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【雲】 ウユニ否定が返ってきて欲しい。 そんな願いを抱きながら、貴方の返答を待って。 否定されれば、それならいいのと 誤魔化そうと思っていたけれど。 もし、肯定が返ってくるのなら。 淡く、哀し気に微笑んで、ぽつりと。 「ごめんなさい……。」 何も語らないまま、また謝ってしまうの。* (D19) 2022/08/14(Sun) 13:32:04 |
【独】 ウユニ/* 色々考えてたけどウユニさんあまりにもこう…詰んでる…… 傷つきたくない気持ちが強いし、怯えてるし諦めようとしてたのに何も諦められてないのアリスのPC感……どうやったら諦めってつくんですか??? なんか場面動かしてお渡しした方が絶対良かったな…猛省…… でも場面動かす方法が思いつかないっていう…朝ごはん食べるしか…?(???) (-3) 2022/08/14(Sun) 23:22:48 |
【雲】 サルコシパラばらばらの鎖が円を成すように繋がり 点と点が結ばれていく。 本来なら心地いいはずのこの瞬間が いまはただ、恨めしい。 聞かずとも推測するに十分な情報があっても サルコシパラはウユニの口から語られる事を 望んでいた。 勇気と信頼を持って、 自身を受け止めて欲しいと願っていたから。 (D20) 2022/08/15(Mon) 21:46:19 |
【雲】 サルコシパラ「貴女の病気のことを 貴女が抱えているものを 私に教えてくれませんか。 貴女の病気のことを 貴女のことを、私には知る義務がある。 貴女に添い遂げると誓ったのですから。」 (D22) 2022/08/15(Mon) 21:47:50 |
【雲】 サルコシパラあの手記には病気のことが記されていた。 思い浮かぶの昨夜のこと。 自分の犯した過ちの断罪などいつでも出来る。 今はそれどころではないのだ。 でもその先のことは記されておらず 彼女の口から直接聞かなければならない。 サルコシパラは強い決意で ウユニの左目の花に触れた。* (D23) 2022/08/15(Mon) 21:50:24 |
【雲】 ウユニ 手記を読まれてなお、語ろうとしなかったのは 怯えていたから。 勇気を出して、踏み込んだ次の日には 悪化してしまった病。 貴方と心を深く通わせるほど 貴方へと想いを募らせるほど 花が咲いていくと、知って。 貴方が私を蔑ろにしないと わかっていても怖かった。 (D24) 2022/08/16(Tue) 0:26:09 |
【雲】 ウユニそれでも、僅かな望みの芽を摘まれて 貴方が、教えて欲しいと願うから。 花に触れる手が、 肌に触れるときと同じように優しくて 貴方は私のこの姿も厭うことはないと。 全てを受け入れてくれると、語ってくれるから。 貴方の強い決意が、私の心を溶かして。 (D25) 2022/08/16(Tue) 0:26:49 |
【雲】 ウユニ「……花咲病を発症したのは、 私が、18歳の時。 その時は、太ももに小さな花が 一輪、咲いているだけだった。」 何処から話せばいいのか 少し迷って、視線を彷徨わせていたけれど 貴方の手を軽く握って。 話し始めるのは、本当に、最初から。 抱えて来たもの、全て。 (D26) 2022/08/16(Tue) 0:27:58 |
【雲】 ウユニ「私は家族に相談したの。 味方でいてくれるって思ってた。 でも、……違ったの。 出て行け、 って。そう、言われて。」追い出されたことは、 貴方も既に知っている事実。 自嘲したように笑うと、続きを語っていく。 (D27) 2022/08/16(Tue) 0:28:24 |
【雲】 ウユニ「病のことを知らないと、って。 そう思ったから、街を巡って、 色々調べてまわったわ。 貴方がさっき読んだことは、 行く先々で知ったこと。 病が重くなっていく原因は 時間が経つことだけ、 最初は思っていたけれど……。 感情が昂ったり、自我が薄くなったり。 そういったことも原因になるって知って。」 (D28) 2022/08/16(Tue) 0:29:08 |
