ自分を愛してくれる事であって 俺が好きだったわけではないように感じた。 『私の事なんて本当は好きじゃないんでしょう?』 なんて泣かれたりもしたが 付き合ってくれと云うからYESと答えただけで 俺も君の事が好きだったなんて一言も言っていないのに。 俺を好きでいてくれるなら一緒に居る。 ただそれだけのYESに同じだけの見返りを要求されるというのも 中々無茶苦茶な話だと何時だって感じた。 或いはもっと時間を掛けたのなら 彼女たちを本当に好きになることもあったかもしれない。 けれど皆その前に俺の傍から離れて行った。 何故自分から一方的に気に入っただけの相手に 最初から同じだけ好かれることを当たり前のように望むのか。 何時だって俺には理解できないのだと思う。] (235) 2020/10/20(Tue) 22:25:40 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[なるほどなぁ、なんて改めて、しみじみと。 水を吹いたまま暫し硬直した様子を眺めて そういえばティッシュないんだったと思い出し 予備を取りに行きながら思う。 行為があった可能性に関しては 覚えてないことを嘆くだけの癖に 俺が積極的だったかもしれない事に そんなにあからさまに狼狽えるのか。 水を吸ってびしゃびしゃになった胸元を もう一度寝転がっただらけた姿勢で 適当にティッシュで押さえてやりながら にやけそうになる口元を誤魔化す。 うん、悪い気はしない。 俺に好かれてる可能性、そこまでないと思ってたのに あんなに懐いて尻尾振ってたのか。 なにおまえ、かわいいね。 丁度いいように思えた。 俺は好きでない相手にでも好かれていると気持ちがいいし それが男であっても然程抵抗も嫌悪もない。 可能性ゼロと承知で今迄健気に俺を好きでいたらしい。 弄ばれたと嘆く女をまた一人増やしてうんざりするより こいつを捕まえておく方がコスパがいいんじゃないか?なんて。] (236) 2020/10/20(Tue) 22:26:30 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[でもだからって素面でもう一度抱けるかって言われたら 即答で無理って言えちゃうんだよなぁ。 勃つ気がしねぇ、一oも。 むしろなんで誤作動できたの?神秘じゃん?] (237) 2020/10/20(Tue) 22:27:10 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[付け込むってなにをだ。 男と、男で、合意のセックスだったかもしれませんって そんな会話の何処で何を付け込むって言うんだ。 女だったらまぁ一発やらせてやったんだから責任取れみたいな そういうあれもあるでしょうけど、けど男だ。どっちも男。 言ってることがなんかもう完全に 俺に気のある女の言い分にしか聞こえなくて なんかもう可笑しくなってくる。男なのに。 そう…お前、俺の女になりたいのか。 俺がお前の事なんて好きじゃなくても うっかり酔った勢いで抱いただけなんだとしても。 次に続くの台詞を想像してみる。 『そんな風に言われたら、期待しちゃいますけど…』? あ、ちょっと外した。 だから何を如何付け込むんだというツッコミは 喉の奥で封じておく。多分そういう空気じゃないし。 腕を掴む力は其処まで強くない。 けれどこれはマウントを取られているんだろうか。 犬の躾に上下関係は大事だと聞いたことがある気がする。 さて、どう躾けるのが正解か…] けど……… (238) 2020/10/20(Tue) 22:28:04 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡 …けどさ。 きみは、僕に酷い事なんてしないだろう? [怯えて伺うでなく、悠然と微笑んで。 質問でなく確認の音で言葉を紡ぐ。 俺に嫌われたくないおまえが。 俺に無理強いできるって言うのか? ちがうだろう。 隙があったら噛付くのか? ちがうだろう。 言葉なく問いかけてみたら、ちょっと楽しくなってきた。 いいこにできたら、褒めてやろう。 失敗したら、如何叱ればいいだろうか。 犬であることを投げ出して、人に戻るなら捨てたらいい。 さて、どうするのが正解だと思う? 回答を求めるように小首を傾げる口元が 隠しきれずに口元を歪ませる。 その笑みを乗せた俺は随分と悪い顔をしていただろう。 お前に好かれていることを理解したうえで そこに胡坐をかいているような、 酷く、ふてぶてしい顔をしていたと、思う。*] (239) 2020/10/20(Tue) 22:29:21 |
【独】 琴羽の天狗 時見ほんっっっと何を無茶振ってもホームランで打ち返して下さるのヤバいな!? なんという柔軟性と捕球術! 頭が上がらないいいいいい……! (-76) 2020/10/20(Tue) 22:51:06 |
