【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ[ ほんものがやってきたのは2年前>>0:@3。 整った身形に健康的な肌色 作法なんかまるで知らずともきれいだとわかる 品のある立ち居振る舞い。 ただ生かされていた自分とは まるで違う扱いを受けて来たんだと 考えなくたって理解出来てしまった。 必要がなくなったからここに捨てられたのだと 思い、落胆した日の自分を心の内で嘲った。 なんだ、最初から必要無かったのか、って 知りたくなかった事実に気付いてしまったから。 ] (248) 2022/12/21(Wed) 23:19:27 |
【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ[ どうやったって痣は消せも隠せもしないのだろう 長い歴史の中で試した例くらいあるだろうし、 切り落とせないのだから諦めたらよかったのに。 きっとまわりの大人はみんな解っていた。 それでも諦める訳にはいかない誰かがいただけで。 まぁそうか。そりゃそうだ。 王子さまをつくるつもりなら必要なのは 『痣が無い事』だけじゃない。 何にも知ら無い頃ならまだしも、 その頃のぼくにはもうある程度の理解は出来て ほんとに無知だったなぁって、 過去を懐かしんだだけで終わった。 なんだかわりとどうでも良かったから。 それしか無かった頃なら落ち込みもしただろう。 けれど――… ] (249) 2022/12/21(Wed) 23:20:17 |
【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ『プロセラー!』 [ おひさまみたいに笑うきみがぼくを呼ぶ声がする。 きみの笑顔を求めてぼくの傍を訪れてくれるひともいる。 それだけでぼくの毎日はわりと満たされていた。 ] (250) 2022/12/21(Wed) 23:21:30 |
【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ―― 夜明け前・屋根裏部屋 ―― [ ぼんやり目を開けたらまだ真っ暗闇で。 天窓から差し込む月明かりの淡いスポットライトに 舞う埃が照らされきらきらひかってた。 >>11誰かいた気がする。 けれど今はこんなとこ誰も来ないだろう。 >>3:3わざわざ答えを聞きに来るなんて思っても見ないから 夢でも見たのかな?って納得して 寝起きでまだぼやけてる視界に瞬きをふたつ、みっつ。 そこでようやく不自然な温もりに気付いて 瞬きで幾らか晴れた視線を下ろせば 胸の辺りに、夜に似合わぬ色>>132を見つけた。 彼女に教えられて、覚えて 最近では随分とぎこちなさも減った手付きで そろりと冷えた太陽の色を撫でる。 見た目通りに冷え切ったそれに 温度を灯そうとするみたいに、繰り返し、繰り返し。 ] (251) 2022/12/21(Wed) 23:25:17 |
【独】 Y『恋人』 クリスタベル/* エピ直前の空気苦手病〜 でもネガってもいいことないので、 ポジティブにラブレターでも書こうそうしよう。 ナハトの中の方へ> 打ち合わせからの長期間、 お付き合いいただきありがとうございます! 最初にお伝えしていた設定と違ってしまったり、 誤字誤読といった初歩的なミスから始まり、 初心者故に不手際が多々あったことかと存じますが そのプロの手腕でフォローしてくださったこと、 感謝の念に堪えません。 ナハト自体がドストライクだったのもそうですが、 ロルがもう神か?????と拝み倒したくなる上に、 そこ拾ってくれるの!?そう返してくるの!? の驚きと感動と格好いいと可愛いと好きの毎日でした… 素敵なロルを特等席で見せていただき光栄の至りです。 ベルも『恋人』も全力で好きでいさせてくださって ありがとうございます! 楽しかった(まだ楽しい)です! 設定等裏話についてもお伺い出来れば幸いですが、 ご予定ややりたいことを優先していただくのが ファンとしては一番嬉しいです! それではまた! (-115) 2022/12/21(Wed) 23:26:18 |
