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【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオは。言葉を紡ぎ終わった後に自分の口許を片手で覆った。 とんでもない言い間違いをしてる。 「 僕、自分の名前の由来、噛んでない…? ダンカン・マクドゥーガル、だ。ごめん。うっかり……」 気が緩んで不出来が出たか。 ちょっとしおしおと背中を丸めた、かも。すまない。 (-91) 2021/10/07(Thu) 14:24:59 |
【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 ドゥーガル怒りや殺意に敏感なのか、笑っているのを見ても少し肩を竦める程度。 名前に関しては同じく首を傾ける。 「ユーがシロ…?ふむ…」 (だとしたらもう一つ側としてのユーは…) 「カンマがドゥーガルの言う方でしたか…勘違いを失礼。 ダンカン・マクドーゥガル…。」 (聞き覚えがある名前だな…) 寝坊…寝坊?再び首を傾げるが ドゥーガルがそう言うのならそうなのだろう。 「確かにそれはそうですが…あまり手を煩わせるのは気が引けます。」 (-92) 2021/10/07(Thu) 14:25:01 |
【秘】 救済者 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「おはよう、ガル。 今日という日が、君にとってより善いものであるといいのだけど」 そんないつも通りの挨拶。 あなたに望まぬ苦痛を与えるものを排除し終えて、 麻酔銃«殺意の形»はあるべき場所へと収められた。 そうして空いた手の中に転がり込んだもの。 「…ああ、わざわざ僕の為に作ってくれたのか。 ありがとう、ガル。であれば僕も花冠を君に贈りたいな 僕には上手な作り方は生憎とよくわからないから、 君が隣で教えてくれたらもっといい」 白と緑、概ねその二色で構成された花束。 おおよそそれと均しい色彩を持つ者は、 不格好で、でも何よりも特別な贈り物を指の先でそっと愛でた。 「今は、少しやらなければならない事があるけれど いつかは君達二人からの贈り物も受け取れたらいいと思う」 (-93) 2021/10/07(Thu) 14:30:47 |
【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 ドゥーガル「ですよね。似た名前の誰かなのかと思いましたよ。」 あまりお気になさらず、そっと肩をぽんとした。 (-94) 2021/10/07(Thu) 14:32:50 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ物凄い縮こまって顔を覆ってた。恥ずかしくなってきたな。 もう一遍死んどくか?死んだら不出来も治るのか?いっそ殺してくれない? それはそれとして紅茶もその場に置いてしまっただろう。 肩を叩かれる頃には幾らか落ち着きはするんだが、それでもね。 「…えっと、そう。うん。間違いは、忘れてくれ。 ―― スオ。君は魂の重さの話は知っている? その話のひとなんだけど、…いや。それはいいんだ、」 自分の話ばかりも良くない。 ついつい饒舌をやらかしがちなのが一旦言葉を区切り、 手を煩わせる云々には頷いて、思案し、指同士を合わせた。 自身の前で指の先端同士を合わせて、もぞもぞ動かしている。 つまりガキが悩む時のアレ。……成人男性がすると微妙だな。 「でも、それぐらいしか僕に出来る事は無いから。 どうして居ないんだろうね。別れる時までは普通だったのに。 ……部屋の事もユーのことも、アタナシアスのことも、 何もかも分からない事ばかりだ。……困ったなぁ。」 (-95) 2021/10/07(Thu) 14:39:13 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー「ああ、……途中までは良かったんだけど。 君と別れた後までは平気だったし気分は晴れやかだったけど。 誰かが勝手に部屋に入って、僕達の綺麗な重さを崩したから。 探し出して掻っ捌かなくちゃいけないなあと思ってはいる」 挨拶の後 不出来は不出来を崩された憤りを思い出す。 