【人】 かれがれ ユメカワ【図書室】 >>29 ネコジマ 音楽室と理科室がある階の、一つ下の階まで。 一段、一段、もう一段。上っていくたびに、 古くなって傷んだ木材がぎいぎい音を立てる。 そんな、いかにも、といった階段を上りきり 続く廊下を少し行って、入った先は図書室。 戸を開ければ古びた紙のにおいと、かび臭さがお出迎え。 「…流石に、もう読めな──あ。」 ぱ、と離れた手。後退って離れた一歩。 本棚に残された背表紙から傍らへ視線を移せば、 なんとなくきまりが悪いような表情が見えた気がして。 「いたくないよ。大丈夫 稔が嫌じゃなかったら、手、繋いでてほしいな」 「寂しいから」 嫌だったら嫌でいいから、一歩分の距離はそのまま。 からっぽになってしまった片手だけ差し出した。 (34) 2022/07/03(Sun) 0:08:12 |
【人】 元弓道 マユミ>>【職員室】 >>30 「校長室って全然縁がないから、ピンとこないんですよね。 ふっかふかでくるくる回る校長先生専用のソファがあることくらいしか知りません」 自分の興味あるものしか目に映らない少女の頭では、校長室に何があるかすぐにパッと出てこないようだった。 呼ばれる頃には片付けも粗方終わったのか、まとめたガラスをちりとりで集め、蜘蛛の巣の張ったゴミ箱にざばーっと流してすぐにやって来た。 「お。お手柄ですね梢。流石です。イケメン度が更に増しましたよ。どれどれ……」 名簿をひょこっと覗き込む。知っている名前はすぐに…… 見つからなかった。 ▽ (35) 2022/07/03(Sun) 0:10:12 |
【人】 チャラ男 ウラミチ「おっ、写真いいじゃん」 グループラインに送られてきた写真をポチポチ確認している。 スマホの画面を見ながら歩いているので前を見ていない。 (38) 2022/07/03(Sun) 0:20:51 |
【人】 奔放 クリス>>32 【理科室】 ライカ 「全く……、あてにしてみればこれだ」 やれやれ、とばかりに先程の言動はなかったとばかりに肩をすくめながら首を振る。 ため息を大きくついて。さて、現状に適応させよう。 「理科室ねえ……」 「人体模型の話はまぁよく見るが。後は、薬品を被ってしまった生徒の話等も見られるね」 鼻を利かせる、この時代にもまだ残ってるなんてよっぽど。 残っているという事は、問題にならない範囲に置いての薬品という事だ。精々アルコールランプ等か。 それもまた、問題といえば問題だろうが。 「昔は緩かったのだろうかね、硫酸やら」 机に取り付けられてる蛇口をなんのけなしに回せば、当然それに変化はない。 ……さて。 「流石にここでなら。何か写すのか、それは」 カメラとは事実を映す機械である。 (39) 2022/07/03(Sun) 0:22:27 |
陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。 2022/07/03(Sun) 0:27:03 |
ネコジマは、ほんのちょっと背伸びして、夢川が視界に入れる文字を同じくして覗いている。 (a19) 2022/07/03(Sun) 0:28:45 |
【赤】 かれがれ ユメカワ「そうだね」 教室の戸を後ろ手に閉めて、 まるで幼子にでもするような、青年への仕草をぼうっと見ている。 友人の身に何かが起きている事は明白だというのに、 それについて問い質そうとする気なんてさらさら無いようだった。 「俺がこうなったのも最近の事みたい。 牧夫兄が連れて行きやすそうなのもそう 警戒心無いもんね」 警戒心が無い、というのはまあ主観的な評価でしかないのだけど。 平然と、いくつかこたえを返してから、少し考える。 「在校生。じゃあ、俺達よりずっと上なんだ。 ……俺からもひとつ聞いていい?梢ちゃんはさ、」 「皆を連れて行って、どうするの」 (*4) 2022/07/03(Sun) 0:31:48 |
