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人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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【人】 団地妻 ナナミ



 いつまでもここにいたら、貴方と私が隠れて浮気していたとばれてしまうかもしれないでしょ?

 新しい連絡先―――。二川屋さんの配達エリア外のところだけれど、貴方のバイクなら来られるでしょう? “いつでも”



[今までは、人目を気にして決まった日時にしか会えなかった。
 でもこれからは、会いたくなったら誰の目も憚れることなく――
夫も、近所の人の目も――会うことができる。
 そのために適度に離れ、適度に近い距離で、人目がない場所借りたのだった。

 隠し通していた自分たちの中は最後まで隠さなければならない。
 離婚をしたと周囲にも知られて好奇の目にさらされたくもなかったし]


 ―――会いに来てね?


[それは念を押すだけ。
 しばらくは彼の逢瀬を待つだけだろうけれど、きっとそのうちそうする必要もなくなるだろうし。なにより]
(2) 2022/05/31(Tue) 23:26:37

【秘】 団地妻 ナナミ → 酒屋の息子 ヤスヒサ



 赤ちゃん、お願いね?


[今度こそ、孕ませてね、と自分の腹を撫でて囁いた*]
(-298) 2022/05/31(Tue) 23:27:15

【独】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



/*

  えぇい…仕事は滅するし、今からろる書くぅ……
  みゆさんをお待たせして申し訳ない気持ちしかない…



(-299) 2022/05/31(Tue) 23:50:18

【雲】 転生者 アウローラ

―― 学園内 ――


(これは……参った。完全に想定外ね)


[彼女が上空の門――その外の空間へ
飛び出していったのと同時に、門が閉ざされた。

―――後に残されたのは、
いっそ清々しいくらいの、青い、青い空。

…どうしようかと、内心、頭を抱える。
此方と彼方の虚無の海を繋ぐ門は既に閉ざされている。
彼女…アウローラを、あの虚無の海から救い出すことは事実上不可能と言ってもいい。]
(D37) 2022/06/01(Wed) 7:04:13

【雲】 転生者 アウローラ


 アウローラさん…。


[今度ばかりは、演技ではなく本気で祈らずにはいられなかった。

彼女はきっと知らない。
虚無の海と呼ばれるあの場所が、どれほど悍ましい世界かを。

『夜明け告げるは星の唄』は発売当時としては珍しい、
王道ともいえるストーリーのゲーム作品だ。>>0:151
いや、正確には『だった』というのが正しい。

『夜明け告げるは星の唄』の発売から五年後、
新たに発売された続編――俗に『第二部』と呼ばれる作品には、前作では明かされなかった物語ストーリー上の様々な情報が明かされた。

続編が発売された当初は、それまでと違う雰囲気に賛否両論あったけれど。
徐々にゲーム本編をプレイする人たちが増えるうちに、次第に否定的な意見は聞かれなくなっていった。

――…そして、その明かされた情報の中には、
前作のラスボスである『闇の精霊』についても含まれていた]*
(D38) 2022/06/01(Wed) 7:05:22

【雲】 闇の精霊 アルカード

[―――…落ちていく。



人の子が齎した光に砕け、その身は灰になって。
そうして、懐かしく悍ましい、あの虚無の海へと我は還る。
夢うつつに、遠い過去を垣間見ながら]
(D39) 2022/06/01(Wed) 7:06:15

【雲】 闇の精霊 アルカード

[……昔の話だ。
それこそ御伽噺の中で語られるような、遠い過去の話。>>2:85


一番古い記憶に在るのは、白い天井。
白い服を着た、自分よりも大きなニンゲン。

自分を取り囲む黒い鉄格子。拘束具。
小さく音を立てる、大小さまざまな機械。
手足や首や胴体に、繋がれたチューブを流れる、
赤や、黒や、透き通った液体。

身動きなどできなかった。
いつからそうだったか、なんて知らない。
少なくとも、物心ついたときには既にそれが当たり前だった。]
(D40) 2022/06/01(Wed) 7:07:04

【雲】 闇の精霊 アルカード

[―――…自分が何者かなんて、知らなかった。

白い服を着たニンゲンたちは、此方のことを数字で呼んでいた。
その番号を、自分は覚えていない。

己を示す数字を呼ばれこそすれ、
ニンゲンたちは此方と目を合わすことさえしなかった。
いつも、決まった時間に現れては、
此方の身に異常がないかを確認して去っていく。

