【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「ちょっと気障だったかな。」 でも、お姫様みたいにちやほやしたい気持ちはある。 そう思いながら触れていいか尋ねて、大事な人だって告げた。 少しくどいかもしれない程だったのは、同意の上とはいえ、初めてのデートでいきなりここまで来てしまったから、少し後ろめたさとか、遠慮があったのかもしれない。 だから、珠梨さんの返事を待つ中、言葉なく珠梨さんが距離を詰めて、頬に手が触れるまで何が起こったかわからなかった。 滑らかな両手で頬を捕えられ、言葉を発する前に柔らかな唇で蓋をされて、目が丸くなる。 (-95) 2022/08/04(Thu) 22:07:20 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「ん、っ…?!」 はっきり珠梨さんの方から、優しく、でもしっかりと唇を重ねに来てくれた。一度、二度と少しずつ深く重ね合わせる。舌が触れたから、軽く口を開いて受け入れ、僕のと触れ合わせ、絡め合い、長く、深くキスを交わした。 唇が離れた頃には、僕が珠梨さんを見る目はきっと驚きと、嬉しさが混じっていたと思う。 「珠梨さんが、僕に?」 彼女も僕に触れたいと思ってくれている。男として求められている。そう知って、まだ残っていた引け目みたいなものが、氷解していった。ばくばくと鳴り続ける心音は、もう緊張よりも気持ちの高ぶりからで。 「お姉さん………」 かわいい年上の素敵な人。誘って、手を引いて導いてくれる。 僕の中で、何か吹っ切れた気がした。 (-96) 2022/08/04(Thu) 22:07:47 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「珠梨さんっ………!!」 好きにしていい、なんて誘われたら、我慢できるわけがない。 導かれた手は、迷うことなくバスローブ越しの膨らみに触れる。 手のひら全体で包んでゆっくり優しく、大きく揉んで。 今度は僕からも唇を重ね合わせて、舌を絡めて。 珠梨さんの体全体に抱きつくようにして、ベッドの上に二人して倒れ込む。 (-97) 2022/08/04(Thu) 22:26:10 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「好き、好きだよっ……珠梨さんっ……!!」 積極的な姿にあてられたかもしれない。 顔を見つめる間も膨らみに触れる手は止めず、バスローブを軽くはだけさせて、下着も押し上げて、直に触れる柔らかさ。 両手で二つとも手の中に納め、唇も重ね、初めて触れる柔らかさを堪能し続ける。 「はあ、柔らかくて、すっごい……」 首筋にも唇を落とし、肩も、お腹も、お臍の窪みまで。 指で、舌で、唇で。知りたいと思い、そのとおりにしていった。 かわいいだけじゃないところ。 そんなものも見せられたら、一層好きになってしまうしかない、と思いながら* (-98) 2022/08/04(Thu) 22:27:45 |
【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流ううん、すごく嬉しいですよ。 [大袈裟なくらいに讃えてくれるのも、 知りたいと思ってくれることも、 わたしのことが大切なのも。 嬉しくて満たされて、心を掴まれてしまいそうで。 後ろめたさなんか気にしなくたっていいのに 誰も彼もそんなスパイスを楽しんでいたのに。 子どものそれじゃない「遊び」を知っていたから ひとたび触れれば、わたしは躊躇うことをしなかった。 けれど驚きを露わにして、喜色の滲んだその人が どうしようもなくきれいで大切なものに思えた。] (-109) 2022/08/05(Fri) 0:34:47 |
【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流[“お姉さん”らしく緊張のほどけた微笑みをみせた。 こんなわたしを受け入れてくれるのなら 欲しがってくれるなら、それは幸せなこと。 胸に手が触れてしまえば鼓動は伝わるのかな。 それとも包む柔さに紛れてしまうかな、 どちらにしたって布越しの温度は心地良かった。] ん……っ、 ふふ…… [戯れ合うみたいなこそばゆさに笑みが漏れていた。 くるりと視界が回って映る天井、 その手前で交わる瞳をうっとり見上げていた。 探る手の邪魔にならないように、 バスローブを留める腰紐は自分で解いてしまう。 重力にならって少しなだらかになった膨らみは 隠すものをなくして肌色を曝け出した。] (-110) 2022/08/05(Fri) 0:35:08 |