ほんの少しの拗ねと殺意と物騒を言葉で添えて、 まあでも今すべきことは君への贈り物だから、続く先は平和。 無事に受け取られたのを確認したら すっと横並び 君の表情を知りたがって 顔を覗き込む事もしただろうな。 「ならば花冠はやるべきことが終わってからにしよう。 僕は君の手を取り足を取り作り方を教えるから。 カンマとドゥーガルからの贈り物も、またその時に。 ――… やらなければいけない事は何?手伝える事か?」 君に渡した真白な花のうちのひとつを指で撫で、 終われば、その手を君にひらひら揺らして差し出そう。 …… 昨晩、君には証明に加担して貰った。 互いの幸福の為であろうとも、その事実があるのならば、 不出来な片割れ達は綺麗な友の為に不出来な手を貸したいのだ。 「一人でやるべき事ならば余計な手出しも口出しもしないけど そうでないなら、綺麗な君の力になりたいなぁ。」 (-97) 2021/10/07(Thu) 14:53:56 |
【秘】 救済者 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……そう、か…ああ、それは嘆かわしい事だ けれどガル、君にはきっとわかりきった事だろうけれど 何事も、まずは理由を聞き出して、それから"処置"にあたるべきだ 真に断つべきものが、要因が何かわからない状態では、 たとえ何をしても、多くは適切な"薬"足り得ないのだから」 声色に滲むのは、少しの落胆。 この場所に、所有者の許可無くそういった事をしてしまう そういった者が居る事は、少しばかり残念に思う。 それでもすぐに緩くかぶりを振って、 覗き込むあなたと真っ直ぐ向き合って そうして"医療用"らしい考えを淀みなく述べた。 その表情は、やっぱりいつもと変わらないものだった。 「…この塔を、"安全"なものにしなければならない この場所が、これ以上君達を傷付ける事の無いように。 "人間のようなもの"を傷付ける事でストレスの緩和を試みるなら 必ずしもそれが攻撃的である必要性は無い。 必ずしも苦痛が伴う必要性は無い。 そして、その上でもこのような限りなく無意味に近いものに 攻略の義務は無い。そう理解してもらわなければならない。」 『シロ』が自らあなたの手を取る事は無い。 それでもあなたが少しばかり強引にその手を取るのであれば、 やはりあなたの『シロ』がそれを拒む事は無いのだろう。 「そして 望む者には、安らかな死を与えなければならない」 (-100) 2021/10/07(Thu) 15:27:07 |
【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 ドゥーガル心中お察しします…殺しませんし脳を弄らないと記憶も出来も変わらないかと。 「忘れるのは難しいので諦めてください。口外もつつく事もしないのでご安心を…。 ええ、応急手当の知識をつける為書物を探していた時少し目にした程度ですがね。人間と犬を使いが死んだ時の体重の変化を記録した方でしたよね?興味深いものでした。…?続けてもいいですよ?ドゥーガルの方が詳しいでしょうし。」 子供のような仕草に少しおかしくも、内心安堵する。 しかし現状把握できていないというのも事実である為、手を口に持っていき考える。 「他の方も心配したり困惑したり…あと色々… おかしいという感覚はあっても何故いなくなったのか、こうなったのか その確定的なものが見えないですね。」 (-101) 2021/10/07(Thu) 15:39:12 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー「……分かってはいるよ。でも僕はきちんと警告していた。 踏み入るのならばノックを、僕の不在時に勝手に入るな、と。 他者の警告や意図を汲まぬものの主張を聞く意味はあるのか? 掃除をするだけなら兎も角、だ。僕もそれは理解はするが、 そうでなく、幾つかを持ち去って置き換えてったんだ。 ―― これを純然たる悪意以外の何だと思えばいい? 今朝食堂で会った連中の中に犯人がいるなら猶更だ。 言い出さずしらばっくれて騙している。そうでしょう、シロ」 与えられたら与えられた分だけ、それは善意も悪意も同じこと。 理解と許容には限度がある。