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アルレシャは、ポルクスは文字が読めないのにシトゥラより機械が使えるんだなぁ…と思った。 (a167) 2022/02/12(Sat) 2:25:50 |
【人】 衝撃波 ポルクスギターケースから獲物を取り出す。ピックもちゃんとあるな? よしよし。 アンプは自身の傍に寄り添う形で設置、ギターへと繋げて。 手を高く掲げた。やがてそれはギターへと落ちて。 鳴り響くのは、どこまでも酷く穏やかなFの音。 「…………ああ、」 この揺れ、響き、振動。 求めていた物がここにある。焦がれていた物がここにある。 押し込めていた心臓の音も、これで少しは報われるだろうか。 「やるか――――」 (439) 2022/02/12(Sat) 2:29:28 |
【人】 衝撃波 ポルクス「――揺れる機械のクラクション」 意味のないタイトルコールと共に音をかき鳴らす。 ギターは、いや音は、振動は、猛る。 ロック調の曲に共鳴するよう小さな身体でギターを大きく振るって。 大音響、それでも 酷く正確に確実に奏でられる それら。「 ちょっと触れただけで破裂する センチメンタルな徒労感 そこに 響き揺れるクラクション 置いていかれたアンニュイな感じ 見ないでいて――――♪ 」 音も、音量も、音階も、 全てが美しいまでに完璧だ。 騒音というわけではない。この男の大声に比べれば。 普通のライブ会場にいるのと同じくらいの音響。 ……それでも、此処にいる者なら感じるかもしれない。 空を切るような風圧と、心臓を揺るがすような大きな揺れに。 (441) 2022/02/12(Sat) 2:41:06 |
【人】 衝撃波 ポルクス地面を蹴る。揺れが起こる。 ギターを鳴らす。揺れが起こる。 「 ぐる ぐる ぐる 変わらないでいてくれたのは くる くる くる 傍にある壊れた機械だけ――――♪ から から から 急ぎ足でも間に合わない なら なら なら この動きで壊してみせて――――♪ 」 ああ、今でも覚えているよ。壊れたお前を抱えて駆け抜けたあの日々を。 俺の手物から離れてしまってもずっと恋焦がれていた振動を感じる。 鼓動を感じる。 生きていると感じる。 (442) 2022/02/12(Sat) 2:47:13 |
【人】 白昼夢 アルレシャーーーまず、動悸と勘違いをした。 心臓が揺れることなんて普段はほぼないに等しい。 音楽の良し悪しを、実はよく知らない。 芸術について、評価するほど詳しくはない。 騒音を気にする彼がよもやドア付近で演奏はするまい、だからおそらく一番遠い入り口付近。 それでもここまで、風圧は届いた。 何も言わず、邪魔することなく。 見て、聞いている。それだけだ。 (443) 2022/02/12(Sat) 2:47:44 |
【人】 衝撃波 ポルクス「 限りなく 強く 全身で 高く 色を付ける だから 際限なく 強く 全霊で 高く 色を付ける そして――――♪ 」 なあ、俺はさ、お前の振動が一番好きだよ。 お前と共に振動を奏でるこの時間が一番好きだ。 なあ、なんで俺の手物から離れていったんだ? お前と共に振動を奏でていないとまるで死んでいるみたいだ。 檻の中じゃ、お前には触れないんだ。 どうして俺を見捨てたんだ…… 「 つなぎ合わせた色とりどりの線と音で 揺れる機械の その名はクラクション――――……♪ 」 歌と音が振動を生む。揺れを起こす。空を切る。 地面を蹴る。かき鳴らす。笑った顔は、それでも。 満足出来やしねェ。 (444) 2022/02/12(Sat) 2:59:29 |
【人】 衝撃波 ポルクス程なくして音は鳴り止むだろう。 それと時を同じくして、空を切る風圧も、揺れも収まるはずだ。 「……はあ、は、あ……、……ははっ……久々だから身体、鈍ってるかもしんねー……」 演奏は終わりだ。そう言わんばかりにギターをぎゅっと抱えて立ち尽くす。 練習なんて観客に聞かせるもんでもねえなと、苦く笑いながら。 (445) 2022/02/12(Sat) 3:05:35 |
【独】 磑風舂雨 バーナード/* ポルクスかっこいいー!!!ありがとう!!!!タイミング的に見に行けなかったけどPLはちゃんと見ていたわ!ありがとうね……大好きよ…… (-570) 2022/02/12(Sat) 3:09:54 |
