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アクスルは、あわわわわわわ。。。。 2020/10/12(Mon) 23:02:14 |
在原 治人は、めろめろめろめろーん。。。。 2020/10/12(Mon) 23:07:58 |
【独】 アクスル/* 最後三行に猛烈に照れてしんでしまった かわいい。。。。かわいいーーーー いやしかしリフルくんの反応尊いな これは折本に収まらない熱くて厚い薄い本が出来る (-187) 2020/10/12(Mon) 23:08:29 |
アクスルは、かわいさ手加減して💢💢💢💢 2020/10/12(Mon) 23:08:55 |
【人】 アジダル[ 嘲笑うでもなく、呆れるでもなく。 戻ってきた言葉たちに肩を竦めただけに留める。>>60 自分の事を知っているかのような口ぶりには>>61 僅かに警戒するような反応は見せていた。 ] 気味悪い方がここいらじゃ真っ当なんだよな。 人助け結構。施すもご自由に。 ただしそんなものを受け取りたいかと思うかは また別の話しなんだぜ。 [ タダより高いものはなく、 純粋な感情ほど信用ならないものはない。 今や廃墟になった教会の、 Take freeの篭に入ったパンよりも 生ごみ袋の減りの方が速かった。 悪意と策略に篭絡された街に於いては 下心がある程度が丁度いいのだ。 それは例え味方の内であったとしても。 ] (77) 2020/10/13(Tue) 0:06:50 |
【人】 アジダル[ 画面の向こうにいた英雄は太陽を背負っていた。 真っ新な拳を祈るように振るい、 守る手を開いて弱きものに伸ばしていた。 それを取れるのは守られる人が他人を信じられるからだ。 生憎と路地裏ではそんな感情は疾うに売り切れている。 ] それに、もう俺は人を殺しているし。 [ 路地裏の角裏、伸びる影に隠れて立つ体を見降ろせば 真っ新な服を赤に濡らした昨日が見えて 奪うばかりの人間がうつっていた。 英雄を名乗るには黒に潰され過ぎているが 取引をするには十分な信用が見えるのだろう。 精一杯の振る舞いを糾弾する良心を殺したから、 小さくかぶりをふって。 ] (78) 2020/10/13(Tue) 0:06:56 |
【人】 アジダル[ 人にやさしくされた分だけ。 生き延びて嬉しかった分だけ。 ただ他人に受け渡してやりたいとはあまりに不遜な感情。 ただそれが真実であるという事実だけが 片付け忘れた死体のように重く転がっている。 ] いい加減、 がっかりしたか?[ どうでも良さそうな声色は何重にか重なって さっさと通り過ぎ。 ] (79) 2020/10/13(Tue) 0:07:00 |
【人】 アジダル[ …………。 当然の報いだと理解していた。 男はそれだけの事をしてきたのだ。 捕虜の口を割る役目を担い、 酷なことを他人に強いてきた。 同じ宿に二人で入り、 一人だけ出るようなことだってあった。 けれど。 彼らなりの落とし前としての行動だったのだろう。 拷問にしては甘い遺体の損壊具合と ほどなくして泣きだした赤子の健康状態を見れば いっそやさしくされていた方だと気づいていた。 けれど。 それは勝者を定める戦争でなく、 雌雄を決する諍いでもなかった。 ワンターンずつ入れ替わるゲームのように、 規定も、協定も、権能も、目的も、条件も、何も。 何もない。 子供の喧嘩よりも単純な癇癪で、 蹂躙されてしまったのは、。 ] (81) 2020/10/13(Tue) 0:07:08 |
【人】 アジダル[ だからヒーローには相応しくなかった。 過ちと知って尚、怨恨の連鎖を断ち切るのが 取るべき道だと理解しておいて尚、 男は銃を捨てようとはしなかった。 ] (82) 2020/10/13(Tue) 0:07:13 |
【人】 アジダル[ 観測者の姿が目に入りなどしないかのように景色は廻る。 ふらふらと歩みながらあらゆる反撃を行い、 暴虐と呼ぶに相応しい復讐を撒き散らし。 自分のボスに潰れる程殴られても、 生まれて初めてめぶいた自分だけの殺意を 持て余しているかのように関係者を根絶やした。 最後の一駒を撃ち抜いた空虚を背負い、帰った拠点。 こちらに手を伸ばして笑う娘を見て、 漸く一粒涙が、落ちる。 ] (83) 2020/10/13(Tue) 0:07:18 |