特に神経質な狂人である不出来は 他者へ理解を示す態度は取るものの …… 自分が綺麗だと思っていたものを勝手に移動された。 置き換えられた。その事実は、絶対に許せなかった。 だからこそ、その意見を述べる時は眉間に皺が寄っていた筈。 けれどもね、 此方の経緯は後でもいい。狂人の逆鱗など分かりにくいものだ。 とにかく今はシロにしてあげられる事をしなくては。 ここに来た理由を思い出し、普段通りの表情を確認した。 手を無理に掴む事はしなかった。 一過性の不出来な存在は隣に居るだけ。 「どうかな、悪意をぶつけて楽しんでいる子も居るかも。 それこそ僕の部屋に悪さをした愚かな輩のように。 攻略の義務がないと思うのならば、君のさっきの主張通り、 説明をした方がいいんじゃないかなあと思うけど、… ――… でも、君は決めたらそのまま。きっと僕と同じ。」 (-105) 2021/10/07(Thu) 16:12:18 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー「だからこそ思うだけ。口出しも止める事もしない。 君は君で、したいようにするんだろうから。 ……この場所に配置されたものをからっぽにするってこと?」 要約が間違っていたらすまない、とは添えて。 周囲を見回してみる。エネミーの残骸なんかがあるのかな。 いずれにしてもやる事は大体決まったようなものだ。 「僕は君の意見と意図を尊重して、止めない。 だけれど疲れてしまうまで君の隣に居る事にした。 ……勝手についていくよ。邪魔なら、置いていって。」 (-106) 2021/10/07(Thu) 16:16:25 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ脳を弄る機械があればよかったんだけどな。さて置き、だ。 君が間違いの事を忘れそうにないのに頭痛を覚えはしたが、 それはそれ、これはこれ。 続けるにしてもそれ以上でも以下でもないから、 「…… 6人の患者と15匹の犬。そう、合っているよ。 僕達は魂の存在を信じている。あの重さこそが尊ぶべきもの。 曖昧で不出来で不完全だけれど、だからこそ綺麗なもの。 つまり僕は3/4オンスに整えた部屋の品々を、綺麗なものを、 勝手に動かされて、勝手にすり替えられたから怒っている。 思い出して腹が立ってきたな。この場の為にも一度区切ろう。 ……もしも犯人を見つけたら伝えておいてくれ。 僕は相当に憤っていて、殺したくて堪らない気分だ、と。」 そんな我侭な要求も添えて、合わせていた指を解く。 手は相変わらず口許に添えたままだが、違う事があるとしたらば 親指の爪と先を歯で噛む悪癖が出る、とか。そのぐらい。 愛玩用は会話の最中に目を閉じ、また爪を噛んだ。 「……。一緒に過ごしていた後に何かあったのかなぁ。 そもそもとして僕達が此処に集められた経緯と理由からして あまり良くはないものが多いのだろうから。 ストレスとか、不具合とか、そういう話なんでしょ? だから起こるべくして起こった気もするんだよなぁ。 ……僕より賢いスオも見えないなら、僕はお手上げだね」 「シロに話を直接聞きに行く事ぐらしか出来そうにない。 やっぱり行こうかなあ…… 一人か、二人で。」 (-107) 2021/10/07(Thu) 16:27:45 |
【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 ドゥーガル内心忘れられない事には謝っておく。 「あの文章を見た限り、そうであってほしいと思ったぐらいですね。…グレイに魂があるかは、さておき。 成程、それであの文面でしたか。 犯人…見かけたらその当事者とドゥーガルにも伝えるので口論…あってほしくないとは思いますがや暴力沙汰で抑えてほしいですかね…。一応廃棄という名の死の概念もある方もいるとは思うので。 無理そうなら当事者にしか伝えませんよ。余計な負担をかけるつもりはない。」 耐える事は無理強いできない。此処はそういう場だ。 しかしグレイとグレイがぶつかるような事になるとは管理不行き届きも良い所…口には出さないが、そう思考した。 ドゥーガルの様子を見ては少し席を立ち、部屋の隅にある布の下から裁縫道具の入った籠を漁り目的のものを見つけると籠に再び布を被せ戻り着席。 会話をしつつ縫物を始める。 「…良くないモノはあったかと思います。此処にいる誰も例外なく可能性はあったかと。 学をつけてもコミュニケーション能力が欠けていてはこういう場だからこそ、何も役に立ちませんね。 ドゥーガルとカンマの武器は何ですか? それに寄ってはサポートも考えます。」 (-108) 2021/10/07(Thu) 16:52:37 |
