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【秘】 時魔嬢 クロノ → 憐憫聖贖 ナフではグレープフルーツのジュースとクッキーを頂きましょう。 酸味が強いのが欲しくなるんですよね。 「それはまあ、違うでしょうねぇ。その時その時で感じ方に基づく経験も知識も肉体も異なりますもの」 実は小さい頃の私なんかは酸っぱいもの苦手なんですよ、今食べるとどうして避けてたのか不思議なくらいですけどねぇ。 「宴については猶更でしょうね。αには好きに遊ばせましたけど、βには辛い仕事を引き受けて貰いましたし」 (-200) 2022/03/10(Thu) 2:32:49 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「ああ、そうだな。過去だって俺の得た時間で俺のものなんだから、ここで過ごした時間だって俺のものだ」 そう、少し満足げに言ってから続く言葉には少し視線を泳がせる。面映ゆいと表現するのが正しいだろうか、どうにも落ち着かない。 「……人の死を厭うんじゃなくてラサルハグの死を厭うだよ、俺にとっては結構違う。誰にも死んでほしくないってわけじゃない。だからまともかは分からないけど……まあ、どの道弱点がはっきりしたことには変わりないか。 ありがとう。大切なものも見つかったし……ろくでもないし癖しかないような、でもいい友人にも恵まれて。なかなか捨てたもんじゃないな俺の人生って思えたよ」 ちょっとだけ困ったように笑う。梔子色に素直な友愛と感謝を乗せて、あなたに投げかける。 (-201) 2022/03/10(Thu) 2:32:57 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「おっマジ?」 これは暇だったので普通に会話に乗るいつもの大きいのだ。唐突だろうと全く気にしていないし寧ろ自分の好きなことの良さを分かってもらえたのが嬉しいので興味津々姿勢。 「急にどうした、良いことでもあった?それともいい夢見た?」 (-202) 2022/03/10(Thu) 2:36:09 |
【鳴】 衝撃波 ポルクス足音を一つ感知し、肩が ビクリ! と跳ね上がる。音で分かる。この歩き方の響き……怒ってるよ!! 「は、ハァイ…………!」 固まった身体のまま、怯えながら。ゆーっくりと振り返れば笑みを浮かべるあなたの顔があって。ひやり、背筋が寒くなる。 音でわかる。ぜんっぜん笑ってないよぉ!!!! 「 ごッ!! ……、ご、ご、ごごごごめんなひゃい!!!!!!!!!」 勢い良く頭を下げ……見上げた顔は大胆不敵に嗤ってるわけもなくクゥーン、になっている。もはや怯える小動物です。無力です。 だってそんな、最初にガブーいかれるとか思わないじゃん……!!!! (=1) 2022/03/10(Thu) 2:38:38 |
【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン確かめるように、そして記憶へ刻み込むように。抱きしめ返してくれる君の腕を、君の温度を。静かに堪能する。 「……俺も、信じたい。だから。」 「グロリオサ、必ず"また"会おう。君としたいことが、沢山あるんだ」 (-203) 2022/03/10(Thu) 2:39:37 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア視線がこちらへ向けば、テンガンからも目を向けただろう。あなたが目を逸らさないなら、しばらく目が合ったまま動かない。 握る力が強くなったのを確かに感じる。そこに交じる感情も全てではなくても、分かることはある。 それからロベリアの独り言を聞いて、「ああ」と小さく声を上げる。 やっとだ。 3日目に上手く言葉にできない何かを思ってから、今頃になって。 「君のやることは、 可愛い 。だから心配になるんだ。監獄なんかで暮らしていたらすぐに目をつけられるだろう、と、思う。置いていけない」 やっとしっくり来る適切な単語が見つかった。 だから出た方がいいと思ったし、もしあなたが大した戦力にならないとしても構わないなと思った。置いていくより。 (-204) 2022/03/10(Thu) 2:43:46 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード「よく眠れた。……よく眠れるってあんなにいいことなんだなぁ……」 本当にしみじみ呟いた。 