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【神】 イル・マット フィオレロ【ノッテアジト】 >>G5 漂ってくる煙が鼻をくすぐった途端、眉を顰めて。 "あまりよろしくないですよぉ"と言いたげな視線こそ投げるが 喫煙はさておき内容は求めていた上司そのものではあったため、 静かに、かつその言葉に相槌を打っていた。 「……いや、ここにまで持って来てたんですかあれ」 肯定男になっていたが、思わず飴がちらついたのには 言わずにはいられなかったし、ヒヤリとしたままマウロの動向と様子を見ないふりをしつつ、しっかり耳をそばだてていた。 コルヴォ >>G6 に対しては、「あー。えらい、えらぁ〜い」 なんて心がこもっているようには思えない無気力の褒めが。 去るようで去らない様子に思わず肩を竦めつつも、"待ててえらい"と言いたげな眼差しが貴方の背に刺さったことだろう。 (G7) 2022/08/09(Tue) 3:23:43 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → イル・マット フィオレロ「関わりのない人間から見ればそれも違いないが、そういうものだと見せびらかすのも品が無いということさ。」 否定はしない、と軽く肩をすくめてみせる。 「何、この菓子類を仕入れるのにもなかなかに大枚を必要としていてね。食い扶持を稼ぐので手一杯…と言ったら驚くかな?」 しれっとさらにそう続けた。 流石に明日食べる為のお金が無いだとか、そういう事はないのは明らかなので、半分冗談だとは分かる。 「ファミリーとしては、制裁の為に手を下した輩を追いかける事はするだろうよ。」 「俺のような“昼行灯”に出来る事と言えば、ピリついた者を執り成す事くらいであるし、万が一上に立つという事があれば、ファミリーが駄菓子会社になる日も遠くはないな。」 貴方の態度を咎めるようなことはない。 むしろ愉快そうに見ている…のだが、下から見上げようともその仮面の下のまなざしは伺い知れない。 (-88) 2022/08/09(Tue) 3:29:21 |
【秘】 情報屋 ロッシ → プレイスユアベット ヴィオレッタ/* あっ、樹木子お嬢様の命を握ったお嬢様!! 確認しました、ありがとうございます〜! 木霊窓は使用して問題ありません。ここがヴィオレッタのパーティー会場です。 見学及び墓下(システム的な死亡者)、諜報員から見える窓だよ。 妖精陣営は村の勝利判定ではカウント外なので、樹木子お嬢様への プロポーズの際は運営には確認を取ったり報告したりはしなくて大丈夫です。 その他の人への行使の際も勿論報告はなくて大丈夫です、 村の存続への影響はないので! のびのびRPしてね。 PLさんへの連絡に関しての運営の方針はDiscord鯖のルールタブの 上の方にある「能力行使先について」の項目の通り任意です。 改めてご確認くださいませ。 役職に関してはこのくらいかな。プロポーズうまくいくといいね! 海辺のフチラータ、どうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-89) 2022/08/09(Tue) 3:38:24 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「品、かぁ。そういうものですか。 ……アルバがそれを言う方が自然なんですけどね」 言外に、"なぜ貴方はノッテに?"と。 そう言葉裏に含んだ言い草だ。 「そりゃあ……驚くし呆れますよ。えぇ〜。 そうなるって慈善事業みたいな売り方してるからでしょぉ。 ウチが幾ら海を飼ってるとは言え〜」 「……貴方は怒らなさすぎる気もしますけど」 文句ではなく、貴方に怒りが沸かないと思っている訳でなく。 信頼か、単なる思い込みか。 答え合わせをしたがるように首を傾げる。 その感情を持ち合わせたうえで、そう振舞っている──そう解釈しているからこそ、駄菓子会社の言葉にも反応しないで、目が重なり合わないにもかかわらずその仮面を見つめる。 見つめるしか、しないというより、できない。 不器用なのは半年前にやや改善を見せたが、その前はそれはすさまじく。改善された今ですら酷いことには変わりはない。 (-90) 2022/08/09(Tue) 3:53:10 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「ボナセーラ、ソニー。また今日も餌付けしてるのか? このままじゃ俺よりも、みんなその手の虜になっちまうよ」 レンズ越しに夕陽を乗せた花籠を見やる。 施設の中にいた男は聞き慣れた声に、 今し方自分の身なりに問題が無いのを確認して準備を整えた。 近寄ってきた貴方へと片手をあげれば、その手に持たれたバンズを腰を折り曲げつつ食んで食す。 何度か頷くように器用にかみ切って、安物の石けんの香りが残る髪を揺らした。 「……うん! このパネッレ旨いなあ。祭りも馬鹿に出来ねえ」 「さては、祭りに浮かれて仕事を疎かにしているんじゃないか? お前は花には真面目だが、時々そういうところがあるからな」 (-91) 2022/08/09(Tue) 3:58:20 |
【影】 鳥葬 コルヴォ「近頃は、随分と」 祭りに華やぐ街の喧騒。 時折紛れ込む雑音。 その音は鼓膜を揺らさない。 「幻聴がひどいな」 在り得ざる残響は真実のものではない。 否定的な言葉も、肯定的な言葉も、何れも幻聴でしかない。 そうでなければならない。 「だが、あんたの声だけは聞こえない」 「もしも漸く全てが正しくなり始めたなら……」 (&0) 2022/08/09(Tue) 3:59:14 |
【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 情報屋 ロッシ/* ご確認いただきありがとうございます。 命……握っちゃいました。同胞の……エン 木霊窓は見える方が居てしまうのですね、承知いたしました。 その可能性をすっかり忘れていたので、危なかったです。 発言の際は留意いたしますね。 告知や報告につきましても、確認・理解いたしました。 プロポーズ(?)、がんばり、ます……! それまで生きていられたら。。 丁寧な解説をいただき、ありがとうございます。 皆様と一緒に楽しい場を作れるよう、頑張ります! (-93) 2022/08/09(Tue) 4:01:45 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ【街中】 「よお、兄弟こんなところで何をしている」 大通りから外れた路地、壁に背を預けながらくつろいでる姿の男が一人。香る酒の香りと煙の匂いから酒場に居たことはすぐにわかるだろう。 こんな日は一日二日ではない、ボスが亡くなってからのヴェネリオは連日この有様だ。 「相変わらず目立つなあ、車も走らせないでどうした。 何か俺に急用か」 (-94) 2022/08/09(Tue) 4:05:50 |
【人】 デッドヘッド ヴェネリオ>>14 リカルド 【街中】 「よぉリック、お使いは済んだか。 小言がうるせぇぞ……頭に響いてかなわん」 きつい酒に混ざった煙の香り、 どこをとってもまとめ役には的さない役満を着飾って頭をかく。 実際のところファミリーの人間には数多の功績を知られているし、一言で話を聞かせられる。今更面倒を見るのはほんの一握りだ。 懐から取り出した煙草を咥えつつ、部下にもう一本を差し出してやる。時間潰しも大概である。 「帰っても良いことがあるもんか。 優秀な部下をもつ俺はご老体に大人気なんだよ」 「……あと30分……いや1時間。 今いっても会議に死人の名前を増やしておやすみなさいだ。 眠気冷ましにお前が選んだ店でも連れて行け」 (19) 2022/08/09(Tue) 4:09:35 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>1 【バー:アマラント】 ソニーのカクテルが残り半分を切る頃。 賭博場で見る女が二つほど間を空けた席に座った。 プライベートらしくラフな格好の。 パンツスタイルこそ制服と変わらないが、 薄い肩を露わにした服装は彼女の仕事場で見る事はない。 慣れた様子でマスターに注文を告げ、ぼんやり辺りを見回した。 こちらに気付いて手を振るならば、 瞬きをひとつふたつした後に微笑を返すだろう。 気付かないか視線を寄越すだけに留めるならば 手持無沙汰に待つ女はスマホを取り出して弄り始めるだろう。 (20) 2022/08/09(Tue) 4:50:49 |
