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【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ/* わーー!!!ビアンカさんからもお話いただいた、嬉しい〜〜!! え、何。もしかして次、死ぬとかだったりするっ!? (-223) 2022/08/16(Tue) 22:37:00 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ「ごきげんよう。 ちょっとね」 仕事用とおもわれる華美な服装の上に、一枚羽織っただけの姿。 返答のかたちを気にした様子もなく、自分もそれなりにざっくりとした態度で近づいてくる。 「どっちが嬉しい? デートと、飲みのお誘い」 あなたのお好みで、と。 口許を楽し気に、三日月のようにゆがめた。 (-224) 2022/08/16(Tue) 22:40:20 |
【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ>> ビアンカ 「……。 飲みの方で」 まさか本当に、とは思わず一瞬反応が遅れる。 片方は冗談と受け取り、もう片方を答える。 「そちらの仕事は終わったのですか?」 あなたの恰好を見ての疑問を ライターを取り出しながら尋ねた。 (-226) 2022/08/16(Tue) 22:53:17 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 永遠の夢見人 ロッシ/* ハーイパスですパスパス! 蘇生予定も現状はありません(死因的にも難しそうだし!) 基本的に現在ストレガが蘇生を切る可能性があるのは レヴィアちゃんくらい……?かな? という感じですし、それも当人が嫌がったらしませんので 中々投薬予定はないでーす! 殺害予定も同様!引き続きごゆっくりお眠りください…… (-227) 2022/08/16(Tue) 23:08:26 |
【人】 piacere ラウラ【路地裏】 >>58 リカルド様 名を呼ばれて反応するのは、一呼吸おいてから。 上司と似た背丈である貴方と目線を合わせるには見上げなければならない。 「………リカルド 様、…何、……を しているのでしょう、か」 問われた言葉に、問いを返して口を閉じる。 それは貴方への問いではなく、自問と言える。 握りしめているものを隠す様子はないが、それをわざわざ見せる真似もしないのでやはり貴方にはそれが何かを理解できないだろう。 とはいえ、女の上司と仲のいい貴方だ。目にしたことがあるのならば、気づく可能性の方が高い。 ──女が握りしめているのは、煙草だ。 片方の手には封の空いた箱が。もう片方の手には火を付けたのか、半分ほど減ったそれが握られている。 もしかするとこの場には、煙の匂いが残っているかもしれない。 そしてもうひとつ。この女が煙草を嗜む様子など一度たりとも見かけたことは無いはずだ。 (59) 2022/08/16(Tue) 23:08:55 |
【秘】 無風 マウロ → 狡兎 ツィオ「何だかんだ……頼めば何でもしようとするところがあるからな。 良くも悪くもそういう奴だろ」 人に頼れとは言うが、リカルドは抱え込みすぎるところがある。 その荷物の一部を勝手に取っていって、代わりのクッションを投げ込む。 そうやれていたのが、俺たち3人だった気がする。 小さい時にリカルドが花瓶を割ってしまって。 彼が一人怒られたらどうしようと思って、マウロが庇おうとリカルドの前で棒を持って仁王立ちになっていたり、ツィオが先生に先に話を付けてくれたりして。 結局先生は怒らなかったのだけれど、子供の頃からそういった連帯感が自然とあった。 「耳にタコができるくらい言い聞かせておく。 "そんな薄情な奴らがいるらしい"ってな」 こちらも笑って。 「はは。よくやる」 「そう簡単には変わらないだろうよ、それこそ―――アイツが、組織を変えられる位昇進しないとな。 何年かかるか分かったもんじゃない、正気かよ」 血統問題は、この社会において最も重要視されているものだ。 他のファミリーの耳にでも入ったら、此処は確実に下に見られることだろう。 だけれど、それでも。と思うのは自分も同じだ。 友がそう思ってくれているのは、悪い気がしなかった。 ▽ (-228) 2022/08/16(Tue) 23:13:44 |
