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【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ【賭博場】 今日も今日とてカジノの門は開く。 祭りの喧噪に負けない歓声と悲鳴の坩堝は今日も盛況のようだ。 であるならば、この勤勉なディーラーが居ない訳もなく。 「いらっしゃいませ、お客様。 本日はどの遊戯になさいますか?」 今日も笑顔で客を出迎える。 (82) 2022/08/11(Thu) 11:28:57 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ夜。 鎮魂歌は鳴り止まず、店に人は依然おらず。 からんからん、と来客を告げるドアのベルが鳴っても、 今度は甲高い音は止まらない。 「早いのね。数日はかかるのかと思っていたわ。」 相も変わらず視線は其方を向くことも無く、 品数が減った様子もないから、きっとあれから客も来ておらず。 「手間賃はいくらかしら。」 そこまできて、ようやく手を止めて、貴女を見上げた。 (-249) 2022/08/11(Thu) 12:09:35 |
【人】 害のない毒 マキアート【街中】 「あっ!」 「このぬいぐるみ……うちのレオにそっくりじゃないか!」 いい歳してゴールデンレトリバーを模した人形に飛び付き屋台の前で大はしゃぎしてる男がひとり。この時間はまだ仕事ではない様子。 店員の微笑ましいような、何だか生ぬるい視線を受けて我に返り、だがそのぬいぐるみの双眸に見つめられればつい口元が緩む。 「あー、うーん、困るな〜。正直無茶苦茶可愛いが、 そのレオナルドに妬かれてしまいそうなのがな〜……」 色々理由付けつつ、でも釘付けだ。じきに買ってしまう。 大袈裟にはしゃいだり悩んだりしてるせいでちょっとどころじゃなく目立っているかもしれない。 とはいえ、こんな犬と同レベルに懐っこそうな男に絡まれたくなければ見て見ぬふりをするべきだろう。 (83) 2022/08/11(Thu) 12:16:04 |
【人】 暗殺屋 レヴィア【街中】 黒地に白のレースを配った傘を差して、街中を歩く。 特に何か行き先がある訳でもなく、ただゆるりと。 道の端で声をかけてくる軟派男に冷たい言葉を吐いて撃退しては、 ギラギラと光る太陽の下、傘の下の夜に涼みながら、てくてくと。 やがて目に止まったのはアクセサリーショップ。 ショーウィンドウに飾られた装飾品のうちの一つを、 少し長く眺めていた。 (84) 2022/08/11(Thu) 12:17:36 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ>>79 リカルド 「あんた本当に祭の場でなにしてんだよ」 いよいよ堅物も度を超えている。 これで素面というから手に負えない。 「あたいだっていつ修繕に呼ばれるかわかんないんだって。 あんた取引用のサーバーオシャカにしました、なんて 酒の匂いさせながら上司に言えんのかよ」 酔い潰れるなんてもってのほか、 仕事終わりの一杯なんてのは必要としていないのだ。 「……もう子飼いの情報屋でも雇って オフィスかなんかにいなよあんた…… 実地でウロつくならもうちょい服と顔なんとかしな……」 構っちゃおれん、と言った風に踵を返す。 とりあえずメンテナンスの約束を取り付けられたし、 それは待っとく、と片手を挙げて路地へと消えた。 (85) 2022/08/11(Thu) 12:23:20 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア「あたいをなんだと思ってんのさ。 早ければ夜、そうでなくとも朝って言ったろ」 ごつごつ、相変わらずブーツの音を響かせて。 見た目は輸入したアンティークを運搬してます、 そんな風なツナギにキャップ、そして小箱。 ごとりとカウンターに置いたそれは、 勿論中身はあなたの得物だ。 ただし、同じ物が二つあり、 片方のグリップにはラベルが貼ってある。 「貼ってある方が元々の奴。メンテだけした。 貼ってない方はちょっと手加えた奴。 弾数減らして、代わりに気持ち小型化、 消音機構を少し改良した。要らなきゃ持って帰る」 そう言って腕を組む。 「手間賃ね。昼間買ったランプの電球、ルクス別に幾つか。 もしくは部品仕入れに使うから200ユーロ」 (-250) 2022/08/11(Thu) 12:30:32 |
