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【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォ「雑種犬に盛った猫、ネズミ畜生に、―――…… この祭りに乗じてか街に馴染まない異臭がしてる。 悪臭の中じゃ酒が不味くなるだろ、だから俺の視界に入り次第殺してんだよ」 冗談に決まっている。 視界にはいった、なんて生やさしいものじゃない。 異物が入ってきたといち早く気づいていたこの男は、はなから彼らを生かしてこの地を出すつもりなどなくて。 不必要な殺しまで進んでやるものだから、誰にも望まれていない死体はここ数日で山になっていた。 「ネズミの家族にもお名前があるらしくて、聞き覚えのない名前も多くてなあ。 だから 、アルファベット順に一匹ずつ遊んでんだよ 。あの日以外はお前じゃないの掃除屋も使ってな……、あー……答えになってるか?」一瞬高揚した声。瞳の奥に潜んでいる闇は、死の先に誘われることを拒んでいない。さもそうであるべきだと、いつの日かまでその手で命を奪うことにとりつかれているようにも聞こえてきて。 「暇なら死ぬまで足元で転がっていろよ」 「俺はよお、片付けは得意ではないんだ」 とっくに地獄への片道切符は握っている。 車が止まった先は、ヴェネリオの所有する隠れ家の幾つかある内のひとつであった。 (-235) 2022/08/11(Thu) 1:30:36 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>70 リカルド その姿を認めた瞬間、ええ……という風に眉をひそめた。 大概こちらの表情も祭を楽しんでる様子ではないのだが、 少なくともスーツ姿で仏頂面はしていない。 屋台のアイスコーヒーを受け取り、呆れ顔で近づいていく。 「あんたとお友達みたいに以心伝心じゃないんだ、 目で訴えられても困る。用件でも?」 黒い泥水をストローで啜りながら、肩を竦めて見せた。 (72) 2022/08/11(Thu) 1:54:41 |
ストレガは、電話以外でも修理依頼を請け負う事はままある。 (a20) 2022/08/11(Thu) 1:55:25 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>72 ストレガ 「こ……んなところで何をしているのかと、言ったんだ」 全く言ってないのだが。 おそらくこれをツィオやマウロにしたところで伝わらない気もしているのだが。 場にそぐわない男は仏頂面の上眉間にシワを深く寄せて、大きく息を吐いた。 貴方にはその仕事ぶりに敬意を表しているのだが、それでも声が詰まってるあたりはどうにも女性は苦手らしい。 「火急の用があるわけじゃないが……、 このような場所で何をしているのかと気になっただけだ。だが、メンテナンスは近々頼みたいと思っている」 何を、とはこの場では言わない。 だが貴方にとっては、それが狙撃用のライフルであることは想像に難くないだろう。 (73) 2022/08/11(Thu) 2:15:11 |
【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロ向き直る仕草に、1度足を止める。 それから胸に手を当てお辞儀をひとつ。 仏頂面に対して怯えを得るような性格はしていないため、何もかもがいつも通り。 表情に変化は乏しく、考えが読みづらいとも言える。 「…ヴェネリオ様の命は、ございました が」 所作とともに伏せた瞼を上げ、エメラルドにも似た美しき双眸を見つめる。 こうした時、真っ直ぐに逸らすことなく見つめるのは女の癖かもしれない。 「……マウロ様よりのご命令は、よろしいです か?」 上司の更に上司の言葉であればそれに従うのが正しいかもしれないが。 己を率いるという点ではやはり目の前にいる貴方なのだから。 「ラウラ は…、マウロ様のお役に立ちたい です」 己に出来ることは限られているとしても、そう在るべきだと女は考えている。 (-236) 2022/08/11(Thu) 2:18:39 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>73 リカルド 「祭の日に表通りに出て、祭りの参加以外になにすんのさ」 あなたの上から下までを眺めて、目を細める。 それこそ目で訴える言葉は、"何してんだこの同僚"だ。 「ま、あたいは作業の休憩だけど。 ……"それっぽく"したいならもうちょっと 酒の匂いでもさせなよ、じゃなきゃお友達とつるむとか」 あまりにもあまりな様子に、思わず普段出ない アドバイスのようなモノまで出る始末。 これの言う作業はどちらの作業かはわからないが、 「メンテナンスね。やるなら早めに話を持ってきな、 あんたのとこの奴は特に手間がかかるんだ」 狙撃銃という繊細な物の扱いなのは承知しているようだった。 (74) 2022/08/11(Thu) 2:28:32 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>74 ストレガ 「そうだな……それは確かにそうだ……」 至極まっとうな返事には反論のしようもない。 この場にいて真っ当に参加する気がない男は自分くらいなものだろう。 「……ワインの瓶くらい持てとは……通りすがりのツィオにも言われた。 こういった祭には録に参加したことがなくてな。……勝手がわからん。酒は飲んで参加するものなのか?」 手がかりを見つけるための視察ではあったが、本当に溶け込むための知識がなさすぎた。 これは本当に失敗も失敗だ。 適当に屋台からワインを2本購入し、貴方にそのうちの1本を差し出す。 「承知した。 君のメンテナンスは丁寧で助かっているんだ。 ――――入用になる前に入念に済ませておかなくてはならないと思っているから、明日にでもそっちに届けよう」 (75) 2022/08/11(Thu) 2:57:52 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ「結局茶に付き合うことになるのか。 このままじゃ無駄に体が健康にされちまうよ」 酒飲みだったこの男が狂うように飲み始めたのはここ十数年、先代が亡くなってからしばらくだった。 鼻のきく連中ならシガレットではない煙の香りは感じるし、靴がいつも洗われてるのも気づいている。 しかし、この男を止めることはなかった。ファミリーに不都合なことは一切しない。その信条だけは守られていたから。 つまり何かあろうものなら、 「それも自業自得、か」 それにつきる。 親友のだる絡みをうけつつ。 ひとつの隠れ家に招けば、ナッツでも用意しつつざれ言をぼやく。ある種の拒絶と、確認のようなものだ。 「そういえばお前、ここに何でいるんだったか。 ……俺が死んだら 帰ったらどうだ。 こんなときに冗談は言わない、己を死なせることぐらい簡単だろう?」 (-237) 2022/08/11(Thu) 3:00:14 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>75 リカルド 「歩き飲みでもなんでも好きにすりゃいいだろ…… 匂いさせたいだけなら安物の服に酒振りかけて歩くとか、 酒じゃないにしても屋台のモン一本持つとかさあ……」 真面目な男の空回り、その現場を見るのはなんとも言えない。 歯車がかみ合わない時計を見てる気分だ。 それが同組織の、未来を担う幹部候補様となればなおさら。 だからワインを1本寄越されて、また呆れた視線が向く。 「……なあ、あたいは作業の休憩って言ったよな? って事はな、つまりまだ作業が残ってるんだよ。 どこの世界に、精密な指先が必要な、 それも仕事中の修理屋に酒飲ませる奴がいるのさ?」 手元のアイスコーヒーを見せつける。 あくまで覚醒の為、カフェインの為の飲料だ。 「それこそその酒で女でも男でも引っかけて、 祭のイロハでも教えて貰いなよ。 この騒ぎなら娼婦も男娼もそこら中にいるでしょ」 ワインを押し返して、親指で怪しい路地だのを示す。 「ま、時勢が時勢だから一人歩きはオススメしないけど」 (76) 2022/08/11(Thu) 3:20:06 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ結局の所、あなたが何を聞いていても、聞いていなくても。 死に損ないには、どうだって構わない事だったのだろう。故に、 自分の話は続けない。全ては時間潰しの他愛無い話でしかない。 元より人様に語るほどの過去も無い男だ。 「Sì. あんたが俺に話す事がそれだけだってなら、 俺への答えはそれで十分です」 そして、今更誰かの世話を焼くような立派な人間でもない。 初めて仕事を寄越された日も、余計な事は一つとして言わず 床に転がされた『ゴミ』を一瞥して、ただ頷いた。 それが明らかに私用で発生したものであったとしても。 