【人】 人形師 シェルタン壁際で、ステージに立ち"生きる"男の奏でる演奏を聴いている。 路上演奏程度ならよく聞いたものだが、自らの知るそれとは大きく違うと感じた。 心を揺さぶられる様な音楽。それは比喩では無く実際にこの身に起きている事象。 ドア付近にいる看守様程では無いとはいえ、この場所も十分に離れた位置だろう。 それでも風圧を受ける。再現されたのは室内であるのに、屋外にでも居るかの様に。 この舞台の主役の姿を、美しくすら思う叫びを、唯じっと見て、聴いて。 演奏が終われば、控えめに拍手を送るだろうか。 (446) 2022/02/12(Sat) 3:12:54 |
【人】 白昼夢 アルレシャ風圧が止まったのをまず認識した。心臓はそのあと。 評する言葉も感覚も持ち合わせていなかったが。 「……悪くないなぁ」 心臓が揺れるというのも、悪くはない。 ぽつりと呟いた。奏者の彼に届く距離かは分からない。 「お疲れ様。まぁ、無礼講は始まったばかりだしね」 続いた言葉はちゃんと届く声量で。 鈍ってるなら、慣らせばいい。時間は、……たっぷりあるとは言えないのだが。 (447) 2022/02/12(Sat) 3:13:19 |
ナフは、中継があったなら、その音に興味深げに目を細めていただろう。 (a168) 2022/02/12(Sat) 3:23:24 |
【人】 従者 ムルイジ大きな音が得意でないはずの自分が。 こんなに振動を、風圧を感じて心地良さを感じるものなのか。 音楽に触れる機会も無かった身には酷く新鮮で。 終わってしまうのが名残り惜しいと認識した頃、自然と笑んでいるのを感じた。 「…素敵でした」 たった一言と、拍手をあなたへ。 (448) 2022/02/12(Sat) 3:24:31 |
【秘】 人形師 シェルタン → 壮図千万 ラサルハグ「昔から……ね。成程。 一体どの様な経歴を辿ってこの檻に来たのか。いずれそれも、お聞かせ願いたい所だ」 引かれた手にも、ただじっと視線を送るまま。 人形師もまた随分と、気を良くした様子だ。 提案には肯定の意を返し、そして。 「――感謝致しますよ。」 お礼代わりの情報には、口角を更に上げてから――去っていく君を見送った。 (-571) 2022/02/12(Sat) 3:26:55 |
【人】 衝撃波 ポルクス「……………、!」 響く拍手、控えめな音でも聞き逃しやしない。 悪くないの言葉も、素敵でしたの言葉もしっかりと届いた。 その音と言葉にやっと、男は満足そうに無邪気に笑って。 例えこの振動と共に過ごせる時間が少なかったとしても。 終わるまではずっと、離しやしないさと。 そして観客にすることと言えば…… 「Thanks!!!!」 「愛してるぜ羽虫共ーーーー〜〜〜〜〜ッ♪」 なんて、ライブ会場のような演出で挨拶をする。 もちもん騒音のような大音響ではなく、普通の音響でね。 (449) 2022/02/12(Sat) 3:27:48 |
【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 磑風舂雨 バーナード「うん?随分と不思議なことを言うねバーナード。いや、マスターって呼ぼうか?まあ俺はどっちでもいいんだが。」 意図的に貴方の頭の後ろで縫い留められたような厳重な手錠型の拘束具を解かないまま、淡々とした声色でそう返答する。貴方がラサルハグに着けて、一度回収した『それ』も首にはめられている事だろう。 無彩に近い部屋に、ただ異常な程に目を惹く 『赤』 を体現した男が一人。その赤と、異常に仕込んだ悪趣味な──最も、貴方も使っ“た”側なら幾らでもあるかもしれないが── 貴方の上だの横だの下だのに転がる道具が、この色のなかった部屋の空気も貴方も、何もかもを『異質』に塗り潰した。 手酷く複数回強姦した後、数回意識を飛ばす程には何一つ情け容赦はなかった。その上でまだ、“この程度でいいか”とラサルハグが判断した回に限って、貴方の意識が残っていたのは、さて貴方にとって幸か不幸か。 「あはは! “他人のケツでシコってた” なんて、まさか君の口から出るとは思えなかったよ。俺はそういうお決まりの台詞、むしろ興奮しちゃうが──うん。ま、あえて言っておいてあげよう。不本意だった君の被害者の代わりにね」「──“どの口が。どの口で、その台詞を?” とさ。」普段無彩の部屋では常にあった敬語がない。丁寧語ですらない。その癖、この言い方で『心底馬鹿にした』と言う声色でも全くない。