ただ、それだけの存在だった。]
(D41) 2022/06/01(Wed) 7:08:29

【雲】 闇の精霊 アルカード

[ある日、白い壁の向こう側から声が聞こえた。

『たすけて』『ここからだして』と。

あのときの我にはその声がなんなのか、
誰が発しているものか、そのときの自分にはわからなかったが。

――…彼らの声に、応えなければと思った。
故に、繋がれて身動きできない身体をどうにか起こしながら
彼らを助けようと、声のする方角の白い壁を叩き壊した。

……厳密には、自分は何もしてはいない。
壁に触れることなく、ただ、強く念じただけだった。

だが、それを見たニンゲンたちは明らかに顔色を悪くしていた。
あの、化け物を見るような眼差しは、今も朧気に覚えている。
そうして、数日後。 ]
(D42) 2022/06/01(Wed) 7:10:48

【雲】 闇の精霊 アルカード

[…ニンゲンたちのあいだで、何があったのか。
どのような議論があったのかはわからない。


覚えているのは、ただ。

それまで自分がいた場所から連れ出され、
真っ暗な、何も存在しない空間へと放り出されたこと。

そして、そのまま元居た場所へ戻ることはなかった。
それだけだった。 ]*
(D43) 2022/06/01(Wed) 7:11:40

【雲】 転生者 アウローラ

[―――…嘗て、一人の子どもがいました。
その子どもには、お父さんもお母さんもいません。
家族と呼べる者は、誰も居ませんでした。

そして、その子供はとても小さく身体が弱くて
周りの助けがあってはじめて生かされるような
そんな存在でした。

本来なら、その子どもは何も知らないまま、
流れ星が尽きるように、或いは根無し草のように。
その短い命を終えていたでしょう。

そうならなかったのは、その子どもが
生まれながらに特別な力を持っていたから。
夜空を駆ける流れ星のように、他の人間の願いを叶える。
そんな力を持っていたから。


そうして、子どもは大人たちに
その力を利用されることになったのです。]
(D44) 2022/06/01(Wed) 7:13:03

【雲】 転生者 アウローラ

[子どもが突き落とされたのは、
どこからも光の差し込むことのない、
どこまでもどこまでも続く、真っ暗な空間。
月も星も、それどころか物と呼べるものが何一つ存在しない、真空の世界。

そこに存在するものは生き物もそうでないものも、
皆、その実体を溶かされて無へと近づいていく
そういう空間でした。

そうして、そこに落ちた子どもは
虚無に、その身体を、記憶を、魂を溶かされて。

やがて、その空間には
子どもが持っていた「力」だけが遺されました。]
(D45) 2022/06/01(Wed) 7:14:36

【雲】 転生者 アウローラ

[子どもを真っ暗な空間……虚無の海へ
突き落とした女は子どもの消失を確認するのと同時に
その暗闇に叫びました。
『光あれ』と。>>2:85

その声が響いた瞬間、真っ暗だったその空間は
瞬く間に眩い光に満たされました。

女は、子どもの身体と力が溶けたこの空間に
さまざまな願い事を口にしました。
そのたび、かつて真っ暗で何もなかったこの空間は、
新たな命が生まれ、新たなエレメントが生まれ。
やがて、それは一つの世界のカタチを成していきました。

―――…それが、この世界の成り立ちでした。]*
(D46) 2022/06/01(Wed) 7:15:43

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼が拭くものを用意してベッドに戻れば
彼女はやはり疲れたのか目を閉じてベッドに身を任せていた。
そんな彼女を起こさないように、
ゆっくりと顔から汗を拭き、首、肩、腕、手、胸、腹部、
そして下肢を丁寧に、念入りに拭き上げていく。
彼女が起きていれば指を挿れて中を掻き出すところだが
そうとも行かないので、少しだけ彼女の下腹部を押さえてみる。
けれども中から垂れてこなければ、それはそれ、と
頭を掻いて彼女が起きてから謝ろうと決める。


「すぐに戻る。……いい夢見ててね」


彼女が着ていた彼の服も新しいものに変えてあげて
ボタンをぷちっ、ぷちっと2番目からつければ、
多分彼女も寝苦しいということにはならないはず。
彼はシャツを持って一度部屋を出て、
もう1日いることと、洗い物をする場所を教えてもらった。


(+20) 2022/06/01(Wed) 7:17:29

【雲】 闇の精霊 アルカード

[――…あれから、どれくらいの年月が流れたのか。
今となっては最早、嘗ての自分を思い出すことも難しい。>>D7


永い永い時間、己の存在を糧に生まれてきた世界の外で
己は存在し続けた。
そのあいだ、幾度となく声が我が許へ届いた。

それは世界を呪う声。
悲しみや怒り、絶望。
世界の内にいるものには届くことも響くこともない、
そんな微かな声が我が許に届くたび。
我は此の地へと姿を現した。]
(D47) 2022/06/01(Wed) 7:17:43

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「大好き。これを毎日言うことができるなんて、
 俺はとても幸せものだ。これからも頑張って、
 ……独り言はここまでにしよう。」


