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【人】 薄荷 アンジュ「あ、いつもいつもご提供ありがとうございます」 自分を含めた薬師ギルドの者たちは薬草や花を自分で採取したり、詳しい専門家から譲ってもらう、買って仕入れることは珍しくない。 森に住まう魔女であれば尚の事、良い材料として活用できるだろうという信頼もありましょう。 「私も育てる方はあまり得意とは言えませんので……その際はまたお声掛けします」 店を開き、定期的に遠征する傍らで薬を作る都合上、育てる時間は難しいしコストもかかる。 料理人が農家に感謝するのと同じで、しかし興味を示す羨望の眼は変わらずに。 ぎこちなく口許は線を結んだ。 (24) 2024/01/27(Sat) 13:12:15 |
【人】 薄荷 アンジュ「ドレス……お食事……ご飯……。オトナって感じがする」 ここではともかく、他所の国ではまだ未成年として扱われる年齢だ。 祝福を受け、こうした祭り煌びやかな服を着て、ちょっとオシャレなお食事とか。 憧れがないわけではないけれど、親睦を深める意図もあるのだろう。 「現に一人は足早に去って行きましたから、咎められることもなさそうなので。自由にして良いのだと思います。 ご飯に行ったり、お散歩したりしても咎められないかと」 自分以上に緊張と不安の面持ちのファリエへと。自分の方は幾分か和らいできたのでそう語り掛けた。 (25) 2024/01/27(Sat) 13:13:23 |
【人】 番犬 グノウ……目も利くか、と瞑目したまま感想を述べる。 「…………いかにも」 「………出自は俺にも分からんがな」 それはシヴァに伝えているように見えて、この場に居る全員に伝えているような言葉だ。不審で不遜な外面の自覚が、せめて判断は公平に行えるよう与えている情報のようでもあった。或いはそこまでを織り込んでいるとするのならば、この遮光眼鏡の男、舌だけではなく頭も回るが……。 「………この身は、生ける鎧(リヴィングデッド)と何も変わらん」 「…………魂の存在の在不在を証明することすら出来ん」 「……木偶に話しているか、生物に話しているか」 「………各々で決めてもらっていい」 鎧の中を反響するような音が響く。 「……男子だろうが、興味は持たぬほうがいいだろうな」 「………この中身に貴殿の期待するような物は入っておらんよ」 「……探って愉しい胎ではないことは確かだ」 何かの駆動音と共に、シヴァにシニカルに言葉を返す。 (26) 2024/01/27(Sat) 13:22:09 |
【念】 薄荷 アンジュ何か準備しておくべきだったかと思ったけど、どうしようか考えて結局時間ギリギリになってしまった。 この街はとても治安が良いとはいえ、犯罪がゼロというわけでもない。 祭りに浮かれた人から自衛できるように最低限の装備だけ仕込んで約束した場所へと赴く。 大通りが見えるこの場所は、入国してからずっと感じていた疑念と不安感を拭ってくれるような感覚がした。 「すみません、カリナさん。少々遅くなりました。 まだ寒いのに、こんな場所で待ち合わせてごめんなさい」 小柄な少女が駆けてくる。自分より少し年上で、先輩で、友人の彼女のもとへ。 ちゃんと会って喋るのは久しい。努めて尾を振る動物のように笑顔を浮かべてあなたを見上げた。 (!1) 2024/01/27(Sat) 13:24:58 |
【秘】 番犬 グノウ → 聖女 リッカ「だって、中身はこんなんだから〜〜〜〜ッッ! 男の子が喜ぶもの入ってないから〜〜〜〜ッ! あっ決めた、中から女の子出せるようにしよう。 身長120cmくらいのロリ少女が不遜な態度と取って、 父親の形見である自動鎧を操縦して戦ってるの、 かなり""有りより有り""じゃない!?」 脳内で地面に倒れ込み。 「どうして俺様ちゃん、中身全オートマタの、 こんなゴテゴテしいワンちゃんにしたのぉぉぉ! 俺様ちゃんこんなのマスコット枠以外無理じゃぁあん! こんなマスコット枠で皆の中にいたら、 小さい女の子からは頼りにされて、 綺麗なお姉さんから安全圏だと思われて、 頼りにされてモテちゃうだけじゃぁ〜〜〜〜ん!!」 (-26) 2024/01/27(Sat) 13:28:21 |
