00:29:11

人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

「────は、」

それは一瞬のことだった。
目を離した隙に、ではない。油断した隙に、でもない。
男は少しだって貴方から目を離さなかったし、僅かだって油断してもいなかった。
だから、それは。
この手から逃げられてしま零れ落ちたったのは。
単に貴方が上手だっただけのこと。

「おい」

「おい、ルカーニア」

男は貴方を再び揺さぶろうとするだろう。当然重傷者にするのはご法度だが、男は医学の徒ではないし、何より今は滲みだす焦燥があった。

死んだのか?
どうして?
これでは法に背くことになる俺は殺すつもりはなかったのに。


しかしその焦りが形になる前に、
大きな音を立てて戸が開いた。

(-482) 2023/09/19(Tue) 22:46:33

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

自分以上に焦った様子の警官たち。
悲鳴のような怒号、或いは怒号のような悲鳴。
対照的に己の下敷きになった男は一言の声も発することなく、
ただ傾いだ身体を支えようとした片腕が、流れ出す血で滑った。

通常機器が設置されるはずの場所に無意識に目をやる。
突入してきた警官たちの表情に目をやる。
最後に自分の現状に目をやって。
ようやく血の気が引いた。

「……違う」


何が?


「……違う!」


何が?


男は平常、シンプルなものを好んだ。
搦手の聞き込みより率直な捜査を好んだ。

(-484) 2023/09/19(Tue) 22:48:24

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

この状況で最もシンプルな答えは、

『イレネオ・デ・マリアは、アレッサンドロ・ルカーニアに暴行を加えた』


────それだけ。
(-485) 2023/09/19(Tue) 22:49:02

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

/*
キャア! 完全に勘違いしていました、すみません!
ではちょっと修正して送りなおさせていただきます……!
(-486) 2023/09/19(Tue) 22:50:15

【独】 幕の中で イレネオ

/*
そ〜〜〜〜言えば喋らんかったって出てたわ 本当にすみません、鳥頭

だから俺が頑張るんでしょうがよ!!!!!!!!
(-490) 2023/09/19(Tue) 22:58:43

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

金の瞳が貴方を見やる。
浅く、冷めた金だった。乾いてすらいた。
大袈裟に溜息を吐けば、交わりを断ち切って再び紙面に視線を落とした。

「それだと嫌疑内容と食い違うだろう。」
「俺を若造と見て侮っているのか? それは」
「些か気分が悪い。」

言う声は低く、平坦だ。
貴方にかかっているのは嫌疑であって、それは単に疑いを指す。
つまり未だ事実と認められてはいないということだ。であるのに、男はまるでそれこそが真実であるかのように語った。
貴方は悪人。正義はこちら。
話す前から、そう決めつけている態度だ。

「隠し通せるほど甘くはないぞ。」
「一物抱えたままおめおめと釈放するほど節穴じゃない。」

「それ。」

書類の角で指さすのは貴方の指だ。
今は雑に包まれて、止血以下の処置をされた痛々しい指。

「何度もされたくはないだろう。」
「俺は親切で言っているんだよ。」
(-491) 2023/09/19(Tue) 23:00:26

【秘】 幕の中で イレネオ → 暗雲の陰に ニーノ

とろとろとした声で礼を告げられれば、男は静かに頷いた。

「ああ。」
「まさか、お前まで捕まっているとは思わなかったよ。」

ガラス一枚を隔てた金は、じっと貴方を見つめている。
観察するようなその視線は、しかし心配からくるものだった。

「……平気か?」
「休め、と言ってやりたいが。ここじゃそれも難しいだろう。」
「手早く済ませて戻ろう。あっちの方が、横になれるだけまだましだ。」

薄い紙の表面を四角い爪が引っ掻いている。
表情はなんだか複雑そうだった。
(-494) 2023/09/19(Tue) 23:06:20

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

にこにこと、細まった翡翠の瞳が貴方を見る。
まるでバーに来たお客を接客するのと同じように。
貴方に愛想のいい笑顔を向け続ける。

「じゃあ、誤認逮捕なんでしょうね。」
「この捜査に誤認がないっていうのなら」
「貴方だって同じ穴の狢ってことじゃない?」

そうでしょう、と挑発的な笑みを浮かべて。
ヴィットーレの主張はあくまで"無実"だ。
自分はマフィアでもなく、ましてや人身売買などするはずもなく。
してないのだから仕入れ先なんてものもない。
全ての嫌疑に否を通し続けている。なにをされても。

