【人】 卜占 キファ先陣を切った者のやり方を見て、周りを見て。おずおずと前に進み出る。 昨日ほどは怖くない。血の色や匂い、銃声、五感に訴える死の気配がないから、まだ。 「針……刺すのは、怖えから…… これで……」 色鮮やかなカプセルを一錠、震える指でケースから取り出す。 そしてシェルタンと目線を合わせ、顔に片手を添えて、もう片方の手でカプセルを口に含ませる。 「……っあ、やっぱ無理……!」 喉奥に強く押し込むと、パッと手を離して逃げるように後ろに下がった。 (24) 2021/09/02(Thu) 23:22:03 |
バーナードは、キファが押し込んだ薬をシェルタンが飲み込めるように手助けした。 (a11) 2021/09/02(Thu) 23:25:35 |
【秘】 運び屋 バーナード → 情報屋 ムルイジ「いいじゃん、泣けない人の分まで泣いたって。俺が泣く意味に勝手に他人を乗せようとしているだけだし、タクシーの相乗りみたいなもんって考えればそっちに損はないだろ?」 からからと笑う。タクシーの相乗りと自分の泣く意味を混同しているのはわざとなのだろう。 気にしなくていいと、自分が勝手にそう思うだけなんだと、そういう姿勢。 続くあなたの言葉にも一つ微笑んで、問いかけには何度もこくこく頷いた。 「もちろん。好きなだけ泣きついていいんだろ?ビービー泣き喚いてやる。 ……はは、ムルイジにタオル似合わねえし速やかに奪い取らねえとだ」 少しくすぐったそうに笑ってからお礼を付け足す。あなたを解放して数歩離れた。 /*アタイよ。処刑中に失礼するわ。日付更新も入ったので一旦このあたりで〆に向かいたいのだけどいかがかしら?愛を込めて。 (-15) 2021/09/02(Thu) 23:43:45 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 運び屋 バーナード「相乗りって、アナタねぇ……」 言いかけて、意図に気付く。だからそれ以上拒否も否定もしない。呆れたようなわざとらしい溜息をひとつ吐くだけ。 吐いた息の分、少し胸中が軽くなったような気もする。 「いいわよー、好きなだけ幾らでも泣きなさい。アタシが受け止めてあげるわ。 …ちょっと、どういう意味?全くもう……ちゃんと即座に押し付けてあげるわよ」 離れていく貴方を引き留めはしない。湿ったハンカチを畳み直し、ポケットにはしまわずただ片手に持ち。 「顔、ちゃんと洗いなさいね。塩分でカサカサになっちゃうわよ」 そんなことを付け足して、自分も一歩足を引いた。 /* オネエPLのオネエよ。了解したわ、区切りもいいしそうしましょ!お話付き合ってくれてありがとう、愛してるわ。 (-16) 2021/09/02(Thu) 23:58:34 |
【秘】 システム管理 シトゥラ → 泡沫夢幻 ラサルハグ「や、やあ。来たよ」 ぎこちなく挨拶をしながら入室する。 物言わぬあなたを見て唇を噛みながら、持ってきた籠を机に置く。 「これ、ね。食べるかどうかわからないけど、お……お菓子。お、いしいんだって」 「ね、ねえ君。眠ってるだけなんだろう?」 側に寄り触れた肌は冷たかったけども、抱きしめ頬をすり合わせる。 「お、お茶……お茶会、できなかった。ね。ざんね」 生きている間にしようと交わした約束。 生きている間 生きて 「ねえ、ラサルハグくん。起きて、お茶会だ、お茶会をしよう。ラサルハグくん、ねえ、ねえってば!」 揺すっても起きない。 大粒の涙があなたの服を濡らす。 「お、お茶会できるように、さ。しょ、食事……食事の練習してるから!君と、ラサルハグくんとお茶会!!お茶会する練習!!ねえラサルハグくん、起きよう?起きてよ、ねえ!!!」 初めて恐怖を共有できたあなたの死に、約束を守れなかった悔しさに、シトゥラは泣き続けた。 (-17) 2021/09/03(Fri) 0:07:23 |
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