【赤】 奏者 イルムヒルト[緩い戒めから逃れることもせず。 絶頂の余韻と、充足感に身と心を浸していた。 一時のものだと、本能は理解している。 最上を知れば、再び、或いはそれ以上を求める飢餓を。 貴方も、私も。 されど今は。その逞しい腕と胸の中に。] (*37) 2022/11/26(Sat) 21:26:52 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン 欲深いのは、致し方ないかと。 そうでなければ……満足して、しまうわ。 [それは剰りにも、勿体ないと。 女は漣のように笑う。 満たされながらも、それ以上を望んでしまう。 欲しがるのは総てを。貴方のエゴすら、美しく私を魅了する。 でも、名を呼ばれたら。 どうしてでしょうか。酷く気恥ずかしい心地になるの。 覗き込む貴方の顔を見つめる私は、先の淫らさの余韻の中に未だ名残の雪のような初心さも孕み。 されど瞳だけは。貴方を魅せた強欲なまま。 真っ直ぐに。 互いの足りないものを喰らいあうかのように] (-52) 2022/11/26(Sat) 21:27:26 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン ジョスイ様。 [囁きは、貴方の口の中に消えるのでしょう。 指より熱く。柔らかなそれをふれ合わせながら。 侵入者に己の舌は柔らかく絡み、吸い付くようにして男を味わう。 瞳を閉じて、舌のもたらす感覚に身を浸し。 混ざりあい、飲み込む唾液すら熱く感じてしまう。 粘膜も、歯列も。感じることを始めて知った私は。 貴方の腕に両腕絡ませて。 貴方に先にて呼ばれた、私の名を回顧する。 貴方の名を、呼んでみたいと思った理由は思い至らず。 ] (-53) 2022/11/26(Sat) 21:29:49 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[用意されたガウンは上質で。 己の肌を隠すように余韻を閉じ込める 乱れ髪を手櫛で数度、撫で付けて 貴方の言葉にひとつ、頷く。 差し出された手に己の手を重ね。 立とうとすればふらつき。羞恥で頬を染めて。 それでも往きますと、視線は真っ直ぐに。貴方に向けて*] (*38) 2022/11/26(Sat) 21:34:16 |
【人】 踊子 リリー ―― 早朝:自室 ―― [ …外の騒がしさで目を覚ました。 祭り二日目となれば熱気が落ち着く、…こともなく 相変わらず朝から人々は忙しない。 窓越しに見える年若い歌姫が歌を響かせ それを観衆が褒めたたえ、──繰り返し。 女の耳にも既に、男の圧力は届いている。>>1:102 ああも怒らせたのだから予想し得た未来とはいえ、 やはり昨日、青年を巻き込まなくて正解だった。 ────さらりと髪を揺らし、立ち上がる。 ] (……食えない狸ね、本当) [ 奇しくも他の誰かと同じような感想だったか。 今頃噂話は人を伝い、母にも届いているはずだ。 溜息を零しては、首元へリボンを結びつける。 ] (6) 2022/11/26(Sat) 21:35:31 |
【人】 踊子 リリー[ それでも一度だけ味わったあの自由は、 女の足元をぐらつかせた。 自分自身でさえ、自分を大切に出来やしないのに 向けられる優しさは心を不安定にさせた。 本当は、自由になる方法なんて知っている。 …………ひとりになるのが怖いから、 誰かに縛られる道を選んでいるだけ。 ] (8) 2022/11/26(Sat) 21:35:42 |
【人】 踊子 リリーあーあ。 ……悪いことしちゃったな。 [ きっと彼は、ただの善意だったに違いないのに。 ……それにしても、噂通りだったのは見目と歌だけで 血濡れたナイフや二択を迫られることもなかったな、と ラ・コスタの怪人の話を思い出し、息を吐く。 彼が本当にそうであるかはさておいても、 ─あの奇妙な力を思えば、荒唐無稽な話でもない。 時間を掛けて身支度を整えた女は、 無意識に昨日の噛み痕をなぞっては それから外へ足を踏み出した。** ] (9) 2022/11/26(Sat) 21:37:27 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a11) 2022/11/26(Sat) 21:38:20 |