【人】 微睡む揺籃 アリア――出会いから一週間後―― >>204どうして私がメイベルを知っていたか、ですか? それはですね、―― [ 「嘘を禁じる」という強制力は解けていたけれど>>188、 つとめて飾ることなく、事実のままを語るように心がけていた。 数日が過ぎて、尋ねられた事柄>>204へも同様に。 この世界を私が知っているのは、元居た世界で 創作の物語として描かれていたのが発端なのだ、と。 とある作者が居て、この世界の有り様を記述し、描写し、 その読者達から支持を得ていった結果、 多くの二次創作まで生まれることになった。 コミックやアニメといった展開にも説明は及んだろう。 幻術魔法の存在する世界だから、理解してもらうのはそこまで 難しいことではなかったと思いたい。] (241) 2020/10/20(Tue) 23:13:43 |
【人】 微睡む揺籃 アリア 私の世界、は。 うぅん……、ひとことで言ったら、技術が発達した豊かな世界。 もちろん、貧しい国とか地域とかもあるけど。 私が生まれたのは、かなり豊かで自由な国だったんだ。 魔物とかは元から居ない……たぶんだけど、 大抵の人はそう思ってるし、ね。 [ ひとつの疑問が胸の中で浮かぶ。 ここは本当に、作者さんが創作しただけの世界なんだろうか。 それとも元から別個に存在して、その様子が何かの理由で あの原作とそっくり一致していたんだろうか。 確かめる方法も、確かめて得られるものがあるかも、 分かりようのない事柄だったけれど。] (242) 2020/10/20(Tue) 23:14:32 |
【独】 サラリーマン 御門 涼司/* ぴえん。すごい。尊くてつら。 やっぱ天才だよ。心理描写が絶妙。 人格構築とかバックボーンとか綿密。村始まる直前まで作戦「何とかなるさ」だったはずなのに。時間かけて作ったキャラみたい。 (-78) 2020/10/20(Tue) 23:25:08 |
【人】 琴羽の天狗 時見[……なに、降りかかる火の粉は払えば良いだけの事。 何せ楽しみにしていた、 彼女が楽しみにしてくれていた新婚旅行だ。 不安にさせてもいかんし、此処は平常心。 邪魔をする奴は 豆腐の角にでも頭をぶつけてしまうが良い] あぁ、そうだな。 思いの外人通りが多い。 俺から離れるなよ? [そうとだけ告げて、二人分の荷物を担ごうか。 行き交う人々も、土産物屋も、 何もかもが物珍しい温泉街を寄り添い散策しながら。 俺と琴羽は湯元に程近いひなびた宿に辿り着き] (244) 2020/10/20(Tue) 23:30:00 |
【人】 微睡む揺籃 アリア――出会いから一週間後・2―― >>205[ 「側にずっと居なさい」 思っていたよりずっと強いものだった。 メイベルの姿が視界にないと、落ち着かない気持ちになる。 メイベルとは別の方向に行こうとすると、足取りが重くなる。 その逆もまた真だった。 私の意志とは別のところで感情が動かされているみたいに、 ほっとしたり満足したり、そんな気分が生まれてしまうのだ。 感覚自体は快くても、どこかもやもやした気持ちになる。 一番それを感じるのは夜、眠る時間帯のことだった。] もー! 服、着てってば! 私、昨日もそう言ったのに。 [ 独特な形をしたベッドの上で大きなクッションを抱いて、 私はメイベルを睨んで言う。視線の先には裸身のままの彼女。 何ひとつ恥じらう様子もないのがまた腹立たしかった。] (245) 2020/10/20(Tue) 23:36:18 |
【人】 微睡む揺籃 アリア……いつも。 あなたは、そうなんだから。 なんにも人の気なんか知らないで。 [ 数秒見つめた後で、視線を落としてベッドを手で撫でた。 ふわりと柔らかい素材は大蜘蛛の糸なのだという。 最初に触れたときはシルクのような手触りだと思ったけれど、 それとも少し違う風合いがあった。 私が身につけているのも同じような素材のネグリジェだった。 飾り気はないけれど着心地は良くて、とても軽いのに暖かだ。 いや、問題はそこじゃなくて。] ……メイベル、は。 ……裸でないと、寝られないの? [ 「側に、ずっと居ます。」 >>185そう応えた言葉がどう作用したのか、出来るのであれば もっと近く、密着するくらいに近く――と。 私の意志とは違う欲求が生まれてしまうのだ。 もしかしたら私の意志なのかな、って感じてしまうくらい、強く。] (246) 2020/10/20(Tue) 23:38:13 |
【人】 琴羽の天狗 時見────貸し出し、だと……ッ!? [宿の主人から言われた、 この時期限定のさーびすとやらに 衝撃を受けていたのだった。 なんでも異国の人外に化ける為の衣装を 貸し出してくれるらしい。 という事はつまり、 琴羽のあんな姿やこんな姿が見られるという事で……] (247) 2020/10/20(Tue) 23:51:56 |
【独】 時見の妻 天宮 琴羽/* 情景描写上手いよなー。 秋の実りに満ちた、とか。湯煙を棚引かせていた、とか。ちゃんと温泉郷らしく、かつ秋らしく見せてて。 PCの心情描写も多すぎず程よい感じで。 発言も読みやすくてスッと頭に入ってくるという。 は〜〜〜〜〜好っき![ころころ] (-80) 2020/10/20(Tue) 23:52:13 |