【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 花で語るは ソニー/* あっ…アンカにソニーさんのお名前入れ忘れました…。 強い筋肉の描き方様、申し訳ございません! (-95) 2022/08/09(Tue) 4:58:27 |
【神】 piacere ラウラ【ノッテアジト】 >>G4 フィオレロ様 依然として上司であるマウロを見つめていた女だが、横からの声に首を傾げたままそちらへと視線を向け。 視線の高さが同じということに驚いたのか、僅かに身を揺らすもやはり表情に変わりはない。 「………………フィオレロ、様」 代わりに名前を呼んで、考えるように暫しその双眸を見つめ。 この間にマウロよりの声がなければ素直に頷く。 そっとしている方がいいと言われれば確かにそう感じる。 女としては八つ当たりされようと特に気にしない訳だが。 そのままフィオレロが己の傍を離れるまでは本当に大人しくあるだろう。 漂う煙の匂い(>>G5)にはひとつ咳き込みを零しながら。 (G8) 2022/08/09(Tue) 5:56:39 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート「ずり……」 こちらは8と9を合わせて下一桁は7、そちらはQ(0)に9。 疑うというわけじゃない、そもディーラーの仕事は店の利益を出すことだ。 客は常に不利な勝負を挑んでいるのを理解して盤面を見る必要がある。 それにしたって。唇を尖らせ不服そうな目が見上げる。 「ブラックマフィアがあちこちに出張ってるって言うし、ありえなくはないな。 けど面子を掛けた事態を収集するには、結局近場から解決することにはなる」 事実関係はどうあれ、まずはソルジャーやアソシエーテを納得させる必要がある。 だからこそこうして今、抗争の火が上がっているのだろう。 真面目な話をしつつ、ジャケットから肩を抜いて肘まで落とす。 固めの生地を引っ張るようにして袖を抜くと、誰も座っていない椅子にくしゃりを掛けた。 若いわりには使い込んでやけに節張った指が、皺にならないように布地を均す。 小柄な割にはずいぶん引き締まった体が、黒いシャツの下から輪郭を浮かび上がらせる。 「いい迷惑だ、こんなことになって。 どっちにしたって仕掛けたやつは混乱を起こすのが目的なんだろう。 内側からでも外側からでも、脇腹を突かれる結果にならなきゃいい」 手元の二枚を返し、ぱら、ぱらと次のゲームの札に目を移す。 (11)1d13と(6)1d13。いい勝負ができるかどうか。 (-96) 2022/08/09(Tue) 7:20:04 |
ソニーは、先と変わらない点数をぶすくれた顔で見ている。悪い手ではないけどさ。 (a5) 2022/08/09(Tue) 7:21:00 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルドどうかな、なんてごまかすような一言で流してしまう。 花屋としての顔に比べれば、ここで見せている顔のずいぶん飄々としていること。 配達車から下りてくるせわしない青年の姿と、こうして相手取る青年の姿を同じと見るものは少ない。 そういった意味であれば、確かに内面を曝け出してるなんて言えなくもない。 表の顔と裏の顔、どちらが素顔なのかは不明だけれど。 「ボスの仇討ちが、出しゃばった手柄?」 互いに敵同士、言葉は選ぶもの。 己の考えを整理して出力しただろう説明を、わざわざ揚げ足を取るように拾って笑う。 ク、と喉の奥に押し留めたような吐息は怒りを買おうとしてるよう思えなくもない。 それが単純に激情が鈍らせるものを知っているからか、軽口なのか。 どちらにせよ続く言葉は返答に飲まれた。 コーン型のシガリロを灰皿に立てかけて、少し丸めた背の先にくっついた顔が、 ぱっと一瞬。顔つきに相応の、稚気の絡むような笑顔を向けて、また戻る。 「ありがとう、リカルド。 数の増えてアシのつきそうなやつは勝手に引いておいてよ。 商品が足りないからって、ぶうぶう言ったりはしない」 紙面に書き足されたものは、堅苦しい正式名称で書いてあれど、 要するに自白剤と安価なセックスドラッグ、それにありふれた自動式拳銃だ。 どんな手を使って探り出すつもりなのかはそれだけでピンと来そうなもの。 武力に相当するものを相手に頼むのは、これが初めて。 (-97) 2022/08/09(Tue) 7:32:51 |
