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【念】 サラリーマン 葛西 聡[は?って一瞬聞き返し掛けて。 うわあり得そう、って思ったから黙った。 そうだよなこいつそこそこお綺麗な顔してるもんなぁと 一人勝手に納得する。 同性愛だろうと異性愛だろうと 綺麗な顔したのを抱きたいと思うのは道理だろう。 そしてこいつは望まれれば望まれたまま受け入れそうだ。 男らしい男を抱きたいと思う趣向は理解できないし 存在自体認識していないので 女性的な男、が抱かれる側なんだと思っている。 ならなんで今俺なんだという謎は 初恋フィルターで全て解決する。 目が曇ってりゃそう見えることもあるだろう。しらんけど。 なら順番はこれで良かったのかもしれない。 自分を抱いた男の模倣として 俺の真似をされちゃ溜まったもんじゃない。 自分の要らん癖に気付かされそうだ。そんなの知りたくない。] (!39) 2020/11/02(Mon) 15:08:17 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡いやぁ、それは笑うだろう。 腹を抱えて爆笑してやるから安心しろ。 むしろ、笑われて、「笑うな」って 怒鳴ってるくらいがちょうどいいと思うぞ。 慰められると逆にしんどくないか? [それらしいことを言いながらもにやにや笑いで 揶揄う気全開なので信憑性は薄い。 ほんと馬鹿だねおまえは。 手際の悪さくらいはめにつくかもしれないが 男を抱く手管的な意味合いならば、 もしもおまえが下手だろうとなんだろうと 俺はどうせおまえ以外しらないのに。] (!40) 2020/11/02(Mon) 15:09:38 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[唇が性感帯なことくらいは理解している。 けれどこいつとキスするようになってから 唇がやたら敏感になった気がする。 多分気が抜けてるんだと思う。 感じさせるとか、その気にさせるとか、格好つけるとか。 全部如何でもよくて、肩の力を抜いたまま 重ねて、擦り合わせて、自分が気持ちいいのだけ追いかける。 こいつのからだつかって自慰でもしてる気分だ。 けどこいつは俺の何だから、それで何の問題もない。 もっと、って解けた唇を重ねようとしたら 喋り出すから仕方なく待ってやる。 何言ってんだ、今更。 やっぱばかだろ、おまえ。 なんだか可笑しくって喉の奥を震わせて笑いだせば 返事を聞くのが怖くなったか、騒ぐ犬に飛びつかれた。 違うな、押し倒されたのか。 天井が背景に変わった景色でじゃれついてくる犬の頭を撫でる。 ほんとうになんにもわかっていない。 伝えなくたってわかるだろうことが見えていない。] (!41) 2020/11/02(Mon) 15:11:09 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[触診でもされてるみたいな触り方だとか 考えながらも好きにさせて こっちも好き勝手に背中を撫で廻す。 そっち側が初めてでも そっちじゃねぇのなら経験あるだろうに ほらもっとえろい触り方しろと教師にでもなったつもりで 浮きあがった筋肉の先を、背骨の感触を 性器でも嬲るみたいな手付きで撫で摩ってやった] ………言わせたいのか? こんな状況じゃ何言わせても 最中のリップサービスにしかならねぇだろうに。 [ばかだな、ほんとに。 気に入って無きゃこんなこと赦すかよ。 そんな簡単な答えがわからず怯えているのが可笑しくって 意地の悪い言い方ではぐらかす。 ちがうな、嘘でもいいから言ってくれと懇願されたいのか。 自分の腹の内の性根のねじ曲がった部分と目が合って なんだか愉快で、機嫌よく笑い出した。] (!42) 2020/11/02(Mon) 15:11:51 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[女を抱くときにほんの少し乱暴な気持ちになる。 どっちが強者でどっちが弱者だなんて 普段はそんなことはどうでもいいと思って生きている癖に ベッドの上でだけはいつも違った。 くだらないと自分でも思いながらも そう感じるまま振舞った方が喜ばれたので 特に気にせず思うままに振舞ってきた。 捻じ伏せて、辱めて、跪かせて。 支配と屈辱で征服する。 そこまで乱暴なことをする訳でもないし 拒まれることを無理強いしたことも無い。 