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【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[ネタバレには笑って首を振った。 話に上がらなければ興味がまず湧かなかっただろう。 知る機会を逆に得られたことの方が好ましい。] 二人で居たい、か……、 [種族の違いも周囲に受け入れられなかった訳でもないけれど。 どこか自分とはかけ離れた存在だと 思っていたαである威優が、今は目の前に居る。 今、離れることを望まれたら、 きっとこの手を離すことは出来ないだろう。 そんな日は来るはずはないと願いながら、 髪を撫でていた手が、緩やかに耳の輪郭を辿る。] (-26) 2023/08/17(Thu) 22:51:05 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[そんな穏やかな波を迎えていたのも束の間のこと。 ぐっと深く咥え込まれて、小さく身を震わせた。] ッ、んッ、……ぁッ、っは、 ……くち……、熱っ、ン、んんッ、 [吸い上げる動きに思わず腰が揺らめく。 その度に、背が窓にぶつかっても60階の高さの窓は 頑丈でびくともしない。 代わりに衣擦れの音と、じゅぶじゅぶと吸い上げる いやらしい水音が耳に纏わりついて興奮を煽る。 前を唇で扱かれながら、後孔に沈んでいく指が、 中を探り、少し膨らんだ部分に触れたら、 びくんッ、と腰が浮いて。] っぁ、ッ、ぁッ、そこッ、いいとこッ、 ぁッ、 ぁ〜〜ッ、 ……ン、……んンぅッ、 ……ぁ、 だめ、っ、 こんなのッ、……すぐ、イっちゃ、うッ、……ァッ、 [指が何度も弱い部分を往復していく。 耳に滑らせていた手が、髪をくしゃりと掻き混ぜて。 今にも限界を訴える。*] (-27) 2023/08/17(Thu) 22:54:37 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[自然に乾くに任せていた髪に志麻の指が絡む。 こうして彼の秘部を口で愛する機会が多いからか、 髪の毛を掻き混ぜられることが多い気がする。 禿げないように気を付けなければ。] そう。 窓がでかいから、上見ても横見ても夜空だ。 ヘリで抱くことも考えたけど、 流石に運転中には手が出せないし、 運転を誰かに任せると志麻のえっちな声が 聞かれてしまうからね。 [えっち、と真似をして言う。 我ながら顔に似合わない語彙だ。] (-28) 2023/08/17(Thu) 23:18:39 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[惹かれ合うことに種族の違いという前提は関係ない、と 学んだのがあの絵本だ。 昔から絵本や児童書の類を読むことを 反対しない両親で良かった。 大人になった今、育ってきた環境の違う相手と 「二人でずっと居たい」と思って、 あの時のオオカミの気持ちがよくわかるようになった。] ……ン、 [微か声が漏れる。 指先はオオカミの急所をよく知っている。 この手を離す日など、来る筈もない。] (-29) 2023/08/17(Thu) 23:19:20 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[アルコールが入って血の巡りが良くなり、 キスで昂って咥内温度が上昇する。 その粘膜の熱さが志麻には堪らなかったらしい。 腰が浮き、もっともっとと言うように振りたくられる。] イくの嫌? 前立腺ぐちゅぐちゅ弄られて、 きゅーって尻の孔締めながら 射精するの気持ち悦いって知ってるのに? [とんとん、と的確な場所を突く。 喋る為に口を開けて、側面を唇ではむはむと弄びながら、 志麻が「どのタイミングで達したいのか」を 見極めようとしている。*] (-30) 2023/08/17(Thu) 23:19:43 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[交わす言葉が途切れ始め、上の空になってくる。 耳には届いているのに、 テレビの向こうで離しているみたいに。] …ッ、んンッ、ぁッ、ぁ……ッ、 やッ、……、 威優、ッ、だけが、いいッ…… [誰か唆されてかっとまた熱が上がる。 いやいやとぐずるように首を揺らして、髪を引く。 視線をこちらに向かせるように、 気を引いてしまうのも、後にも先にも彼だけ。] (-31) 2023/08/17(Thu) 23:51:24 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[微かに上擦った声を聞き逃さない。 けれど、自身も余裕がないから、悪戯はそこまで。 