【神】 デッドヘッド ヴェネリオ【ノッテアジト】 「遅くなったなあ、探しもんをしてたら犬に懐かれちまって。 しっかり餌をやって、お家に返してやってたんだ。」 少女の咳き込む声(>>G8)に続いて口を開いて。 足音を鳴らさずに会議室に入っていたヴェネリオは椅子に深く座り込んだ。 会議に遅刻したことを悪びれもなく一同を見やり。 「揃いも揃って上は 遊び 呆けてる。仕方ない、報告したいことがあるやつから口を開けろ。 なければ無駄話は終わりだ。」 散らばる紙を拾って目を通し、見慣れた名前ばかりに眉間にシワがよってしまったものだから丁寧に指でほぐして戻してやる。 「死人の名前以外に聞きたいことはあるか。 指示なんぞお前たち兄弟には必要ないだろ?」 ファミリーの敵は殺せ。 そう、静かにいい放って。「金や武器がほしいなら他の幹部に当たってくれ。 俺は酒を飲むのに……忙しいんだ。」 (G9) 2022/08/09(Tue) 7:52:37 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー「Mi perdoni.」 苦笑を交えて次のゲームに移る。 少しだけ身体を見物するように目を向けながら札を混ぜて、 もう一度、新しく二枚ずつ配っていく。 「こいつがヤりました、はいどうぞ、 では既に済まない段階まで来てしまっておりますからね。 一層身を引き締めなければならないでしょう」 「最も良いのは、祭りに免じて…… 目立った事件が起こらないまま収束することだが。 まあ──……希望的観測だよなあ……」 (9)1d13、(1)1d13、それと──(12)1d13。 あなたがジャケットを脱いでいる間これ以上気を悪くしないように、ささやかな悪戯を袖の下に忍ばせていた。 ▽ (-98) 2022/08/09(Tue) 8:05:41 |
【妖】 プレイスユアベット ヴィオレッタ酒、異性、熱狂。 少々口を滑らせるくらいなら薬に頼らなくていい。 このどれか、もしくは全部を浴びせれば良い。 そうして得たものを流すだけでちょっとした小遣いになる。 大変有難い事に。 罪悪感が全くないわけではない、が。 ただし、 バレる訳にはいかない。決して。 万に一つでもこの小遣い稼ぎがバレた。 その時は―― ($0) 2022/08/09(Tue) 8:13:22 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「大丈夫だよ先生、しょっぱいものの後は甘いもの食べたくなるものだし。 ねえ、今日は様子を見にきただけ? やっぱり、いそがしい?」 寂しがるように子供みたいな声をあげて、慣れ親しんだ人の顔を見遣る。童顔のせいか背丈のせいか、実際の年齢よりもずっと顔つきは幼気が濃い。 すぐそばにひょいと寄ってきた頭に視線を寄せて、しばらく固まって。やけに長いこと、少しだらしのない頭を見ていた気がする。 我に帰ったように半身返して、揚げ物の匂いにつられて列を作っていた子供たちにパネッレは寄越されてしまった。 そうして微笑ましい会話の中であるのに、短い言葉のアクセントは明らかに昨今の騒動を指していた。 相手がどんな立場の人かを知っている。己がどう振舞うべきかも知っている。 であるからにこそ、未だ下手人や遣り口の明るみにされていない殺人事件についての動きは前置きをしておかなくてはならないわけで。 「オレはちゃんとやってるよ! どこもかしこも花が足りないってんで忙しいんだい。 祭りでも人手は足りないってんで駆り出されるし、ああでも! 先生が言うならいつでも体は空けられるから」 立場の違う、今や属するところさえ違えた人間同士。貴方が従える群勢のように遣われることなんてのはありもしない。 それでも会えばこうして言葉を交わしてくれることを、なんとも嬉しそうにコロコロと表情を変える。 花屋のソニーとしての顔ともまた違う、無意味に背伸びしたような子供みたいな顔だ。 (-99) 2022/08/09(Tue) 8:17:56 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/*かしこまりましたー! 元々こうだと言われればそうか?と訝しげにしますが、それ以上は詮索しなさそうです。違和感は抱えたままなので、きっかけがあればまたつつくかもしれません。 あと他無ければこちらからのすり合わせは以上になりますね。 改めてよろしくお願いします……! (-100) 2022/08/09(Tue) 8:18:01 |