【秘】 救済者 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……それでも、それでもだ、ガル。 僕は君に…取り返しの付かない事は、してほしくないと思う」 あなたの言い分は尤もだ。 少なくとも、自身を失望させるような他者の行動を 何よりも罪深い事とする『シロ』にとっては。 それでも苛烈になり切る事もできないものだから、 ほんの少し、目を伏せてそう言う事しかできなかった。 「…望んで探索に来た者にだけ言えば良いと思っていた 皆優しいから、きっと君のように気を遣わせてしまうだろう 僕の独り善がりに付き合わせてしまうのは、気が引けて」 視線はやや下向いたまま、独白のようにもそう零す。 それでもあなたがそう言うのであれば、 『シロ』は後できちんとその旨を皆に伝えるだろう。 「だから…僕も君と同じように、止めはしない、けれど。 それでも、あまり無理はしないでほしい。 …逃げる者までは追わない、排除するのは敵対的なものだけだ」 そう言って、あなたが諒解を示せば虐殺者は再び歩き出す。 辺りはきっと、0と1に還元され始めたデータの残骸ばかりだ。 あなたのくれた特別な贈り物が、 それらに汚されてしまわなければいいのだけど。 そんな事を思いながら、あなたが疲れてしまうまで 『シロ』は、あなたを引き連れて"選別"を続けるだろう。 (-110) 2021/10/07(Thu) 17:06:27 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「交友関係の狭さは僕も人のこと言えないな。まあそれはいいとして。 教えてくれてありがとう、もしもなにかわかったら教えるけれど、期待はしないでおくれよ、お姫様。 それ以外に、なにか手伝えることがあったらいつでも言ってね」 (-118) 2021/10/07(Thu) 18:33:25 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ「魂、あったよ。少なくとも此処では ……僕には。 僕にあったのならばカンマにも魂が存在していて、 他の子にも存在するかもしれない。そう思うなぁ、僕は。 兎角昨晩のシロと僕の証明と観測は間違いではなかった。 今まで僕は適切な観測と行動を出来ていなかったのかも―― ところで何故暴力沙汰は駄目なのだろう? 不思議だなぁ。 塔を攻略する君達だって暴力的な行動をしているじゃないか。 エネミーには魂と思考が存在しない。そう考えているの?」 これは責める為の言葉ではなく、不出来で素朴な疑問だ。 つまるところ全てが電子データと電気信号の塊であるならば。 いつかの朝の話題を蒸し返して、親指を噛む。 滲む血液だって電子データ。この会話は電気信号の群れ。 結局エネミーと自分達の明確な違いは殆ど存在しないのでは? 自分に存在するならば、エネミーにも魂があるのではないか。 目を伏せ、縫物だけはちゃんと見るけど。 不出来な愛玩用はまあまあ比較的正気に戻りつつある。 いつだって対話は救いだ。指を噛むのを止めて、頬杖をついた。 「僕、コミュニケーション能力は欠落している方だから、…… それにしたって、その ……うん??僕達の武器? これだよ。今振り翳して君を三枚におろす事も出来る」 噛んでいた側の指を振って呼び出すのは、手術用のメスだ。 何の変哲もないものだけれど切れ味は抜群。 「僕達が二人だけの時は、不出来ながらも完璧だ。 誰かがいるとそうではなくなる。不出来になろうとする。 きっとあり方の問題。申し出は有り難いけど、大丈夫。」 (-149) 2021/10/07(Thu) 22:12:19 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー「取り返しのつかない事をされたのに? 何よりどうせ僕達はここで死んでも生き返る。