【秘】 無風 マウロ → 狡兎 ツィオ「ハッ、馬鹿言えよ。 あいつが幹部になって、此処を変えるなら――― 俺たちは背中を預ける同列の存在になる。 右腕ってのはな、部下に付ける称号なんだよ。俺はあいつの部下なんて御免だね」 ならば、この男は。もう一つ上の夢を口にするのだ。 アイツと自分は上司と部下で終わるような関係でいたくなかった。 お前もそうじゃないのか?という視線を送って。 (-229) 2022/08/16(Tue) 23:16:11 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタふ、と笑い声。 何度か、途切れるように。 「ふふ。どっちでもよかったのに」 冗談だろう。 彼女は本当のことは、めったにいわない。 「今日は予約がないから。休憩中。 …ま、お客に声をかけてないから当たり前なんだけど」 祭り、という環境だけをみれば、忙しそうなものだけど。 ん、とくわえた細い煙草を突き出しながら、 「おすすめのお店はある?」 と。 ……そういえば今まで、聞いた事のない質問。 いつもは、お店で行き会うだけだったから。 (-230) 2022/08/16(Tue) 23:16:43 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「ふん、小娘の体なんぞに興味は無い。が、しかし、それならば俺が知る限りを話そうか。とは言っても、口惜しいことに此方も殆ど何も分からず終いでね。」 「命を払うには確かに勿体ない代物だよ。」 「ここ数日で死んだのは、アウグスト、マウロ…そして、フィオレロ。この3名と、確かバーの店主も姿が見えないとか。」 「分かっているものの死因に直結する得物は銃火器。アウグストはスナイパーライフルでやられたようだな。」 「犯人は誰とも分かっていない。アルバの手の者か、それともノッテの内部の人間か、はたまたそれ以外か、何とも言えん。」 「他、知りたい事があれば答えるが。」 (-231) 2022/08/16(Tue) 23:18:32 |
【墓】 無風 マウロ【自室】 主を失った部屋には、ほんのりと煙草の残り香。 家具は最低限のもののみが置かれており、殆ど物が置かれていない。 使用感のあるものと言えば、黒のテーブルに置かれた灰皿。 そろそろ捨てるべき量の吸い殻と灰が積まれている。 その脇には、写真立て。 写真には、3人の子どもが写っている。 笑顔の男の子に、少し困ったように笑う男の子、そして、口元をへの字に曲げている男の子。 並んで撮影をした時の、少し古くなった写真だ。 そして、ベッド脇のサイドテーブルに、書きかけの便箋。 何の色のもついていない、シンプルな白のそれに、汚い文字がいくつも並んで、塗りつぶされて。 床には書き損じの便箋がいくつか転がっている。 ちらりと見える内容は、仕事に対するメモ―――あるいは、アドバイス。 結局まとまりきっていなかったのだろう。 この数日で書き上げるつもりだったのかもしれない。 しかし、この部屋に主は戻らない。 この部屋にあるものが、主の手によって何かを為すことはもう二度とないのだ。 (+5) 2022/08/16(Tue) 23:28:00 |