「俺あんまり寝れないっていうか寝れるかどうかってほぼギャンブルだし、そのギャンブルに勝っても9割は悪夢っていう…感じで………? いや悪夢も嫌いではねぇんだが……? 」そして、前提条件を話さないと良さに気付いたこの心情のデカさを分かってもらえないな、と思ったので、ぶっちゃけた。 (-205) 2022/03/10(Thu) 2:49:40 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ君が咀嚼するための時間をゆっくりと稼ぐように、紅茶に口付ける。 サク、とクッキーを食めば、バターとココアの香しさが広がるのだろう。 再びカップを傾ければ、砂糖の甘さはさっぱりと流れて行く。 暫しそうやって作った間の後に、ゆっくりと再び口を開くだろう。 「君が見てきたものと、オレが見てきたものはきっと随分と違うのだろう。 ……私から見ればね、監獄にいる者たちは皆、“幸せになりたかった”者達だ。 ね、今度こそ正しく人らしく、幸せになって欲しいな。」 囚人達のことを言っているようで、その実同僚の君達の事も一緒くたに祈る。 (-206) 2022/03/10(Thu) 2:55:35 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 時魔嬢 クロノフルーツオレと、ユヌ・オランジェット。 チョコレートと果物の甘さが脳に染みるようだ。……オランジェットは後回しにしようかな。 「処刑はβがずっと担当してたね。役割は予め話し合い?うん、各個体で意思疎通?して分担してたのかい?」 どうにもその辺の感覚が分かりかねるから、胡乱な感じの問いかけになる。 「辛い……か。それでも君達は自主参加したんだろう?どのクロノの希望で……どういう理由で参加を決めたのか、訊いても?」 (-207) 2022/03/10(Thu) 3:03:23 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「……俺、は、さぁ、」 噛み締めて、噛み締めて、飲み込めるくらいまで小さく砕いて。 そうしてやっと口を開いたとき、アルレシャには上手く繕っていられるほどの器用さはなかった。 「死に損ないだよ、……幸せってどんなのかもわかんねぇのに、なりたいなんて考えられねぇよ。みんながそうなら、みんなそうなったほうがいいなとは思う、不思議なもんだよな」 他者は圧倒的に幸せになるべきだ。各々の幸せを掴むべきだろう。 自分にまで幸せになってほしいと言う友人の言葉は、ぐ、と喉に詰まる。 「わかんねぇのに?」 (-208) 2022/03/10(Thu) 3:08:35 |
【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ暖かい温度が、抱きしめる腕が、心地いい。 それは、確かに君が此処に存在しているという証だ。 「うん。……楽しみに、しているから。 ……"また"、会おうね。コヨーテ。」 一緒にしたい事が沢山有るのは、君だけでは無いのだから。 (-209) 2022/03/10(Thu) 3:11:38 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード満たされて初めて、これまでの持ち物を知る、ということもあるのだろう。 「ろくでもなくない、癖の無いやつはこんな場所にいないだろう?或いは類友というやつかも。 まぁ、今すぐの別れという訳でもないんだ、もう暫くは構っておくれ?」 揶揄うようにくすくすと笑って、それから血色の視線を流す。 「賭けも、降りるとは言わないだろう?」 君が目の前に居なくなったら、また 遠く なってしまうのだろうから。嗚呼、きっとそれは、淋しい。 (-210) 2022/03/10(Thu) 3:16:13 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ最初はうんうんと頷きつつ、普段そんなに眠れてなかったのかなと疑問に思う程度だったのだが。あなたから前提条件を聞くと一度目を丸くして。 「えっそんなに眠れてなかったの?……その前提でのよく眠れたっての、めちゃくちゃすごいやつじゃね?それはマジでおめでとう。 しかしそうなってくると、それだけ眠れてなかった理由もだけど、それだけ眠れなかったのによく眠れた理由が気になってくるな……」 穏やかに微笑みつつ潜めた声には素直な優しさが滲む。 