そうでだろう。 ならばエネミーを殺すのも犯人を殺すのも変わらないよ。 全て電気信号と電子データの塊でしかないのならば、…… 殺人だってまた、塔の攻略とやる事は変わらないだろう。 エネミーにだって思考があり、魂が存在するかもしれない」 いいや、そうでないのかもしれない。全ては仮定。空想だ。 実際のところ確かめる術なんて存在しない。 だからこそこの話は無駄なもの。でも無事に怒りから他へ気分が 逸れつつあるのは確かだ。君が目を伏せるのならば、猶更。 君がしてほしくないと言うのならば一旦は落ち着きを取り戻す。 独り善がり云々には、まあ、首を横に振るのだけれども。 君が歩き始めデータをデータらしい形に変えて行くのを見守り、 自分の武器である手術用のメスを、くるん、くるん。ぱしん。 手慰みに玩具みたいに軽く投げてキャッチする。 纏めた言葉をきちんと返すのは、そんな動作の後だった。 「僕が気を遣っているように見えるのならばそれは間違いだよ。 僕が一人で来て花束をあげるのは、僕がそうしたいから。 君が今そうしてエネミーをデータに戻すのもまたそうだろう。 独り善がりではない行動はこの世に存在しない。 …… でも、僕は本当にシロがそれを楽しんで行えているか 少々疑問に思っている。君はこの独り善がりで楽になれそう?」 (-153) 2021/10/07(Thu) 22:59:12 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン「うん、どうにもならない事はいっぱいあるものだから。 だからのんびりと待つ事にするし、自分でも探すよ。 でも仮に君の方が先に見つけたら… そうだなあ……。 僕達は犯人を殺してしまいたいぐらい憤っている、と。 必ずそう伝えておいてくれ。頼んだよ。 ―― 他に手伝ってもらうこと、あったかなぁ、…」 あ。 ひとつ思い出して、この場では騎士様である君へ視線を戻す。 手伝って貰うような事ではないけれど、伝えるべき事があった。 「……食堂で眠っていた僕に、犬の縫い包みをくれたのは君? 僕達は犬が好きだからとても嬉しかったのにお礼を忘れてた。 あの時はどうもありがとう。今も枕元に置いてあるんだ」 (-154) 2021/10/07(Thu) 23:04:48 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマこん、こん、こん、こん。 任意の時間。君が部屋に居る時間に、適当に。 君の部屋をノックする音が何度か続く。 いいや、何度も何度も繰り返される。 こん、こん、こん、こん。 幾度も幾度もノックを繰り返す音がする。 それらは君が出てくるまで、或いは部屋に戻るまで続くだろう。 「エマ。……エマ。君に尋ねたい事があるんだ。 僕達の部屋の貼り紙を変えさせたひとのこと。 つまりは、部屋に入った子に心当たりがあるかどうか… そういう事を聞きに来た。 手土産はないのだけれど、中に入れてくれるかい?」 /*犯人を特定した訳でもない、ふんわりとした接触です 安心してね… (-155) 2021/10/07(Thu) 23:08:59 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「あれ、こっそり置いたのになあ、親切な誰かが教えてくれたのかな。その様子だと、彼は君のお気に召したようだね。 どうかかわいがってあげてね、彼も可愛がられるために生まれたんだから」 (-157) 2021/10/07(Thu) 23:13:23 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン「そう、スオが教えてくれたよ。 大変気に入ったし、部屋に居る時に眺めもする。 ……不完全で完璧な重さとはまた違うけれど、ほら。 僕はあれを可愛い重さだと思う。可愛いものだと思う。 だから君が引くぐらいあれを可愛がるし、君にも感謝をする。 ぬいぐるみをありがとう、優しくて綺麗な騎士様。」 「ところで掃除の邪魔になってない?大丈夫かなぁ。 もしもまだ掃除が残っているのならば、僕はその …… 犯人捜しでもしようかと思うけれど。君の都合はどう?」 (-161) 2021/10/07(Thu) 23:21:30 |
