【秘】 四谷 隆史 → 水子たちの霊 ヒルコ 「まなぶ、って。名前、呼んであげてよ。」 [女は言う。俺の子を孕んで。俺の子を堕ろした女が。 同級生の。一番好きだった奴が。 母親の顔をして言う。もういなくなった子を。>>9 まだ経済力もないし 責任だってとれないと言い訳ばかり用意して 逃げた。殺した。生まれる前に捨てた子供の名前を呼べという。] (おとうさん、まなぶのおなまえ、よんで。) (俺には届かぬ声で、息子は父親を呼んでいるのに その声は父親には届かず、俺を責める声にしか聞こえない) (-32) 2022/08/09(Tue) 20:53:23 |
【人】 四谷 隆史[立ち尽くす。チハヤさんが俺には聞こえなかった何かへ興味を示し、探そうとするのならきっと呆然と その光景を俺は見ているだろう。 見ているけれど焦点は合わず。 どこか遠くを 過去を 眺めるようにして。聞こえた声は一度きり、でも 葬った筈の過去が咢を向けたような声が 消えてくれない。*] (82) 2022/08/09(Tue) 20:57:39 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a25) 2022/08/09(Tue) 21:01:17 |
【独】 陶酔 カナ/* 人外の子達にも縁故は振りたいな。 位置確認。多角は避けたい。 不明:デュース、ヒルコ 地下:四谷君、千早君 1F:名坂さん 狂気っぷりを出すなら名坂さんに会いに行くのもありかもしれない? (-34) 2022/08/09(Tue) 21:16:08 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ―病院入り口 名坂と― は あ い ♪ [人気もなく、静まりかえり、冷水に触れたような空気が肌に触れる。 そんな入り口のロビーで、少女の呼びかけ>>66に応じるモノが居た。 少女が振り返れば、手近な椅子に腰かけた子供の姿があるだろう。] (84) 2022/08/09(Tue) 22:00:43 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ (85) 2022/08/09(Tue) 22:01:12 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコねぇ、『僕』も一緒に探してあげようか。 まだ生きてるとは思えないけど、身体の一部ぐらいは見つかるかもしれないし。 [この病院で消息を絶ったなら、つまりそう言う事。 言葉には、少女への温情などなく、事実を突きつける。 だって、自分は生きていた事なんてないのだから。 生きている者の気持ちなどわかろうはずもない。] その代わりに、『私達』のお願いも聞いてくれる? [爛々と、光る眼が少女に注がれる。 この少女こそが、自分たちの「母親」になってくれるかもしれない。 歪んだ欲求を、彼女に向けていた。*] (86) 2022/08/09(Tue) 22:01:18 |
陶酔 カナは、メモを貼った。 (a26) 2022/08/09(Tue) 22:02:36 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ[少女に話しかけていたところ、こちらに歩み寄ってくる姿>>83が見えた。] ――あの人が、雪? [目の前の少女に問う。 はてさてどうしたものか。 少女が望むなら、三人で探すことも構わない。 自分が邪魔ならば、潔く身を引こう。]* (87) 2022/08/09(Tue) 22:03:56 |
陶酔 カナは、メモを貼った。 (a27) 2022/08/09(Tue) 22:04:45 |
陶酔 カナは、メモを貼った。 (a28) 2022/08/09(Tue) 22:05:30 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a29) 2022/08/09(Tue) 22:06:59 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a30) 2022/08/09(Tue) 22:09:05 |