つぅ、と離れ際に耳殻の輪郭を辿って、 また指先が髪に戻っていく頃には 腰が仰け反って、着崩れを起こした浴衣が 肩からずり下がって肌を月明かりに晒していた。] ぁッ、もぅ、出ちゃッ……うッ、 [天を仰ぐように首を逸らせば、 後ろ髪がさらりと流れ、窓に張り付いた。 絵本のように優しくはない。 生々しい愛欲に溺れたい、二人で、どこまでも。] (-32) 2023/08/17(Thu) 23:51:57 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[薄く肌が色付いてくるのはアルコールのせいか、 それとも彼に熱を与えられているからか。 自身の熱よりも熱く感じる口蓋に先端を擦られ、 無意識に腰が浮いて、押し付けてしまう。] やぁっ、……いう、なっ、……ッ、 ッ、っひッ、んッ……、ぁッ、ぅ、 [言葉で煽られて、身体の状況を詳しく伝えられ。 想像だけでぶわっと火が着いたように熱くなる。 なのに、 言葉と共に刺激を送られてしまえば。] アッ、とんとん、するの、だ、めぇ……ッ、 んん、ンッ、ッ、ぁッ、 ん、んん゛ぅ、〜〜〜〜〜〜ッ ♡♡ [堪えきれずに唇を噛み締め声を殺し、 腰がビクンッ!と一際激しく波打った。 先程も射精したというのに、勢いのある白濁が 開かれた口内に飲み込まれていく。*] (-33) 2023/08/17(Thu) 23:53:24 |
【独】 田臥 志麻/* 髪触るの好きだから無限に触ってしまうけど、 くしゃくしゃに掴んじゃうから禿げそうと言われればそれはそうwww ごめんwww (-34) 2023/08/18(Fri) 14:58:48 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[会話よりも喘ぎが多くなってくる。 もうそろそろ「答え」のいるものを発する段階では なくなっているらしい。] うん。 [ヘリの話の方がインパクトがある筈なのに、 運転手に聞かれる可能性の方に反応して、 己だけが良いと啼く。 本当に愛しくて堪らない。] (-36) 2023/08/18(Fri) 17:53:24 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[着崩れた浴衣が艶めかしい。 マルチストライプが窓に映って、 まるで流星雨のようだ。 星に願おうか。 この先も二人でずっといられますように。] ふ、 苦しそう、 [耳を弄る指先はすぐずれたので、 此方はまだ余裕を保ったまま。 唇と舌とで愛する雄茎に血管が浮き上がり、 放出を待ち望んでいるのがわかると 嬉しそうに笑み零した。 言葉で煽られて羞恥を覚えたのがトリガーになったか。 噛み殺した声とともに、びくんと腰が跳ね。] (-37) 2023/08/18(Fri) 17:53:45 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻……、ん。 [先刻の射精から夕食を経てリセットされたか。 初回のように勢いよく出た精液を嚥下する。 後孔に埋めていた指が痺れる程きつく締められて、 己自身が締められているかのような錯覚に興奮し 無意識の内に荒い鼻息を下腹にかけていた。 唇を拳で拭って立ち上がると、 志麻の唇に残る歯型に気づく。] こんなに強く噛んで……。 血でも出たらどうするんだ。 食事が旨くなくなるぞ? [食べることが好きな彼には、 それは避けたいことの筈。 眉を下げて、後ろを弄っていたのとは 反対の指で凹みを撫でた。] (-38) 2023/08/18(Fri) 17:54:10 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻このままここでいれるには 少し高さが中途半端なのが惜しいんだよな……。 [独り言と思案はほんの僅かの時間。 窓に凭れる志麻の身体を起こし、 今度は肩に担ぎあげた。 先程と同じ抱き上げ方が困難なくらいには 己の中心が限界を訴えるので。 ベッドに下ろし、頭を撫でる。] 少し待ってな。 口漱いでくる。 [浴衣を脱いで己の代わりとばかり志麻の横に置く。 たくさんキスをしながら抱きたいから、 志麻の口が覚える味は己の味に染めたくて。] (-39) 2023/08/18(Fri) 17:55:09 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[二人で密になるのなら場所は選ばない。 それが例え突拍子のないヘリの中でも、 彼が用意したキャンピングカーの中でも。 いつものようにベッドの上でも。 ただ、こんな蕩けた表情で甘い声を上げる姿は、 もう威優の他には誰にも見られたくない。 威優に愛されて溺れていく姿を、 彼しか目に映っていない姿を、彼にだけ見て欲しい。 