ただただ純粋に、本音を── こんな仕打ちを一切の躊躇をしない人間だった癖に、 貴方へ投げる声色と視線に含まれた好意と期待は“前と変わらない” ようにしか聞こえない。「で、気分はどうだい?ああ、紅茶の味の気分は?」 演技、と言うようには違和感があり、無理やり例えるなら──自然体、だろうか。貴方の部屋のやや離れた紅茶でも飲むような机と椅子に座って両肘をついて手を組みながら、貴方の様子を観察している。最も、貴方の従者であった時間はそう短くはない。これが自然体と見えたとして、それを貴方がどう思うかまでは、不明だが。 (-572) 2022/02/12(Sat) 3:29:49 |
ポルクスは、ギターをぎゅっした。満足気。 (a169) 2022/02/12(Sat) 3:35:37 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「はいはーい、じゃあ、他に何にもなければ片付けるよ! 使い終わったらちゃんとフィールド戻して、機材の電源は落としてねー」 なんて声をかけて、お片付けを促そう。 ちゃんと終わったら、皆がトレーニングルームを出るのを見送るはずだ。 自分は残ったまま。 (450) 2022/02/12(Sat) 3:43:08 |
【人】 従者 ムルイジ「はい、アルレシャ様」 素直に返事をすれば片付けに参加して。 見送ってくれる貴方様にいつものように礼をしてから立ち去ろうとするだろう。 (451) 2022/02/12(Sat) 3:49:16 |
【人】 人形師 シェルタン「……ええ、ええ。 良い物を聞かせていただきました」 満足げな演奏者に言葉を送り、次いで掛けられた声に返す。 「ああ、此方は特に何も。 後に疑問点が出て来たなら、その際はまたお尋ねしますね。アルレシャ様」 お陰で良く眠れそうだ、と。 訪れた時よりも機嫌が良さそうに、部屋を後にした。 (452) 2022/02/12(Sat) 3:51:06 |
【秘】 従者 ムルイジ → 白昼夢 アルレシャ「……アルレシャ様は戻られないのですか?」 立ち去る間際、そう声を掛けてしまったのは純粋な好奇心からだ。 看守が何をしようと普段ならば何も言うべきでは無いけれど、今は宴だから。 (-574) 2022/02/12(Sat) 3:52:55 |
【人】 衝撃波 ポルクス「はぁい!!!!」 素直なお返事です。 操作盤までいってポチポチ……文字は読めないがトレーニングルームっぽいやつの位置は覚えた。言われた通りにフィールドを戻し、機材の電源を落として。 「…………アンタは出ないの?」 出る前に、少しだけ気になって足を止めた。 (453) 2022/02/12(Sat) 3:52:57 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 従者 ムルイジ「……運動不足、は解消されてないからねぇ」 問われた言葉に対しては、しれっとそんなことを言った。 深く聞かれない限りは、それ以上を紡ぐ気もない様子だ。 (-575) 2022/02/12(Sat) 3:55:12 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「うんうん、分からないことがあればいつでも聞くといいよ。僕じゃなくても看守なら誰でもだし、今日覚えたことを他の子に教えてあげてもいい」 去り行く面々を、見送り、見送り。 止まった足を見、少しだけ上にあるポルクスの目を見上げて。 「運動不足、まだ解消されてないからねぇ僕。 太っちゃうのやだし、寝る前に少し運動しようかなって」 (454) 2022/02/12(Sat) 3:57:40 |
【人】 衝撃波 ポルクス「…………、運動不足? ンン、なるほど」 何するんだろう。ちょっと気になったけれど邪魔しちゃ悪いかな、そう考えたからこれ以上は何も追及はしない。 ギターをよいしょ、と背負い直しながら。 「…………おやすみ!」 挨拶をして、今度こそ去って行くだろう。 (456) 2022/02/12(Sat) 4:04:24 |
ポルクスは、人が聞いてくれて楽しかった! (a170) 2022/02/12(Sat) 4:05:15 |