【人】 大富豪 シメオン─ 浴場 ─ お前を見ていると思ってしまうな。 [よく鍛えられているとはいえ老いた自分の体と、若々しい瑞々しさを湛えた美しい女の体。見比べてしまえばどうしても。] この身が衰えていく口惜しさをな。 それに、若さそして未来があることが妬ましくなる。 [己はあと何年生きられるだろうか。 あとどれほどの年月、この身を保っていられるのか。 十年、多く見積もってもあと十年としないうちに『美』は己に背を向ける。、 男は相変わらず燃えるような、獣のような目付きで女を見ているが、その奥には微かにそれとは違う色。 男は、ふと自分の中に芽生えたものを自覚する。] (10) 2022/11/26(Sat) 22:03:10 |
【人】 大富豪 シメオン[広い浴場にはもちろん二人だけ。 使用人は外に控えているため、呼べばすぐにやってくる。 木製の大きな浴槽に張られたぬるめのお湯は地下から汲み上げたもので、やや塩気があり、ブラウンの透き通った色をしている。 そこに浮かべられた柑橘類と木の香りが湯気に溶けていた。 そして壁の一面には高級品である硝子張りで、そこには外の景色が美しく映えていた。 かつて『美』の女神に愛された建築家が、男の望みを形にしたものだった。] 大分、疲れたのではないか? [あんなにも激しい交わりは、初めてだった女に随分と無理をさせたはずだ。] 湯はいい。 疲れも、傷も癒してくれる。 [魔法も薬も使わずともそういう効能があるという。] (11) 2022/11/26(Sat) 22:04:02 |
【人】 大富豪 シメオン……明日の夜、 お前の演奏が聴きたい。 場所はそうだな、中央広場でどうだ。 邪魔な者たちは片付けておくぞ。 [そう言って男は笑った。 もちろん片付けるなどということは冗談のこと。] お前の『美』を女神に、 そしてこの街のものたちに見せつけてやろう。 [それは今年の『フェス』に捧げる『美』だ。 街の有力者で、数多の『美』の庇護者シメオン・ジョスイが女神に捧げる『美」として、女の演奏を選んだということだった。*] (12) 2022/11/26(Sat) 22:05:24 |
【秘】 影街の魔女 ブランシュ → 画術師 リュディガー「ああ、そういう。やっぱり。」 快感に身を委ね流される前、聞こえる声にくすりと軽くいなすように笑った。 「まあ、頑張ればいいわ。満足させるとか、そういうことが望みなら。 もっとも…彼が私で満足してるのか… ま、そこはそれ。ね。」 (-55) 2022/11/26(Sat) 22:05:31 |
【秘】 「邪毒」 スカリオーネ → 画術師 リュディガーでは、……いや、俺がとやかくということではないか。 リュディガーの悩みで、悩みは『美』の糧だからな。 (-56) 2022/11/26(Sat) 22:06:52 |
【赤】 影街の魔女 ブランシュ男に組み敷かれるような体勢で、律動に任せて男の欲望そのままに実ったような豊満な身体を味わいつくされる。 あられもなく喘ぎ悶えながら交わる光景は、そんな風にも見えるかもしれない。 相手が、最近の男が主に顧客としているという、美を磨く途上の並の娘なら…だが。 「あん、んんっ、ああ、はあっん… 奥、ずんずんくるのいいっ…… 胸も、すごい、感じちゃうっ……」 こちらのオーダーをすっかり覚えているように、的確な腰の動きに、抜き差しのたびに感じる場所を次々えぐられ、擦られ、抜き差しごとに交接部が水音を奏で、飛沫を散らせる。艶々と光り膨らみきった乳首をこね回されるたびに、自分の誇る肉体を思うままにされている…させているという悦びが胸を支配する。 (*39) 2022/11/26(Sat) 22:17:10 |