【人】 四谷 隆史― 1年前 ― [ある日の保体の授業で。ゴリ松が言ってた。 本来であれば学生がするようなもんじゃない。 相手を大事にするというのなら待て。 待てないのなら、絶対に避妊をしろと。 男と女の体の違い。受精から出産に至るまでの内容。 エッチー!とかくすくす笑う声。女子は聞かないふり。 男子はゲラゲラ笑って碌に聞いてなかった。 だってそうじゃん。気持ちいいからする。 触れたいから、触れる。 ゴムとか買うより、そのお金で揃いでアイス買って食べる。 ラブホなんて行ってばれたら大変だからと、 使用してない旧校舎の、埃臭いシーツとベッドがある 人気のない備品庫で、互いの手を握って、交じり合った 夕日が差せば、舞った埃がきらきらって輝く シーツとおんなじように乱れた黒髪が、額に汗で張り付いてる あいつは、俺の名前を愛しそうに呼ぶ。 俺も、あいつの名前を呼ぶ。 好きだよ。大好きだよ。愛してるよ。 肉欲の免罪符。 その時楽しければいい。3年になってから増えた全国共通模試。 受験のストレスだって2人で溶け合っていれば忘れられた。] (88) 2022/08/09(Tue) 22:11:37 |
【人】 四谷 隆史 「ねぇ、隆史君。 私ね、生理きてないの……」 [梅雨が明けて。珍しくあいつが模試で悪い点とってんな。 って。図書館のデートの時に聞いて思ってたら。] は? え。 [子供ができるなんて思ってなかったんだ。 何度も交じり合ったから、健康な男女なら。 そうなるのは理解できたはずだったんだ。でも何故か。 俺らは大丈夫だって思ってた。 ――浮かんだのは困惑。それから拒絶。 あいつを好きなのは確かだけど。俺が父親? そんなんなれるわけないじゃん。学生だぞ。 今からどんどん本格的になる受験勉強だってある。 どうすんだよ。金だってそんなないし。 親になんて言えばいいんだよ。] (89) 2022/08/09(Tue) 22:12:18 |
【人】 四谷 隆史 堕ろそう。だって俺ら、まだ学生だよ。 わかっ [お前なら理解してくれるだろう? ――俺とおんなじ、学生で、同級生で。 受験勉強控えてるんだし。なぁ。] [いつも俺の言葉に笑顔で頷いてくれるあいつが。 初めて、快楽じゃない涙を零した。*] (90) 2022/08/09(Tue) 22:13:29 |
【人】 名坂愛子―― 廃病院入り口にて>>68>>84 ……っ [ふと、何か得体のしれないものに見られたような、そんな気がした>>68] だ、誰かいる……?ゆ、雪―? ち、違うかー……あははは…… [思い出すのは、このオカルトスポットで起こった事件と噂。 閉鎖の原因となった患者の相次ぐ不審死。毎年のように跡地で起こる死因の見つからない不審死事件。 そして……この廃病院に巣くう怨念が生きている者を引き込んで二度と生きては返さないという噂] ――早く手がかりを見つけて、こんなところから出なきゃ…… [本当にここにいるかは分からない。ここに来たかさえ確かではない。 それでも、本当に妹がここに来たのなら絶対に何かしらの手掛かりは掴んでみせる。 もし噂通りに、引き込まれてしまうとしても、だ。だって] (91) 2022/08/09(Tue) 22:16:45 |
【人】 名坂愛子お姉ちゃんだもん、ね [おばけなんてない、とは思っても、想像はしてしまう。 妹にその手の話はよく聞かされたりしたものだし] よし、まずは直感で向こうの方に……ぴゃぁっ?! [そう決意して廊下の先へと向かう直前だろうか、突然声をかけられたのは>>84。 静まり返った入り口のロビー、誰もいないと思っていたのに急に声が聞こえてきて飛び上がるほどに驚いてしまった。 振り返ってみれば、椅子に腰かけた子供の姿] あ、あれ?見逃してた……? そ、そう、そうなの!ちょっと妹がここに来てないかなって 君は、一人でこんなところにいたら危ないよ? [誰かを探してるのかと聞かれれば素直にそう答える。 内心ビクビクしつつも、見た目子供だし、もしかしたらどこかの物陰に隠れて驚かすかくれんぼ的な事をしてたのかもしれない。 そう思う事にした。 だから普通に小さい子供のように扱おうと思ったのだけれど] (92) 2022/08/09(Tue) 22:17:29 |