性器を押し込むだけの行為を征服に例えるなど 時代錯誤の感覚だと、頭では理解しながらも ただの性行為にそんな幻想を抱いては、浸るのが癖だった。] (!43) 2020/11/02(Mon) 15:12:35 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[なんだ、かわらねぇじゃねぇか。 支配と屈辱に例えた性器を受け入れると 覚悟を決めて来たくせに。 何をされるかは嫌という程理解している。 差し出す為に支度をしたのだから。 なのに心の内はこれから女を抱くときと 然程大差はなかった。 自分の支配下である犬と見下して 欲しがってみろとせせら笑って 求められることを人一倍求めてるのは 自分だと気付いてしまう事に怯えて 真実に目を塞ぐために。 なるほど、本当にたいしたことではなかった。 下準備は死ぬほど面倒くさかったけれど。 それだけといってしまえば、ほんとうにそれだけだった。 だから普段通りに、少し歓ばせてやろうと 欲しがっていそうな言葉を紡ぐ。] (!44) 2020/11/02(Mon) 15:14:20 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡ばかだな、ほんとうに… すきでもないやつに、こんなこと させるわけないだろう? [……普段と、すこしだけ、ちがうのは 気分良くさせてただこの場を盛り上げるためだけの 口先だけで躍らせる薄っぺらな嘘ではなくて 本心からの、言葉だということだけれど。 そんな違いばかなこいついにはきっとわかりはしないだろう。 作りもしなくても、ひどく甘く切ない声が出た。 もし俺にも誰かを慈しむ事ができるのなら きっとそんな音になるんじゃないかなんて、 自分の声に他人事みたいに考えながら、 もっと、と寄越せと蹂躙する心地で口付けを強請った。*] (!45) 2020/11/02(Mon) 15:16:19 |
【独】 サラリーマン 葛西 聡/* いぬみたいな猫ちゃんかわゆいね。 たまらん。 うちの子も甘え方覚えてくれんかな…… 人間慣れしてる他の猫いたら違うんかな。 (-279) 2020/11/02(Mon) 16:06:09 |
【念】 サラリーマン 御門 涼司[白けるような事を言った自覚があった。 だから慌てて誤魔化そうとしたのだけれど 返ってきたのは存外優しい声色で。 白けるどころか煽るみたいに背をなぞる指に顔を上げる。 …言ってほしい。 そう期待したから馬鹿みたいな想像も 心の中だけに留めないで声に出してしまった。 すぐに失敗したと後悔したけど、 願ってしまうのは今だって変わらない。 お預け食らったみたいな切ない顔で 彼の笑いが治まって言葉が続くのを待って、] 俺の妄想じゃなかった。 [希望通りに与えられた言葉に 心底嬉しそうに笑って促されるまま顔を近付けた。] (!46) 2020/11/02(Mon) 16:54:21 |
【念】 サラリーマン 御門 涼司[リラックスさせるつもりの柔いキスで 自分の緊張の方が解れていくのを自覚する。 薄く開いた唇の隙間から突き出された舌が 探る動きから相手を求めて追うようになるまで そんなに時間は掛からなかった。 徐々に戻ってくるセックスの感覚が どっちが上だとか関係なく性感を求めていく。 耳から伝わる僅かな呼吸の違いを確かめながら どこがいいのか探して指先が肌を這った。 裸なんて風呂上りに見慣れているはずなのに 急に特別なものみたいに思えてくるから不思議だ。 色気のない上衣に隠された場所が見たくて 腕を上げるように促してスウェットを引き抜いて 視界に映る景色を現実だって確かめるように 指でなぞって少しだけ膨らんだ粒を舐め上げた。] (!47) 2020/11/02(Mon) 16:54:38 |
【念】 サラリーマン 御門 涼司[男女のあれそれは全く分からないが 男同士だと性器じゃない場所で感じるってのに 興奮を感じる人が割と多いような気がする。 だから行為中は言葉攻めというか、 受けがどんな風に感じてるか実況する人が多かったけど この人はそういうのどうなんだろう。 少しだけ想像して、 あ、ないなってすぐに却下した。 なんか殴られそうな気がする。 お尻で感じるなんてーとか言った日には 本気で怒られる気しかしない。 そもそも感じられるのかどうかは置いておいて。 かと言って、沈黙の中っていうのも なんかちょっと微妙な気がした。 道具でオナニーしてるんじゃあるまいし。] (!48) 2020/11/02(Mon) 16:54:52 |
【念】 サラリーマン 御門 涼司…心配しなくても大丈夫みたいですよ。 ほら、ちゃんと固くなってきた。 [結果、馬鹿な頭で導き出したのは 俺の方の実況で沈黙を打破するって方法。 言葉の通り血が集まって質量が増した股間を ぐいと彼の同じ場所に押し当てた。]* (!49) 2020/11/02(Mon) 16:55:12 |