「探られて痛い腹なんてないわ。」
「貴方たち正義を自称する人たちが納得できないというなら。」

布で巻かれた血だらけの両手を、前に差し出す。

「どうぞ───お好きなだけ。」

───ヴィットーレには、覚悟がある。
必ず隠し通してみせるという覚悟が。
(-500) 2023/09/19(Tue) 23:26:28

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 幕の中で イレネオ

「そっ」
「揃いというわけじゃなくて……似たようなのしか持ってないんだよ」

どう聞いても苦し紛れの言い訳だ。
本当に似たようなのしか持っていないのだが、揃いと取られて当然ではあるのだから。
ただ、それを柔らかい笑みを浮かべて言われるものだから動揺してしまうのは仕方ない。

だって、ベッドはもう、すぐ側にあるんだから。

何をそんなに考え込むことがあるんだろうと、心を落ち着けながらも訝しんで。
揺れる視線をきょろきょろ追いかけながら明け渡されるように、ベッドの上に足をかけた。

「は、見る?」
「あ、いや……うん、そう、だよね」

通常、人を寝かそうとするだけなら一緒に寝る必要は必ずしも必要ない。
けれど以前の事を考えたなら、一緒に寝てもらったほうが良い。
酔いもあったが、隣に人がいる温かさと隣の寝顔のあどけなさが安心感を誘って、寝ることができたのだと、そう思うし、隣で見られているというのは、逆に緊張してしまうだろう。

だから―――――


(-503) 2023/09/19(Tue) 23:32:02

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 幕の中で イレネオ

「キミも一緒に……、横に、
寝てくれない、かな


心の中の言い訳を打ち消すかのように、ベッドの上から、そろりと手を伸ばして、ぎゅ、とその袖を掴んだ。
もう寝転ぶだけの状態だったから、あなたの視線は10cmよりももっと高くて自然と見上げていて、なんだか強請ってるみたいだな、なんて心の中で呟く。
揺らめく花浅葱が、こう言うので限界だと語っているように見えるかもしれない。

子供ではないのだから。
あんな話をしたのだから。
それがどういう事になるかなんて、ちゃんとわかっている。
逃げるチャンスだって、ちゃんとあった。
これが最後の”待て”Aspettareなのなら、僕は”いいよ”Beneと手を広げてやるだけだ。
(-504) 2023/09/19(Tue) 23:35:24

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

男は貴方の店を訪ねたことがない。
あったならその笑顔はまた別の感傷を齎したのかもしれないが、今は単に胡散臭さを感じさせるだけだ。貴方への偏見が疑惑を助長する。

同じ穴の狢・・・・・
飛び出した言葉に、これはあからさまに顔を顰めた。
不快そうな面差しで言葉を吐きかける。

「愚弄するなよ。」
「マフィアなどと同類なわけがないだろう。この俺が?」

殊更に見下すような言動は、誇りを傷つけられた者の常だ。
それでも本人はいら立ちを隠しているつもりか、未だ声を荒げることはない。
代わりと言うように、再び、大きな溜息。
差し出された両手を、まるで汚らわしい物でも見るような目で見た。

「一緒に」
「するなと言っているんだ。俺は、お前たちとは違う。」
「無節操に暴力を好む、ノッテお前たちのような生き物とは。」

がたん。腹立たし気に椅子が揺れた。
同時に男の腕がだん、と机を叩く。
振動のせいで、爪の剥がれた断面と布地が擦れたはずだ。
その微弱な刺激さえ新鮮な傷口は拾うだろう。貴方は何か、反応しただろうか。
(-507) 2023/09/19(Tue) 23:45:38