【秘】 愛玩用 エマ → 愛玩用 ドゥーガル「ドゥーガル。どうです、勘案していたことは片が付きましたか。 ……その様子だと、まだのようですね。 どうぞ、入ってください。あまり面白いものはないし、見られるのは慣れていないけれど」 同じく貼紙をしているだけあって、部屋に人をあげるのは抵抗がある。 それでも、せっかく訪ねてきたのだから――訪ねてきたのは貴方が初めてだ――快く受け入れた。 「張り替えたのは朝だそうですね。 私がシーツを替えてもらうよう頼んだのは朝だから、その間部屋を空けていた時、 ということなのでしょうか。……飲み物くらい、部屋に置いておけばよかったな」 (-163) 2021/10/07(Thu) 23:25:53 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「おっとそうだった。まだ掃除の途中だった……可愛らしい姫様にうつつを抜かしてしまったなあ。 犯人探しは機会があれば探りを入れるぐらいにして……いつもどおり過ごそうかな。なんだかみんな、大変そうだけれど。 そうだな……掃除が終わったら、温泉があるらしいから、行ってのんびりしてこようか」 (-165) 2021/10/07(Thu) 23:31:22 |
【秘】 救済者 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「…楽しくはないな それでも、僕がやりたいと思った事に変わりはない このような不必要な苦痛によって君達が傷付けられる事の方が 僕にとっては余程我慢ならない事だ」 乾いた音を立てて、また一つ。 一度あなたの命を奪ったものと同じ麻酔薬が、 不愉快な0と1で構成されたものを殺めていった。 「治療にある程度の苦痛が伴うのは致し方ない事だ。 けれどこれは、そんな必然性のある苦痛ですらない。 …ガル、僕がこの場所でも安らかな死に拘る理由がわかる?」 『ユーサネイジア』は、安らかな死に執着している。 それは終末医療用という用途上の性質もあるけれど、でも。 「たとえ全ての疵が元通りに治るとしても、 疵を負うその瞬間の痛みまでは無かった事にはならないからだ …こんな場所にも、取り返しの付かない事はあるものだよ」 『ユーサネイジア』は、いつだって 苦痛が修復不可能な疵を生む事を何よりも恐れている。 (-166) 2021/10/07(Thu) 23:31:52 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ「犯人は見つかっていないよ。早く殺したいのにな。 ……色んな人と話をして考えはしたんだけれども。 ユーは違うし、ジョシュアもきっと違うし、シェルタンも。 リヤは様子的に違うだろうし、……スオとも直接対話して、 まあ違うだろうなと判断している。君も、そう、」 君の部屋へ一歩進んで、周囲を見回す。 当然だが知らない部屋だ。適当に座れそうな所があるならば 適当に腰を落ち着け、じっと君を見ている。 一挙一動を見逃さないよう疑心暗鬼の目を向けているだろうな。 「君はシーツの事を言っていたから、違うかなとは思うけど。 僕の言葉が足りなかったようだね。貼り替えたのは今日の朝。 昨晩から今朝まではユーの部屋で一緒に過ごしていたから。 ……だから、何かされたなら、昨日の晩から今朝に掛けて。」 飲み物に関しては首を横に振った。 不出来は自身の胴体の前で指同士を合わせ、ぐにぐに… ガキが悩む時、困っている時のあの動きをしているね。 「僕の警告を無視する愚か者に、心当たり、ない? 善意からの行動ならば、食堂で僕に声を掛けるだろうと そう思っているのだけれど……」 (-168) 2021/10/07(Thu) 23:37:18 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン「……騎士様は本当に言葉が上手いなぁ。 僕よりも誰かを愛でるのが上手なんじゃない? 言葉も容姿も雰囲気も綺麗となればお手上げだ。 …ならば話はこれぐらいにしておくよ、シェルタン。」 21枚のメモが貼られた扉に半分程引っ込んで、 不出来な愛玩用の片割れは、いつもみたいに笑う。 「僕は主人に人前で脱ぐなと言われているから行けないが きっと楽しい場所なのだろうから、……そうだなぁ。 