汗を吸っているような彼女が着ていた服を
洗う前に一瞬嗅ぎ、ふっと笑みを浮かべて
手洗いをすることにした。
本当は1回くらい袖を通しても怒られないかと
考えたけれども、彼女に多分色々と言われてしまうと
思ったので、何もせずに、匂いを嗅いだだけは許されたい。
部屋に戻ったら魔法ですぐに乾燥させ、
彼女が眠っているベッドの中に彼も戻ることにした。


(+21) 2022/06/01(Wed) 7:19:22

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「愛してるよ、ミン。
 また起きたら、食事にでも行こう。
 …………ふぁ、…気持ちよく眠れる…」


彼女を抱きしめて、ふにっと唇を頬に当てて。
彼女同様落ち着いたのか、
瞼が落ちてきて微睡みに沈んでいく。
旅はこういうことがあってもいいと思っているから
彼女も怒らないであろうし、
これもひとつの思い出と思えば、大丈夫。
まだまだ2人だけの時間が続くと夢見て。**


(+22) 2022/06/01(Wed) 7:20:13

【雲】 闇の精霊 アルカード

[特段、我自身が世界を滅ぼしたいわけではない。
否、我自身はこの世界のことなどどうでもよかったのだ。


それでも、我が許へ聞こえてくる声を
…暗闇の中、聞こえてきた小さな囁きを、
誰にも顧みられることのない嘆きを
捨ておくこと等、できなくて。
我はその度、その声の主に寄り添おうとして、
そしてそのたび、光に阻まれ続けてきた。


この世界を継続させようという、光の女神と、
より強い人の子の意志に、我は何度も退くこととなった。]
(D48) 2022/06/01(Wed) 7:20:28

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「スカート?いいね、絶対可愛い。
 気になるものがあったら着て見せてほしいな。
 街にいる間は沢山、可愛いミンを知りたい。」


彼女が願うものを拒否するはずもなく、
どんなものがあるのかな、と彼女の好きな形などを
そのままきいてみて、どう言う姿になるだろうかと
想像に時間を割いて口元が緩くなるかもしれない。


(-300) 2022/06/01(Wed) 7:21:04

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「えっちなこと、だめなの?
 それも含めて俺はミンのこと知りたい。
 ミンの体のこと隅々まで知って、
 初めてミンのことを知ってるって言えると思うんだ。」


彼の声は至って真面目。
好きな人のことならなんでも知りたいという欲は
そこまで到達すると理路整然と説明する。
それで彼女が恥ずかしそうにしたなら、
配慮が足りなかったと、ごめんなどと口にするかも。
彼女に触れていたいという気持ちは消えないから、
仕方ないといえばそうなのだと正当化してしまいそう。


(-301) 2022/06/01(Wed) 7:21:48

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「力抜いて。怖かったら言って」


瞼が閉じていく様を見つめれば、
純真無垢で何も知らない彼女をこれから先、
染めていく権利を与えられたような気がして、
嬉しさが改めて込み上げてくる。
獣にならないよう、彼女に魔力補給をお願いした初期のように
唇を重ねるだけの口だけから始める。
柔らかな唇を唇で感じていれば、キュッと閉まる瞬間もあり
その度に指を絡めている手で彼女の手の甲を
指を絡めたまま、その指を使って撫でて落ち着かせ。


彼女の緊張がほぐれてきたら、顎に手を添え
唇を開いてもらうよう誘導して深くつながり、
魔力補給の時とは違い、その雰囲気は柔らかく
いつも以上に彼女のことをとても気にかけている気がした。


(-302) 2022/06/01(Wed) 7:22:39

【秘】 魔導騎士 テンガン・カルシャック → 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



「…は、………ミン、嫌じゃなきゃ最後まで教えさせて。
 少し痛いと思うけど、それ以上に愛していくから」


唇を離してから彼女を抱きしめ聞いてみる。
反応が悪くなければ、彼女を寝かせて初めての体験を。
沢山彼女を泣かせてしまうかもしれない。
その時は彼女の意識がはっきりしている間に
泣かせた分のごめんを何度も呟きながら、
そして、同じだけの
好きだよ
、を囁いて。*


(-303) 2022/06/01(Wed) 7:23:30

【雲】 闇の精霊 アルカード

[数多の人間が、我にさまざまな破滅を望んだ。

我に知性を求めず、
ただただ純粋に破壊のみを求める者も居れば
恋人や失くした己の子の変わり、
都合の良い存在として己を求めてくる者もいた。

我に知性や意志など求められることはあまりなかった。
そもそも人の子は災厄に自我を求めたりなどしない。
だから、自分は他者に求められるまま、
己の在り方を変え続けた。
声も口調も人格も、己を呼ぶものの望むままに。

