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【人】 灯守り 白露[拝啓 こんにちは、突然お手紙を送ってすみません。 あなたが会合の場で . . 会合前のパーティーなどで、手帳に何かを書いているのが気になっていました。 気になっていたので話しかけようと思ったのですけれど、わたしが話しかける勇気がなかったので、機会を逃してしまいました。 それ故に、こうしてお手紙をお渡しすることになってしまいましたけれど、読んでいただければ幸いです。 わたしは、あなたが何を書いているのかが気になりました。 日記でしょうか、独り言でしょうか、それとも気づいたことを書き留めていたのでしょうか。 わたしはお喋りが上手ではないので、それ故に筆談をとることも多いのですが、あなたもそうなのでしょうか。 …そう気になって、声を掛けてみたかったのです。 けれど、これはわたしの我儘になってしまいますが、直接お話しするよりも、こうしてお手紙で話せた方が良かったと思っています。先にも書きましたが、わたしはお喋りが下手なので。 立春まで寒い日が続きますけれども、どうかお体を崩されませんようご自愛ください。 お返事、お待ちしております。 敬具] (201) 2022/01/30(Sun) 14:15:25 |
【独】 灯守り 立秋/* 白露ちゃんからお返事きたー ありがとう 自転車描いていいよー言いたかったので無理やりねじ込んだ! 雨水ちゃんの、これからも元気で前向きに進んでいく感じ良い ボクもそろそろ書き始めないと多分間に合わない (-951) 2022/01/30(Sun) 14:16:02 |
【人】 灯守り 白露[処暑様 寒気はなはだしき折、お元気にお過ごしでしょうか。 処暑様の隣の統治域の灯守り、白露と申します。 一度か二度、来ていただいたことがあったかと思います。 経済的なことを言えば、綿などを卸してくださりありがとうございます。 今度、白露域で春物の洋服の展示会をする予定です。 処暑域産の綿を使った作品が、全面に出されると聞いております。 つきましては、日頃の感謝をこめて、招待させていただきたく思います。 お時間が合えば、是非。 白露]** (203) 2022/01/30(Sun) 14:16:12 |
【独】 灯守り 白露/* わ〜〜〜〜!!!!雨水さんちゃんからのお返事きてた!!!うれしい!!!ありがとうございます!!!! お返事は……かけなさそうですね……(圧倒的死) 諸々のお返事やらなにやらも、 時間があれば……ということで…… 有言実行!!処暑さんにお手紙シュート!!ではまた!!** (-952) 2022/01/30(Sun) 14:18:56 |
【独】 灯守り 立春/* 雨水さんが尊すぎて泣いています(泣いています) 村でのやりとりを反映して成長されて前へ進んで行かれてるのが素敵すぎる……すきです…………お隣の統治域いただけて幸せでした。 (-953) 2022/01/30(Sun) 14:19:26 |
【独】 灯守り 雨水/* てれてれ。皆様ありがとうございます 村建て様には重ね重ねのとっても感謝を(謎言語) 後は皆のを桟敷席から見物させて頂くのです。(お茶ずずー) (-954) 2022/01/30(Sun) 14:19:34 |
雨水は、泣かれた!?とびっくり。後お返事は無理なくでいいのですー 2022/01/30(Sun) 14:20:32 |
【独】 灯守り 立秋/* (気にしなくていいと言われてもやっちまったぜと思うさんどいっち) こたつでごろごろしたい欲に耐えて()書いてきませう (-955) 2022/01/30(Sun) 14:21:55 |
【独】 小満末候 麦秋至/* 〆……〆とは(哲学)みたくなっているわたしです 雨水さますごい! おつかれさまです〜〜〜 雨水さまも白露さまもだけどお手紙のやり取りがいい味出している (-956) 2022/01/30(Sun) 14:25:57 |
【独】 灯守り 立秋 (-957) 2022/01/30(Sun) 14:26:05 |
【独】 “観測者” 処暑/* 白露さん!!!!!!!!!! あーーーーーーーーありがとうございます……!!!!お手紙嬉しい…… 何かお返しした気持ちだけはあります……あります…… はーありがとうございますとうとい……(拝) (-958) 2022/01/30(Sun) 14:31:33 |
【人】 “小雪” 篠花ーーちょっと未来の話:お礼ーー [まさか側で脳内で文が作成されているとは思わない>>173。 確かに直接出向いてのお願いなんて滅多にしなかったかもしれないが、まさかそんなレア度高めに見られるとは思わないじゃない。] 詳しいのなら、是非お伺いしたいのだけれど。 ……ダメかしら? [当然、空気になろうとしていたことも知らないから、ごく普通に話を投げたの>>174。 ちょっと無茶ぶりだったかしら……とは思ったものの、しっかり案を出してくれた>>175。 林檎のタルトと葡萄のレアチーズケーキは、とても美味しそうな良案に聞こえたの。] (204) 2022/01/30(Sun) 14:44:04 |