そうすれば、きっと。 彼の瞳にも自身しか映らなくなるから。] (-41) 2023/08/18(Fri) 19:51:21 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[流星雨が夜の帳に降り落ちる。 その下には幾つもの輝く街明かり。 そんな景色にも意識が向かないくらいに、 張り詰めた陰茎は限界を迎え、 ぴゅく、と数度に渡って精液が溢れ出ていく。 身体の奥で彼の長い指を感じて、] ………〜〜〜〜ぁ、 ッ……、[痕が残るほど唇を噛み締めた後も、 すぐには快楽の波が引かずに 残滓を吐き出し切るまで腰を震わせる。 口端に溢れた白濁を拭う威優を惚けた顔で しばしの間、ぼうっと見つめていた。] (-42) 2023/08/18(Fri) 19:52:21 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[唇が凹む程噛み締めた唇を、指の腹が撫でていく。 軽く押さえられたら、柔らかな肉が沈んで、 ン、と小さく声を漏らして。] ……、ン、 [飴玉を与えられた子供のように指を喰む。 食べることを好んでいるからこそ、 唇に宛てがわれたら無意識に。 柔く、食んで、ちゅう、と吸い付いて。] ……食べられなくなったら、 威優に、食べさせてもらう……? [美味しく食べられるかどうかを問われているのに、 少しずれた回答をしてしまうのは、 まだ、ふわふわと達した余韻が残っているから。 そのまま、かぷかぷと指を食む仕草を繰り返している。] (-43) 2023/08/18(Fri) 19:53:00 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[美味しい飴を与えられたみたいに、 指にしゃぶりついていたせいで小さな声は聞き取れずに、 指が引かれたら、ぁ、と視線で訴えた。 くたりと窓に背中をつけていたせいで少し冷えている。 その身体を正面から抱きかかえるみたいに、 持ち上げられ、ぐるんと視界が回った。] ……っぅわッ、なっ……、!? [俵のように担がれたのは数メートルにも満たない。 ベッドにふわりと降ろされて、 子をあやすみたいに逆立った髪を大きな掌が撫でる。] ……ぁ……、 うん、 [何の為にと首を傾げるよりも先に理由を聞いて。 仄かにまた頬が赤く染まった。 自身がキスが好きなことを知っているからの配慮は、 それだけこれから沢山キスを交わすということで。] (-44) 2023/08/18(Fri) 19:54:01 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[威優の代わりにと残された浴衣を受け取って、 背筋まで鍛えられた背を熱っぽい視線で見送った後。] ────…………、 [浴衣をぎゅっと抱きかかえたまま、 ぽふんと、横に転がった。 襟首に微かに二人で使っているシャンプーの香り。 すん、と鼻を鳴らせば、 彼自身から香るフェロモンの残り香がして。 とろん、と瞼が落ちる。 ぎゅうっと浴衣を抱きしめてシーツの上で、 身を小さく小さく丸めていく。 ……一枚じゃ、足りない。もっと、欲しい。*] (-45) 2023/08/18(Fri) 19:54:51 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[リスクを負わずに出来るなら、 野外セックスもカーセックスも愉しみたい側なのだと 志麻を好きになってから初めて知った。 これまではスキャンダルに過敏だったのもあり、 場所はセキュリティのしっかりしたホテルに 限定していたし、そこから出て他のところで セックスしたいと思ったことすらなかった。 志麻となら色々やりたいと思った時に、 第三者による覗きや立ち聞きをこれまで以上に懸念した。 結果がキャンピングカーであり、出窓である。 月明かりに照らされた肢体が絶頂に震える。 もう少し設計時に気にしていれば、このまま彼を抱けたのに。] (-46) 2023/08/18(Fri) 21:03:13 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[唇を労われば、赤子のように反射的に咥えられる。 小さな口は器用で、くすぐったさと快感の間みたいな感覚を 齎してくれる。] ん? まあ、他の奴に譲る気はないけど。 [どうやら意図が上手く伝わらなかったようだ。 苦笑しつつもそのまま受けて、 惚けた顔で指を食む志麻を見つめていた。 彼の口がこんなに気持ち悦さを与えなければ、 己の熱も引いていたかもしれないが。 