【鳴】 番犬 グノウ七色に緑のディスプレイが光る。 「置物とかにしておくと俺様ちゃん防犯に役立つよ。 人が来たらココとか光って威嚇できるし。 ヒェエ、魔女ホーダイのつもりでいたら、すっごい請求来そう」 顎に太い金属の指をやり。 「そうねぇ、基本祝祭だから"女神の名の下に"って名目ある以上、 派手に得して稼ぐこともできない反面、 売り上げ金額が信仰に紐づくせいで、ケッコーな適正価格で、 詐欺にならないアイテムの売り方してくれること多いからね。 だから珍しく価格交渉もせずに美味しいもの食べれるぜ! 俺様ちゃん食道ないけど! 面白グッズも出るから変な眼鏡とか掛けようぜ魔女ちゃん。 俺様ちゃん目もないけど!!」 タハー! 祭り楽しむ資格ないじゃん俺様ちゃん! 「なので気の合う仲間や、美味しさ共有できる子らといっといで。 コワイお兄さんが出たらいつでもテレパシーで呼ぶんだよ。 ファイト! なんとかなればいいね! って遠くから応援する。 魔女ちゃんはでも、今回お花とか売る方なんかな?」 (=5) 2024/01/27(Sat) 13:41:03 |
【人】 栄枯 プリシラ>>23 ディルク 「嫌よ、勝てないもの。 楽しみたかった花に代えられるものなんてないですし」 合わせた両手をお腹の前に降ろして、困ったように笑う。 言葉選びはやはり、少しの冗談色が滲んではいたが。 「……ふふっ、ごめんなさい。本当に代わりを探して声を掛けてたわけじゃないのは分かってますよ。 だから奢ってもらうのなんて悪いわ!返せるものもないし、どうしてもと言うのならもっといいタイミングにとっておいて頂戴な。食べたい物自体はいくらでもあるんだけど……」 イヤーカフに視線を向けて、それから顔へ。 近づいてきたから目で追っている、その程度の動き。 「ディルクさん、でいいんでしたよね? ちょっとしたら行きましょうか。あたしもお腹空いてるしね」 (27) 2024/01/27(Sat) 14:05:07 |
【秘】 寡黙 エミール → 小悪魔 ロキ/* 打診ありがとうございます。 ランダム神に選ばれたなら受けて立たねばなりませんね。 して、どんな既知関係にしましょうか。 こちらはルフトにほど近い村に住んでいて、買い出しなどでルフトはよく訪れている設定です。 テイマーの力で村周辺の魔獣の類を血を流すことなく追い返したりして暮らしています。 ロキさんは魔獣ではないですからテイムの対象にならない認識です。(人形の魔族をテイムするほど力はない) 希望があれば大体何でもお受けする所存ですが、いかがでしょうか? (-28) 2024/01/27(Sat) 14:14:38 |
【人】 栄枯 プリシラ「こういう畏まった場所に集められると、 何だか変に行動を起こしづらいことありますよね」 でも神官様のお話は済んだしやっぱり大丈夫そう。 「男前と可愛い子から、 悪魔に動く鎧まで……聖女様も随分多趣味だこと。 あたしもそうやって色んな人集めてみたいなあ」 「それこそ、いつだってパーティが出来ちゃう!」 (28) 2024/01/27(Sat) 14:14:50 |
【人】 仕立て屋 エリー「前に頼まれた面倒な特注品みたいなの以外ならね」 肩を竦めて、シヴァを見やる。 「これでももう、一国一城の主なもんで。 よければみんな、僕の城……って言うには小さいけど、お店に来て欲しいな」 カリナに視線を向けてから。 「専門じゃないけど、装飾品も売ってるしさ」 (30) 2024/01/27(Sat) 14:25:56 |
【鳴】 栄枯 プリシラ「あなたって案外荒事が得意じゃないんですか? 魔女放題、踏み倒すつもりでかかってらっしゃいな」 頑丈さをウリにしているけれど、 根はちょっと柔らかいのかしら(オブラート)。 やるときはやってくれると陰ながら信じています。 「よかった。聖女様の手前、阿漕な商売はできないものね。 食事は最悪お祭り価格と思えばいいとして、 掘り出し物のアイテムや武具が割高だったら…… お財布と相談する回数が増えちゃう。よくないわ。 えー、ギャップっていうのもあるから、 乗せてみるだけでも面白くなったりするかもよ。 買ってきたら試しちゃう。物は試し」 もし似合いそうなものがあれば、 話を思い出して買ってきちゃうかもしれない。 食べたものの話だって聞いてくれるならするつもり。 「ん−、完全にお客さんの気分で来ていまーす。 その気になれば即興でお店は開けるけど。 ほら、お祭りの時期だけ咲く花とかあるわけじゃなし、 あたしの商売は別にいつでもいい気がして」 (=6) 2024/01/27(Sat) 14:43:33 |