【人】 元弓道 マユミ>>【職員室】>>41 「超えました超えました。大気圏突破も秒読みですよ」 息をするように適当を言いつつ──半分本気なのは、彼女に対する信頼からだろう。 周りが何を言おうと 「行きましょう行きましょう!目指すは全エリア制覇ですからね! 主事室ですか、馴染みがありませんね〜。用務員さんのお部屋ですよね?そちらもそちらで面白そうなものがありそうでワクワクしますね」 頷き、示された方へ歩き出す。 その際掃除に使った箒も持っていくことにした。気分は剣を得た勇者だ。 (42) 2022/07/03(Sun) 0:46:20 |
【赤】 陽葉 シロマ「心配しなくても、酷いことするつもりなんて無いよ」 まるでこの行いが酷いこと≠ナは無い風に告げて微笑んだ。 「……私ね、先生になりたかったんだ」 目を伏せた少女は語る。 「 でも生徒がいなくちゃ、先生はできないだろう? 」だから攫った。只其れだけ。 その精神性は、当時のまま育っていない。 (*5) 2022/07/03(Sun) 0:48:47 |
【神】 元弓道 マユミ*画像が送信されました* 載っていたのは土間箒。 『勇者の武器を手に入れました。名前募集中です』 『拙と梢は職員室を漁ったので、主事室から校長室に行く予定ですよ。職員室には生徒や職員の名簿がありました』 そんな報告も一緒に添える。 (G4) 2022/07/03(Sun) 0:51:30 |
【人】 陽葉 シロマ>>【職員室】>>42 「ああ、そうそう。用務員さんの部屋だ。 昔は主事さんが寝泊りしてたっておばあちゃんが……」 祖母の話を嬉々として語りながら、畳の敷かれた主事室を少し迷ってから土足で上がる。 とっくに砂埃だらけだ。靴を脱いだら靴下が真っ黒になってしまうだろう。 鍵を入れるなら恐らくここだ、と目星を付けて机の引き出しに手をかける。 机の一番上の引き出しが、施錠されている。もしくは何かが引っかかっている。 勿論、強硬手段に出ても良いだろう。 「……」 どうする?と言いたげな視線を貴方に向けた。 『これ以上の遠回りは流石にちょっと面倒だよね』という顔でもある。 (43) 2022/07/03(Sun) 1:07:57 |
【人】 憂愁 ライカ>>36【理科室】クリス 「さて………、」 仕切り直し。 こほん、とひとつ咳払い。 「肩透かし喰らって終わりそーですけど、 一応色々撮ってみる?」 朽ちかけた棚をがたがた開けば、 片付け損ねたか放置されたか──アルコールランプ、何かの薬品瓶を少々──が顔を見せる。 眉をひそめれば、そちらもレンズ越しの画面に収めてみた。 ──動く人体模型。 ──薬品の誤用。 「理科室って言えばそんくらいですよね? センパイ、ちょっとそれと並んでみてよ。 ツーショット撮ってあげまーす。」 ほらほら、と人の形をしたそれへレンズを構えて 枠へと収まるように、詰めろとハンドサイン。 君がそれに従うのならば ライカは無理やり君WたちWを被写体としてシャッターを切るだろう。悪ふざけだ。 (45) 2022/07/03(Sun) 1:10:47 |
【人】 元弓道 マユミ>>【職員室】>>43 「学校に寝泊まり!何それ楽しそうじゃないですか。拙もやりたいですよ〜!」 少女にとっては仕事であっても煌めくものに感じたらしい。きっと青い頭の中では非日常的な空間を好きに歩き回り、慣れぬ布団にくるまる体験にはしゃぐ少女を思い描いている頃だ。 「それにしても梢の婆さまは学校のことも教えてくれたんですね。拙の爺さまも昔話はしてくれましたが、己の武勇伝が多かったのでそういった雑学はあまりなく」 嬉しそうでよかったと内心思いつつ、出くわしたのは二人の道を阻む(勝手に思い込んでるだけ)障害。 「梢、拙におまかせを。危ないですから下がってもらえます?」 ガタガタ鳴るだけの取手を両手で握り。片方の足を上げて机を押さえつけ。 「正攻法で突破しますッッッ!!!」 思い切り力任せに引っ張った──! (46) 2022/07/03(Sun) 1:22:40 |
