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【秘】 3839 南波 靖史 → 0251 鏡沼 創「おー。おかえり創くん。 いい刺激になった?帰りに手当り次第犯したくなったりしなかった?」 そんな恐ろしい鑑賞会があってたまるか、となるかもしれないが、この状況下も冷静に考えれば異常だ。そんな映像が用意されてても不思議じゃないと思っていた。 「あーそれポップコーン?潤ちゃんの?たべるたべる。ってか本来はあんなモニターじゃなく、それこそこう言う個室でさぁ、摘まんでみるもんじゃない?観直す?」 鞄に入ってた電子機器でそのあたりの映像を見る方法は普通に存在するだろうし。冗談のノリで言いつつポップコーンに手を伸ばしている。 (-155) 2021/09/17(Fri) 5:18:35 |
【秘】 0251 鏡沼 創 → 3839 南波 靖史「ふふ。全然〜。最初のビデオは保険の時間っぽかった〜」 気分としてはちょっとしたB級映画を見たような感覚だった。蕎麦打ちやバズーカが出てたら終わりだったな。 「うん。いっぱいあったから持ってきちゃった。 だよねぇ。あんまり大人数で見るものではなかったかも〜。なにか良さそうなの、ある?」 ここに入ってまださほど経っていない少年は榊潤の取りうる行動を把握しきれていない。知識として、以前薬物に手を出していたと知るのみだ。 故になんの警戒もなく、冗談に冗談のノリを返しながらジュースをふたり分紙コップに注ぎ、自分もポップコーンを口に運ぶ。 ―――久々に口の中に入ったそれは、いやに甘く感じた (-156) 2021/09/17(Fri) 6:51:44 |
【人】 3839 南波 靖史>>176 鏡沼 「それが意外と世にはいるよ好きな人。じゃないとSMなんて言葉あんな容易には使われないんじゃないのかい」 「うーん否定する方が格好いい場だろうけど割とそう。まあ、」 特別な誰か一人がいた訳でもない。むしろその時期がない方が異常性が際立つだろうか。試してみてもよかったが、今この段階でいうのもリスクが高いため結局伏せた。 「創くんないの?かわいそう。初めての相手が監獄の同性相手ってなかなかないよ。将来出れた時のネタにしていく? ……ま、俺も初回がそんな語って楽しいものでもない。企画やる気なら選べる間に選びなよ。何が起こるかわかんないしさ」 最後の発言が聞こえたのか聞こえてないのか。どちらでも言いかねない言葉が帰ってきた。 (181) 2021/09/17(Fri) 11:32:22 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史なんて憐れで可愛そうだと思った。 子供だけではなく大人まで溺れて。 その事実を知って結果が来ている。 狭いのだ、目の前の男の世界は。己の世界は。 ひどく狭くて、それが幸せであることを疑っていない。 ひどく狭くて、それが幸せでないことを疑うことができない。 可愛そうだ。 「それは」 「俺たちの目で見てきた世界の一部なんだ」 まだ世界は広いらしい。それを見る目は片目になってしまった。 「知らないものがある、それが正しいことかどうかもわからない」 「教えてもらえていない、俺達は、まだ知らない」 「自分で見つけ出せと世界に課されている」 大人はそんな思想が固まって、こべりついている。 俺たちはまだ変わることができるのではないのだろうか。 それが希望かは、まだわからないけれど。 ▼ (-188) 2021/09/17(Fri) 16:13:13 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「俺は失って、二度と得られないものに幸せがあった気がしている。 失ったから気づいた、その日から変わった。 言いようのない変化があったが、明確な答えはわからない。 いまは、まだ、その幸せの形を知らない」 好き[嫌い]だった、両親は。己にとって世界であったんだな。 もうわからないし、思い出すのも億劫になってしまったが (-189) 2021/09/17(Fri) 16:13:43 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史>>206 「好かないよ」 短く、感情の希薄な声。音になった無関心。 ……もし仮に嫌いかと問われていれば、嫌いではないと答えただろう。 そう察せられるかもしれないし、ただ額面通りに受け取られるのかもしれない。どちらでもよいことだった。 (-193) 2021/09/17(Fri) 16:48:59 |
【赤】 3839 南波 靖史Keter Chokhmah Binah よくもまあ飽きもしないなと 溜息を吐いた。 Chesed Gevurah Tiphereth (*1) 2021/09/17(Fri) 20:59:42 |
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