丸一晩を費やして、 切り分けられた屍肉を小さな火葬炉で何回にも分けて灰にした。 そうして死体を綺麗に始末してしまった。 これまでに積み上げられて来た死体もきっと同様に。 「言われずとも、コルヴォはあんたの足元で 死ぬまでは、黙って転がってくるゴミを啄むだけですとも たとえそれが、身内のものであったとしてもね…」 どちらが、とは言わない。 誰が死に向かっていたとて、きっとこの掃除屋は気にもしない。 あなたの周囲は、そうもいかないだろうが。地位を得るとはそういう事だ。 死体の出処や所以だってそうだ。 無駄な仕事を望み好んでしたいわけでもないが、 それが意図された無駄なら、別にそれで構わない。 (-239) 2022/08/11(Thu) 5:53:18 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ「とはいえ、身内の死体を処分するなんてごめんです。 極力は誰だってそうでしょう。死体が必要無いなら、 くたばったって誰に手間を掛けさせもしませんよ。 あんた、烏の死骸を見た事がありますか?」 答えはきっと否だろう。 烏同士は目を啄かないが、仲間が屍となれば共食いをする。 死んだ後には、何も残らない。 そうでなければならない。 「まあ、この頃は掃除屋が死体を作る事も少なくはないですが」 「後片付けを適任に回すあんたなら、 そんなもの、余計に見る事は無いでしょうね」 自ら投げ掛けた問いを、乾いた声音が一笑に付した。 そうして徐に停車した先で、喪服姿はあなたが降りた後に続く。 やはり語るほどの事など何も無い死に損ないには、 酒の力を借りなければ話せないような事など、無いけれど。 何だって建前として必要なら、それでいい。 (-240) 2022/08/11(Thu) 5:53:57 |
コルヴォは、誰かに言った。「身内の死体を処分するなんてごめんです。」 (a21) 2022/08/11(Thu) 5:55:57 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニーその時点で勝負は決まり。あらら、なんてふうに笑いながら、手にしたカードをそこらに無造作に放った。 「ふう……それで、好きにする、ね。毎度の如く、オレはいつもキミが求めることに応えてばかりだったと思うけど。 特にここには上質なベッドはない。寛げるソファはあれど、あとは椅子にテーブルかくらいだ。知らないはずはないでしょ?ただまあ……通ってくれるからついご奉仕したくなっちゃうんだ」 苦言を呈しながらもくるり、とテーブルの端に指を滑らせながらそちらの方へ。 立ちあがろうとするならそれを制し、バカラテーブルとの隙間に身を滑らせて──或いは少し椅子を引いてもらうなどして。 許されるならば相手のボトムス越しの股座をそっと撫でつける。反応を伺いながらも言葉を続けて。 「そうだね。負けた方は乱暴できないにしろ、自由すらないわけでもない。……今回、“それ”は賭け皿に……ハッ、乗せられていないからな?」 言い終わり、大股を開いたかと思えば片膝の上に、パンと張った尻を向けて跨ぎ、強調された股間の膨らみを押し付けるように鍛えられた腿に体重をかけた。 はしたなく膝を開いて擦り付けると、隠すものの殆どない尻たぶがつられて割り開かれる。 「Basta!って叱りつけた時にやめてくれるならある程度は看過しようじゃないか。いつもの様にとはいかないだろうが、いくら賭けとはいえキミにとってお預けは苦しいものだろ、ソニー」 腰を逸らしながら振り向いて見せた顔はやはり恥じらいに染まりながらも、そちらから浴びせられる視線を楽しむかのよう。 そう。向けられたからには応えるもの。やがて自らのシャツのボタンに手をかけて、肩からは灰色のインナーが覗く。 独りよがりな遊びを続けていくうちにふにふにとした柔い感触が芯を持ち始め、熟れた葡萄色の布を窮屈そうに押し上げる。随分と熱と湿っぽさを帯びた吐息が漏れ出た。 (-241) 2022/08/11(Thu) 6:17:59 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「むぐぬ……何なんですかぁ〜…人間ですってばぁ〜」 ワイワイ。やいやい。 言いながらも伸ばされた手を振り払うこともしなければ、次第に大人しい。 抵抗を諦めたとも言うし、存外別に嫌と言う訳でもないのがある。 「可愛がるっていっても、これ犬相手の可愛がり方なことくらいは俺でも知ってますけどぉ……ほんと貴方と来たらぁ〜」 じとっと目を細めて抗議の声を上げつつ、ずっと喋り続けていた為に勝手にお菓子を取っていく子供からの万引き被害が甚大になりそうなため、そっと正面はどいた。 