【雲】 ウユニ 誰かに関われば、そこに待っているのは 決して明るくない未来。 証明なんてしたくなかったのに 昨夜、貴方とそれを証明してしまった。 病を悪化させたくないのなら 間違いだったのかもしれない。 でも、それでも―――――。 (D30) 2022/08/16(Tue) 0:29:56 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラ 「昨日…貴方に愛されて。 私はね、とても幸せだったのよ。 今まで生きてきた中で、一番、幸せだって。 …止めたくなかったの。こうなるって、 予測できないわけじゃなかったのにね。」 空いている方の手で左目の花に触れた。 そして、 貴方のせいじゃないと伝えるように 貴方の頬を軽く撫でて、微笑むの。 (-6) 2022/08/16(Tue) 0:31:14 |
【雲】 ウユニふ、と息を吐く。 貴方の反応はどうだったかしら。 「治療法、は……。」 そこまで言って、言い淀んだ。 書かなかった、治療法になるかもしれない手段。 誰かに感染せば、助かるかもしれない。 それは犠牲を伴う治療方法。 だから言いたくはなかったの。 誰かが犠牲になる治療法なんて、治療法じゃない。 知った時、そして今もそう思っているから。 (D31) 2022/08/16(Tue) 0:33:07 |
【雲】 ウユニ「私が望むような治療法は、ない、の……。」 か細い声で、告げて。 きっとこの先も話すことを貴方は望んでいる。 わかってはいるの。 でも、嫌な予感が頭を掠めてしまうから。 それを打ち消すには、 まだ貴方への理解が足りない気がする。 踏み込まないようにしていたから 知らないのは、当たり前。 (D32) 2022/08/16(Tue) 0:34:50 |
【雲】 ウユニ貴方の方を見つめていたのに、 ふい、と目をそらせば、 零れ落ちるのは心に抱えていた本音。 「私には、未来がないのに…。 貴方が、私に時間を捧げることなんて……。」 ないのに、とは言わない。 だって貴方は以前に答えを示してくれているから。 (D33) 2022/08/16(Tue) 0:35:35 |
【雲】 ウユニ「私は貴方を騙していたし 寄り添い続けることはできないのに。 そういう意味では、 貴方のW家族Wと、同じでしょう……? それでも貴方は―――。」 貴方の決意を疑っているわけじゃない。 ただ、私は、貴方のことをもっと知りたかった。 独りになってしまった理由も、 貴方が仮面に隠そうとしたものも。 貴方が私に望んでくれたように、知りたかった。 だから私は、貴方の心に、手を伸ばしたの。* (D34) 2022/08/16(Tue) 0:37:33 |
【雲】 サルコシパラ語られていく花の歴史は 想像していたよりも重く 共感と呼ぶにはあまりに絶する痛み 独りで居たいのではなく 独りになるしかなかったのだと そんな叫びに聞こえてならなくて。 共感とは程遠い理屈としての理解が サルコシパラの顔に陰りを見せた。 (D35) 2022/08/17(Wed) 10:00:15 |
【雲】 サルコシパラ彼女を受け止めたいと。 彼女の全てを受け入れたいと。 青い少年の戯言のような誓いが あまりに無力で滑稽であることを サルコシパラは思い知る。 自分が彼女にしてあげられることが 何も無いことに気づいてしまったのだから。 (D36) 2022/08/17(Wed) 10:00:42 |
【雲】 サルコシパラ家族は皆自分を置いて逝ってしまった。 置いていかれたと嘆いた事がないわけではなく。 そういう意味では彼女の言うことは正しい。 このままでは辿る未来が いつかの悲劇と同じであることも。 (D38) 2022/08/17(Wed) 10:02:44 |
【雲】 サルコシパラいまだ幼かった頃 かつて小言のように言われた言葉を思い出す。 独りとなったサルコシパラに浴びせられた同情は 身勝手に家族を非難する言葉に乗せられて。 こんな小さな子を捨てて死んでしまうなんて なんて酷い家族なんだ、と。 赤の他人が憶測で家族を語るその様は 当時サルコシパラの怒りを買うのに十分だった。 (D39) 2022/08/17(Wed) 10:05:19 |
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