【人】 “小雪” 篠花あら、素敵。 ではその作り方を教えてくれる? 日持ちに関しては大丈夫。 1年後でも食べられるように保存できるから。 [私の能力がその系統なの。と伝えた。 ただし、一口食べた後の保存までは責任が持てないので悪しからず。 作り方は春分のお姉様に聞いてとのこと。 お菓子作りはもしかして、と思ったけれどそんなことはなかったみたい。 大人しく、春分のお姉様から教わることにしましょう。 案を出してくれたから、お礼は忘れずにしないとね。] (205) 2022/01/30(Sun) 14:44:20 |
【赤】 灯守り 立春[いつからかほとんど姿の変わらないお姉ちゃんに なんの疑問も抱いていなかった。 早くお姉ちゃんみたいに大きくなりたい、 大人になってお姉ちゃんを支えられるようになりたい。 そんなことばかり考えていた。 もしお姉ちゃんが、 この先もずっと変わらなくて 私だけが変わっていってしまったら? 私はお姉ちゃんより先に老いて、よぼよぼになって お姉ちゃんより先に命のともしびが消えて…… それでもお姉ちゃんは、 私のお姉ちゃんで居てくれるのかな。] (*132) 2022/01/30(Sun) 14:48:37 |
【赤】 灯守り 立春[──師匠に初めて出逢ったのは ある初夏の夕方のことだった。 雨上がりの芒種域の空には虹が掛かっていて 通い慣れたあぜ道はぬかるんで滑りやすくなっていた。 私は学校の帰り道で、とにかく早く帰りたくて いつものように家に向かって走っていた。 調理実習で作ったロールケーキが上手に出来たから お姉ちゃんにも早く食べて欲しかったんだ。 あともう数十メートルで家に着く、というところで 滅多に聴くことのない馬の嘶きが鼓膜を裂く。 どん、と身体に衝撃が走って 気付いたら青空に放り出されていた。] (*133) 2022/01/30(Sun) 14:48:42 |
【赤】 灯守り 立春[『あぶないからはしってはだめよ』と あんなに何度も言い聞かせてくれていたのに。 お姉ちゃんの言いつけをちゃんと守っていれば、 ごめんなさい、お姉ちゃん。 ごめん、なさい…………、 ………… ……] (*134) 2022/01/30(Sun) 14:48:46 |
【赤】 灯守り 立春[──次に目を醒ました時、私はベッドの上に居た。 男の人か女の人かわからないけれど 初めて見る綺麗な人が私の手を握って、 パパとママと一緒に私の顔を心配そうに覗き込んでいた。 身体はどこも痛くなかった。 私と一緒に飛ばされてぐちゃぐちゃに崩れてしまった ロールケーキを見て事の次第を聞かされるまで、 自分の身に何が起きたのか思い出せないくらいに。 ただ、頭は靄がかかったみたいにぼんやりしていて 腕と足は上げるのも辛いほどに重たかった。 その綺麗な人曰く、私は馬車に轢かれて その人の能力で一命を取り留めたらしい。 お忍びか、視察か、親睦を深める為にか たまたま芒種域を訪れていたその人こそ先代立春。 それが、師匠との出逢いだった。 『綺麗な淡い、オレンジ色の灯りだね。 早春の陽だまりみたいだ。 僕の灯りの色に少し似ている。 ……良かったら君、僕の弟子にならないかい?』 今にも消えてしまいそうな灯火に師匠の手が触れると 輝きを取り戻したように燃え上がって、すごく綺麗で 何故だか涙が零れ落ちたのを憶えている。] (*135) 2022/01/30(Sun) 14:48:50 |
【赤】 灯守り 立春[故郷から遠く離れた見知らぬ土地で 弟子として暮らすことを最初は多少躊躇った。 師匠がなぜ私を弟子に欲しがったのかも、 娘を心配してくれるパパとママを 師匠がどんな風に説得したのかも私は知らない。 大好きなお姉ちゃんや両親から 離れて暮らさねばならないことに抵抗はあったし、 実際移住して数年間は度々ホームシックに陥っていた。 けれど、師匠の弟子になれば、 蛍としてお仕事を学ばせてもらえれば。 何かお姉ちゃんの役にも立てる日が来るんじゃないか。 何より、喪うはずだった命を救われたから 誰かの為に役立てられるなら役立てたいと思ったんだ。 今は師匠の眠るこの土地から、離れることは出来ない。 私が灯守りの役目を務め果たすのが先か、 私の灯りが尽きるのが先かは私にもわからない。 どちらにしても、いつか私が 灯宮に還る日が来たときには──…… ……お姉ちゃんに見送ってもらいたいな。 なんて、 いちばんのわがままはまだ言えずにいる。] (*136) 2022/01/30(Sun) 14:49:02 |