【人】 アジダル Fra l’acqua del mare e la spiaggia Allora sarà il mio vero amore... [ 柔らかな髪を優しく撫でて、 喉を握り潰した慟哭は 擦れた歌声の形をしていた。 ] (84) 2020/10/13(Tue) 0:11:49 |
【人】 アジダル Ditele di mieterlo con un falcetto di cuoio Prezzemolo, salvia, rosmarino e timo [ 明滅して、 揺り籠の赤子は少女へと成って、 ] (85) 2020/10/13(Tue) 0:14:38 |
【人】 アジダル E di legare i covoni con rametto d'erica Allora sarà il [ 明滅して、 髪の伸びた少女は小さなまま男に手を振って、 ] (86) 2020/10/13(Tue) 0:16:35 |
アジダルは、表coin 2020/10/13(Tue) 0:19:22 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ[六年前に焦がれていた姿とは違う、 今のリフルが屋敷に迎えに来てくれた>>D41。 ……使用人のシャツとパンツに 髪をまとめたリボンがワンポイントの 動きやすくまとめた身軽な姿から ローブに義手の大部分を隠しているのに、 落ち着いた黒とそこだけ光る片メガネの 色々あって落ち着いたような姿……] あ、こっちのがかっこいいかも…… [呆気なく次の恋に燃料をくべそうになって、 私の中で私が喧嘩する] 「もうしんどいから諦めるんじゃなかったの!?」 なにを聞き分けいい子してるんです? 諦められないからやり直したんですぅ〜。 一緒にいて嬉しいんでしょう? 「ぶりっ子に死を!」 [皆さん頭の中で天使と悪魔の声がすると仰いますが、 私は阿呆と莫迦の声が聞こえます。 この恋もだめかもしれないというのに、 なにを楽しんでいるんだか。 ……まあいいや放っておこう。 ルミさまに移さないように深く深くに埋めておこう] (D47) 2020/10/13(Tue) 1:30:01 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ うん。うん…… あら、リフルはチョコが少ない方がいいの。 ルミさまがチョコ多いの食べられるわね? [ちらりと「ちち」を確認する。 リフルうそつき。 お姫様に譲ってるんでしょう。 ……知らないところで父親してるんだ。 嬉しそうにちちとクッキーの話をしてくれる彼女>>D42は、 これから行くクッキー屋にも興味をもってくれたようで、 2人でリフルを挟んで歩く道でもおいしい話に花が咲く。 ねえ、ってリフルに話を振れば、たまたま視線が重なって] そう、ね。 ガラスだから光が入るときれいよ。 きっと気に入ってもらえると思うの。 [距離感に戸惑いながら、 久しぶりに萌黄の目を見つめた。 リフルの瞳みたいなイエローグリーンのガラス玉が欲しくて、 こっそり屋敷を抜け出したのは5年前だったかしら。 庭のパラソルに付けて、萌黄越しに見る庭もいいものですよ。 ……と言いかけて、ちょっと口ごもった。 なんだかベタ惚れエピソードっぽいから黙っておこう。 先の恋はなかったことにしたんだ。 なにより、今日のリフルは父親の顔をしているんだから、 困らせることはやめておきましょう。] (D48) 2020/10/13(Tue) 1:30:52 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ[おいしいクッキーを堪能して>>D43、 どこかで習ったように食べ歩きをしようと思ったけれど、 試食の口が甘いままだし、と、 可愛いものを沢山そろえたお店にお姫様をお連れした。 