シヴァは、面倒な特注品みたいなの、の言葉にあっはっは。 (a5) 2024/01/27(Sat) 14:49:08 |
【人】 飄乎 シヴァ「あ〜ダーレンの旦那な、悪い人じゃねェンよ。 態度悪くても根っこはお人好しぃ〜」 足早に立ち去った一人の話題に、にゃははと苦笑しつつ。 「そうそ、全然自由にしててオッケーよ。 デートでもなんでもいってらっしゃ〜い! 俺ちゃんも出店あるあたりうろつくかァ〜?」 ふら〜と立ち去ろうとしたところにビッグニュースが聞こえ、勢いよく振り返った。 「ってエリーまぁ〜〜じでェっ!!!?!? そりゃおめでとさ〜〜ん!!! 後で酒でも持ってくワ、てか飲むようになったァ?」 (32) 2024/01/27(Sat) 14:50:47 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「遺跡探索で鍵になっていたから装備したけど踏破したら 呪いの品にジョブチェンジしたでござるって感じ」 説明はサラサラ、ひと息でつけられた。こんな軽いノリでいるが、腕輪の効果でまず目につくのは死の呪いである。心配するのも当然である。 魂をじわじわと削り、消失させる呪いだ。精神力が低下し情緒不安定になり、末期には発狂する。その他にも詳細の隠匿された、よくわからない『××の加護』というのもあった。 「不可抗力は不可抗力じゃねェ〜…? いやすまんて。 我が生前積み上げた財を手に入れる輩、 タダでは帰さんぞみたいなのに引っ掛かりましたァ〜」 「言うてま〜〜ぁどうにでもなりますよ! なんとかなって来たし、なんとかして来たし?」 彼も鑑定スキルは持っている。呪いの内容を知らないなんてことはないだろう。恐らく己自身以外の目も通して確認までしているはずだ。 その上でこの、あっけらかんとしたお気楽ムード。どれくらいの間装備してしまっているのかは知れないが、魂が削れているらしい気配はほとんどないと言っていい。 (-29) 2024/01/27(Sat) 15:22:09 |
【人】 遊蕩 ディルク>>27 プリシラ 「可憐な花にはそれぞれの輝きがあるからね。 そこに咲く一本だけに目を奪われるような僕じゃない」 代わりではないと伝える言葉ではあるものの、告げる言葉は男の軽い性格を表しているためあまり宜しいものではない。 謝罪も悪いと思う心も不要だと感じても可笑しくない程に。 「食事に付き合ってくれるだけで僕にとっては十分だが。 無理やりにとは言わないから、そうだね」 今日ではない次にそうさせていただくとしようか。 あるかも分からない次を勝手に楽しみとして、 名と貴女の言葉に頷き、こちらへの視線へは笑顔を向ける。 食事のタイミングは貴女に合わせた適当な時間。 ここにいる間に食べたいものが何かも問いかけて。 (33) 2024/01/27(Sat) 15:46:50 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン「わっぷ、…男にも女にも知己の仲にも初対面の奴にも やるモンじゃねェよ兄貴〜〜って、 えっっ??? 今俺ちゃんしか目に入らなかったって言われた?? 言ってねェね、ハァ〜イ」 顔面に受けることとなった煙を払い、今更の自己紹介云々の揚げ足を取って大袈裟に騒いで勝手に完結した。懐かしいノリかもしれない。 「や〜〜俺ちゃんとは確かに要らんけどサ、 他の人のは聞いてて損はなかったンじゃね? ちょっとの情報も宝じゃんよ俺ちゃんらの界隈」 「兄貴どこ行くとこだったァ? 急ぎの用なかったら飲みにでも行かね?」 彼は密談用のマジックアイテムを持っている。範囲内の者の話す内容が、外から意識されなくなるタイプの品。 音としては聞こえているはずなのに、意味のある語として認識されなくなるのだ。 程々に昔から持っており、「兄貴今俺ちゃんなんて言ってたかわかったァ〜〜??」なんてやりとりをしたこともあるだろう。 あなたは彼の誘いに乗ってもいいし、断ってしまっても構わない。 (-31) 2024/01/27(Sat) 15:54:07 |