【秘】 後方支援担当 レヴァティ → 磑風舂雨 バーナード 貴方の胸中に渦巻く苦々しさも、途方に暮れる様子も、僅かに返ってきた舌打ちも、アンドロイドはまるで気にしない。 (思ったより、深刻そうですね) 気にしないが──その様子から貴方がどのような状況にあるのか、知識をかき集めて推測することなら出来る。 「何って、抱擁ですよ。ハグって言い換えればいいですか?」 肩にかけているだけの上着は邪魔なので掴んでベッドの隅に放り捨てた。 ずいと体を寄せて貴方との距離を詰めると、腕を伸ばして貴方の肩へと回し、そのまま自分の方へと引き寄せる。 「楽にしていてくださいね。俺の肩に顔を埋めて、眠るようにしてもらっても構いませんので」 貴方に触れる被造物は『限りなく人間に近く』を目標に造られた。人の体温と同じ温もりを保ったヒトガタが、貴方を包もうとする。 「『ハグをすることでストレスが軽減される』、なんて聞いたことありませんか? あれ、一応きちんとした理由があるんですよ。脳の下垂体後葉から放出されるオキシトシンと呼ばれる成分があり、それが……。 …………いえ、その説明は後にしましょうか。それではカウント始めますねー」 やる事は言葉通り抱きしめるだけだ。途中で抵抗したり暴れたりすれば素直に中断するだろう。 (-576) 2022/02/12(Sat) 4:06:31 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「はぁい、おやすみ」 問われないならそれ以上は言わない。 挨拶にはしっかり返す。 楽しそうでよかったな、などと思いながら去っていく姿を見送った。 (457) 2022/02/12(Sat) 4:06:46 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 磑風舂雨 バーナード「君の手が広いのは知っていたけどさ……流石にそれは吃驚。 え、殆どってことは一応味見してないのいるの? どれ? 他に美味しかったのいる?良く啼いてくれそうなのとかさ。」 何とも最悪の情報交換要求。 「しかし、そう……従順すぎて飽きた、ね。 アレ を参加させたことってあったっけ?」少なくとも話題の人物とこの看守が同時に無礼講に参加したことは多分ないのだけど。 「存外、この遊びで君が気に入る新しい味が出てくるかもよ?」 ぺろ、と小さく己の唇を舐める仕草。 「だって君、オレのことも結構好きでしょ?」 アレ 、ちょっと同類の気配を感じるんだよね、と。確信というよりは随分と適当な口ぶりで付け加えた。 (-577) 2022/02/12(Sat) 4:18:08 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 壮図千万 ラサルハグその返答にわずかに眉を寄せる。 「詩的な表現は得意ではない。飽きた……と言えなくもないか。新しい事は探している。ここでなら……」 一旦言葉を切り、そちらへ近寄る。 「理解できるよう努めよう。こちらの端末にはデータが残らないほうがいいんじゃないか。見せて貰えるか。 ……ここでなら、俺が思いつかないような悪事も学べるだろう。わざわざ集めてくれているのだから」 (-578) 2022/02/12(Sat) 4:26:06 |
アルレシャは、トレーニングルームの扉を閉じた。施錠はできないものの。 (a171) 2022/02/12(Sat) 4:29:53 |
【独】 衝撃波 ポルクス「…………クラクション」 自分の獲物。手物。 手の元から失われたもうひとつの命。 「クラクションに会いたいな。 ……取り上げられたままなのかなあ」 自室でひとり。借りたギターを、鳴らして。 「…………兄貴はまだ、見つかんないのかな」 (-579) 2022/02/12(Sat) 4:35:15 |
【独】 白昼夢 アルレシャ「……あ。ダミーロボの申請の仕方教えるの忘れたなぁ…」 扉を閉じてから、ぽつりと一人で呟いた。 機械は苦手じゃない。景色を弄る。無機質な室内から、 硝煙燻り、壁の崩れ、空が赤い戦場へ。 届いたダミーロボットは3体。行動パターンは軍人。 追加で申請するのは、カービンモデルのアサルトライフルと、威力を抑えた手榴弾ひとつ。 「ふんふんふーん……」 リボンをはためかせ、フリルを揺らし、スカートを翻して。 起動させたダミーロボットとの鬼ごっこを始めた。実に楽しげに。 (-580) 2022/02/12(Sat) 4:41:14 |
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