【人】 微睡む揺籃 アリア――出会いから一週間後・3―― >>206[ さて、そういった事々はひとまず脇によけて、現在。 私の中でふと浮かび上がった疑問>>242をよそに、 浴場となる泉内へ歩いていくメイベルの姿があった。 彼女から離れていくのは自由なのだから勝手なものだ。 といって、見えなくなればなったで、私は 母を求める子供みたいに追いかけようとしてしまうのだけど。] ……もう。いつも先、先、行っちゃって…… [ はぁ……とため息を吐いてキャミソールを脱いでいく。 彼女はこの城の主であり、ここに棲まう魔の眷属たちはみな 彼女が生み出したものばかりだという。 裸を晒すことに何も恥じらう必要もないのだろうけど、 私は違う、というのに。 広い空間を見回して、他に誰かの目がないか気にしてから、 下着ごと、すとんとミニスカートを脱ぎ落とした。] (248) 2020/10/20(Tue) 23:53:49 |
【人】 微睡む揺籃 アリア[ はぁ……とため息を吐いてキャミソールを脱いでいく。 彼女はこの城の主であり、ここに棲まう魔の眷属たちはみな 彼女が生み出したものばかりだという。 裸を晒すことに何も恥じらう必要もないのだろうけど、 私は違う、というのに。 広い空間を見回して、他に誰かの目がないか気にしてから、 下着ごと、すとんとミニスカートを脱ぎ落とした。] ねえメイベル、背中でも流そうか? ときどきしかお風呂、浸からないんだもの。 せっかくだから、しっかり洗ってあげる。 [ 私が生まれた国での生活習慣だから、と求めれば この浴室を一人で使う機会はあったのだけど、 私一人だけだと、どうしても落ち着かなくなってしまっていた。 仕方なく入浴をあきらめる日もあったのだ。 メイベルが居る今日なら違う。 心置きなくお風呂を楽しめるかもしれない。 そう考えれば気分も上がろうというものだった。]* (249) 2020/10/20(Tue) 23:54:11 |
【人】 琴羽の天狗 時見[此度の旅行に来るにあたって、 俺は自らに誓いを立てていたのだ。 琴羽の母の故郷に詣でる事、 残された言葉の謎を探る事…… そういった目的ももちろんあるが 何よりも第一は、琴羽にその身を休めてもらう為である。 故に、彼女の負担になるような事はしまいと。 早い話がちゃんと待てのできる犬、じゃない夫であろうと。 禁欲的でいなければと考えていたのだ。 ────俺なりに] (250) 2020/10/20(Tue) 23:57:19 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司[釘を刺すつもりがこっちが刺されてしまった。 もちろん無体を働くつもりはないけれど あわよくばって気持ちがまだ残ってはいる。 まるで心を読まれたような気がして狼狽える。 けど聖人のような彼の事だ。 俺を警戒するとか、そんな気がまるでないに違いない。 と言うか、他人に対する警戒心が薄いのかも。 性善説とか信じてそうだ。] いや、俺はまあ、酷い事はしないですけど。 [誘導されるみたいにそう答えて 視界に入った口元の笑みに違和感を覚えた。 もしかして、計算…? 途端に今までの言動が煽られているような わざと演出されていたみたいな気が――] (251) 2020/10/20(Tue) 23:59:17 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司[いや、ないな。ないない。 この人に限って他人を挑発して その反応見て楽しむみたいな癖はないはずだ。 だってめっちゃいい人だし。 ……天然なんだろう。] (252) 2020/10/20(Tue) 23:59:46 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司そう言う事じゃなくて、ですね。 ゲイっていうのは割と男女間より性にフリーなんですよ。 だから曖昧な態度してると簡単に食われます。 酔った勢いとは言え、 葛西さんは彼らからしたら子羊同然なので 自ら据え膳になるような態度は慎んでください。 [さっきはカウンターを食らったが、 ここはちゃんと注意し直した方がいいだろう。 事実、俺に対して警戒心なさ過ぎだし。 本当に彼は何をもって俺を信用出来ると言うのか。 ……天然なんだろうな。 そう結論付けて掴んでいた手を離す。 その代わりに彼の前に正対して、 子供に言い聞かすみたいにゆっくりと説明をする。 折角冗談みたく誤魔化したのに これでは自分がゲイの事情に詳しいですと白状しているも同然だが、 その辺は残念ながら自分で気付く事はなかった。 それにこのやり取りには決定的な齟齬があるのだけれど、 彼を『抱かれたい相手』ではなく『抱きたい相手』と 認識している俺にはやはり気付く事はない。] (253) 2020/10/21(Wed) 0:00:52 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新