【神】 蜉蝣 アベラルド【アルバアジト】>>G38 >>G39 「勿論気を付けるともさ。遣り手かどうかは知らねえが。 おめおめと殺されるつもりもねぇよ」 そちらを見れば目が合った。 肩を竦めて、その目に浮かぶ色にややばつが悪そうにする。 別に死ぬつもりもないしやられるつもりもない。 身を案じられる事は、少し居心地が悪いような気がした。悪い気持ちもしないのだが。 「別に疑いたいわけでもないけど? ま、そうだな……俺だって大事な家族を無駄に失いたくない訳だ。 その意見には賛成だよ」 「……幹部ねぇ」 「面倒臭い事極まりないな」 ふと告げられた事には、嘆息を返す。 大きな野心も持たず現状維持に重きを置くアベラルドにとっては、 随分と荷が重たく面倒な事に思えた。 「そうなりゃ上手くやるよ。悪いようにはしないさ」 「期待されしてくれなければいい」 そう笑って零し、小さな足音が後ろから近付けば会議からは離れるだろう。 (G41) 2022/08/11(Thu) 12:34:08 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → イル・マット フィオレロ「幹部に座ってる椅子の責任の分、 同じ墓に骨は埋めるつもりだが?」 殉職という言葉に顔をあげて、虚ろわぬ視線を向けた。 当たり前であるかのように、それが義務であり定めであるからだ。そうなることを疑ってもいなく、拒んでもいない。これは昔から変わらない目だった、いつかを境にここが本当の家族になってしまったから。 「どちらと言われてもな、死ぬ瞬間まですべての人間を信じてはいない。好みは嘘でもすなおに頷く奴だが。 そうなれないのを気にするような必要はない。 重要なのは、何を為せるかだ」 組織のために、なによりも所属する己の魂の鼓舞するままに。 音もなく丁寧に車が止まればそこは景色のいい海沿いの路地だ、祭りの花が所々に生けてあり人気がなくとも活気づいて見える。 「……盲信したいものぐらい、自分で決めるんだな。 俺は、もうこの暮らし以外が見えなくなってる」 『孤児院の援助の引き継ぎを頼みたい。』 ついでのように語られた言葉はは男が大切にしていた、ノッテにしては珍しく善良な仕事だ。 昔こぼしたことがある、先代から頼まれて誰にも渡したことのない子供たちとの会合。記念日、祝祭日に向かって菓子やら玩具を届ける、そしてめぼしくどこかの職で輝けそうな人間を引き抜いて傘下におさめる。なんとも平和で、血なまぐさい争いを忘れられるそんな仕事。 「 俺はこの祭りで遊び抜くつもりしかないんだ。 生き残れたらそんときは、お前もいい席が手に入るようになってるかもな」 (-251) 2022/08/11(Thu) 12:43:55 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニーともすれば一触即発のような会合だ。 相手が一人きりで出向いてくるわけがないことも、ちゃんと理解している。 互いに心理戦のような状況を作り出し、何度も会っているのだから、情報以上に相手のことを知ってしまっているというのはどう関係性を表現して良いのか不透明だ。 「……………」 カプチーノだけではない紫煙の香りが、少しばかり鼻についた。 ふと、いつも電話一本で呼び出してくる上司の顔が浮かんだ。 そういえば、この男はあの人の所の孤児院に居たのだったな……と、そんな事を思い出してしまった。 態々そんな事をあの人の耳に入れても仕方ないと触れないでいる一件だが、思い出してしまうと少々具合が悪くなる。 「よせ」 だから伸びてきた手に対して、割って入ろうとする部下を手で静止して、伸びてきたそれを黙って受け入れた。 触れてきたては存外温かくて、互いに血の通った人間であることを主張している。 「俺はピアスなんぞ似合わん。 そんなものは女にでもくれてやれ」 盗聴器でも仕込んだ物をよこしてくるのか、それとも。 