もう一つ、二つ。騎士様にわがままを聞いてもらえるならば また綺麗な場所に連れてってくれ。 そこで、楽しいお土産話を聞きたい。…いいかな?」 (-169) 2021/10/07(Thu) 23:47:45 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「“介護用”は人の心を埋めるためにできているものさ。 おや? 君もそうなのか。僕は“人”前ではないと屁理屈をこねるつもりでいるけれど。まあその話は良いとしよう。 我儘はいつだって待っているよ。きれいな場所をまた探しておかなければね」 いつものように笑って、あなたを見送るのだろう。 (-172) 2021/10/07(Thu) 23:55:53 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー人間様からしたらば機械の僕達がする事は全て無意味な行い。 人間様に有益に作用しないものは、意味のないもの。 だからこの会話だって無意味そのものかもしれない だけれども、 「それが君の役目というよりも性格、或いはあるべき姿ならば、 理解も分かりもするよ。あり方は変えられるものではない。 不必要な苦痛はあるべきではないというのにも頷こう。 苦痛は出来る限りない方がいいとも。そう思うけどね?」 くるくると投げ遊んでいたメスを、前方に投擲。 不出来が投げた銀色はエネミーの胸部に鋭く突き刺さり、 まあ、これも無意味にデータの切れ端に還っていく。 「僕も何もされず不出来に寄り添うのを望まれた愛玩用として そういう立場から、あり方から言うのであれば……。 君にも苦痛はあるものだし、負う痛みや不快感ってあるだろ。 さて、シロ?仮に僕は君が行動することによって心配をし、 それこそ取り返しのつかない痛みを負うのだと言うとする。 その場合、君はどちらを取る?役目を取る?友を取る?」 一度指を鳴らして、新しい手術用メスを呼び出して、 君の顔は見ない。半歩後ろ、置いて行かれ気味に背を見てる。 「―― 今の君も綺麗だよ。とても。 でも、君には魂をあげたから。」 (-177) 2021/10/08(Fri) 0:10:13 |
【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 ドゥーガル「存在を確認し、証明したと。 …?ああ、それについて。もし魂や生命、無論思考含め存在していたとしても此処ならば殺しますよ。現実ではない、そしてデータであると明言と許可があるので。 目的はストレス値の軽減。その中グレイ同士の殴り合いは他の方に影響してしまう可能性が多くあります。勿論、傷付く方も。それならば、グレイ同士の暴力沙汰は避けたい。知り合った方々が傷つく姿も。」 ちくちく。指を噛んで血が出たならやめてくださいと一言言ってべち。絆創膏を貼りつける。 またちくちく。 「コミュニケーション能力に欠落があるのならまず先日のアレはは出来ないかと…。…言いたい事があるのならどうぞ。遮ってしまったのなら申し訳ありません。」 メスは視界の端に捉えているが、裁縫は続ける。 別段警戒の必要性を感じないからだ。 「範囲的に三枚下ろしは難しいかと思いますが…不出来ながら完璧、ですか…。ドゥーガルは独特な表現をしますね。」 大丈夫ならばそれでいい、と頷く。 (-179) 2021/10/08(Fri) 0:18:47 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン「それもそうか。愛でられる為の不出来とはそこが違う。 ならばやっぱり君には頗る甘えて我侭を言おう。 …君のお土産話と綺麗な場所、楽しみにしてる。 だからまた、僕と話をしてくれると嬉しいなぁ」 君が思う綺麗な場所に思いを馳せ 少々癇癪が落ち着いた愛玩用はそのまま室内へ引っ込んだ。 室内へ引っ込む前に、ひらひらと手を振っていた筈 ―― ありがとう、世話焼きと甘やかし上手の騎士様。 お土産話と綺麗な場所を楽しみにしているね。それではまた。 (-180) 2021/10/08(Fri) 0:19:50 |
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