クッキーのおまけは、後で親子で分けてもらえればいい。] [くるくる回るルミさまのダンスに まあすてき、ってハミングを乗せる。 作りかけの3拍子のメロディーを、 彼女の動きにあわせてリズムを変える。 つまづきそうになったらテンポを落として手を支え、 ステップが戻ればテンポも戻す。 なにやら抗議が飛んできたから 可愛いでしょう?って歌を止めた。 お姫様なら] きっと『ドレスも』似合うのに [一部ハモったルミさまと顔を見合わせて、ねーって言った] リフルで遊ぶのも程々にしましょうね。 気に入ってもらえて良かった。 是非その衣装で収穫祭も楽しんでください。 [親子が秋のお祭りに出かける時間はあるのかしら。 リフルの方を伺ってみれば、ありがとう、と聞こえた。 慈愛がこもっていればルミさまのことだなって解ったから、 頷きだけを返した] (D49) 2020/10/13(Tue) 1:32:40 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ[オレンジ色の空の下で彼の冷たい温度に触れている。 これ以上踏み込めないのは、まだ怖いから。 前は手を繋ぐくらい思い切れたのにね。 思い切ったから、歩幅が合わなかったのだろうか] 「ちちー、メグさぁん、お空見てー>>D44」 [可愛く空の上を見ているお姫様が、 もうだれも呼ばなくなったあだ名を呼んだ。 まず心を読まれたかと思って彼女を見た。 そして、視線が私を避けているリフルを見た>>D55。 リフルなら私がメグなのを知っているけど、 どうしてルミさまに教えたんだろう。 答え合わせは困ったものを見つけられたような顔した リフルがしてくれた。] (D50) 2020/10/13(Tue) 1:35:00 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ……っ [メグ、と口にだされて>>D45足がすくむ。 騒いでいた阿呆と莫迦の私も縮こまった。 違う気持ちなんて、期待ばかり膨らんで断れない。 シャーリエじゃない私は、まだ居ていいんだろうか] [メグって呼ばれて出てきた小さな頃の私だけが、 背の高かったお姉さまを見上げる気持ちのまま空を見た] (D51) 2020/10/13(Tue) 1:36:17 |
【人】 サティ家次期当主 シャーリエあ…… [空に浮かぶ茜色に白と茶色の毛並みの生き物がいた。 それは、水面を割るように雲に潜ってこっちにやってくる。 手を伸ばすには遠すぎるところで、 短い手から奇跡のかけらを零して帰って行った] 流れ星…… (88) 2020/10/13(Tue) 1:36:56 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ[ほら見て、って彼の方を向いて緩んだ心の隙間に、 もう長く聴いていない名前>>-183が刺さる。 さんづけで呼ばれることなんてなかった。 ぎこちなく手を握られることなんてなかった。 この人は他の人とは違うんだって、うなずいてしまった。 はふ、と力が抜けたようにその場に座り込む。 離れてしまってもまだ冷たい右手で、 ルミさまを手招きする。] リフルの好きなこと、教えて? [これからの作戦会議は素早く内密に。 リフルに起こされるよりも前に秘密を二言交わして、 急いで立ち上がった。 年頃の女子には急に立ちくらみがあるのよ、って顔で、 何でもないって笑うけど、 優しい笑顔>>D46で見つめられてしまっては、 顔が火照るのをどうしようもないんだ。 ――私、またこの人のこと忘れられなくなるんだ。 奇跡の流れ星はまだ降っていたけれど、 視線は空を向かないまま、奇跡の日は暮れていった] (D52) 2020/10/13(Tue) 1:40:03 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ[それからずっと後の日。 2人をピアノの部屋に招いた。 譜面台には一枚の手書き譜が乗っている。 あまりにも恥ずかしい歌詞を書き作曲したのは エリックという男性。 ということにした私なのは、気が付かれても認めない方針] [外国語で書かれた詩は私にも歌いづらいが、 ルミさまにもわからない。と思っている。 外国を旅したリフルは聴いて理解してしまうんだろうか] [修正のあとがおびただしい譜を開けば、 Je te veux《あなたがほしい》>>3:D47のタイトルが現れる。 息を吸い込んでペダルを踏み込み、 3拍子>>D49の甘い和音をピアノに歌わせて、歌をうたった] (D53) 2020/10/13(Tue) 1:40:58 |