【人】 銀の弾丸 リカルド【路地裏】>>59 ラウラ 「俺に聞かれても、……お前の予定なんぞ知らん」 手に何かを握りしめているのに気づき、視線をそちらに送った。 女の手の中にあったのは、普段彼女が嗜むことのなどなかったはずの、煙草。 それが幼馴染が愛用していた煙草だと気づくと、胸がチリ……と焼け付くのを感じた。 「……アイツに、会いに行ってきたのか?」 上司と部下。 マウロとラウラの関係について知っていることと言えば、それしかない。 主従の関係でどのようなやり取りがあったかなんて、マウロにだって聞いたことがなくて、今の様子からその心情を窺い知るのは難しい。 自分であれば、と。 想像しては言葉を探して、身体に開いた大きな穴がきっと彼女にもあるのだろうと、推し量るくらいが精々だ。 「アイツは何か……言っていたか? 指示でも、なんでも構わん」 (60) 2022/08/16(Tue) 23:39:35 |
【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ>> ビアンカ 冗談には溜息だけ返して聞き流して 手馴れた様子で煙草に火をつける。 でも、次の言葉には瞳を瞬かせて。 「……本当に珍しいこともあるものですね。 雨でも降りますか?」 空を見上げ尋ねる。揶揄われたことへの意趣返しに。 「そう、ですね……」 アマラントは当然ながら閉まっている。 ちらと女を見て、少し考える。 ビアンカのお客が居るような店は避けた方が良いだろう。 お互いに気が休まらないことになりそうだし。 「通りの裏手のバーは如何ですか? カクテルが多めです、ワインの種類が少ないのと、 少し賑やかなのが難点ですが。 ……静かなのがよろしければ……」 躊躇うように言葉を切って、また溜息をひとつ。 「私の家、でしょうか。 出せるのはワインと家庭料理くらいですが」 (-232) 2022/08/16(Tue) 23:41:00 |
【秘】 花で語るは ソニー → 小夜啼鳥 ビアンカ彼女の中にマフィアに対する隔たりがあるのを、直接的に聞いたことはないかもしれない。 仕事のこととなると忠実に過ぎる態度を見せる男は、相談相手としていつも適切なわけではない。 けれども意見を求められず、わずかな距離をにじませることがあったなら。 それが形にされないのなら、同じく言葉にされない気遣いはあったのだろうな。 「……命の価値は、同じじゃないからな。だからこうやって大騒ぎする羽目になる」 やたらに利いたふうな口を利くわけではない。形ばかりの慰みを口にするわけでも。 けれども時折バックミラーを確認しながら運転し続ける横顔には、使い捨ての駒の哀愁があった。 立場や程度問題の差異はあれど、結局何処も、誰も、大きく変わるものじゃない。 「じゃあもう少し街の周りを流すよ。少し走らせたって目立つこともない。 街の中にしろ外にしろ、どこも息抜きできる状態じゃないだろ」 空の見える車内は遠くの風景まで見えてしまうぶん全く安心できるわけではないけれど、 それでも誰に聴かれるかもわからない場所よりも、ずっと。 盗聴の可能性を防ぐために、大手チェーンの経営するレンタリースを経由している。 それから。少し、沈黙を経て。 「……一度に10人、 運ぶくらいなら。けれどもずっと誤魔化せるわけじゃない。 探られればアシがつく、目立てば目立つほど早く。連れ戻されて、それで終わり」 血の掟に誓いを立て、人並み以上の権利を手に入れたとて、所詮は下位の構成員。 出来ることなんてあるわけもない。絶望的な話だ。簡単に逃れる方法はありはしないのだろう。 まばらよりも少し詰まるくらいに車の行き交う道路を見据えて、前を向いたままで淡々と答える。 「それを踏まえてまったく行方をくらますんだったら、どっちの街を通るにしたって、 目の届かない遠くまで券を用意して隠れ潜むんだったら、せいぜい、 二人 だけだ」 (-233) 2022/08/16(Tue) 23:43:38 |