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

否定の言葉にまた笑みを深めもしたんだろう。
それくらいわかる。自分の家にある寝間着だって、全部同じような色形をしているんだから。
少し考えれば────考えずともわかるようなことを、真面目に否定する貴方が可笑しかった。

そして、続いた貴方の言葉。
段々小さく、尻すぼみになったそれ。
けれどその音は、きちんと空気を震わせて男に届いた。
それを男は、ひとまず無言で咀嚼したのだろう。

それが。

(-512) 2023/09/20(Wed) 0:35:29

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

それが、男が穏やかな顔をしていた、最後のこと。


貴方は男の袖を引いた。
それよりも強い力で、男は貴方の背を引き寄せた。

鼻先が突き合わされるほどの距離。
吐息を感じるほどの距離。互いの瞳しか映らないくらいの距離。
色を増した金色が、瞳孔の開いたその瞳が、全てを飲み込もうとするようだった。

「いいんですか?」「先輩。」
解っていますか・・・・・・・
?」

問う。
のは、きっと形だけ。

本当に止める気があるなら。
本当に止められる気があるなら。
こんな、確認はしないのだ。
これは責任を分かつ言葉。
貴方を共犯者にする確認。

は、既に牙を顕わにした。
(-513) 2023/09/20(Wed) 0:36:44

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

「ぅ、わっ」

強く背中を抱かれて、膝立ちになる。
何も支えがなければベッドから落ちていたかも知れないけれど、あなたの腕と身体が男を包むから、しっかりと抱きとめられてしまった。
くっついた身体から、互いの熱が伝わる。お風呂上がりだから二人共きっとまだ温かいだろう。

くどいほど何度も繰り返される確認は、それだけで羞恥を掻き立てられて心臓に悪い。
無言でこくりと頷いたから、額がこつんとぶつかりそうになった。

解ってるよ。
―――それが、肯定。


……もう、これは決して従順な犬なんかではない。
獰猛で、震える獲物を狙う狼だ。

眼前に広がるのは、怖いほど貫いてくる金の瞳。
近づきすぎた自分の目には、ギラギラとしたそれしか映らなくて。
その中に映る自分の顔が見たくなくて。
きゅ、と花浅葱の花弁を閉じた。

それはもう、あなたにとってはただの合図にしかならないはずだ。
(-516) 2023/09/20(Wed) 1:17:48

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

数値にしてきっかり10cm。小さいように思えて、その差は大きい。
目線が違う。服のサイズが違う。手の大きさが違う。一歩の幅が違う。体格が同じでも体重が違う。
おまけに貴方は華奢だから、余計にその差は顕わになった。

引き寄せた手は抱き竦める手に変わり、捕らえる腕になる。
ひっくり返す術もない体重をかけて男は貴方を縫い留める。
そうしてやはり、犬がするように貴方へ身体を擦り寄せて。
これもまた犬がするように、ついには鼻先を触れ合わせた。
それでもこれから行われるのは、主人と飼い犬の間では絶対に行われない行為だ。

唇を合わせるより先に、これは貴方の首筋に顔を埋める。
そうしてすうと息を吸って、柔くその部分に噛みついた。

「先輩」
「俺は嬉しいですよ」


何も聞かれていないのにそんなことを言うのは、高揚の証なのだろう。
(-520) 2023/09/20(Wed) 1:49:31

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

ふ、と。朦朧と、水底に投じられたわら束のごとく乱れていく意識の中で、
喚く男の声を聴く。

まぁ、これでいいだろ。
しばらくは。



揺さぶられるたびに傷口から血液が零れて、ごぼりと音をたてて涎が落ちる。
警官たちはイレネオを確保しようと駆け寄り、
やがてアレッサンドロには救護班がすっ飛んでくるだろう。


──ああ、にしても、あちこち痛え。


ここで死んでも良かった・・・・・・・・・・・のだが、生き延びてしまった男は、
──口許だけを、ふ、と、笑みの形にゆがめて。

(1/2)
(-526) 2023/09/20(Wed) 2:13:21

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「──動画は取っておけ、少なくとも今は。
 必要があれば削除の指令が出るだろう」
「アレッサンドロ・ルカーニアは、予定通り――……増員用の区画へ」