【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流[キスを交わすうちに唇はじっとり濡れていく。 そして熱を分け合った彼が触れて、伝って。 気持ちのいい甘い刺激に負けて身じろぐ。 息を漏らす傍らで、手は白金の髪を優しく梳いた。] きもちい、です……その、 ……なんだか照れちゃうけど、うれしい。 [吐き出す息に紛れて囁き掛ける。 彼の手で暴かれた着衣はとっくに乱れて ブラもショーツもきっと視界の範疇にあった。] (-111) 2022/08/05(Fri) 0:36:51 |
【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流[部屋の中は涼しいのに身体は火照りを増すばかり。 やがて肌に受けるだけの接触がもどかしくなって きゅっと擦り合わせた内腿。それで、彼を見つめた。] ねぇ、流さん—— [お昼の仕事中、わたしが困ったその時は 視線だけで伝わったでしょう? だからこの時も——わがままに、同じ方法で強請る。**] (-112) 2022/08/05(Fri) 0:37:13 |
社会勉強 早乙女 珠梨は、メモを貼った。 (a17) 2022/08/05(Fri) 0:39:41 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨柔らかな膨らみを両手で掴むと、すぐ下の心臓の鼓動が伝わってくる。 重なり合いながら珠梨さんの肌に手をすべらせたり、体を起こしてうっとりとした表情を目に焼き付けたり。 膨らみの先の弾力ある尖りを指で転がし、つまみ上げて両方とも大きく育てたり。 はだけられたバスローブの中の、玉のような肌を慈しんで、味わう。 なんだかもどかしくて、僕の方もバスローブの紐をほどき、半分生身をさらけ出す。 細身というには筋肉の少ない、少しだけ肋骨の浮き出た体。 両親がいなくなってからあまりきちんとした食生活ではないし、最近はとみに忙しかったから。 お世辞にもがっちりしているとは言えないのが、少し自分では悲しい。 (-113) 2022/08/05(Fri) 1:05:19 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「気持ちいい?よかった。 初めてだから、あんまり上手くはできてないと思ったけど…」 気持ちの問題だとはわかっていても、そんな風に言ってしまうのは性分かもしれない。 どのみちやる事には変わりない。 優しく髪をすいてもらいながら、彼女の体を自分の手で暴いていく。 ふと、彼女が内腿をこすり合わせて何かを懇願しているのがわかった。 「どうしたの?…えっと、こっちかな。」 (-114) 2022/08/05(Fri) 1:13:13 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨ショーツをさらけ出したままで、触ってこなかった場所に指を伸ばす。見るのは初めてのところ。 恐る恐るショーツをずらしながら、指でかき混ぜる。 珠梨さんの顔を見つめながら、奥の方に分け入らせて、軽く動かしてみたり。 「熱くって、とろとろしてる。すごいな…」 ちょっとした感動すら覚えつつ、彼女の一番大事な場所をしばらく愛したけれど、彼女が求めるものはその先だろうな、と思う。 視線でそれは察したのだけど。 (-115) 2022/08/05(Fri) 1:19:43 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「どうしてほしいか、珠梨さんの口から聞けたら、すごく嬉しい……かな?」 初めてだし、勝手が違ったらいけないな、という気持ちと、恥ずかしがる姿をもうちょっと見てみたいという思い。 それらが合わさって、小首を傾げつつ首筋にキスを落とし、横たわる姿を抱きしめた。 その頃にはもちろん、僕のものはきっと下着越しでも分かるくらい、はっきりと存在感を示してしまっていただろうけど* (-116) 2022/08/05(Fri) 1:20:32 |