【秘】 愚者 フィオレロ → 鳥葬 コルヴォ男はそこに座り込んでいた。 幻覚の過去に要求するのだけは不愉快だが、不快感は変えられず。 夏に大怪我を負い集り湧く虫を潰すような悪寒から気を紛らわすものもないうちは、ただ無心で耐えるのが関の山で。 漠然と微かに言葉になったような、 うるさいだとか、もう鐘は散々だとか、帰りたい…違う、出て行きたい、 なんて言葉が漏れているのに気づかぬまま、ふと。もう呼ばれる事もないと思っていた 名を呼ばれ、暗く光を通さない瞳が貴方を見上げ、網膜に情報を焼き付ける「……あぁ……、ようやく死んで清々したか? けど君……そこまで言いに来るの、むしろ凄い執念だぞ」 死後なのか、夢なのか、貴方の妄想なのか。 照明する手段はなにもない。 現実、死ぬ間際のこの男が貴方に対して本当にそう思っていたのかすら定かではない。 ないとしても、今こうして口を開く男は、そう苦笑した。 (-234) 2022/08/16(Tue) 23:48:48 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「こう見えても、これでご飯食べてるんだけど」 ふん、と小生意気な声。 それでも、あなたが話したことを聞くたびに頷いて。 「……ふうん。 思ったよりも面倒なことになってるみたい。 ──……スナイパーライフル……」 肩をすくめて。 「そんな趣味の悪いもの、持っている人いたかな。 男の人の銃の好みはよくわかんないな」 「……」 「気を付けなきゃいけない人とかいる? 私も、ノッテの人に近づくつもりとかはないですけど」 ふうん、と前髪をかるくいじる。 (-235) 2022/08/16(Tue) 23:53:07 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ「ありがと」 煙草に灯る炎が、ぽうと輝いた。 細くゆるく噴き出した紫煙が、古い石壁にふわりとまとわりついていく。 「あらやだ。日傘しかないのに」 何が楽しいのか。 横顔で笑いながら、煙をもう一度。あなたに向かないよう、ふうと真横に吹いて。 「ふぅん」 カクテル。ワイン。 きっと頭の中でくるくる考えていたけれど、 溜息の先の言葉を聞いて──ぱち、とまばたきをひとつ、ふたつ。 「……」 驚いたように、長く美しい睫毛の先の双眸が揺れて。 「今日は、静かなのがいいな」 客が離れて、ほ、と息をつくときのような。 夜明けの太陽のようにか細く柔い笑みを、あなたに向けた。 (-236) 2022/08/16(Tue) 23:58:02 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド脅しはきちんと薬になったか、どうか。 人を散々にからかって遊んだ男は、棚の服を物色しながら時間を潰していた。 カーテンの開く音を聞けば、改めて振り返ってひゅうと口笛を吹いた。 先程のことなんてなかったかのよう、外でずっと待っていたみたいに。 「いいんじゃない? それで浮いたりしなくなったと思うよ。 試しに祭りのほうでも見回ってみる? 時間のつぶせる場所までいかなくてもさ。 野外ライブ横目にピッツァ・アル・ターリオつまむくらいでも」 お買い上げはあちら。レジスターのほうを指差す。 自分は多少棚を冷やかすくらいで、何か買うってふうではない。 所用済ませ始める頃には、店の出口の方へと足を向ける。 (-237) 2022/08/16(Tue) 23:59:48 |
【秘】 愚者 フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ ──シルヴィオが死んだ数日後、 貴方のもとに一つの花が届けられる。 鉢に入るそれはアンドロメダ。 日本で言うならアセビ。馬酔木に近いそれは、洒落た手紙一つなく、差出人の名もない。 元々死後には送るように手配していたのだろうそれは、ふと昔を思い起こさせるかもしれない。 「俺実は、本当は紅茶とか日本茶より、」 「葉を煮詰めたり焦がした物じゃなくて、花がいいんです」 いつの日だったか。 遠い昔。下手をするとまだフィオレロがフィオレロじゃく、 『シルヴィオ』と呼ばれていた頃。 「理由ですか。そうですねぇ。 じゃあ、縁起のいい花言葉とかあるやつを 飲み込んだほうがいい気がするからってことで」 ファミリーだから名前も知っていれば、雑談だって間があればする。 特徴も言えるし長所短所も軽くなら述べられる。 そんな、関係の悪くない上司と部下が、親しいと言えるようになったきっかけと言えば、この時期のこの辺りの話ではなかっただろうか。 (-238) 2022/08/17(Wed) 0:06:13 |