「あそこですか? …普段使わない場所ですよ。
 どうしてそんな」

「知らんよ。
 …出資者からの要望らしいから、そこまでは」

「はあ。
 …アリソン・カンパネッロですか。どういうやつなんですかねえ」



扉の外で、警官たちが話している。
──逮捕前に、あるタブレットから送信された一通のメール。
それは警察内部に浸透し、一部の越権行為すら可能にする力を持っていた。

金と、伝手。

10年蓄えたアレッサンドロ・ルカーニアの弾丸が、
警察をも巻き込み、ノッテファミリーと三日月島の潮風を焼き焦がす。
──あなたがそれをどこまで知るかは、分からないけれど。
(2/2)
(-527) 2023/09/20(Wed) 2:14:27

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

不快げに歪む顔を見る。
余程、悪人と同じに扱われるのが嫌らしい。
怒りというのは人の暴力性を上げ、冷静さを失わせる。
怒りに駆られたあなたが、聞き取りのためではなく
ただの鬱憤ばらしに拷問をしてくれたなら……
それはきっと最高の事だ。

「でも、上はそうは思ってはないみたいじゃない?」
「貴方はマフィアの仲間だって、次誰かが入ってきたら
言いふらしちゃおうかしら。ふふ……。……っ」

だから、挑発を加える。
ヴィットーレにとって嫌なのは、
痛みを与えられることではなく情報を吐くことだ。
黙り続けるためなら、いかな手段でもとる覚悟がある。


とはいえ……痛みを消せる訳では無い。
肉が剥き出しになった指に痛みが走って、眉を歪めた。
(-546) 2023/09/20(Wed) 6:28:08

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

―――嬉しい?

それなら、よかった。

耳に届いた言葉と殆ど同時に、首筋に柔く歯が立てられた。
抱き寄せられ、覆いかぶさるように抱きすくめられた状態では、抵抗どころか身動きすらできそうもない。
遠い子供の頃の記憶に一度だけ、ゴールデンレトリバーを飼ってたけれど、よくこんな風に乗られては顔中舐められたっけ、なんて思い出したりしてしまった。

そんな事を思い出してる間にも、首には歯型か鬱血痕がついてしまったかもしれないが、男は別に、それでも構わない。

「……っ」

それよりも。
手なんて繋いだことなかったから、あなたの手がこんなに大きくて無骨だってことを今まで知らなかった。
服のサイズも、何もかも、今までこちらに合わせてくれていただけで大きな差があるということを、初めて知った。

やり場のない手を、そっとその背に回してしがみつくようにして、僕は。
その背の広さも違うということも、やはり、初めて知った。
(-558) 2023/09/20(Wed) 8:05:11

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

さて。
その挑発に対し、男は口の端を歪めて笑って見せた。

「はは。」
「そんな脅しが効くと思っているのか? 可哀想に。」
「俺は二度も同じ手には乗らない。」

それはつまり、一度そういう事・・・・・にされたということを示していて。
そうしてなぜか、男がその嫌疑を免れたということを示している。

男の笑みは嘲笑だ。
効かない・・・・煽りを寄越す貴方を、哀れんで嗤っている。
そうしてその愉快さのまま、無骨な手を机に滑らせ。
するりするりと指先を覆う布地を解いていく。

「見え透いた挑発に乗るわけがないだろう?」
「北風と太陽の寓話を知っているか? そう、優しい方が効く・・んだよ。」

やがて顕になる爪先を。

(-561) 2023/09/20(Wed) 8:31:33

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

​────ぎゅう。
握った。


「そういうことだ。」
「仲良くしよう。まずは握手からだな。」
「よろしく、ヴィットーレ。」
(-562) 2023/09/20(Wed) 8:35:03

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

貴方が許してくれたから。
貴方が受け入れたから。
貴方が頷いたのだから。
それらは確かに理由だった。男がこの行為に及ぶ、理由。
けれどそれを言い訳にするつもりはこれっぽっちもない。
それを傘に着て無体を強いる気はなくて​────、ただ。
ただこの男の性質がそうであるというだけ。酷く強引だ。