何にせよいつものように、煙のごとく消えてしまう男を追うようなこともせず、男も踵を返して建物の中に帰っていった。 (-252) 2022/08/11(Thu) 13:02:44 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア「そうだ、ルチア」 会議から抜けて、自分の後ろをついてきたあなたを振り返る。 「店長から新作のチョコラータ貰ったんだ。食うか?」 声色は努めて優しい。 先程の苛立ちはどこかへ置いてきたように。 (-253) 2022/08/11(Thu) 13:08:09 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>85 ストレガ 「視察だが?」 むぅ、と眉間に深くシワを寄せながら言った。 別に住民と対話をするわけではなく警戒と囮を兼ねて、自らの目で見てみようと思っただけの話だが、それでもあまりに場にそぐわなく珍しげに見られてしまうのはいただけなかった。 「それは確かに困るが……自分の目で見ておきたい事もある。 どうにも向いてないのは理解できたが……そうだな、このワインを処分したら移動することにしよう」 服はともかく顔はどうにもならないのだが、どうしたらいい、などと問うことはすまい。 そのような事をしても、彼女もまた大きなため息をつくはめになるだろう。 路地に消える背中を見送って、男もまた移動を始める。 両手に持つ2本のワインが似合わず、更に不自然さを高めてしまっていることに男はまだ気づく様子はなかった。 (87) 2022/08/11(Thu) 13:13:10 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「っ」 一歩、その一歩を反射で拒む程には時間は十分すぎて口の端に触れた熱が残る場所にまた自らの指を当てた。 少しだけでいい、夜を嗤うのは愚者の定め。 花を愛でる日常を捨て朝を蹴り放つまでに。 「いい子に育ててきたつもりだったんだが、どこで間違えたのやら」 Fidarsi è bene, non fidarsi è meglio. 愛する家族も部下も、右腕ですらいかなる時にも切り落とせる。 それが一人で幹部に成り上がった男の轍の跡。 この優しい姿を見せるのも最後になるのかもしれないのなら、 「……今晩だけな」 挨拶ぐらいはしてやろうと。 懐にある鉄の塊がやけに重く感じた。 (-254) 2022/08/11(Thu) 13:21:05 |
【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ「…ラウラ は、孤児院に行く 前に…、ここへ 来ました」 珍しいものでないといえばそうなのだろう。 ある意味では女の方が珍しい側なのかもしれない。 やむを得ずかどうかは、問われるならそうでも無いとも言える。 少なくとも、己にとっては。 突然の褒めには小首を傾げてのお礼。 目を見て話すのも、相槌が多いのも、一種の癖だ。 偉いと声を貰うものでもないだろう、と考えている。 「……大丈夫です。たのしみに していますね」 後日に対しても、普通のバーに対しても問題ないと頷いた。 カジノも悪くないが、普段はあまり赴くことがないから。 バーの方が気楽で落ち着ける、かもしれない。 (-255) 2022/08/11(Thu) 13:22:01 |
【人】 害のない毒 マキアート>>86 ヴェルデ 「いや、気にしてないよ。 楽しそうな人を見て楽しく思うのはいいことだ! それで笑顔の共有ができるなら何よりじゃないか。 だからほら見てくれこの愛くるしい犬特有の表情を……」 結局買ったらしい。結構な体格の男が片手で抱えてるせいで、 随分と小柄に見えるレトリバーと共に満面の笑みを向ける。 「っと、あまり屋台の前に長々と居るもんじゃないね。 キミもどうだい?何なら一つくらい買ってあげようか」 営業妨害か宣伝か判断の難しい状況を漸く省みて、ぬいぐるみが並ぶそこから一旦距離を置き、そちらへ近寄る。 長身の体躯が歩いてくるとなればそれなりに威圧感はありそうなものだが、緩やかな笑みと気の抜けるぬいぐるみ抱えスタイルはあなたの目にはどう映るか。 (88) 2022/08/11(Thu) 14:05:12 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド「ホントですか?食べます!」 追い付いたひとが振り向いて、声を落としてくれたのを。 見上げて、聞いて。それからぱあっと表情を明るくした。 (-256) 2022/08/11(Thu) 14:59:06 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【街中】 >>84 レヴィア 「あんたも同じ運命だなんてのは、面白い事もあるもんですね」 また一人、少女に声を掛けようとした軟派男が 皮肉るような言葉を受けて、そそくさと去っていった。 「Ciao. 何か気になるものでも?」 その後に少女に掛ける言葉は、社交辞令だ。 あなたと何か話すべき事があるわけではないし、 もっと言えば仲良くお喋りをするような間柄でもない。 愛想の無い男は返答が無くたって気にしやしないし、 どうあれあなたが静かに装飾品を眺める事の邪魔はしない。 眩しいショーウィンドウには目を向けず、立ち位置は風下に。 ここで足を止めたのは、ただ一服したかっただけだ。 この奇妙な取り合わせは他者からすれば至極声を掛けづらく、 無駄話を好まない互いにとって、恐らく都合が良いというだけの。 (89) 2022/08/11(Thu) 16:33:47 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ「ごめんなさいね。人を信用してないのよ。」 事も無げに言いながら、一度立ち上がって。 こつ、こつとパンプスの音を響かせながら、 貴女の横を通り過ぎて扉まで。 表に掛かっている『APERTO』の札をひっくり返して 『CHIUSO』にして。 それから、カウンターへと戻って。 「増えてるわね。」 貴女が出したそれを一瞥して、説明にはそう、と 素っ気なく返事をして。 改造された方へと手を伸ばして 瞬間、ぱっと銃口が貴女の方へ向けられる。 手に取ってから、弾を一つ込め、安全装置を外して、構える、その動きが 瞬き一つの間に全て終えられていた。 チュン 音のない発砲がなされる。 ▼ (-257) 2022/08/11(Thu) 17:08:21 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ弾は、貴方の頬────── ───の少し横を逸れて、煤けた窓硝子に穴をあけた。 ぐえっ!と男の声が店の外に響いた。 「あら、驚いたわ。」 こつこつ、歩いて割れた硝子の向こう側を覗く。 何処かの組織の回し者。貴女が尾けられていた訳ではなく、 元からこの店に目星をつけて探っていた輩だろう。 今は右目から噴水を吹きだすオブジェと化している。 「撃つと爆発する細工でもしてあるかと思ったわ。」 「裏切者だと疑われているものだと思っていたから。」 それから、窓から離れて、またカウンターに戻り。 改めて握り心地や、隠蔽性を確かめる。 「いい銃ね。使わせてもらうわ。」 「電球だと、後払いになるけど、それでもいいかしら。」 「届き次第、貴女の塒に運んで差し上げるけど。」 (-258) 2022/08/11(Thu) 17:18:07 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア「おいで。こっちにある。溶けるから冷やしておいてあるんだ」 あなたの表情が明るくなればこちらの笑顔も緩む。 事実、自分の生活に色を指してくれているものの一つが彼女の存在だった。 冷蔵庫のある場所まで歩いていけば、中から小ぶりな黒い箱を取り出す。 パッションオレンジのリボンがかけられたそれは、普段見るものよりも少々値が張りそうなものだった。 はい、とあなたに手渡す。 「開けてみろ。見た目もいい」 (-259) 2022/08/11(Thu) 17:39:15 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【街中】 >>90 レヴィア 「掃除屋にだって、休みの日はあるもんです」 詮無い会話は互いにただ淡々と。 