【人】 名坂愛子生きてると思えないって、身体の一部って……そんな物騒な! ――ふぅ……いや探してくれるのは助かる、かな [子供にしてはかなり物騒な事を言い放たれた。思わず怒りかけてしまったけれど、それも子供だからと思い落ち着くように深呼吸] その代わりにお願い……、いったいどんなの……? あんまり高価な物を買ってとかは駄目だよ、いろいろな意味で [爛々と光る眼。それが、とても不気味に見えて、思わず身震いしながらも問い返す。まさか、目の前にいるのが廃病院に巣くう怨霊の一つだなんて想像なんてできぬまま。 そんな時、廊下>>83からやってくる少女の姿] (93) 2022/08/09(Tue) 22:22:05 |
名坂愛子は、メモを貼った。 (a31) 2022/08/09(Tue) 22:27:41 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ―いつかの話 カナと― 「―〜~※§Ж〜―♪」 彼女が時折口ずさむ歌>>63を、彼女が横たわるベッドの横で、懸命に真似をする。 生まれた事のない自分達には、声を出す感覚などわからないから、酷いものだけれど。 言葉に込められた意味など、わからないけれど。 それゆえにか、彼女の歌に籠っている想いはわかる。 心が壊れて、それでもなお、刻まれた記憶。 それを、羨ましいと思う。 同時に、腹の底から憎く思う。 ――自分は、そんな風に歌ってくれる相手すらいないのに。 (95) 2022/08/09(Tue) 22:29:48 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ「ねぇ、おねぇさん。 教えてよ、『僕たち』だけじゃあ、わからないんだ。」 彼女の名前を聞いた事は無かった。 だから、いつも「おねぇさん」とだけ呼んでいた。 「どうして、そんなにキレイに歌えるの? 「歌う」って、どんな気持ちで歌えばいいの? ―――誰かを愛してるって、どんな気持ちなの?」 何一つわからない。 何せ、経験する事すらなかったのだから。 歌に籠めるべき思いが、からっぽだった。 「―〜~※§Ж〜―♪」 調子はずれな声が響く。 彼女のベッドの横で、日が昇るまで。* (96) 2022/08/09(Tue) 22:30:02 |
【独】 陶酔 カナ/* 二人ともごめんなさいね。 驚かす方向性ではなく、気味悪がらせてカナを避けさせる感じにするか? 思い切って多角に行くべきでしたね。 この後、お話しする機会がないかもと思って。 (-37) 2022/08/09(Tue) 22:47:10 |
【人】 千早 結──処置室→地下── 死んでも、逃げられないものは… 四谷くんを縛る、「こころ」? ぼくは生の苦痛から逃げたいようなものだけど 死後の世界が恒久的に続くものなら ぼくもそれは、しんどいと思うかな [謎解きのような彼の返答には階段を降りながら返して>>75 死後の世界が生の延長なら肉体が朽ち果てるだけで環境は変わらないのだろうか。誰かに取り憑き好きにふわふわと生きるだとか、幽霊のコミュニティ世界があって、そこではこちら側では出来ないような事象が広がる、別世界があるのかとかも考えたのだが… 「永遠に変わらない世界」であるのなら興味は薄れる。 いや当の本人(幽霊)に聞いたわけではないので、早計だろうかと足を早めて] (98) 2022/08/09(Tue) 22:47:40 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコ―病院入り口 名坂さん、カナさん― 「イモウト? 言葉の意味はわからないけど、生きた人間なら、さっき地下の堕胎室に案内した。 『お姉ちゃん』って、呼んでる人も知ってるよ。」 言葉の意味はわからないが、言葉の響き>>92なら知っている。 もっとも、「お姉ちゃん」と呼んでいるのは>>72の事なので、要点を理解しているとは言い難いが。 「ねぇ、さっき言った、『僕達』のお願い>>86、聞いてくれる? この人>>97を、連れて行ってあげて。 『僕達』より、ずっと大切な物を探し続けてる人だから。 『私達』は後ろについて行かせてもらえればいい。」 そう、少女に懇願する。 自分達の願いより、そちらの方が重要であろう。* (99) 2022/08/09(Tue) 22:54:32 |
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