【人】 灯守り 立春[会合が終わってもしゃっきりと背筋を伸ばして 静かに凛と佇んで異彩を放っていたお姉ちゃんは、 私と目が合うと表情が柔らかく綻んで見えた。>>140 良かった。いつものお姉ちゃんだ。 綺麗な服、可愛いもの。 美しい景色、美味しい食べ物。 素敵なものを見つけたとき一番に思い浮かべる人は いつだってお姉ちゃんだった。 春分域のカフェ『陽だまり』さんで 秋冬限定雪うさぎチーズケーキをいただいた時にも>>87、 一番に見せたいと思ったのはお姉ちゃんだった。 他の家の姉妹がどんな風なのかは知らない。 こんなにお姉ちゃんにべったりな妹は珍しいのかな? 方々から送られてくる大量のお見合い写真を眺めても お見合いを進める気にはなれなくて、 最近では封も開けないままに床上に積み上げて 埃を被らせてしまっている。 いつか私に好きな人が出来て その人と結婚する日が訪れたとしても、 日々の生活の中で素敵なものを見つけたときに 一番に思い浮かべるのはお姉ちゃんだと思う。] (207) 2022/01/30(Sun) 14:51:01 |
【人】 灯守り 立春[受け取られない可能性をほとんど考えずに差し出した、 フォークとお皿へと手が伸ばされる。>>141 遠慮なく甘えられる妹に育ったのは 甘やかしてくれるお姉ちゃんが居たからだ。 昔はよく走り回って転んだり、 階段から転げ落ちそうになったり 雨の中はしゃぎまわって風邪を引いて寝込んで お姉ちゃんに心配をかけてばかりだったように思う。 何を作っても「美味しい」と言ってくれるし 何を贈っても「ありがとう」と言ってくれる。 遠慮しようとすれば、 さりげなく甘えやすいように導いてくれる。 いつも私に合わせてくれてるんじゃないか、と 思い至ったのは本当につい最近になってから。 ずっとくっついていたはずなのに、思えば お姉ちゃんの好きな食べ物ひとつ 自信を持ってまともに答えることが出来ない。 お姉ちゃんの喜ぶ顔が見たいのに 何年経ってもなんにもわからないままで。] (208) 2022/01/30(Sun) 14:51:07 |
【人】 灯守り 立春[不自然に置かれた間が、食事に手をつけない理由が 取り繕うように紡ぎ出された言葉めいて聴こえた。 拙い砂だんごを美味しそうに 食べる振りをしてくれていたみたいに、 いまも、お姉ちゃんは 美味しそうに食べようと努めてくれているんじゃない?] (209) 2022/01/30(Sun) 14:51:12 |
【人】 灯守り 立春お姉ちゃんにはいつでも元気で居てほし…… んぐ!? ……んいひい。 [言葉を遮るように押し込まれたチョコいちごは 少し酸っぱくてほろ苦くて、でもやっぱり甘い。 昏い想像も不安も何もかもが単なる私の思い過ごしなのだと 思わせて忘れさせるだけの力を持っている。 口の中いっぱいに広がった果汁と とろけたチョコレートを全部飲み込む頃には、 お姉ちゃんの口からも『おいしい』が零れていて] そっかあ……そういうことなら、 あんまり食べるわけにはいかないね。 [私は今日もまたお姉ちゃんの言葉を 額面通りに受け取って安心してしまう。] (210) 2022/01/30(Sun) 14:51:18 |
【人】 灯守り 立春これくらいなら、 用意してもらったご飯の後でも食べられるかな。 お姉ちゃんにも食べてみてほしい……けど、 食べきれなかったら、食べなくてもいいからね。 [そう言って、お土産用の小さな紙袋の中身を見せる。 三種の和菓子がそれぞれ二つずつに、ひとつだけ 練り切りで梅を象った上生菓子が入っている。 中のあんはお姉ちゃんが好きなはずだと思っているものだ。 猫さんがどんな人なのかはよく知らない。 ご挨拶しようとしてもいつも逃げ出されてしまうから 確かめようもないまま今日に至っている。 猫さんの分も入れたのは、 姉がお世話になってますの気持ちを込めたお裾分けのつもり。] ごはんを作って待ってくれてるかもしれないなら あんまり遅くまでは一緒に居られないよね…… パーティーが終わったらすぐ、お風呂行こ! 会合中ずっと楽しみにしてたんだ〜!! (211) 2022/01/30(Sun) 14:51:22 |
【人】 灯守り 立春[いつの間にか窓の外は夜の帳が降り始めていて ひとり、またひとりと帰り支度を始める姿が目に映る。 とっても緊張したけれど勉強になった会合も、 美味しくて楽しかったパーティーももう終わり。 けれど、 もうすぐそこまで立春のお祭りが近付いてきているから 淋しがっている暇はない。 テーブルの上に置いた和菓子は ありがたいことにすっかり売り切れて 麦さんの置いてくださったアンケートだけがはらりと残る。 それを回収し、周囲の皆様に再度ご挨拶をして…… お見送りしてくださる天乃さん達に深々とお辞儀をしてから 早く早く、とお姉ちゃんの手を引いた。 幼さを残したままの、あどけない笑顔を向けて。]** (212) 2022/01/30(Sun) 14:51:32 |
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