マユミは、 バキッッッ!!! (a20) 2022/07/03(Sun) 1:23:26 |
【人】 かれがれ ユメカワ【図書室】 >>40 ネコジマ 「えぇ、もしかして読めそうなの探すの?この中から? 自慢じゃないけど頑張るのは苦手だよ、俺」 言い草こそ異議を唱えるようなものだけど、 視線は懐中電灯で照らされた先に戻して、読めそうな本を探す。 何せ他にする事も無いのだから仕方ない、し。 「まあ、誤差っていうか。何なら若干お釣りが来るかもだし それに免じて本持って捲る担当の夢川になってあげようかな」 日没後とはいえ、あまりべたべたとしたくはない気温だろう。 それでもこうして寂しさを埋めてくれる事は嬉しくて。 それに、もう少しこのままで居る口実としては、悪くない。 (47) 2022/07/03(Sun) 1:23:27 |
ユメカワは、ネコジマの手の甲を指先でちょいちょい何度か撫でてから。 (a21) 2022/07/03(Sun) 1:23:50 |
ユメカワは、しょうがないからちょっとだけ頑張る事にした。 (a22) 2022/07/03(Sun) 1:23:56 |
【人】 チャラ男 ウラミチスマホを見て歩いていたらいつの間にかはぐれてしまっていた 「アイツら何処いったんだよ…… つーかみんなよくこんなきみわりーとこ探検できるわ、引くわ」 廊下でしゃがみこみ、送られてくる画像を見つめている。 周りを見回したが何もいない。 (50) 2022/07/03(Sun) 1:33:30 |
【赤】 かれがれ ユメカワ「ああ、うん。大丈夫。 何か悪い事するんじゃないかって心配してるわけじゃなくて。 俺から皆を取るんじゃなければ、何だっていいよ」 あなたが何か"酷いこと"をするような人ではないという事は 青年に対する所作を見ればわかると言わんばかり。 事実それは"酷いこと"ではないのだ。両者の間に限っては。 「俺は寂しいのは嫌。誰もこっちを見てくれないのが嫌。 だから梢ちゃんの──先生の学校から、除け者にされないなら」 「これからも皆で一緒に居られるなら。 俺は君が先生になる手伝いをしたっていいくらい。 だってそれは俺にとって、歓迎するべき素晴らしい事なんだ」 子どもじみた我儘で、子どもじみた願望を抱いている。 これは大人になる前に終わってしまったものだから、 大人になれずに居る少女の夢を否定するはずもない。 (*6) 2022/07/03(Sun) 2:16:22 |
【人】 友達 ネコジマ【図書室】 >>47>>48 ユメカワ こういうの見に来たんじゃねぇんすか、とか。 猫島もがんばるのは嫌です、とか。 一々文句のような言葉が返るが、彼に慣れた人間であれば、 テンポよく言葉を返している時の彼がゴキゲンなことを知っている。 元々そんなにべたべたする気質じゃないはずなのに、 こうしてサービスをしてくれる程度には、変わらない距離を喜んでいるのだ。 「……? 読んじゃいけねぇのに置いてるんです? 変なの」 赤字の禁だけで考えての発言。どうやら“持ち出し禁止”の カッコいい言い方にピンとこなかったらしい。 猫島は本とはあまり仲が良くない。 (51) 2022/07/03(Sun) 9:08:23 |
ネコジマは、開いてちょうだいとでも言うように、「ん」と呟いた。 (a23) 2022/07/03(Sun) 9:08:30 |
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