だから―――…あの娘は、
我にとっては何もかもが初めての存在だった>>D18]
(D49) 2022/06/01(Wed) 7:24:39

【雲】 闇の精霊 アルカード

[娘は破滅を望まなかったが、
代わりに、我には望まれた役割があった。

娘の『友達』になれという願い。
知識として知ってはいても、具体的なところは我自身、
理解の及ばぬ概念であった。

だから、学ぼうとした。
書物から、娘自身の言葉から。
破滅を望まない、この世界にとっては
より多くの命が何を考え、求めるものか
我は、それが知りたかった。

そして娘にも此方から言葉をかけた。
己の物語を、己自身の選択を大切にしろと。

たとえ、この世界の誰に省みられることがなくても、
我にとっては、我を喚び寄せたその声のほうが
その想いこそが重要だったのだから。]
(D50) 2022/06/01(Wed) 7:25:37

【雲】 闇の精霊 アルカード

[そして、娘と共に在るようになって、
人の子の在り方を学ぶうちに。
我の心には次第に迷いが生まれてきた。>>3:43

我は愛など知らない。

もし、娘が求めるものが他のなにかであったなら
我は何と引き換えてでも、娘の願いを叶えようとしただろう。

だが、我は愛など知らない。
愛した記憶も、愛された記憶もない。
そも、己自身が他に愛されるような、そんな存在ではないだろう。
娘の願いは叶えたいが、己にそれを果たすことができるとは思い難い。

この世界を破滅させることには何の感情も湧かないのに
ただひとりの娘に幸せを与える方法には散々思い悩む。
こんなことは、初めてだった。]
(D51) 2022/06/01(Wed) 7:26:23

【雲】 闇の精霊 アルカード

[―――結局、我はまた、
何もできなかったということだろう。
嘗て我をあの世界に喚び寄せた者たちに、
何もしてやれなかったのと、同じように。

……。

暗闇のなか、こうして思い出すのは。
初めて娘と出逢ったときの涙と、
我があの世界から消失する直前の、
あの泣き顔ばかりであるのだから]*
(D52) 2022/06/01(Wed) 7:27:12

【雲】 転生者 アウローラ

―― ――

 ……ここ、は。

[ 彼を追いかけて空へと落ちた、
 その先にあったのは何もない真っ暗な場所。

 上下左右の感覚もない。
 眼を閉じても開けても、見える景色は何も変わらない。]


(……ああ)


[此処が、彼の居た世界なんだ。]
(D53) 2022/06/01(Wed) 7:27:58

【雲】 転生者 アウローラ

[まだ小さな頃、貴方を想って泣いたことを思い出す>>2:D0

あのとき思い描いた暗闇よりもずっと、
此処は暗くて、広くて、寒い。
わたし自身の存在すら、曖昧に消えてしまいそうだけど。 ]


 ……。


 アルカード。
 聞こえているのでしょう?


[ 目の前の暗闇に、声を響かせる。

 わたしたちの生きる世界が生まれる前、
 その前に存在した闇こそが彼であるならば
 今、わたしの目の前にある闇の世界はきっと彼そのもの。

 だから、きっと、わたしの声も聞こえているはず。
 わたしの存在も、わかるはず。 ]
(D54) 2022/06/01(Wed) 7:28:51

【雲】 転生者 アウローラ

[ ぎゅ、と胸の前で祈るように両手を重ねる。
 目の前のあまりにも巨大な暗闇に、
 怖い気持ちがない訳じゃない。

 でも、それよりも、
 ……貴方がわたしの前からいなくなるほうが
 もっとずっと、恐ろしくて、悲しい。
 世界の外、この闇の中に貴方を一人でいさせるほうが
 わたしは、嫌だ。 ]


 わたし、貴方に謝らなければならないことがあるの。

 ゆうべのわたしの話に>>3:37
 貴方からのお返事を、わたし、まだ聞いていません。


[ あのときは、気恥ずかしさが半分。
 残りの半分は、拒絶されたらどうしようと
 そんな不安から、貴方の返事を聞かないままでいた。

 そのくせ、きっと大丈夫だろうなんて
 心のどこかで貴方の優しさに甘えていた。 ]
(D55) 2022/06/01(Wed) 7:30:02

【雲】 転生者 アウローラ



 ねぇ、アルカード。
 初めて出逢った頃、貴方はわたしに言いましたよね。

 大切なことは、わたしが選ぶか選ばないかだと、
 わたし自身の物語に、貴方が必要か否かと。>>1:133


[ 何も見えない暗闇に、そっと両手を伸ばす。
 わたしは此処にいると、そう示すように。]


 わたしの物語には、貴方が必要です。
(D56) 2022/06/01(Wed) 7:30:48
 




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