【人】 魔法猫 カザリん、るぅ? [そうこうしているうち、不意に体がふわりと浮いた。 床の上のマタタビにジタバタ手伸ばし、持っていこうとちょっぴり抵抗してみたけれど] ──────ぁ、ふ [やっぱり、まぁいいや。 大あくびひとつ、なんだかケタケタしてる下僕を尻目にその胸の中へ丸まり、ころん] ────みゃぅ、ぅぐ……んにゃ [下僕の衣服の胸の辺りをしゃぶりつつ、手をぐーぱー。生地が傷むとか、関係ない*] (47) 2020/11/02(Mon) 19:17:06 |
【墓】 魔法猫 カザリ── 修道院 ── 私が、丁度良い……? [都合の良い言葉だ>>+13と思う。 選ばれたと勘違いしてしまう言葉。 期待を──希望を抱いてしまうだ、と。 向けられる言葉も熱も、退屈を埋めるためのもの。 決して選ばれたわけではないのだ、と自分に言い聞かせようとしたけれど] 私が、私だから…… [有るか無しかの虚勢はあっさりと破れた>>+14 自分だから良い、そう言われてしまえばそれ以上逆らうことはできない。 逆らえば、なによりも自分が自分を蔑ろにすることになる。 先端をつままれ捏ねられる度、短い悲鳴のような声が自然と上がる。 視線を動かせばシャツを押し上げる小さな突起が二つ、自分の目からも明らかで] (+17) 2020/11/02(Mon) 19:17:33 |
【墓】 魔法猫 カザリ[彼女の指が腹部をなぞり、布地をめくり上げていく。 布越しの感触なのに、指が通ったところがぽおっと熱い。 快と楽、その先にあるのはきっと欲。 愛されてもえられるのは愛ではないはず、と 自分自身へ言い聞かせようとしても、鼓動は言うことを聞いてはくれず] ────ぁ、 [捲られる瞬間、布地が胸の先を擦った。 それだけでびくんと体が跳ねる。 ごくりと唾を飲み込み、何もなかったように取り繕い] (+18) 2020/11/02(Mon) 19:17:56 |
【墓】 魔法猫 カザリ[ただ、与えられるものだけが違う。 ちゅっと響く音を耳に聞きながら 波が過ぎるまで手でシーツに皺を作り] ────んぅ、あっ ……同じ、夢……を? あぁ、でも……きっと、一緒ではないかと 私は、満月の晩だけは違いました……から [吸われた方とは反対側の蕾が、吸って欲しいと尖って主張する。 とくりとくりと早まる鼓動は夢の中とは違う、と朧げに思いながら、彼女の頭を胸の方へと引き寄せて*] (+20) 2020/11/02(Mon) 19:23:30 |
【人】 魔砲少女 シオン―― ぐへへべふっ ―― [>>46無惨な姿になったカーペットに見向きもせずに、 ...はベッドへと向かっていた。 意識が腕に抱くハチワレ猫から揺るがない。 それ以外のことには興味がなさそうに動いていた。 殿様バッタが飛び込んだ両親の部屋から 悲鳴でも聞こえてきそうなものなものだが、 それすらも聞こえずに愛くるしく鳴く猫に夢中だった] お前は可愛いなぁ。 本当、可愛い。 いっぱい可愛がってあげるからね。 [>>47胸に飛び込んできた猫を抱く。 抱くのだがきっと猫に伝わる感触は何か変だろう。 感触も、動きも、何もかもが偽乳であるかのようだ。 それなのに確かに豊満な胸はそこにあり、 温かさは確かにあった。 下着の生地が傷んでも気にすることはない。 ...は変わらず我が猫を吸うことを満喫するのだ] (48) 2020/11/02(Mon) 20:52:16 |
【墓】 魔砲少女 シオン―― 修道院 ―― [...は唇で主張を食みながら舌先で其れを擽っていた。 音を立てて吸うは耳に覚えさせるため。 >>+20堪えている波はどうやって起こされているのかを教え、 覚えてしまえば――] こちらも、ね? [...は誘われるままに反対側の蕾へも唇で吸い付いた。 音の立て方も先と同じもの。 けれど先よりも少し強めに吸っては歯で軽く食んでしまう。 そちらの色づきがすっかりと唾液に濡れた頃に顔をあげて、 舌なめずりをして見せた。 カザリは借りてきた猫の様に大人しい。 大人しいのに求めてくる] 私がカザリを愛してあげるわ。 それが貴女が私の嫁になる代わり。 同時に貴女には権利もあげる。 [...は唇で微笑の弧を描く。 >>+17足りなかろう。>>+18不足すれば疑いを持つだろう] (+21) 2020/11/02(Mon) 21:27:44 |
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