【鳴】 番犬 グノウ「エエ〜ッやだやだ、荒事を抑え込むのは得意だけど、 自分が荒事を起こすのは向いてないし、 嗜虐よりも被虐に興味がある星の下に生まれたから、 俺様ちゃんカワイコには踏み倒すより 踏み倒された方が興奮するしさ〜」 これは倫理や信念ではなく性癖の問題です。 「オウイエだったら俺様ちゃんに似合う装飾探すってクエスト 個人的に依頼しちゃおっかな! 魔女ちゃんはクエストを受注した」 脳内でズビシ、と両手で指さし。 「このタイミングでしか来ないような冒険者もいるし、 奇縁が結ばれるかもしれないしね、 人生一度きりだから悔いなくやらないと、 何が起こるかわかんないからね!チャオ!」 (=7) 2024/01/27(Sat) 16:00:06 |
【秘】 番犬 グノウ → 聖女 リッカ「なっっっっっ!!!?!?💢💢💢💢💢 魔女(プリシラ)ちゃんがデーーートに!!!💢💢💢💢 お父さんそんなこと認めた覚えないですけど!? ちょっと! ちょっと女神様!!? 可憐な花持ち帰られそうなんですけど!!!!💢💢💢 あっ、痣光りそう!俺様ちゃん痣光りそうもう!! えっ、なんだい魔女ちゃん、 お父さんの匂いがつくから 洗濯物を一緒の国内で洗わないでほしい? えっ、反抗期? 俺様ちゃんなんか生まれてから今までずっと思春期なのに?」 (-34) 2024/01/27(Sat) 16:04:50 |
【人】 番犬 グノウ>>31 シヴァ 「………そうか」 人として扱われることと造物として扱われることに感覚として差はないらしく、抑揚のない言葉が返る。周りを周られていても触れられていてもさして気にしないのは、己の身体の頑強さへの信望か、或いは自己保身に頓着がないかのどちらかだろう。 痣は獣を模した顎の下に存在する。故に参加者であることは明白ではある。一通り喋り離れていくシヴァを見ながら再び瞑目する。 「……………不思議な男だ」 何より、その自由な振る舞いをもってしても、他人に嫌気を抱かせないことが。過去に逢った誰よりも、造物に"不思議"という理解をさせた。 (34) 2024/01/27(Sat) 16:16:23 |
【人】 仕立て屋 エリー「飲まないよ。仕事に影響出るし。 まぁでも、スタッフに振る舞うから持ってきてくれるのは嬉しいな。 いつでもおいで。もちろん、シヴァ以外のみんなもね」 ひらひら、手を適当に振ってシヴァを見送る。 そして、教会に残る面々を見回した。特に意味もなく。 (35) 2024/01/27(Sat) 16:27:44 |
シヴァは、「スタッフゥ????」と一通り驚きといくらかの反応を返してから、ひらひら、手を振り返し立ち去った。 (a6) 2024/01/27(Sat) 16:37:11 |
シヴァは、この直後には出店に行かなかった。 (a7) 2024/01/27(Sat) 16:37:19 |
【人】 白昼夢 ファリエ「…………ええと。それは悪魔の囁きではなく?」 ロキと名乗る少女を訝し気にみつめた。 見た目も言動もどうにも信用ならない。 悪魔なんて見たことがない。 死ぬまでに関わることも無いと思っていた。 「でもお咎めがないのなら」 アンジュの言葉と実例のお蔭で多少強張った肩が下りる。 自分よりもずっと若そうな少女に気遣われるとは。 普段は子供を相手にしているからこそ微妙な情けなさ。 「私も気張らないで良い、んですよね」 確かに孤児院という狭い世界の外を窓から眺めるだけでない。 きっとこれきりならば、魔法にかけられても。 祝福のかたちが贈り物だと思えるように。 (36) 2024/01/27(Sat) 16:44:38 |
【独】 飄乎 シヴァ/* そういやお前は痣どこだろうな。見当たらないからで推定古びた腕輪の下とか? そうじゃなかったらそこのお喋りな舌。んべ。舌でいい気がしてきた。何を思って聖女様はここに痣つけたんよ、正直におなりの暗示ぃ?みたいに思ってる。 (-38) 2024/01/27(Sat) 16:53:07 |
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