【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ[ こんなとこになんできみが居るの。 疑問に思うのではなく、ちょっと呆れる様に思う。 なんで、なんてわかりきってる。 きっと心配して、探しまわってくれたんだろう。 過去のぼくが誰にも必要無かったとしても わりとどうでも良いって思えるくらい きみにぼくが必要だって全身で伝えてくれる事に 救われてるぼくはたしかに此処に居て。 此処に来て暖かさを覚えてしまった所為で 寒さを理解したぼくもいる。 あたたかな日差しの下でも時々感じる寒さを訴えてみたら くっついて、だきしめれば寒くないって おしえてくれたのも君だった気がする。 そんな事を考えながら、寒そうな肩を抱き寄せて 腕の中に閉じ込めた。 もう一度目を閉じれば、きみのちいさな吐息の音を さっきまでよりつぶさに感じる。 あんしんしきった溜息が勝手にこぼれて、 きみの吐息のおとにかさなった。 あったかいな、っておもいながら 旋毛に鼻を埋めて、意識が途切れるまで 眠るきみのぬくもりをかんじていた。 ] (252) 2022/12/21(Wed) 23:27:14 |
【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ[ ……――なのに何故だろう。 まだなにかが足りないんだ。 贅沢に慣れ過ぎてしまったんだろうか? 呼べない知らない名前が喉の奥につっかえる。 ひとのぬくもりを知ってしてしまった所為で 『きみ』が隣に居ない事が、こんなにもさみしい。 * ] (254) 2022/12/21(Wed) 23:32:02 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』が『恋人』を愛していた理由は、 完璧な彼/彼女が健気で美しかったから。 不完全ゆえの完璧さを孕む様は魅力的で、 蠱惑的で、いっそ無理やり自分のものにすることも 考えなかった訳ではない。 けれど、 考えてもそれは絶対にしなかっただろう。 『恋人』は今のままが一番"自分好み"であったからだ。 彼/彼女がその地獄をおくっていたのもその一因だろう>>/42。 その ぎりぎりで、壊れそうで、儚く、 それでも完璧であろうとする姿が 『悪魔』は何よりも好きだった。 愛していた。 勿論その心内の全てを知っていたわけではないが>>100 『悪魔』は『恋人』が自分に靡かないだろう所も、 好ましいと思う箇所だ。 壊れたら取り返しのないものを つついて遊ぶ。 それは『愚者』を殺した時の感情に似ていた。] (/81) 2022/12/21(Wed) 23:37:46 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[どうせなら自分の手でその完璧を壊したかったけれど。 今までやこの混乱の中で『恋人』の精神が壊れてしまっていたのなら。 それは自分が壊したのも同じこと。 それに…… どうやら彼/彼女は 死ぬまで"それ"を貫いてくれたようだった>>/46。 だから直接殺した相手について大きく恨む事はない。 それでも少し羨ましいという気持ちがあったのは本当だけど。 それ故に、 『恋人』が最初に殺してほしいともし言ったとしても、 『悪魔』はそれをすぐに行う事はなかっただろう。 けれど、 ほどよく 適度に 丁寧に 壊して 壊れたら その時には ── …… ] (/83) 2022/12/21(Wed) 23:38:13 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』は『恋人』を愛していた。 ぎりぎり壊れないように慈しみ愛しみ愛して愛して、 それで囲って、ずっと眺めていたい程度には。*] (/84) 2022/12/21(Wed) 23:38:23 |
【人】 T『魔術師』 シン………… [ ヴェル兄さんのベッドへと、 その布団に顔を埋める。 もうひとつ、自分の中にあるものに、 ぼくはどうしていいか分からなかった。 ……いや、あるのではなくて、 なくなった んだ。生まれてから、ずっと隣り合わせで生きてきたもの。 魂に刻まれているらしい感情。 ぼくの心の中にいた、『魔術師』が。 神様が持っていったのだろうか、とは思ったけど、 理由については、今は重要ではなくて。 ずっとそこにあったもの、 ずっと苦しかったもの、 抗いたいたいと思っていたもの。 ……まさか、こんな形で、 逃げられるみたいに、なくなるとは、思ってなくて。 ずっと煩わしいと思っていたけれど、 いざ「さよなら」すると―― 案外、寂しいものだな、と思った。] (261) 2022/12/21(Wed) 23:40:38 |