季節外れの黒支度は、いつだって誰かの喪に服している。 静謐な死の気配が重たく染み付いた仕事着ではなくとも。 そして、今に始まった話でもない。 「好きでも嫌いでもありませんね。 人間だって、ただ同じ場所に出入りするだけの人間を 特別好いたり嫌ったりなんかしないでしょう」 こちらもやはり、視線を向けもしないまま。 火を点けたばかりの煙草を一度喫んで、 その後に返る答えは、実に気のないものだった。 「あんたはどうですか」 通り掛かれば、目に留める程度には関心があるのか。 問い返しはすれど、やはり答えには特別期待してもいない。 (91) 2022/08/11(Thu) 18:08:24 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>91 コルヴォ 「そう、いい仕事ね。」 興味も無さげに返して。 女の服も黒を基調としている。 真夏の空の下、二人の間だけが深く光を飲み込んでいた。 「人間だから、何の興味も抱けないだけじゃないかしら。」 貴方の答えにはそんな言葉を返して。 風上に立つ女の元まで、煙の匂いは届かない。 もっとも、届いたとて、気にもしないけれど。 「好きよ。」 「死ぬ時には目の前から消えてくれるから。」 死期を悟った猫は飼い主の元から去ると聞く。 便利なものだ。 死体の処理が必要ないなんて。 「休みの日なら、仕事は受け付けていないのかしら。」 そこまで話してから、初めて夕闇の瞳が貴女の方へ向けられた。 (92) 2022/08/11(Thu) 18:38:14 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォ「見たことはないが……」 鍵を開けて香るのは この男のものではないシガレットと僅かな香水の香り。 「鳥っ子一人の面倒も見れないような兄弟はいないな」 子供に言い聞かせるような口調で優しく告げ 適当な椅子を指してやる。 「もし そんなこと があろうことなら。優しく頭を撫でて子守唄を歌い、更には寝物語を聞かせてやろう。」 仕事話はあとにしつつ、キッチンに潜ってしばらく。 テーブルの上にはネズミたちの名前が連なった書類が置かれている。みることがあるのならば、見知らぬ名前の中に見知った名前を見つけることがあるのかもしれないが、この二人の間に彼らの会話がなされることは万が一にもなさそうだ。 「くたばった先に手に入るものなんてあるのかね」 目の前におかれたグラスに注がれた赤に、切り分けられたミートパイ、無言で差し出されたが小さな晩餐に参加しないことな許されるわけもなく。 やがて、それぞれ抱えるものを持ち別れていく。 そうして束の間の時間は過ぎていっただろう。 (-260) 2022/08/11(Thu) 19:06:05 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【街中】 >>92 レヴィア 「さあ。結局は全部、『ゴミ』になりますから」 だから興味がないのかもしれませんね。 至極無益な仮定を、実にどうでもよい事のように言い放った。 何れの黒も、夏のきつい日差しの下には不釣り合いでしかなく。 確かな異質さをもって、けれど存在は主張しないまま。 音も無く白昼に落ちた影のように、静かにそこにある。 「──ああ、いいですね」 音も無く、眇目だけが夕闇色の持ち主の立つ側を見返した。 変わらず淡々と肯定されたのは、 姿を消す猫の最期か、それとも後に続いた問い掛けか。 「必要とあらば、いつでも。 うちはどうにも休日出勤や時間外労働が多くてね…」 突然の仕事が舞い込むのは、いつもの事だ。 悪食の烏は、投げて寄越されたゴミを選り好みはしない。 (93) 2022/08/11(Thu) 19:09:25 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ「んー。盲信したいわけじゃあないですねぇ」 『絶対嫌ってほどでもないですが』 続けて重ねつつ、周囲を確認してから そこに目に入った花々の一瞬目を瞠るも、すぐに咳払いをして。 貴方が外に降りるようなら後ろの扉を開くだろう。 「"家族"って、愛しはしても、 俺は盲信するのが普通とは思えなかったんですよ。 