やはり嫌がられないことを確認すれば、あからさまに歯型をつけもする。
二度、三度。肉の柔さを、それとも薄さを確認するようなそれ。力は徐々に強くなり、貴方は痛みを感じただろう。
貴方の首元に埋まった男は、時々はちらと反応を伺った。
苦しいのでなければそのまま、服の上から貴方の腹あたりを撫でやって。
(-566) 2023/09/20(Wed) 9:18:36

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

されることに抵抗はしない。
抵抗が無意味なことはもう知っている。
今の己は幼子の玩具と何ら変わらない。
貴方達が満足するまで弄ばれて、
ただ飽きるのを待つのみの玩具。
……それ以外でこのやり取りを終わらせる気は無い。
何かを話すなんて、以ての外だ。


「ッ!」

そうして、その指先が圧迫されれば。
平静を装っても条件反射に眉は歪んでしまうし、
ぶわっと汗も吹き出してくる。
あなたの手のひらを汚す男の血は、膿と混ざって
ねとりと不愉快な粘度をを持っていた。

「…………あら、ご丁寧にどうも…………
……貴方のことは、なんて呼べば?」

瞳は鋭く、あなたを睨んだままだ。
(-591) 2023/09/20(Wed) 14:30:42

【独】 法の下に イレネオ

/*
オネエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜玩具になんてならないで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-593) 2023/09/20(Wed) 15:07:30

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

「あ、…ぅ……」

最初はただ、くすぐったいだけだった。
噛む力も弱かったし、舌の感触がなんだかぞわぞわする感覚がして身を震わせた。
けれども強く噛まれはじめれば、それに耐えるような声を上げて、でもそんな声を上げるのには耐えられなくて唇を噛む。

苦しくはない。
強引なのも嫌いじゃない。
求めてくれるのは、好きだ。

求めてくれたなら、与えることができるから。

「……っ、」

腹を撫でる手に気づけば、今度は何をするのだろうかと。
期待なのだか不安なのだかよくわからないまま、背中を掴む手に力を込めた。
(-594) 2023/09/20(Wed) 15:07:36

【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレ

単なる幼子ならまだ良かったのかもしれない。
であれば、派手な貴方の様相に簡単に目を惹かれていたことだろう。例えばその髪をいじったり、その色眼鏡を舐ったり。或いは首元や耳のアクセサリーを気にしていたかも。
しかし生憎と目の前の男は一人前の大人で、そんなものには興味がなくて、代わりに嫌な知性を備えていた。

「はは」
「なんだ。汚いな。」

滲み出したものに目を細め、男は汚れた布地を手にした。それで押し付けるように拭いていく。
問いかけに答える気はさらさらないらしい。それは対等さを否定する態度。
貴方の存在を貶めて踏みつけにする行為だ。

「​しかし、まあ。随分赤く塗ったものだよ。」
警察署うちはネイルサロンじゃないんだが。」

ざらりとまばらな指先を見やる。
一々に貴方の表情を確認するのは、その瞳を見通そうとしているのか。
(-598) 2023/09/20(Wed) 15:39:36

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

押し殺した反応にく、と喉が鳴った。
ひくりと震える身体が好ましかった。
同時に唇やら歯に貴方の脈が触れて。
男は、確かに高揚する自身を感じた。
男は、己に潜む獣性に気づいていない。
犬を自称するのはただ忠実の一点でだ。
それでも。
観念したような貴方の姿に湧き立った。


背に回った手に力が篭れば、それが縋るのでも甘えでも構わないのだ。突き放されないことだけが分かればそれでいい。ずるりと頭を移動して、今度は反対の首元へ。
噛んだり、舐めたり。吸ったり、また噛んだり。腹を撫でる手はそろそろと衣服の中に潜り込む。