撫でられている事が気恥ずかしいのかと言うと……そうでもない顔。 普段から微妙なポーカーフェイス気味のせいかもしれない。今はどこかに飛んでいるが。 「はぁ、死にたくないからですか。 ……死ぬと苦しいとか、どうなるかよくわからないって聞きますねぇ。そう言うのを貴方が恐れているのは少々意外ですが。 ……アウグストさんですら、俺より先に死んでしまう。そんな世界ですよ」 (-242) 2022/08/11(Thu) 6:20:40 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* 地味〜〜〜〜〜〜〜に墓下差分あんま使わない縛りをしてるせいで 代わりに狼差分をめちゃくちゃ使ってしまっている 墓下差分の打点を高める為なので、いいが…… (-243) 2022/08/11(Thu) 6:30:03 |
【人】 花で語るは ソニー>>56 ヴィオレッタ 「ソニーだよ、お姉さんは? 花屋だって知っててもらえてるのは嬉しい。 ああ、そりゃ残念だ! そんなに褒め言葉を受け取っちゃ張り切らずにはいられない。 名残惜しいけどこの一杯きりで、今日のところはお別れ」 一度断られてしまったならばやたらには食い下がったりはしない。 こちらは本心、心の底から残念そうな向きまである。けれどもずっとニコニコ顔だ。 ここまで、と半分を下回ったグラスの中身にまた手をつける。もう四分の一ほどだ。 引き際のよろしい男は、貴方が窮屈に感じないように見えるリミットを設けた。 まるで朗読でも聞いているように、上機嫌そうに頬を緩ませて頷く。頬杖をつき、相手の方を見て。 他者に伝わらないように織り交ぜられた比喩が、きちんと届いていることを示す。 「さすがお姉さん。クールに周りを見てて、カッコいいね。 祭りの最中だから多少派手ものが人気なのは仕方ないかもしれないね。 色とりどりのコントラーダのフラッグにの中にあっちゃあ、 ちょっとやそっとの色じゃ控えめで目立ちもしないもの」 つまりは、多少強引な手で押し切られたとて隠れてしまうということ。 困っちゃった、と大仰なジェスチャーで示して見せる花屋は、 相手の不自然なところもない振る舞いに一度だけウィンクを送って感謝を伝えた。 カクテルを、また一口。 「新しく商売したいひとなんかも押し寄せてるみたいだし。 オレのところみたいなちっちゃな店じゃ、なかなか輸出入に強いとこには勝てないな」 (77) 2022/08/11(Thu) 6:38:53 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ「うん。まあ孤児院出身なんて そう珍しいものでもないとは思うけどねぇ。 偶に適性を自覚して裏の社会に足を踏みこむ人もいるけど、 大半はやむを得ずだろうし。君もそうじゃない?」 言葉数はそう多くはないものの、会話をしていて違和が ないのは彼女が律儀に反応を返してくれているからか。 それを口に出さないのも礼儀や気遣いなのかもしれないが、 「毎回しっかり反応入れてくれるの偉いなぁ」 といちいち口にするところを含めてセットであった。 「了解。今日いきなりだとあれだから、後日にしようか。 普通のバーでいい?喋るの苦手ならカジノとか。 大体禁じ手扱い食らうけど、どちらかのシノギ先でも 俺は気楽でいい気がするんだけどねぇ」 (-244) 2022/08/11(Thu) 6:51:18 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ「はぁ、残念。そうなんですね。 殺せなかった残念ですか。殺さずに済んだ残念ですか」 喜ぶや訝しむなんて感情ならわかりやすいのだが、 冒頭がおおよそ語っている通り、 本当に思ったままを呟いている可能性もありかねない声色。 「Sì, Signore. 気味が悪いなんて酷いなぁ。 敬愛はしていますけど、盲信してるつもりはないですよ。 手の震えが苦しすぎるなら今が狙い目らしいですね」 無論こんな所で無意味な殉職者を出すとは思えないとの事だが、 昔から失礼に入るか入らないかの絶妙にやや向こう見ずの発言がチラホラ見え隠れする男だった。 最も、1年前は本当に心から悪意なくそう言っている素振りがあったが、心境の変化でもあったのか。 会話の為の皮肉やジョークを理解しだしたきらいがある……と、貴方ほどにもなれば気付いているかもしれない。 「同じように命を賭けられるって豪語する人は多いですけど、 その辺り、個人的には違う感覚を覚えますね。 ヴェネリオさんはどちらの方がお好みですか」 命を賭けるにしても気質がある上でのどちらかが? それともう一つ、とばかりに追記のように、 「貴方もやはり組織の為に殉職したい人ですか」 (-245) 2022/08/11(Thu) 7:22:05 |