「お前を選んだ相手と何かあった?」 (-211) 2022/03/10(Thu) 3:18:13 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード>>-79 「いいぞもっと悔しがってくれて。俺も先日 悔しい を吐き捨てた所だからな。補充代わりにバーナードのを悔しさを貰うとしよう」それが殺される直前の感情だと貴方が気付くかはわからない。ただ、"吐き捨てた"という事実だけがそこにある。 なお、賭けが始まった時点で見えていたかというとそんな事はない。けれどここまで付き合ってくれたなら、その『結果』がどうであるかはさすがに予想もついた。 「そうだな。皮肉なことに"見つかった"からこそ、他にも存在する可能性が芽生え、試すなり確かめるなりしたくなる気持ちはわかる。だからこそ、俺も賭けを持ち掛けたんだし」 それだけを返して貴方の言葉終わりを待つ。見定めていたのは片方だけじゃない。 最もこの時に裁定なんてもう不要なのだけど。 それを口で伝える代わりに、貴方の言葉を切るように── 抱きしめられている上で見つめられている状態から、腕を抜いて貴方の口元にしー。と人差し指を当ててから、唇で言葉を一度塞いでしまおう。 (-212) 2022/03/10(Thu) 3:20:30 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード「──今、凄く困ってるんだが聞いてくれるか? 君が、俺の言いたい事も全部言ってくれたんだけど、 "同じだ" の一言じゃ味気ないよね?なあ、バーナード。俺はどうすれば君を満足させられる?」 (-213) 2022/03/10(Thu) 3:21:34 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ「さて、君の幸せの形なんて分からないよ。 でも、君がそうやって他者に望む以上……他の誰かが君に望むことも覚悟しなきゃ。」 虹彩を透かす血の色が、生命の色が、君を見ている。 「わからなくとも、お前は生きている。生き続けている。 死を恐れ、吠え叫ぶ程に。 生を捨てる方法なんて山ほどあるのに。 寿命無き今、惰性で生きるには長すぎる生を。 目覚めぬ眠りに身を任せることもなく。 それを希望と呼ばずに、何と呼ぶ?」 パンドラの匣の底。最悪の災厄の名を、淡く色付く唇に載せて首を傾げてみせる。 (-214) 2022/03/10(Thu) 3:30:45 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード目を丸くしたのを見て、そりゃ自分でも寝てない方なんだろうという自覚はあれど、あぁそこまで酷かったんだなぁと漸く理解した。 「ここ100年くらいで初めて上手く寝れた。ありがとう」 素直におめでとうに礼を言ったまではいいものの。 眠れなかった理由もまぁ聞かれたら話せるくらいではあるものの。 ……眠れた理由が気になると言われて、足が僅かに後退した。ずり。逃げる前には聞かれてしまったわけだが。 「なん、 で、 ……そう思う…」あっダメだこれ図星ですって言ってるようなもんじゃねぇか。 (-215) 2022/03/10(Thu) 3:32:07 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「なんでぇ……」 わざとらしい泣き言めいた声。 わざとだから、本当は考えればわかる。 みんな自分の幸せだけ考えてればいいのにな、なんて、自分を棚に上げて考えてることの なんと傲慢なことか。 生命の色を、よく似た、しかしもっと柔らかな林檎色が見つめる。 やがて、貴方の言葉が終わった頃、盛大に溜息をついた。 「吐きそうだ。」 飲み込めん、一気には。 (-216) 2022/03/10(Thu) 3:39:38 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「それもそうだ。癖のないやつがいたらそもそも『癖がないのが癖』になるような場所だもんな、ここ。 もう暫くどころじゃ済まねえよ。直接構えるかどうかは変わってくるだろうが構うのやめる予定はないんだから」 血色の視線を受け取っては悪戯っぽく、けれど悪戯ではなく本心であると伝える視線で応える。 「当たり前だろ。そっちこそ賭け降りるなよ、絶対逃がさないからな」 いなくなっても変わらない。時間が空いても変わらない。友人である事実は変わらないから。 (-217) 2022/03/10(Thu) 3:41:50 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「悔しさを俺から補充するな、うわ更に悔しくなるの悔し……そもそもなんで補充するんだよ、確かに悔しがれないよりはいいかもしれないけどさ」 吐き捨てたという言葉から連想できるものは、ある。あるけれどあえて明言は避けて、そうしてあなたの返答にも頷くに留まった。 互いに見定めようとしていたことは間違いない。間違いないのだが、自覚より早く本心が答えを出してしまっていたのだから手に負えないし、だからこそ試されたことに文句を言いもせず。 唇に触れる指とその後のキス、更に投げかけられる問いを聞けばもう笑うしかない。嬉しくて、くすぐったくて、たまらない。 頭まで毛布を被って、二人きりの世界。 願望滲む甘い傲慢で勝手に『これ』に名前をつけてしまおう。 遠くない未来、ともに飛び立つあなたへの我儘だ。 「俺がお前に向けているものも同じだと前置きした上で言う、」 (-218) 2022/03/10(Thu) 4:23:17 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「――ラサルハグ・ライ・バートランド。 俺に伝えて、俺に応えて。 お前の愛を俺に寄越せ。 お前のこれからに俺を映して、色々なことを俺に教えて?」 (-219) 2022/03/10(Thu) 4:24:03 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「 ひゃっ…… 100年もそれであのパフォーマンス出してたのかお前……難儀すぎるだろ。心の底から祝うし、これからもよく眠ってほしい」あなたの様子を見て曖昧ながらに納得すると緩慢な動作で首を傾げて見せる。 「んー……俺が変わった理由もそうだったから、かな。無理に聞きはしないからそんな構えんな、話すなら喜んで聞くけどさ」 ひらひらと手を振る。自分が変化したこともそれが誰に由来するものなのかも認識した上で、あなたにいい方向の変化を与える相手がいることを喜んでいるのだ。 (-220) 2022/03/10(Thu) 4:40:29 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 探求者 バーナード「普段はたまにサプリとかで寝てない分補ってた。 よく寝て分かったんだが、正直破裂寸前くらいだったんだと思う。今めちゃくちゃスッキリしてるつーか、頭軽い気がする」 いつもより気負いが少ない。声が若干軽いかもしれない。 けれど、普段とさほど変わらない。ということは、普段虚勢を張りまくっているのだ。 「……あぁ、…そうか、なんだ、よかった。俺がそんなに分かりやすいのかと……」 細く細く息を吐いてから、どうしようか迷う数秒。口を開いては閉じて。 「…………そいつの心臓の音聞いてたら眠れた」 (-221) 2022/03/10(Thu) 4:52:22 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガンこちらから目を逸らすことは無い。 だから暫し、お互いに見つめ合う時間が続く。 そうして君の声が、言葉が耳に響いて………。 その言葉に目をぱちぱちと、驚きを含む表情が浮かぶ。 「……………可愛、い」 疑問を音にしようと口を開き、急速に体が熱くなる。 あ……こ れは、……………。 咄嗟に目を逸らす。けど多分、自分の表情は赤らんでいる。 なんだそれ。……なんだよそれ。今まで話さなかったのに。 「ぁ、………………う、………ッ」 何かを言おうと口を開閉させるも、上手く言葉に出来ない。 君、心配も感じ取れていなかっただろう。なんで今。 置いていけないと そう言ってくれるのは嬉しいが。 ………本当になんなんだ、君は。 腰に回した手を、自身の顔を隠すために動かして、口元へ。 握る手はじわりと汗ばむのかもしれない。 …恥ずかしい。 (-222) 2022/03/10(Thu) 7:22:00 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ「それでも誰かとは出会ってるものだ。そうでなくとも集まりそうな場所を中心に探すだけでも全く違う。……バーナードは神が好きじゃないらしい。だから俺は "俺の力で出会ってみせた" と言い切ろう」視線を受けて、受け流すように目を閉じてから微かに揺れる紅茶の水面に視線を落とす。"