【人】 T『魔術師』 シンう〜〜〜〜〜〜 [ 布団に顔を埋めたまま唸る。 ぼくは『証持ち』ではなくなった、ということで、 そして、それはみんなもそうなんじゃないかと思っていた。 ――今更、今更、なくなってしまったって、 『証持ち』でないぼくなんて、 "外の世界"のどこにも存在していない。 この小さな世界が崩れるなら、 ぼくはそのまま消えてしまいそうだ。 今日がぼくの新しいはじまりの日なんて 言われたって、 なんにもないぼくは、今更生きていくことが不安で、 どうしようもなくて、今更何も出来ない気がして、] (262) 2022/12/21(Wed) 23:41:35 |
【人】 T『魔術師』 シン……っ、う、 う、う [ 溢れた涙は布に吸い込まれていった。 そうだね――ぼくが泣くのは、 いつもヴェル兄さんの前だった。 誰も来なかったら良いのに、と思いながら、 喪失感と、不安と、どうしようもない感情に、 泣くことを、止められなかった。**] (263) 2022/12/21(Wed) 23:42:01 |
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。 (a58) 2022/12/21(Wed) 23:44:07 |
【独】 T『魔術師』 シン/* カルクくんとキュリアちゃん拾ってシャル姉さんを入れる ユグくんはタナトスと一緒に拾う……? マドカくんもどこかで…… そして今「Re_birthday」と「Re:birthed」を聞いているのだった…… rebirthは名詞だから正しい英語はDay of rebirthとかなんだろうか…… (-117) 2022/12/21(Wed) 23:46:44 |
【独】 XIX『太陽』 ヒナギク/* んんんん、プロセラくんとエトくんを会わせてあげたい。 ……が、あと13分では私の力が及ばない……(ぱたり) (-118) 2022/12/21(Wed) 23:47:30 |
【独】 X『教皇』 カルクドラ/* シンくううううん;;;;; きっとあれ シンくんの様子みて一人にさせておこうって部屋出たんだよ ろるついきしたい しかし 眠気 (-119) 2022/12/21(Wed) 23:48:06 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:邂逅の日 ── [クリスタベルにはじめて会った日の帰り道。 帰る先に家はない。 雨風を凌げる場所を確保できている程度。 あのスラム街で、自分はそこそこ有名だ。 あの日以来身体も鍛えて技も盗んで 逞しく生きるために強かであるために いきて、いきて、いきて、いきていた。 陽が沈むと少し肌寒くなる。 寝床に帰ると石壁からレンガを外し 中から私物を取り出した。 薄布だけどないよりもマシである。] はあ…… [興奮冷めやらぬとはよく言ったものだ。 薄布よりも体温の方があたたかくて、 また会えると思うと胸がいっぱいになった。] (264) 2022/12/21(Wed) 23:49:22 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[夜、と呼ぶ声と、 撫でる手を思い出す。 ぎゅっと目を瞑った。 寝転がって、 空を見て、] ……… 夜だ。 [そうか、今が夜なのか。 スラム街は薄暗く街灯もなく、 建物の隙間から見える空に星がよく見える。] (265) 2022/12/21(Wed) 23:49:34 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[意識したことはなかった。 そもそも月や星の事もよく知らなかった。 ただの空に見える遠い光。 だけど、夜の中に、それがあって。] (これがおれのなまえ、…) [泣きそうだった。嬉しかった。 何があっても絶対に、絶対に、 彼/彼女の事だけは裏切らないと、夜に誓った。*] (266) 2022/12/21(Wed) 23:49:49 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 痛みを忘れ、苦しみを忘れ、 その根にある何かさえも忘れようとした。 それは目に見える瑕疵として表れることもあったけれど 幸いにして表立って看破してくる誰かはいなかった。 少なくとも、今この時までは。 望む姿を映す水鏡。 そうでありたかったし、あれていたと信じていたい。 ] (267) 2022/12/21(Wed) 23:54:09 |
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