【人】 piacere ラウラ【路地裏】 >>60 リカルド様 問い返したところで答えが返されることがないのは当たり前だ。 それもそうかと頷いて、煙草を握りしめていた手を胸の前まで動かし開く。 そこにあるのは確かに貴方の知るそれで、火がついたまま握りしめていたのだろう。手のひらには火傷の痕が残されている。 それでも表情ひとつ変えやしない。まるで痛みを忘れてしまったかのように。 緩々と首を横に振り、再度口を開く。 「…いえ、……ラウラは、マウロ様がどこにいるか 存じ上げません、から」 関係はあなたの思う通りだ。それ以上でも以下でもない。 一方的に慕っていただけで、ソルジャーとアソシエーテと形容する以外に他ない。 「………何処か一つでも 怪しい素振りを見せた人間を、捕まえて 来るように。 連れてくるだけで、いい。……抵抗するようであれば、無力化くらいであれば 構わない………」 あの日の言葉を思い出してひとつひとつ丁寧に、ゆっくりと言の葉を紡ぐ。 たったこれだけ。それでも、女にとっては価値のある言葉だった。 (61) 2022/08/17(Wed) 0:07:32 |
ラウラは、役に立ちたいと願った。 (a20) 2022/08/17(Wed) 0:08:59 |
ラウラは、────。 (a21) 2022/08/17(Wed) 0:09:10 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → 花で語るは ソニーかたちにならないものが、いかに確かであるか。それは誰にも分らない。 けれど確かに思う気持ちが、そこにあるというのなら。 ――きっと、そこに。同じく言葉にならない、思いやりと気遣いはあったのだ。 それを互いに、自覚していたかどうかは分からないけれど。 「私にとっては、私の命が一番だけど」 窓に映るあなたの横顔に、一度視線が引っかかる。 ん、と軽い息が漏れて、太腿を持ち上げるように座り直した。 「うん。お願い。 ドライブは、……そんなに好きじゃないのだけど」 文句を言うわけじゃない。ただ、窓の外に送る視線はどことなく硬いものだった。 「……」 そうして、沈黙の先。ビアンカは、あなたが語る答えを聞く。 行き交う車が通りすぎるたび、びりびりと微かに窓が揺れた。 求めていた答えを得たというのに、彼女はまだ沈黙の向こう側に暫し、佇んで。 「ふたり」 溜息。細く。細く。 「…じゃあ、もし。ふたり。お願いするなら、あなたは頷いてくれる?」 「うちで一番若い子と、うちで預かってる子──ヴェルデ。ふたり」 窓に映る彼女の顔は、微笑っていた。いつもの、仕事の時に見せる顔で。 (-239) 2022/08/17(Wed) 0:10:03 |
ラウラは、 また 間違えてしまった。 (a22) 2022/08/17(Wed) 0:10:03 |
ビアンカは、裏切った。 (a23) 2022/08/17(Wed) 0:10:22 |
【秘】 狡兎 ツィオ → 無風 マウロ「あいつは、あいつにどうして周囲が甘えたがるか、 あいつが迷惑を掛けられた時にどういう顔をしてるか、 一度確かめてみろよとは言ってる」 そういうのが楽しいやつらが、 ましてや幼馴染に居るなんていうのは、 あいつにとって不幸であり幸福なことなのだろう。 いつだって、俺とマウロの貧乏くじを押し付けられるのは、 一番面倒見のいいあいつだった。 「今どき、女と寝た後の寝物語でも、 もう少し現実的な夢を語るだろうにな。 頭の出来が俺たちと違うのかリックはそれを本気で信じてる 古い知り合いとしては冷たい水を浴びせてやったほうが、 あいつの為かは今度議論しよう」 マウロも。 丁度らしさが戻って来たような笑みがこぼれ。 少しだけ安心をする。 ▽ (-240) 2022/08/17(Wed) 0:11:51 |
