【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「……好ましく、ね。わざわざ、知りたく無かった。 …詳細は語らない、語る理由も無い」 瞳は、こちらの全てを暴くように見つめてくるから。 あと嫌いなのは嫌いだから嫌いなんだよ。 深い理由なんて要らない、感情がそう告げている。 「…それならあの目隠れ看守……シトゥラのせい。 それからそれを推したテンガン自身も悪い。 ボクが先に死ぬなんて言っといてこのザマ」 真の意味で死んでいればここには来ていない。 自分で死んだところで投票権利や能力施行権利は残っている。 「……………ボクは、今ここで深く傷つけたい訳じゃない。 君の肌に痕を残すって事自体が嫌だからここでいい」 布が全てを邪魔する訳でもない。 ならそれでいい。今までも肌は狙わなかった。 それだけ告げてスタンガンのトリガーを引く。 もしも君が止める瞬間があればそれは叶わないだろうが。 叶った場合にはその様子を横目にカンテラに手を伸ばす。 表情に変化は無い。八つ当たりなどと言いながらもこの程度だ。 (-175) 2022/02/26(Sat) 7:19:30 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア駄々っ子のような言い分はやはり好ましくて。 何せそれはついぞコレが持ち得ぬ嫌悪だから。 「そう。そこまで嫌ってくれてると、逆に愛情表現みたいだよね?」 ついつい寿ぎついでに君を煽ってしまう。 薄いシャツの肩口を示して。何度も繰り返している筈の君には無用であろう助言を。 「ちゃんと痛がるから、安心して? 動けなくなるまで、離してはいけないよ。」 そして。トリガーが引かれたその瞬間だ。 「――――――――ッ!」 人の神経に作用する痛みを受けた叫びを、何と言い表そうか。 兎に角これは、正しく悲鳴を上げただろう。 しなやかな身体が跳ね、支えを失い背から崩れ落ちる。幸いそこはベッドの上だ。 ただ、無数の刃を突き立てられるような痛苦の中でも、コレは意識を失わず。 血色の瞳だけが焦点の向こうで君を見たままだろう。 ぐったりと横たわった身体は暫く自由になるまい。 今なら何だってきっと仕出かせる。 カンテラは君のすぐ傍で、心地好い灯りを点しているだろう。 (-176) 2022/02/26(Sat) 8:35:25 |
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