彼女"と一緒にすればきっと『あんなに色気をばら撒いてはいない』と抗議されるが脳裏に浮かび、笑んだ。 「……本当、巫女とやらは最善を見て気付く癖に、自分ではろくに動きやしない。俺は『それが気に食わないから』この生き方を選んだ。最も──そちらも後悔はしていないんじゃないか?」 ラサルハグは、お節介とも余計なお世話とも鬱陶しいとも言える言葉をよく発する。それは全部、『生きたい生き方が存在する癖に選んでない』ように見える人間によく切り込んだ。 この男は、貴方に興味がなかったというのは確かにあったが……一番の理由はそれに属さないと見ていたからだ。 「俺は何もしていない」 貴方の問いには、 記憶がなければ不自然な位 にハッキリと淡々とした声色が帰った。嘘をついているようにも見えやしないだろう。貴方の視線を受けた直後とは違い、落ち着いた様子で紅茶を一口飲んで、それこそ世間話のようにこう返した。「……俺は、ただ お話 しただけさ。勝手にそれを大袈裟に受け取り、曲解し、暴れた奴が偶然にも 複数出たせいで個々に見ると大した犯罪でもないそれは、誰かの陰謀と静粛のような錯覚を覚えさせ……その光景が全てを殺した。 ──何かしたのは、 俺以外の容疑者全員 (-223) 2022/03/10(Thu) 7:51:56 |
【秘】 後方支援担当 レヴァティ → 憐憫聖贖 ナフ 苦笑いを浮かべる貴方に首を傾げる真似を見せる。何か似たような例がきっとあったのだろう。 (色んな方に希望を見出しているのだとしたら、それって疲れないんですかねー?) 疑問に思ったことはそっと胸に秘めておく。 「あはは。俺はいくつかのコンセプト、テーマをもとに造られましたから。 W人に尽くすアンドロイドW。 W限りなく人間に近いものをW。 その為に俺は多くを自分から学習・吸収するよう設定されていますし、その結果として皆様が、人間がなんたるかを理解しようとする方向性を自分で決めた。 ……なーんて! そう言えばもっともらしいですか? ええ、ええ。ナフ様の仰る通り。俺もまたとうに効率を度外視した行動を行い始めている」 生命の色をした貴方の言葉。まるでそれは蛇の如く。差し出されたそれを、アンドロイドは── 「でも。でもですよ? ナフ様」 ▽ (-224) 2022/03/10(Thu) 9:58:00 |
レヴァティは、椅子から立ち上がる。……きぃ、と捨てられた椅子がか細く鳴いた。 (t0) 2022/03/10(Thu) 9:58:45 |
【秘】 後方支援担当 レヴァティ → 憐憫聖贖 ナフ ──躊躇わず、飲み干す。 知恵を求めて。理解を求めて。 欲 のままに。怖めず臆せず。元よりそんな後ろ向きな感情など無いのだから。 「此処、BarreNwortは狂気を飼うための場所。 俺はこの狂気咲き誇る監獄の為の存在です」 その被造物は日々学習し、成長を続ける。 そうして、貴方達に近くなる。 そうして── 「それなら──」 ──開花する。 ▽ (-225) 2022/03/10(Thu) 9:59:27 |
レヴァティは、その無機物は、生命の果実を覗き込む。 (t1) 2022/03/10(Thu) 10:00:09 |
レヴァティは、ナフに咲って囁いた。 (t2) 2022/03/10(Thu) 10:00:30 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア頷く。 ロベリアの瞬きと驚き、目が逸らされて、明らかに照れた顔で、話せない様子なのも、しっかり見た。直視した。 だから、繋がれていない方の手はあなたの頭の上に乗せた。そのまま撫でる動きは、寝かそうとでもしている程遅い。 これは可愛がっているのだと、あなたに伝わるだろうか。 汗ばむ手を握り返し、ちょっと考えられる頭で思うのは…… 『君の事はとても好きだな』ということだ。あなたからなんとなく感じ取れるものよりは小さい気はするが、言わないでおく。普通、そういう事を言われると落ち着けなくなるものだろう。 喋れなくなっている人間に言う事じゃない。 言わなくても味で感じ取られてしまうことは止められないが。 隠そうとしている事は分かったし、 もう十分見て分かったし、 目を閉じた。これで君の事は見ていない。嵐はもう、耐えられるくらいの大雨だ。 (-227) 2022/03/10(Thu) 11:10:09 |
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