【秘】 サティ家次期当主 シャーリエ → 牧師 リフル[Je te veux] 金の天使 陶酔の果実 魅惑の瞳 その身を投げてくれ。おまえが欲しい 恋人になってくれ。 僕のつらい気持ちをいやすために 来ておくれ、ああ、女神さま 僕は、2人が幸せになれる、 かけがえのない瞬間を求めている 美しいきみの髪は 光の輪をはなっている それは優美な金髪で、 偶像の髪のようだ 僕の心がきみのものになればいい そしてきみの唇をぼくのものに! きみのからだが僕のものになればいい そして僕の肉体すべてを、きみのものに! いつも抱き合っていよう 同じ炎に焼かれよう 愛の夢の中で 僕たちは魂を交換しよう ………… ** (-189) 2020/10/13(Tue) 1:42:09 |
【人】 志隈[考えの違いはよくあることだ。 警戒の色には僅かに何とも言えないような顔をした。>>77 現在のアジダルの産物と考えれば、 明かしてもいいようになる気分は察してほしいものだ。] 気まぐれで施される食物……餌の方が多いって事か。 善意の方が警戒されると言うなら、 俺がここの治安を良く見誤ってたようだな。 [見誤ってたとしても考えは変わらないが。 籠に入ったパンの方が減らない事は知らないし、 それに合わせて施し方を変えてるかどうかも、 特に気にする事では無い。 気に食わないだけだと言った。 人扱いされない兵隊を沢山見れば見るほどに、 俺達は一人の人間だと叫ぶ仲間がいて、 そんな環境で育った価値観もあるだろう。 takefreeと書かれてれば生ゴミよりそちらを選ぶ。 例えば自分が殴られたとしても、 あの人に安全な物を食べさせる方が優先された。 郷に入れば郷に従えと、この場所では彼の方が通用したとしても、 此方は“旅行者”でしかないのだし。] (89) 2020/10/13(Tue) 1:50:42 |
【人】 志隈[人を殺したと言えば、 そうだろうなと驚きもせずに頷いた。>>78 俺も殺してるとも一応告げて、 戦わなければならない世界には慣れ過ぎた。 それがどうかしたという顔を浮かべ。 路地裏に倒れる人間に眉一つ歪めないような男は、 相談相手には不適だ。 善意を知識として知っていても善人ではない。 ヒーローだって悪人を倒すからいいだろとは言っておく。 ヒーローより英雄は、 人殺しで呼ばれる事もあるなんて思い出したが。] あんたにがっかりする事は別にないな。 [何故そう思った、と また答えが返らなそうだと考えながら問うた。 理由があっても無くても、がっかりはしない。 憧れの混じった視線で見ているからもあるだろうし、 怯えて泣き出しても新鮮に変換される。 青い姿に呆れるは有り得るが、今の現状では思いつかない。 貰った分の優しさを伝えてるなら立派な物だと言うだろうか。 行動に関しては元より言う気がない。 相手が自分より人の心を持っているのは知ってる。] (90) 2020/10/13(Tue) 1:50:59 |
【人】 志隈[目まぐるしく世界は変わっていく。>>83 見慣れているとは言え眉を顰める怨嗟。復讐劇。 もしも。あの人が殺されたとしても復讐には走らない。 あんな殺意を持って奮う事は出来ないだろう。 ただ憐れみ、その魂の救いを願うだけ。 当然のように復讐される世界だとも考えてはなかった。 因果応報と巡るとしても、軍の仕事なら躊躇なく銃を撃ち、 復讐と言われても素直に身に受ける気もない。 甘ったるい声で人を愛せるあんたには、 酷な事だったんだろう。 慟哭が、それだけの愛を物語る。 同じだけ娘も愛したのだろう。 手放すしかないと言うが、 本当にそれしか無かったのかとは何度も思ってしまう。 危険に晒したくない気持ちには同意し、 逆にあの人に関する事を言われれば聞く耳が無いので、 一応納得はしてるものの。 成長していく少女の姿を見送る。 大切な物を失ってしまったあんたには、 彼女こそが必要で救いになっただろうにと痛ましい。 表情は変えずに、 “あんたは幸せになるべきだ”と気持ちを強くした。]* (91) 2020/10/13(Tue) 1:51:16 |
【独】 志隈/* 寝落ちしそうなので返せる所だけ返しつつ、 村建て同村ありがとうございます。 皆様お幸せにと置きつつ、素敵なのを見させて頂きありがとうございました。 (-190) 2020/10/13(Tue) 1:55:19 |
【人】 志隈──起きた後、近い内に── あんたは、俺の恩人なんだろうな。 あんたがいたから、全部は捨てずに済んでいるし、 俺は俺として生きていられる。 …もしあの人に会うなら、あんたも一緒に行ってくれないか。 そうやって助けられたんだと紹介したい。 細かいことは言えないがな。 [何も思い出しはしないが、 ほんの少しの温かさが胸に湧いていた。>>2:=6 辛いことなど何もなかった。 あの人が幸せならそれで良かった。 あんただって甘えるなとそう言うはずだと考えていた。 苦笑めいた顔が優しさの様な物に見えた淡い夢。 “名前を呼びたい”なんて言われなければと眉を寄せていた為、 当時は素直に言うに至らなかったが、気が向いた。 無理強いをするつもりはなかった。 一人で行けと言われれば、 ビジネスライクな関係を築いてくるだろうか。 もう子供は子供ではなく、 あの人には変わりなく仕事がある。] (92) 2020/10/13(Tue) 1:55:36 |
【人】 志隈[……アジダルに抱く思いは恋愛感情なのだろう。 それだけではないが、それも含んでいる。 あの人への思いの違いを表すには一番しっくりは来た。 幸せにしたいと願い、 幸せになる姿を見届けるつもりだ。 そうして誰かがあんたを幸せにして、 自分が邪魔になると思えば、 また別の国に行ってもいい。 ──と、強がっても心に痛みは伴っている。 離れたい訳ではないし、無理やり皮膚を剥がすような物だ。 それでも、やらなきゃならないならやる。 体温と匂いと、近付く事で掻き乱されるのはあんただけ。 不毛でも思い続ける事は苦ではない。 無愛想な中に甘さを薄く滲ませ見つめ続けるだろう。 恨むなら扉を開いた自分の迂闊さを恨め。 あれは俺の所為じゃない。 誰かと間違えて甘い色を落として、 自覚するほど更に広げたのだって、 寝ぼけてたあんたの所業だ。 だから、悪びれる気もなく。 寝てる時に唇でも奪ったらどうするのかと、 そんな悪巫山戯を考えそうなくらいには開き直る。 女装ランウェイの良さは未だにわからず惑っている。 汗と年の匂いを重ねたノーマルなあんたの方が好みなのは自覚した。]* (93) 2020/10/13(Tue) 1:55:47 |
【人】 Cucciolo アジダル[ 自業自得だ、と、 男は土に立って吐き捨てる。 傘もささず濡れるに任せた雨の中、 質のいい服を着ろと教えた人のいる 6フィート下の箱へ。 後方の建物では誰も喪服など纏わず、 次のトップを誰にするかばかりを議論している。 有力候補であった男が女一人殺された程度で 使い物にならなくなったのは、彼らにとって 想定外で好都合だったようだ。 所詮温い故郷の出身、 ボスに囲われてただけのガキ、 血を絶やさないよう、 かまびすしい有象無象共を、男に世話になった 十数人の仲間たちと元金色毛虫の青年が その拳を以って黙らせている。 彼が気にかけた男の方にはその喧騒は届いていない。 最初から墓と男しかいないかのように その空間はしとしとと静まり返っていた。 ──これは、決別、の。 ] (94) 2020/10/13(Tue) 1:58:36 |
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