【秘】 狡兎 ツィオ → 無風 マウロより、大きな大言壮語を聞くと、 珍しくぶはっ、と昔のように屈託なく笑い。 「おいおい。 同じ釜の飯を食ったくせに、 どうして俺以外のやつらはこう 自分の未来にロマンチストに育ったかなー」 目元の涙を拭い付け加える。 「生憎、俺は女意外にロマンを語らない主義でな。 賭けにしよう。 そのお前のでかい夢が叶ったときは、 俺がお前に煙草を一箱奢る。 お前の夢が頓挫した時は、 ――お前が俺に煙草を一箱奢りなよ」 きっとその煙草の味は、格別なものになるだろうと思ったから。 (-241) 2022/08/17(Wed) 0:12:15 |
【独】 piacere ラウラ傍にいれば救えたかもしれないのに。 勝手な行動をした先が今に繋がっている。 後悔してももう遅い。また、選ぶべき道を──…。 (-242) 2022/08/17(Wed) 0:13:42 |
【秘】 翠眼 ヴェルデ → 暗殺屋 レヴィア明るく輝く街灯の下を歩き、少年はいつも通りに春をひさぐ。 祭りの影響らしく、近頃は外からの旅行者も普段よりずっと多く見える。 けれど蒼黒の帳が深まるほどに、人も車も減ってゆくもので。 今日のところは切り上げようと家路につくさなかのことだった。 かすかな物音。 夜更けに寄り道などするものではないのだけれど。 少年は、つい、足を止めてしまった。 この辺りではよく野良猫を見かける。 とは言え、寄ってくればすこし戯れる程度のもの。特別、猫が好きなわけでもない。 それでも、助けを求めるようにも聞こえたそれに。 気のせいであればそれでよいと、音の元を探して、暗がりへと歩を進めてゆく。 (-243) 2022/08/17(Wed) 0:20:22 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー鏡で見た自分の姿は、決して悪いものではなかった。 ポロシャツもこうやって見れば清潔感があるし、合わせてみたカーディガンも風通しが良く肌触りも悪くない。 自分のサイズを見ただけで知っているかのようにぴったりだったのだけが腹立たしく、仏頂面をしたままだけれど。 これでは文句の一つも言えないと、諦めるしか無い。 「……まぁ、悪くはないな」 それだけを口にして、店の大きなガラス窓越しに外を見た。 遠くに見える野外ライヴは盛り上がってるようで、ここまでにぎやかな音と歓声が鳴り響いている。 「騒がしい場所は好みではないが、試着室の中よりはマシだな。 ……良いだろう、服の礼にピッツァを奢るくらいはしてやる」 ピッツァは好物だ。 手軽に食べられるし、美味しいから忙しい日々重宝する。 だからこれは、決してこの男に流されているわけじゃない。 そう自分に言い訳をしながら、 会計とともに、買ったものや荷物を事務所に送るよう依頼してしまうと、さっさと店を出ていく。 貴方がついてくるならば、野外ライブの方へ足を向けるだろう。 (-244) 2022/08/17(Wed) 0:27:52 |
【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ>> ビアンカ 礼の言葉に小さな頷きと微笑を返す。 煙草は好きでも嫌いでもないが、灯った光は少し好き。 以前そんな話をしたような、していないような。 笑うあなたに肩を竦め ふっ、と吐息のような短い笑い声を零す。 揶揄ったかと思えば、さりげない気遣いを見せてくる。 だからこそ、これまで付き合いが続いたのだろうけれど。 驚きの表情を見て、内心でまた溜息。 やむを得ないとはいえ、 揶揄われるような隙を見せてしまった、と。 けれど、返ってきたのは―― 「……分かりました。 ついてきてください」 今日は、の続きに淡々と答える。 一瞬。本当に一瞬だけれど。 見惚れた。 そんな貌もできるのですね、と茶化す気もなくなるほどに。 だから淡々と返事をして、先導する。 数歩先を、後ろに続くであろう足音に合わせた速さで。 (-245) 2022/08/17(Wed) 0:30:26 |
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