【人】 イル・マット フィオレロ【港の埠頭】 >>63 >>64 コルヴォ 「ほらぁ、捻くれた回答するぅ。 今の"フィオレロ"で感謝してほしいものですよぉ。 1年前ならもっと根掘り葉掘り、 それこそわかってない顔で嫌なトコまで触れてやったのに」 最も、その分精度も低いものだから、 実際にそんな事になった事は少ないだろう。 そうでないならそれこそ既に海の底でもおかしくない。 「あったらもう少し景気のいい顔してるっての。 代わりに、無益な言葉を真似て Ambasciator non porta pena.でも送っておくかねぇ」 意図的に回答を避けているのは付き合いの長さから理解し、その上でこのままふと目を離すと姿が消えてる事もなさそうだから、 それなりに満足して 「"寂しいから、"って言ってくれるなら」 言ったら倣うのか、には、その一言だけ。 言い捨てるように去り際に振り返って、余程足を止めたくなる言葉が来たなら変わる程度の帰路につき出した。 (78) 2022/08/11(Thu) 7:49:49 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>76 ストレガ 「そんなに難しいことを言わないでくれ。 そもそも安服を俺は持ってない」 もう初めからここに来ることが間違ってるような事を宣い肩をすくめる。 行き場を失ったワインの瓶を両手で抱え、困り果てた表情を浮かべた。 「別に、作業が終わってから飲めばよかろう。 俺も持っているだけで飲むつもりはないしな……、いつ酔った上司に呼び出されるかわからん」 とはいえ、珈琲でもいいのなら最初から珈琲を買えばよかったなと、見せつけられた物を見下ろしながら呟く。 安酒を飲むよりはよっぽど良かったし、そもそも祭を楽しむために来たわけではない。 だから誰かをひっかけろという言葉にも消極的な顔を見せるだろう。 「そんな事をしている暇はない。 男にせよ女にせよ、体を武器にすり寄ってくるようなのは苦手でな」 「まぁ……、その先に隠された真実が眠ってると言うなら、いつだって行くが」 スゥ、と冷めた目をその路地へ向け、それからやっぱり、首を横に振った。 別に娼婦や男娼を差別しようというわけではない。 ただ……どうにもそういうやりとりは苦手であるのだった。 (79) 2022/08/11(Thu) 8:53:06 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド「そりゃあどうも、ご気遣い痛み入るね。」 見張りを見張る見張りはあれど、こうして言葉を交わしているのは高待遇なのだろう。 それは男もわかってはいるらしい。ヘタな真似をすれば先の言葉通り、というのも含めて。 互いに全く、全て、思考の内を明かしているわけでは無かれど、 こうやって言葉異常いのものを交わしているのであれば、十分ではないか? 控えめな足音が小さな上背に続く。 ヴァニラクリームの混じったカプチーノの匂いが、燻されて緒を引いている。 少しの間、残り香は焚き染められて相手にも移るかもしれない。 楽しんでもらえるか、さっさと着替えて退けてしまうかは自由。 ふ、と。はだかの耳に指が伸びる。 指先が掠めたかそれより前に避けられたか、側近が割って入ったか。 兎角、結果如何によらず男はさっさと踵を返して外までの道を確保した。 「今度はお礼に飾りでも持ってくるさ。 それじゃ、また今度」 不遜な言葉を残すと、ひょいと表の通りに紛れてしまう。 どっちの方角へ向かったのかさえも、わからずじまいだ。 (-246) 2022/08/11(Thu) 9:25:14 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「……」 ああ、素っ気ない。 柔らかい言葉の中に混じる暖かな拒絶に、無言の抗議が向けられた。 見上げるジェイドの瞳はちゃんと、貴方が孤児院や自分から距離を取ろうとしているのだって、 受け取って、理解してしまう。無知な子供だったならよかったのに。 眉を下げ、反対に上目遣いに瞼は丸く開いて。 