【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流[流さんの手で愛でられている実感に胸が鳴った。 胸の先に痺れが走ればびくりと身を震わせて 気付けばお互いに肌を曝け出して、 そんな姿に欲が疼き出すのだから困る。 流さんの身体は、きれいだった。 色白の肌に細い線のおかげかあどけなさを纏う。 まるでお人形さんみたい——などと感じて 彼がわたしに触れる合間、 わたしもつうっとその肌に手を這わせては やっぱり恍惚とした笑みを浮かべてみせた。] わたしのこと、好きなんだなって。 ……欲しがってくれてるのがうれしくて だから、それで……ドキドキしちゃって [——もっともっと、欲しがりになってしまうの。] (-129) 2022/08/05(Fri) 14:27:40 |
【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流[言葉のない懇願をしてみせて、応えてくれた彼の手が 熱く熟れた内側を掻き乱した。] んあ っ……それ、ぇ…… [思わずそれまでにも増して甘ったるい声が喉をついた。 ぞくり、身体が震えて、腰が跳ねて まるで踊らされるみたいに夢中で溺れてしまった。] (-130) 2022/08/05(Fri) 14:27:55 |
【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流[そうしてその先、境界線を越えようとするその手前、 今度は言葉を求められてしまったらしい。 そんなの——答えなんかひとつしかないのに。] あの……えっと、 あいして、ください——流さんの全部で。 ぐ、具体的には……そのっ …………挿れてほしい、です。 [曖昧に逃れようとするけれど、焦ったさに耐えかねた。 でも、だってきっとわたしだけじゃない。 彼だってとっくに熱くなっていたこと 肌を掠めた感触で、わかってるんだから。** ] (-131) 2022/08/05(Fri) 14:28:27 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨僕が珠梨さんに触れる傍ら、珠梨さんも僕に触れてくれる。 滑らかな手で触れられると少しくすぐったくて、体の奥がびく、と震えて熱を持つ。 「そうだよ。珠梨さんの事、全部ほしい。 好きなんだよ。 誰にも渡したくない。 」何度でもそう言ってみせよう。 指先でかき混ぜると、他のところより気持ちよさそうにしてくれるから、ついつい熱心に触れてしまう。とろとろになって、少し触れるだけで湿った音が響くようになるまで触れ続け、感じる声を漏らし、腰を揺らす様を楽しんで。 彼女から、求めるものを確かに、恥ずかしげな声で伝えられ、顔に喜色が浮かんだ。 (-132) 2022/08/05(Fri) 14:58:48 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「うん、…知ってた。ごめんね、珠梨さんが挿れてほしいって言ってくれたらいいなって、わざと聞いたんだ。 僕も、もう我慢できなくなってる…」 バスローブを完全に脱いでしまって、履いていたトランクスもうち捨てて、現れた熱の塊を珠梨さんの前にさらけ出す。 さっきこっそり手に入れた薄い被膜を被せて取り付けて、指で触れていたところに押し当てた。 いつか、これがいらない関係になれたらいいな、なんて思いながら。 「ここでいいのかな…えっと…ごめん、ちょっと手間取ってる…」 部屋の間接照明は時々色を変えて、少し薄暗いのもあって分かりづらい。珠梨さんの下半身を凝視したり、指で開いてもらったり、少し時間をかけたあと、珠梨さんの上に半分覆いかぶさるような形で彼女を見下ろした。 (-133) 2022/08/05(Fri) 15:12:50 |
【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨「お待たせ。…えっと、挿れるよっ…… 痛かったらごめんだけど…」 ぐっと力を込めて分け入っていく。肌の表面だけでなく、もっと熱くて湿ったものに包まれている感じがして、ゆっくり力強く、ぴたりと収まるまで深く彼女の体を暴いてつながった。 「あ……入っちゃった、かな。」 温かく包まれているのが、つながった場所から伝わってくる。 見下ろす珠梨さんの顔はどんなだろう。 僕の方は、とにかく珠梨さんの中で、経験がないほど欲を肥大させていた。 つながった場所を見てみたい気持ちはあれ、珠梨さんの顔を見つめながら、軽くニ、三度奥まで抜き差しした。 (-134) 2022/08/05(Fri) 15:23:01 |
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