ほんの微かに触れた程度ですから若いって言われちゃそれまでですが」 「だから貴方みたいに俺は孤児院を"家族"とは考えない部類で、 何より俺の立場のお粗末さは先程貴方が述べたのに 一体何の風の吹き回しですか、急に」 僅かにむっと不安げな様相を見せる。 提案を拒否しているのではなく、その提案をしてきた意味の方に対するものだ。 「貴方以外に一番彼らを幸せにする方法なんてないでしょうに 遊び抜く気満々って、何を思ってそう言うことを?」 あーぁ。早速好みから外されちゃった。 なんておどけて言うも、その返答を聞くまで動く気はない。 (-261) 2022/08/11(Thu) 19:12:05 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド「アベルさんも、一緒に食べましょう」 緩やかな笑顔を見せてくれるのが嬉しくて。 少女はますます瞳を輝かせて、差し出されたものを受け取った。 「わあ、かわいい!」 リボンのかけられた箱を見て、そんな感想をこぼして。 こくりと頷いてから箱を開ければ、中に入っているのは品のある甘そうなチョコラータ。 「わ、わ。……これはエスプレッソが欲しいです」 チョコラータとアベラルドを交互に見て。 高級品で甘いもの。ビターな珈琲が絶対に合うと確信している少女は、きょろきょろとこの部屋に珈琲が無いか見回している。 (-262) 2022/08/11(Thu) 19:20:15 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ「……それはそれで君の方が珍しいケースかぁ。 しかも乗り気の部類でしたか。 なーんでまたこんな所に好き好んで、と聞きたい所ですか… こう言う事こそ遊びの際に聞かせて貰おうかなぁ」 ゆらり、淡々としてるようで揺らぎが激しい声色は、 人にとってはイラつかせかねない響きを含んでいて。 自覚はあるのか、時折様子を窺うように何度か視線も移す。 その行動も隠しもしない。 「じゃあ適当なバーを見繕っておきますねぇ。 もし希望があれば後で連絡してくれたらいいし、日時は……」 と、軽く互いの予定を合わせて空いた日に約束を取り付けようとして、 何事も無ければその日は一端解散した事だろう。 (-263) 2022/08/11(Thu) 19:22:44 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ/* こんばんは、お世話になっております。黒いマシュマロです。 この度はラウラちゃんと交流させて頂きありがとうございます。 物静かそうに見えて意見自体は考えているところなど塩梅がとても可愛らしいな、とロール楽しませて頂いています。 さて、お一つ提案と言いますか尋ねたい事があって秘話させて頂きました。 というのもこれを打っている間にも1日目が変更すると言う事で、 ・「食事にこのあと行った」と言う体で秘話を一度終える ・「気にせず食事ロールを続ける」 のどちらがいいか。 また後者の場合色々なPL様方のお店がありますが、 もし興味がある店があればフィオレロがそこを選んだことにして 遊びに行けるとも思いますが、ご希望などあったりするでしょうか。 (-264) 2022/08/11(Thu) 19:23:13 |
【見】 郵便切手 フラン【バー:アマラント】 業務も終わり夜も深まった頃。 愛車とは会社のガレージでお別れしてから、一人でバーに。 「祭りの期間くらいは息を抜けと言われて。 ええ、はい。そうです。 今からお帰りですか。お気をつけて」 入れ違いで帰る顔見知りに「珍しい」と茶化されれば律儀に理由を返し。 表に立ち並ぶ酒場よりは静かに過ごせるだろうと踏んで。 隅の二人席を申し訳ない気持ちで独り占めしてメニューを眺めた。 帽子は膝の上で休憩中だ。 「パフェと……アマレットジンジャーをひとつ」 俯きがちに品名を読んで、それが届くまでじっと待つ。 時折スマートフォンで何かの記事を読みながら時間を潰した。 (@7) 2022/08/11(Thu) 19:25:46 |
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