さて、硬い手のひらは先程よりは下部に触れる。きっと下着のゴムの境目あたり。
その仕草はこれから貴方の身に齎される行為を一層鮮明に予感させるだろう。直に触れた男の体温は、先程よりも熱いはずだ。
(-601) 2023/09/20(Wed) 15:59:48

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

吸血鬼じゃあるまいし、何がそんなに首が美味しいのかわからないが、そうこうしてると首の両方が歯型や鬱血痕で彩られてしまっただろう。
もしかしたら、ボタンをきっちり止めていても見えるものがあるかもしれないが、耐えるばかりの男はそれに気づけない。

「……ん」

腹を弄る手が、熱くて、くすぐったくて、焦れったい。
想像してたよりずっと恥ずかしくて、その羞恥に呻いてしまいそうだ。
身を捩ってみても、抱きすくめられたままでは何の抵抗にもなれやしない。
恥ずかしいから焦らすな、なんて言えないから、あなたの好きなようにさせてしまっている。

ただただ、体温ばかりが上がっていってる気がした。
(-604) 2023/09/20(Wed) 16:27:45

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

いいんですか、と聞くことは簡単だ。
それは男の癖で、いつもうっかり口を突く一言目だった。
男は書類仕事も嫌いではなかったが、頭が良いわけではなかったから、上司に確認を仰ぐところもよく見られただろう。

それでも。
この期に及んでそれを聞くのはムードがない​────なんて、考えたわけではなかったが。
貴方の無抵抗が、貴方の無言が、許しの表れであることを男はとうに知っていた。

一旦は満足したらしい男が無言のままに顔を上げる。金の瞳が再び花浅葱を見た。きっとその奥には、きらきらと情欲が閃いていて。

「……。」

だのに、何も言わない。ただ熱い息を吐いただけ。
するり、と潜り込んだ指が下生えを擽る。指先やら手のひらで貴方自身の反応を確かめようとした。
(-605) 2023/09/20(Wed) 16:47:59

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

身体に溜まった熱は、どうしたって下腹部に集中してしまうものだろう。
直接それに触れられることなく、くすぐられるのは、明確に焦らされているということが理解できてしまって。
羞恥ばかりが込み上がって、再び見つめられたその顔を見返すのが難しくて、うつむいて視線を外した。

「……こ、こんな時ばかり何も聞かないの、ズルいだろ……」
「なんで焦らすんだよ……
顔、見れな


荒い息が、興奮を表してることくらい、わかるのに。
我慢されるほど、僕はか弱い存在じゃ、ないつもりだけどな。
(-607) 2023/09/20(Wed) 17:03:29
 


Hash Tag (最新100件)
#牢獄  #取調室 


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:イレネオ 解除する

生存者 (4)

フィオレ
9回 残 たくさん

うそつき

エルヴィーノ
3回 残 たくさん

何処にも行けない

ペネロペ
7回 残 たくさん

何度でも見付けて

ロメオ
8回 残 たくさん

ひとのかたちは

犠牲者 (12)

ガイオ(2d)
0回 残 たくさん

 

エリカ(3d)
0回 残 たくさん

コバルト色を手に

黒眼鏡(3d)
47回 残 たくさん

Kovacs.

ニーノ(3d)
18回 残 たくさん

大丈夫だ

イレネオ(3d)
6回 残 たくさん

薄藍を想った

ニコロ(4d)
0回 残 たくさん

これからも一緒に

カンターミネ(4d)
1回 残 たくさん

いつでも傍に居る

ヴィンセンツィオ(4d)
20回 残 たくさん

白鳥は唄えない

アリーチェ(5d)
0回 残 たくさん

そうだ、わたしは

ルチアーノ(5d)
11回 残 たくさん

もう楽にしてくれ

リヴィオ(6d)
0回 残 たくさん

もうすこしだけ

ダニエラ(6d)
4回 残 たくさん

ほんとは、まだ

処刑者 (4)

ヴィットーレ(3d)
1回 残 たくさん

 

テオドロ(4d)
3回 残 たくさん

枯れない心を

ネロ(5d)
0回 残 たくさん

 

ダヴィード(6d)
4回 残 たくさん

また会いましょう

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.169 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa