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【人】 オルテイシア[髪をセットしている間は、ドライヤーの音で少し声音も大きくなる。 肩に少し力が入っていることに笑って、緩く肩を撫でれば少し力が抜けただろうか。] お兄ちゃんこそ、何もしてないのに ツヤツヤなんですよね。 寝癖もあんまり付かないみたいだし、 羨ましい髪質だと思います。 [何もしていないといいつつ裏では努力しているのだろうか。 あまりそういう姿を見せない兄だから、妹は知る由もなく、ただ羨むだけになる。 自身の髪は柔らかい分、癖がつきやすく、髪ゴムでまとめればすぐに後が残る程だ。 だから、総じて少しサイドをアレンジして下ろしていることが多い。 聞こえた言葉にくすりと笑う。 仕上げを楽しみにしてもらうことにして今は、手先を動かすことに集中した。] (21) 2021/11/10(Wed) 23:55:49 |
【人】 オルテイシア[仕上げを見せたら、彼がはにかんで笑う。 いつもの髪型も好きだけれど、前髪を上げれば涼やかな眼がより一層、目に入るようになった。] ふふ、おでこ出しにしてみました。 格好いいですよ、基依さん。 [にこにこと鏡を見せて反応を待てば、次第に赤くなっていく耳が見えた。 感想は上々で、いい反応に「良かったです」と彼と同じようにサムズアップを返した。 旅行前の支度は十分。 おしゃれして出かけるのは気分が上向きになる。 前日に用意しておいた旅行鞄を片手に、旅行に出発だ。*] (22) 2021/11/10(Wed) 23:56:11 |
【人】 イウダ[二人ともが数年ぶりだと発覚したスケートは、支えあいながら滑ることになるかもしれない。 二人で外周の手摺を掃除して回るとしても、それはそれで数年後の良い思い出になる。 何もしないらしいのに髪がツヤツヤしている義兄には笑われそうな話だが。 その日の朝食べたホットケーキが紫にグレーのトッピングだったことや、 彼女に額を出したヘアアレンジをしてもらったこともきっと何年経っても忘れないだろう。] はは、照れるな〜。 ありがとう。いつもより5割増しくらいでときめいて貰えるかな〜。 [数字は適当だが、実際髪を弄ってあげるといつもの無頓着に下ろすよりも若く爽やかに見える気がした。 彼女が返してくれた親指にキスひとつ。 出がけ前に唇にするのは我慢する分、触れ合いを許してもらう。] (23) 2021/11/11(Thu) 16:45:48 |
【人】 イウダ駐車場結構歩くから、鞄こっち。 [彼女の分の荷物も持って、一緒に家を出る。 夏のキャンプの為に中古で買った軽自動車はウサギの名を持つ卯田には少し可愛らしいデザインの茶色い車だ。 自宅の駐車場には空きがなかったので、別に借りてそこに停めている、] じゃあ出発するよ。 安全運転でいきまーす。 [車での遠出も夏以来だ。 エンジンキーを回しながら気合を入れる。 サービスエリアには寄らずに行くから、キャンプよりは所要時間は短い筈。**] (24) 2021/11/11(Thu) 16:46:11 |
【人】 オルテイシア[数年ぶりのスケートが例え格好良く滑れなかったとしても、二人で氷上に座り込むことになったとしても、きっと楽しいものになるだろう。 そうなれば、観覧車で「楽しかったね」と笑いながら話せる一つになる。 今も一つずつ、思い出になっていく記憶を幸せだと噛み締めながら、照れる姿に笑って。] 基依さんにときめなかない日なんてありませんよ? でも、あんまり格好良すぎちゃうと、 みんな振り向いちゃうかも。 [見慣れない髪型は、彼の変わる表情をよく見せるから。 親指に落とされたキスにすらドキドキしてしまう。 なるべく彼から離れないようにしないと、とひっそりと決意を胸にした。] (25) 2021/11/11(Thu) 18:48:48 |
【人】 オルテイシアあ、はいっ。 ありがとうございます。 [荷物を預けた代わりに、戸締まりは任される。 彼の先導に後をついていきながら、駐車場までの道を歩く。 荷物を任せっきりになってしまって、手ぶらになった分、行き場の無くなった手は、そっとコートの端を持った。 見慣れた茶色い小型の車が見えてくれば、バックドアを開けて鞄をトランクに預ける。 いつものように助手席に座って、シートベルトを締めた。] はぁい、忘れ物はない、ですよね? よろしくお願いします。 [安全運転を誓う姿にくすくすと笑って、座席に身を預ける。 彼の運転にはもう慣れたものだから、すっかり安心して、道中のBGMの選曲に取り掛かった。*] (26) 2021/11/11(Thu) 18:50:04 |
【人】 イウダ振り向かれたら手ぇ振ろっか。 [二人分の荷物を片手に携え、もう片方を紫亜の手と繋いで振る。 誰かに何かしらの好意を向けられたら、無視はできないのが卯田だけど、自分の手は既にたった一人と繋がっているのだと、彼女と一緒に手を振ることでこたえたい。 そもそも、人が振り返る程の美男子だという自惚れはないが。 鍵を閉めるのを彼女に任せる時に、荷物は再び両手に分けた。 無理をして腕に負担をかけることを避けたい料理人心だ。 手は繋げなくとも、コートをちょんと掴んでくる紫亜が可愛くて、編み上げブーツがちゃんとついてくるように歩幅を小さめに保った。] (27) 2021/11/11(Thu) 20:42:51 |
【人】 イウダ[車内BGMは彼女セレクト。 そういえばそろそろ紅白の発表じゃないかとか、子どもの頃に見た女性歌手の「大型衣装」の話だとか、他愛無い話をしながら車を走らせる。 まだクリスマスシーズンには早いからか、道中特に道が混んでいることもなく、着いた時にはまだ日は高かった。] イルミネーションにはまだ早いな。 先に昼間の公園を散歩しても良いけど疲れて夜歩けないのは嫌だしな〜。 スケートリンク行ってみるか? [昼はホテルのレストランで食事を取った。 今回はそんなにグレードの高いところではなかっただけに、料理の方も特にその味で盛り上がることもなく終わってしまった。 これもまた「思い出」のひとつ。 スケートは手袋は自前がなければ購入、靴と希望者には膝当てが貸し出しされているらしい。 恰好つけといて膝を強打なんてことになったらこの後のスケジュールに影響が出るし、堂々と膝当ても借りることにした。 久々のスケートの出来は56点というところだろうか。] (28) 2021/11/11(Thu) 20:43:12 |
【人】 イウダ[――格好つかないどころかみっともない出来だが?? 尻当ても必要だったかもしれない、なんて。 冗談が言えただけマシだっただろうか。*] (29) 2021/11/11(Thu) 20:44:44 |
【人】 オルテイシアだ、だめですっ。 付いてきちゃったらどうするんですかっ。 [手を繋いで手を振られても、愛想のいい彼氏に絆される人は居るだろう。 ぶんぶんと首を振って、否定してしまった。 ここまで独占欲が強いとは自分でも思っていなかったからびっくりする。] お仕事中なら、構いませんけど……、 プライベートの時は、……だめ。 [拗ねるように、甘えるように。 ぽそりと上目遣いに訴えて、手を離す。 離した手は心の不安を表すように、すぐにコートに伸びてしまった。 どんどん甘えたな自分が顔を出しているような気がして、少し恥ずかしかった。] (30) 2021/11/11(Thu) 21:09:55 |
【人】 オルテイシア[BGMはスマホから選曲して、BlueToothを繋いで曲を流す。 テレビで掛かる流行りの曲や、少し懐かしい曲など、ランダムに流れるようにして口ずさむ。 クリスマスは難しいけれど、紅白は一緒に見られる時間はあるだろうか。 夜更けに除夜の鐘を鳴らしに行くのもいいかもしれない。 ドライブの時間は前回の時よりも短く、目的地に付いた。 平日の昼間とあって人の波は、少しばかり少ない。 誘われるままにスケートリンクへ向かうことになった。] ……コケても笑わないでくださいね? [レストランでそんな前置きを話しながら、自身の運動神経の無さを言い訳しておく。 味はSASANKAに比べれば、劣ってしまうがそれもまた旅行の醍醐味の一つだろう。 スケートリンクでは手袋と膝当てを借りて、完全防備で挑む。 防御している部分以外にも青あざは出来そうだが、ガードは多いほうがいい。 身体を支えていた手すりから手を離して、 氷上に足を向ければ自身では55点を付けられただろうか。] (31) 2021/11/11(Thu) 21:10:11 |
【人】 オルテイシアわ、わ……ッ、 [バランスを崩しそうでおたおたと両手で空を切る。 手すりから手を離した途端、不安定な格好になり、前を行く基依さんにしがみついたら二人してコケそうになった。] ひゃっ……! [すてんっと転んで、氷上の上に尻もちをつく。 脇を滑っていく子供に笑われながら、自身も笑った。*] (32) 2021/11/11(Thu) 21:14:33 |
【人】 イウダ彼女と手ぇ繋いでんのについて来るのは勇者じゃない? [そんな勇者がいるならお目にかかってみたいところだが、もしこれが逆の立場だとすると、紫亜が彼氏がいると言っているのに男がついてくるということで、それは絶対に許せない。 彼女の独占欲が嬉しいからといって、それを煽るような真似はしたくない。] 紫亜が嫌がることはしない。誓って。 [不安にさせることも。 安心を与えたくて、上目で見上げる彼女ににこりと微笑んだ。] (33) 2021/11/11(Thu) 21:58:54 |
【人】 イウダ[それから恙なくドライブを終え、特筆することもない昼食を食べ終えて、二人でスケートリンクへ。 コケて笑わないで、なんて、同じお願いを相手にしていたが、実際には自分が転んだ瞬間自分で笑ってしまっていた。] おわっ?! っとと、と、と、とぉお……っ [紫亜の体重がかかり、フラフラのバランスが崩れてよろめく。 彼女を潰さないように全力で回避したものの、彼女が可愛く尻もちをつく横で、ド派手に背中から氷上に落ちた。 痛い。そして冷たい。 すれ違う子どもの笑い声が辛い。] いや〜〜〜〜〜〜〜 むっずいなスケート…… 両手繋いでたらまだ滑れる、か……? [紫亜に手を差し伸べて二人で立つ。 (35)1d120秒ぐらいはもったが、やはり足が小鹿のように震えてしまって、どちらもどちらかの支えになるには練習が必要だなと結論付けた。] (34) 2021/11/11(Thu) 21:59:27 |
【人】 イウダ[派手に転んだので服が濡れてしまった。 一泊二日だからあまり替えは持ってきていない。 部屋に戻って乾かすか、どこかで新しいものを買うか……] この近くって洋服屋ってあったっけ? [ホテルにあるブティックは女性服しかなかったような気がする。 女装するか、なんて冗談で言ったら、彼女はどんな顔をしただろう。*] (35) 2021/11/11(Thu) 21:59:47 |
【人】 オルテイシア勇者が居るかもしれないじゃないですか……。 そんなの、や。 [きゅ、とコートを持つ手に力を込める。 心の狭い女だと思われても仕方がない。 彼女の位置をゲットしていても、不安は拭えない。 それでも振り返り、真摯に応える彼を見たら。 いつまでもむすくれているのも居心地が悪くて。 微笑む姿につられて、微笑みを交わした。 大丈夫、彼が言うのなら信じられる。] (36) 2021/11/11(Thu) 22:24:28 |
【人】 オルテイシア[スケートリンクに笑い声が響く。 数年ぶりのスケートはやはり上手く行かず、まっすぐに立つことも難しい。 バランスを崩して、彼に縋ってしまった分、 彼のほうが派手に転んでしまった。 思わずぎゅっと目を閉じて、その光景から目を逸らしてしまう。] ……ふ、ふふっ。 こんなに滑れないなんて思わなかったです。 [堪えきれずに笑いを含ませながら、今度は二人で手を繋いだけれど。 滑れない者同士では、氷にすぐに足を取られて身体がぐらつく。 結局、手摺掃除のプロフェッショナルになることで収束が付いた。] (37) 2021/11/11(Thu) 22:24:42 |
【人】 オルテイシア[リンクから外へ出れば、立ち慣れないブレードでよたよたとベンチに向かった。 コートの背に細かな氷をいっぱい付けて濡れた基依さんの背中を指先で払い落とす。] んー……、ちょっと車で戻れば、 カジュアル服を取り扱っているお店なら あると思いますけど……、行ってみます? お部屋に戻るのとどっちがいいですか? [確かにこのままでは冷えてきたら風邪を引いてしまいそうだ。インターチェンジを降りてから見かけた全国何処にでもあるカジュアルショップは、目に入っていたが、距離がどの程度あるかまでは覚えていない。 女装を提案する彼には、吹き出して。] 基依さんの大きさは、 サイズが足りないと思いますよ? [くすくすと笑いを堪えながら、応えただろう。*] (38) 2021/11/11(Thu) 22:25:02 |
【人】 イウダ[スケートは自宅近くのモールにも小さめのリンクがあったと思う。 そこで二人で練習しようということになり、卯田の尻がお漏らしみたいになったのもきっかけで切り上げることとなった。 女装案は笑いながらマジレスが返って来たのでやめておくとして。 紫亜の記憶では車で少し戻ったところになら卯田のサイズがある店があるようだ。 そういえば郊外型の店舗特有の大きな看板があった気がする。] あそこのって、紫亜としてはアリ? 俺のズボンだけ買うならわざわざ戻るのも面倒だけど、 紫亜が見て楽しめる服もあるなら、イルミネーションの前の時間潰しにいいかも。 [車のシートはクッションで保護してあるから、行きに濡れてしまったら帰りは外して乾かしながら帰れば良い。 運転は元々イルミネーションを見た後にも夜のドライブに出たいと思っている程度には苦ではない。 だから後は紫亜がカジュアルショップで服を買うことを許せるかどうか。 ズボンを変えたくらいでは男前度は変わらない気がするし、彼女が不安がる「勇者」も現れないだろう。*] (39) 2021/11/11(Thu) 22:38:24 |
【人】 オルテイシア[スケートは継続的に練習をすることになった。 冬のデートの一つにスケートが足されて、お出かけの範囲が広がる。 暫くは派手に転がりそうな気もするし、スカートでは心もとないから密やかに今度はパンツルックで来ることを誓った。 提案の一つとして上げた店は、 多くを買う訳ではないが、敬遠をしているわけでもない。 女性服より男性服の方が取り扱いも多そうな気がする。] シンプルなタートルネックとか家着とかなら、 普通に利用しますよ? ここでパジャマを買うのもなんだか不思議な話ですけど。 私より、このままだと基依さんが風邪引いちゃいます。 お付き合いしますから、行きましょう? [こんな時にまで自身に気を回してくれる辺りが彼らしいけれど。 濡れたままで彼を残したままにするほうが心配だ。 そういえば。と。 車を走らせたところに工業地帯の夜景を見れる海辺のスポットがあることを話しながら、彼の背中を押してスケート場を後にする。 どんな洋服でも彼が素敵なことには代わりはない。 旅先で買う洋服もまた、思い出の一つとして追加されるだろう。*] (40) 2021/11/11(Thu) 22:53:04 |
【人】 イウダへえ。全然気づいてなかった。 量販店で買うイメージがなかったけど、上手く組み合わせてんだな〜。 [シンプルなデザインの服が多い印象の店は、それだけで固めると流石に「あそこのか」と卯田にもわかる程メジャーだが、紫亜は衣装持ちの分、手持ちと調和するものをお手頃価格で手に入れるのも上手なのだろう。 コートは分厚い分冷たくないし車では脱いで乾かしておけば良い。 彼女の見立ては確かだから、安心して任せられる。 荷物を持って車で店の名前をナビに入れた。] (41) 2021/11/11(Thu) 23:08:07 |
【人】 イウダ[途中聞いた夜景スポットは夜に行こうと提案する。 冬の海もカップルっぽいスポットだし、海辺なら遮蔽物もないから車からでも工業地帯の独特の夜景を楽しめるかもしれない。 それに夜間の車内なら、キスするのも周りを気にせずに済むかな、なんて、下心は今は伏せておく。*] (42) 2021/11/11(Thu) 23:08:30 |
【人】 オルテイシア生地もしっかりしてますし、 冬場は温かいんですよ。 [少し凝ったデザインとなれば置いてはいないが、シンプルなデザインのものはどこで買っても似たようなものだ。 お値打ち価格で更に生地もいいとなれば買わない道理はない。 車の中でコートを脱ぐという彼から、それを預かってハンドタオルで集中的に濡れている箇所を軽く叩いて水分を拭き取る。 ハンドタオルでは足りないだろうが、ないよりはマシだろう。 運転は彼に任せて、膝の上にコートを広げて、しばらくその作業を続けた。] (43) 2021/11/11(Thu) 23:24:21 |
【人】 オルテイシア[夜の行き先は決まった。 自然公園は夜半と言っても20時か21時頃には閉園になるだろうし、夜景を見るにはちょうどいい時間帯だろう。 夜間のドライブというのも、今までしてこなかったから楽しみだ。 中古車でも乗り慣れれば愛着が湧いてくるもので、車に乗っている間は彼の隣の位置を自然とキープしていられる。 夜の楽しみは、今は先送りに取っておくことにして。 彼の着替えは何色にしようかなんて、考えに思考を巡らせた。*] (44) 2021/11/11(Thu) 23:24:35 |
【人】 イウダ[卯田は卯田でこれまで着るものに無頓着だったので、存在は知っていても自分で買うという発想がなかった。 温かさが彼女のお墨付きならありがたい。 今履いているものも、裏フリースだから温かくはあるのだが、何せしみるほどに濡れてしまっているので冷たい。] 暖房かけときゃ乾くよその内。 [なんて、コートを一生懸命ケアしてくれる紫亜に声をかける。 店はそう遠くないから、すぐにナビは案内を終了した。] (45) 2021/11/11(Thu) 23:45:46 |
【人】 イウダ[郊外の店にありがちな広さにまず圧倒される。 一瞬ぽかんと口を開けて店内を見まわしてから、メンズの表記を探してきょろきょろと首を巡らせた。 自分で選ぶなら、股下の長さが選べるジーンズになるが、オフホワイトのパーカーとの組み合わせは若作りが過ぎる気がするし、上品なチェスターコートを羽織ると浮いてしまいそうだ。 夜はこれからイルミネーションを見て観覧車に乗って海辺までドライブとなると、プレスして折り目を綺麗につけた方が良いフォーマルよりのスラックスも避けたい。] 紫亜はどう思う? [色はやはり黒か……いっそ彼女のスカートに合わせてブラウンか……。 店内のパンツ売り場を真剣な表情で見つめては別の場所に移動する彼女の後ろを、インプリンティングされたひよこの如く、ついていく。**] (46) 2021/11/11(Thu) 23:46:38 |
【人】 オルテイシア[そういえば基依さんの服を洗っていても、そこのブランドのものは見たことがない、とふと思い出して顔を上げた。 よくあるショップだから彼も行ったことがあるとばかり思っていたけれど。 そのことが逆に以外で、もし気にいるのならばまた二人で買いに行くのもいいな、と計画の内に入れる。] うーん、そうなんですけど。 少しでも早く乾かないかなって……、 [車のエアコンを時折濡れた箇所に当てたりして、乾くのを待ってしまう。 そうしている間にお店についてしまって、乾燥作業はそこで終わりを告げた。] (47) 2021/11/12(Fri) 0:13:09 |
【人】 オルテイシア[郊外の店はとにかく店舗も広ければ駐車場も広い。 これならば車を停めるのにも困らないだろう。 店内に入れば、調節された空調が温かさを運んでくれた。 最初は彼の後について、メンズコーナーへ。 様々な形のジーンズや、今売り出し中のコートやセーターなどが棚に並ぶ。] うーん、どれがいいですかね……。 [尋ねられて、唸りながら折りたたまれたパンツを取り出しては見たりして、彼の身体と重ね合わせる。 大きな系列店で良かった。 彼のサイズもおそらく探せばきっとあるだろう。 ジーンズは避けて、冬物のパンツが置かれている棚へと向かう。] (48) 2021/11/12(Fri) 0:13:34 |
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