外向きの顔というには剥き出しの感情は、内心の混じった不服まで表してしまう。 「聞き分けたなら、手のかからない子供になっちゃうんだろ。 オレはもう少しだけでもアンタの手を煩わせていたいよ、先生。 ……案外アンタってそそっかしいよね、ほら」 頭を撫でる手の感触を受けて、気持ちよさそうに目を細めはする。 けれど目線は逸らされないまま、じっとレンズの向こうの深い色を見て。 ちら、とその目が僅かばかり下に落ちた。 少しだけ背伸びをして、 → /* 指 (-247) 2022/08/11(Thu) 9:38:21 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「ついてる」 つい、と滑らかな指が相手の口元に伸ばされる。 耳の下から顎までの稜線に指を掛けて、親指は相手の口元を拭った。 皮膚の張った顎下から耳朶に掛けてを、指の腹が掠めていった。 じわりと、帯びた熱が滲みていく。 そうする前に避けられたかもしれない。 一連の話は、そうなるかもしれなかっただけ、に終わるのかも。 どちらにせよ本当に揚げ物のクズがついていたのかは、もうわからなくなった。 「ねだれば、子守唄も歌ってくれる?」 (-248) 2022/08/11(Thu) 9:47:55 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>77 ソニー 「私のことはヴィオレッタ、と。 ふふっ。素敵、なのはお仕事だけではなくソニーもですね。 勤勉な方は輝いて見えますよ」 意外にもあっさり引き下がったことに安堵、もしくは拍子抜け。 そしてそれが少しだけ。ほんの少しだけ、 警戒を緩めてることになったのは、本人も気付いてはいない。 それすらも表情に乗せることはないのだけれど。 時に嬉しそうに、時に労わるように、時に感心を見せるように、 揺らぎを映しながらも、穏やかな微笑をあなたへ向け続ける。 「私なんてまだまだです。 ソニーの方こそ、ただ状況に流されるだけではなく 落ち着いて分析できる目と仕事への熱意は尊敬します」 ウィンクには目元を緩めて応じる。 傍からはジェスチャーにこたえたようにみえるだろうけれど。 カクテルグラスを傾けて、こちらもひとくち。 黄色のカクテルの中の鮮やかなチェリーが揺れる。 「それがあればあなたのファミリーは安泰だと 私は思いますよ。私も応援しますので」 (81) 2022/08/11(Thu) 10:06:11 |
【神】 ガット・リベロ ルチア「あっ……!えっと、それでは皆さま、失礼します」 優しい人、現実的な人、彼らの話に逐一耳を傾けていた少女。だが、アベラルドが席を立ち、この場を去るのにあわせて、ぺこりと頭を下げ。それから彼の人の背を小走りに追いかけていった。 (G39) 2022/08/11(Thu) 10:20:41 |
【見】 郵便切手 フラン【街中】 「こちらにサインをお願いします」 祭りの活気が街を包んでいても業務はなくならない。 むしろ屋台用の荷物を運ぶ依頼が方々から舞い込んでいる。 後ろ暗いものが無ければ、 それは当然民間企業に依頼するというものだろう。 用紙とペンを差し出して、受取のサインを貰う。 筆先が其の人の名前を象るのを見るのがささやかな趣味だ。 ひととなりというものが、インクと共に滲む感覚がする。 「ありがとうございました」 僅かに帽子をずらして会釈する。 愛想が良いとは言えないが、仕事ぶりを評価してもらえることは多い。 得意先の御婦人が相手だと一層顔に固さが増すのだが。 荷物のやり取りが終われば運転席に舞い戻り。 日除けの帽子をかぶり直して、次の配達先へと向かった。 (@6) 2022/08/11(Thu) 10:40:27 |
【神】 プレイスユアベット ヴィオレッタ【アルバアジト】 こちらを気遣う男(>>G38)へ頷きを返す。 心中を見透かされたようで、困ったような微笑を浮かべつつ。 心配、されてしまいました 先達に比べればまだまだ半人前。精進が必要なようだ。 去る男(>>G36)、追う少女(>>G39)。 どちらも引き留めずに、ただ見送った。 口元に僅かに笑みを浮かべて。 さて、と一息つく。 「私も出勤の時間ですのでそろそろ。 皆さん、今日も良い一日を」 微笑と挨拶を残して、アジトを後にするだろう。 (G40) 2022/08/11(Thu) 11:24:33 |
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