生憎ますます昂らせるばかりだった。] (-47) 2023/08/18(Fri) 21:03:29 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[マウスウォッシュで口を漱いだ後、ベッドに戻る。] リスみたいだ。 [丸まる様子に目を細めて。] 冬眠しないでくれよ? [リスの中で、シマリスだけが冬眠するのだという。 蓄え上手でいてくれるのはありがたいが、 冬に眠られてしまっては寂しくて仕方がない。 ベッドに乗り上げ、こめかみにちゅ、とキスを落とした。 マウスウォッシュのミントの香りが刺激になるだろうか。] (-48) 2023/08/18(Fri) 21:03:47 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[譲る気はないと当然のように零す威優に くすくすと肩を揺らして笑う。 ここでも一番は譲る気はないらしい。 味がするものでもないのに、ちゅうちゅうと何度も 指先に吸い付く乳飲み子みたいに。 甘いものを与えられて、 それから、余すことなく食べられたい。 デザートについてくる生クリームみたいに 溶けてふわふわになるまで。] (-50) 2023/08/18(Fri) 21:32:22 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[浴衣をぎゅうと抱きしめて、彼と眠るベッドの上で 香りに包まれて脳がまるで溶かされていくみたいに、 威優で頭がいっぱいになっていく。 上がった息は落ち着いたのに、 内股の辺りはいまだ熱が疼くみたいに。 すりと、膝を擦り合わせて身じろぎをする。 頭上から掛かる声に、 視線だけを送れば、その瞳は濡れていた。 冬眠する前とは思えない熱を灯して。] ……威、優ぅ……、 [名前を喚べば頭が影で覆われていく。 戯れのようなキスがこめかみに落ちて、片眼を眇めた。 目が覚めるようなミントの香り。 なのに、とろんと落ちた眦は下がったまま。 おず、と手を伸ばして彼の身体を支える手首に、 指を滑らせていく。] (-51) 2023/08/18(Fri) 21:32:49 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[頬に添えられた手が顔を上向かせ、 間近で彼の瞳が覗く。] ……ン、ぅッ、 [唇が交わり、強く吸い上げられたら 鼻から抜けるような声が漏れ。 次第に浴衣から手が離れていく。 浴衣よりももっと強い香りのする方へ、 両手を伸ばして、ぎゅ、と抱きついて。] ……威優の、匂い……する、 [唇を触れ合わせたまま、鼻先を寄せる。*] (-52) 2023/08/18(Fri) 21:34:30 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[ヘンゼルとグレーテルでは、魔女は二人を食べる為に 旨いもので太らせたという場面が出てくる。 結局兄妹は間一髪逃げられたけれど、 志麻はきっと喜んで食べられてくれるのだ。 食事量を考えればもっと太っていても不思議はないのに 代謝が良いからだろうか。 たとえ体型が変わっても愛しい彼に違いはないので 美味しく頂くだけだが。] お待たせ。 [ほんの少し離れていただけなのに、 どうしてこんなにも切ない声を出すのか。 その声の甘さを味わうように、何度も口接けたら ミントの香りはすぐにわからなくなった。] (-53) 2023/08/18(Fri) 22:25:56 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[恋しそうに浴衣を抱き締めていた手は すぐに己自身に対象を変える。 触れる指が熱く感じるのは、先程まで強く浴衣を握っていたからか。 冷房で冷えた肌に心地好い。] 俺も志麻の匂い嗅いでる。 甘い、花みたいな。 [ノーズキス。 頬を寄せれば互いの肌が吸い付いて。] 堪らなくなる。 ナカにはいらせて、 [志麻の両脚を持ち上げて腰を浮かせた。 解して少し時間が経った後蕾に太い肉塊を押し当てて みちみちと拓きながら奥を目指す。] (-54) 2023/08/18(Fri) 22:26:22 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻あーーーー…… [声が自然に漏れた。 温泉に浸かった時に出るような、 脳直で出る快楽の声。 こつん、と当たったところで暫く動かずに、 裡が蠢いて律動を促す感触を堪能する。] 志麻、すごい、気持ち悦い。 [片言のような言葉しか出て来ないのが 我ながら可笑しくて笑った。*] (-55) 2023/08/18(Fri) 22:26:40 |
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