【赤】 影街の魔女 ブランシュ「ええ、わかるっ…中、感じてるわ… 胸、揉みくちゃにされるのもいいわ… 逞しいのでかき回されるのもいいっ… どこも全部いいの、全部気持ちいい、イイのっ……!!」 口元はだらしなく開き、舌を突き出して喘ぎ、鼻腔も広がってしまっている。 普段の取り澄ました美しさとは似ても似つかない姿だろう。 けれど…他人がどう思うかなど関係はない。 腰の速さが少し落ちて、ちょうどいいと思える速さになる。 体の高揚と調和して、共鳴して、高められていく速さ。 「これ、そうっ…ん、あ、んっ!ああ、わっ…… イけるの、これっ…い、くうっっ…………」 最奥へ突き込み、秘芽を摘まれる頃には身体と精神は限界まで高められていて、そのまま導かれるまま、何の遠慮もなく気持ちよく……頭の中が白く弾けるような感覚さえ覚えながら、至極の法悦の元に、汗と愛液とを散らせ、果てた* (*41) 2022/11/26(Sat) 22:30:06 |
【人】 影街の魔女 ブランシュ「………ふう。」 ややあって、魔女はようやく体を起こす。 激しい運動の後のように頬を上気させ、けれど前よりもさっぱりと、活力に満ちた表情で。 「さてと。随分お待たせしてしまったわね?」 もう一つの方はあるが…と、先程の施術者と、観客の方に視線を向けた* (13) 2022/11/26(Sat) 22:36:22 |
【人】 奏者 イルムヒルトー 浴場 ー [一目でわかる、上質な浴場のつくり 湯気の中に香る柑橘と木の香りは上質で。 それは何処か心地よく体を解していくかのよう。 そのなかで貴方は、老いの知覚を吐露する。 口惜しくも、それを理解しているという色で。 あれ程の欲を持ちながらも、老いの足音への 抗いようもないことを] ……然れど。 年月を経ることで、深まるものもありましょう。 若さだけでは、届かぬものも。 [貴方なら、経る年月の中で。 そう思える程の美を見せてくれると、言外に。 少しふらつきながら、湯に手を浸す。 指先に感じる温かさは、先の荒ぶる程の熱さとを 無意識に比べて、しまいそう。] (14) 2022/11/26(Sat) 22:46:35 |
【人】 奏者 イルムヒルト[透き通る湯は、暖かみのあるブラウンに染まり 何処か森の小道のような色合い。 硝子張りの向こうの展望に、思わず吐息を溢して、見いる 湯の中に身を浸せば、蕩けるような心地と 少しだけひりつく入り口に内腿を閉じて。 問いかけには、小さく笑みを溢して] それ以上に、美しさを知れましたから。 まだ何処か。高揚しているみたいです。 温かくて、染み込むような。 ……音や、熱。それ以外にも。このような 美も、あるのですね。 [湯を、掌に掬いながら。ぽつりと。] (15) 2022/11/26(Sat) 22:52:26 |
【人】 奏者 イルムヒルト[そして、明日の夜の演奏をと 誰かの添えではなく、己のものを望まれるなら。] 承りました。 ……奏でましょう。あの夜よりも深い音を。 [冗談めかし笑う貴方をみやりながら、女は是と返して。 また世界を奏でる喜びを。 指先に込めんとするでしょう。*] (16) 2022/11/26(Sat) 22:55:59 |
【赤】 「邪毒」 スカリオーネ[ブランシュが高みに達していく様を見下ろす男の視線はある種満足気なものである。 己が腕前で思うがままに極上の女に雌の顔をさせている。 >>*41その表情を男は『美』くしいと感じるのだから悪癖が生まれたのだろう。 果ててしまったブランシュの姿態は酷く艶めかしいもので、男は担ぎあげていた脚を降ろしてやると一度奥に魔羅の先端を押し付けてからゆっくりと腰を引き魔羅を秘孔から引き抜いた。 蜜にぬらりと光る魔羅はその形容をリュディガーに魅せつけるように高々とカリを天に向けている。 男は手を伸ばし、ブランシュの頬を撫で、頭を撫でると弛緩した姿態の体位を上向きにし楽な体勢にした。 リュディガーが帳に留めるならばしばらくはそのままであったが冷える前に柔らかな毛布をかけてやる] (*42) 2022/11/26(Sat) 22:56:24 |
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