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【人】 シオンあはは……なんというかね 戦えないなぁって……おもっちゃったなぁ [目に涙が浮かびそうになるのをこらえた。 次はもう、私はきっと希望の存在になれないと そう思って自覚したのが痛かった。] ────── 必要、かぁ [以前の私ならあるよっ! って力強く答えた。] アルカ君は願いの為だけに戦っていた? [これは単純な疑問の質問。 私は世界の為に戦っていたのもある。 なんの為に戦うかは人それぞれだ。 戦うのは生易しくなかった。なんの為には人それぞれ だからアルカ君はどうだったのかな、って。] (25) 2023/02/16(Thu) 7:26:33 |
【人】 シオン[戦えない、と感じてそれを選んでもなお 私はね、考えちゃうよ。 今この時も戦っている人たちがきっといる。 それなのに、それを知ったのに それに目を瞑って生きていけるのかな? 世界は確かに一人で背負えるものじゃない。 それでも、背負う人間の一人でいなくていいのかな。] (26) 2023/02/16(Thu) 7:27:06 |
【人】 シオン夢は……そうだね 私たちの願いは、まだ希望はあるもんねっ! [例え何を無理やり変えられても 堕とされたとしても、それが受け入れがたくても 私達の願いだけは汚させたりはしない。 それだけは、変わらないよ 絶対に。] (27) 2023/02/16(Thu) 7:28:56 |
【秘】 シオン → アルカ[以前の私なら、どうだったかな ねぇ、アルカ君ならわかるかな? 私は……“私”が分からない時があるんだ その感覚が 怖い よ。] (-4) 2023/02/16(Thu) 7:31:50 |
【人】 シオン[そうだね、アルカ君の懸念は……もっともだ。 私自分自身でわかってないけど 敵に堕ちて、世界を疑った自分。 そんな私自身を許せては まだ、いないから。 それをじっくり考えて、向き合ってしまえば どこまでも転がるようにどこかに落ちてしまいそうだ それ位、私は絶望に慣れてないし 自分が変わった事に私自身が一番戸惑っているんだよ。] ** (29) 2023/02/16(Thu) 7:32:04 |
【人】 アルカ[ほぼほぼ交際を申し込んだと言っても 差し支えの無いようなことを言っていたとはいえ、 実際に直接的なことは言っていないのは確か。 相手が相当鈍感であるのは把握している。 恐らく、"付き合っている"とは 認識していないのではないだろうか。 でも今は、それで良いと思っている。 絶望から目を逸らすためのインパクトとしては 十分効果が出ているし、 気落ちしている時に人は まともな判断力など持っていないのだから、 そうだと分かった上で、 決断を求めるのはいかがなものかと。 一旦詳しいあれこれは保留にしている。 オレはそう認識している。] (30) 2023/02/16(Thu) 20:01:48 |
【人】 アルカ[以前は彼女のことを放っておいても 向こうから絡んできていたが、 今は意識的にオレからも 一緒にいる時間を作ろうとしているし、 対応もかなり減塩していると思う(当者比)。 周囲もオレたちの雰囲気が変わったことに、 気付いてもおかしくはない。 幸い、オレたちが戦場から身を引いた後も、 変わらず寮の部屋は近所のまま。 気軽に様子を見るに行くことが可能なので、 何か甘いものでも買って様子を見に行ったりはしている。 人気であるらしい、求肥で包んだアイスクリームとか。] (31) 2023/02/16(Thu) 20:03:03 |
【人】 アルカその胡散臭い組織のことは知らないが、 勧誘に乗ってくる奴いるのか? いや……一組もいないってことはないだろうけど。 [世界を守護するための存在であったはずが、 知らず裏切り者のような立場に追い込まれて、 それでもまた守護者として戦場に舞い戻る ……メンタル化け物かよ。 ] (32) 2023/02/16(Thu) 20:03:35 |
【人】 アルカ願いの為にはあんまり戦ってなかったな。 いや、最初はそれが強かったけど、 戦っていく内に段々このシステム怪しくないか?って、 疑いは強くなっていたし。 後半は……シオンが負けないようにと思って戦ってた。 [最後は少々言葉を選んだ。] (33) 2023/02/16(Thu) 20:04:12 |
【人】 アルカまぁ、今は引退した身だし、 優雅に隠居生活送ったって罰は当たらないだろ。 世界に貢献できない人間は、世界に存在する価値がない。 なんてことはないだろ? [今も尚、戦っている人たちがいることは知っている。 でもそれはほんのごく僅かな人間である。 大多数の人間は、この世の理さえ知らずに生き、 下手したら記憶にないだけで、 そんな彼らと敵対してしまった人もいる。 世界を背負って戦っている連中だって、 個人的な理由第一で戦ってるやつもいる筈だ。 決して目は瞑らないが、 かといって、また世界を背負う一人になることはない。 ここで普通の人間として懸命に生きることだって、 世界を担う一部に他ならない。] (34) 2023/02/16(Thu) 20:05:55 |
【秘】 アルカ → シオン[君はまだ多感な年齢だ。 普通の人間として生きていたとしても、 これから大人として羽化する身である。 変わっていくのは当たり前。 そしてそれを不安に思うのだって、当たり前のことだ。] (-5) 2023/02/16(Thu) 20:06:53 |
【人】 シオン願いが諦められない位すっごく強いとかさ 苦しい事があっても前を向いて 戦って生きていける人間もいるって 私は思いたいな [私には出来なかった選択だけどね。] (40) 2023/02/16(Thu) 21:23:30 |
【人】 シオン[私はもう無邪気に信じられない。 またその先で同じように堕ちないと言えるのかな? そんな風に考えてしまう。 そんな考え方するのも嫌だけど、ありそうだと思ってる。] (41) 2023/02/16(Thu) 21:23:38 |
【人】 シオン……そっか [そうだね、アルカ君はちゃんと疑っていた。 それでも戦っていたんだなって、今更に思うんだ。] アルカ君はじゃあ 私の為に戦っていたって事……? [……自惚れすぎかな? でも、でも……そう思ったっていいよね? そう考えると顔は自然と熱くなっていた。 ううう、これ当たってても違っていても すっごく恥ずかしいかなっ!] (42) 2023/02/16(Thu) 21:23:53 |
【人】 シオンアルカ君、 若さが足りないよ 隠居生活は流石にまだ早いんじゃないかなぁ? あーとっ、それは流石に言わないよっ! [戦わない存在、戦い自体を知らない人 そんな人はいっぱいいる。 その中には私の家族も友達も その誰もかれも仮に同じ経験があって引退して そのままだったとしても決して思ったりしない。] ……ちゃんと考えてみるよ。 私がこれからどうしたいのか。 [私もいつまでも何も考えなしの子どもじゃいられない。 だからいつもみたくのーてんきに じゃあそれでいっかなっ! とは言わないんだ。] (43) 2023/02/16(Thu) 21:24:05 |
【人】 シオン戦える気はね、 やっぱしないんだけど…… 世界にいる一人として やれることがあるといいな [きっとあるよ、と力強く言えないけど 欠けて、変質していても これからも変わっていくのだろうけど 私はあなたの希望でいたいから 前向きな言葉を選んで紡いだんだ。]** (44) 2023/02/16(Thu) 21:24:19 |
【秘】 シオン → アルカ[今の変化が、支配の上で起こされたものから だから戸惑って気持ち悪く思っている。 これからの変化が怖いのはそうだね。 変わるのもそうなんだろうね。 ただ、今のままじゃ不安なんだよ。] (-6) 2023/02/16(Thu) 21:25:07 |
【秘】 シオン → アルカ[ 私の心はもしかしたら いまだに支配から抜け出しきれてないかもね 望まない 疑惑 を、心 を 自分が生み出したもの そう、扱ってしまっているんだ。 ]** (-7) 2023/02/16(Thu) 21:25:33 |
【人】 アルカ[オレの方はと言えば、彼女ほど顕著ではなかったものの、 闇落ちする前の数日間の様子はおかしかった。 頭痛がしたり、周囲の自分に対する目が刺々しく思えたり、 なんだか倦怠感がして、日常がどうでもよく思えたり。 これと言って交友関係も広くは無いから、 周囲に不審がられたりはしていないと思うが。 自分より不安定な存在が目の前にあったから、 自分のこと所ではなくなってしまった。 それに衝撃度で言えば、 初戦の時のあれを超えられなかった。 ……というのもあって、 比較的冷静な方だったのだと思う。] (45) 2023/02/17(Fri) 2:46:40 |
【人】 アルカ[オレたちにとって最後の戦いが終わったあの時に、 君の儚さに酷く不安を覚えたんだ。] (どこか虚ろな表情が、今まで失ってきた××と重なった) (46) 2023/02/17(Fri) 2:47:27 |
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