【秘】 害のない毒 マキアート → 花で語るは ソニー「……おや、」 合計10。次いで引いたもう一枚がクイーン。 結局下一桁は変わらず0で、文句なしのブタ札。 これには先ほどからの苦笑が思わず長引いてしまって。 「ハハ、オレの女王様は気まぐれのようで」 思わず背もたれに体重を預けて、そちらの反応を見やった。 結局順番通りに配っただけではある。 そのイカサマを見抜こうが見抜くまいが構わないし、 或いは指摘してしまってもいい。 何れにせよ、あなたを楽しませる物種になるかもしれない。 (-101) 2022/08/09(Tue) 8:20:51 |
【人】 花で語るは ソニー>>20 ヴィオレッタ ごく度数の低いオレンジ色のカクテルは、それこそ水分補給みたいに減っていく。まだ仕事も残っているうちだ。しっかり腰は落ち着けない。 仕事に集中すると言うならそもそも飲むべきじゃないのでは……なんてのは、祭りの最中なんだから気にしちゃいけない、そうだろう。 初めは気づいていなかったのかちらりと視線を向けるだけ、あるいはそのように見えるだけ。 それがぱっと驚いたように半身向けて席を詰めて、軽い調子で声を掛ける。 「びっくりした! ディーラーのお姉さんでしょ、ああプライベートだから大きな声で言わない方がいい、席空いてる? 今日は仕事の前、後、プライベート? 見違えるなあ、いつもカッコいいけどその格好も素敵。 アネモネの枝みたいにどんな色を乗せたって似合うんだね、オレはね、ふふ、仕事中」 鷹揚な言葉がつらつらと口をついて出る、まるで一人で漫談でもしてるかのようだ。それも少しいけば相手の言葉を待ちもできる。 表の顔、花屋のソニーはいつもこうして軽妙で軽薄で、明るくて調子の良い人間といった振る舞いをする。 賭場へ赴くときの設定だって、なけなしのお金でギャンブルをするのが好きなカジュアルなばくち打ちといったところ。 振る舞いにせよ言葉にせよ、大した人物ではなさそう、そう見える。 「祭りって賭場にも関係あるのかな。最近はお仕事忙しいの?」 (21) 2022/08/09(Tue) 8:31:54 |
【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタその時は―― 覚悟を決める。 しか、ない、のだろうか…。 ここ数日の間、ぐるぐると頭の中で巡る 疑問とその結論に軽い眩暈を覚える。 売ったのは薬にも毒にもならない、つまらない情報。 …のはずだったのに。 その所為で顔見知りの客が、死んだ。 その所為で抗争の火種を、生んだ。 (-102) 2022/08/09(Tue) 8:40:43 |
【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタいくど自己弁護を試みても。 いくら現実逃避をしてみても。 いくつ理由を並べ立ててみても。 拭っても、拭っても、拭っても。 不安が、 恐れが、 嫌悪感が、 憂いが、 苦しみが、 絶望が、 罪悪感が―― 消えて、くれない。 だから、今日も酒を呷る。 少しでも、眠れるように。 ……小遣い稼ぎなんて。手を出さなければよかった。 (-103) 2022/08/09(Tue) 8:43:45 |
【人】 銀の弾丸 リカルド>>19 ヴェネリオ 【街中】 「えぇ、そちらは滞りなく。 小言がお嫌ならもう少し幹部らしくしてください」 酒の匂いに混じった煙の残り香が、何処で何をしていたかを雄弁に物語っている。 幹部の中でも有数の力を持った人物だ。きっと手際良く目標を死体にしてしまったことだろう。 出会った頃はもう少し血の気があった気がするが、それは10年という年月を考えれば当然と言えば当然だ。 差し出された煙草を遠慮なく頂いて、こちらからは自分のジッポライターで火を差し出した。 世話焼きがここでもしっかり板についている。もう慣れだ。 「仕方ないですね……。 家族の死体は俺も見たくはないですから、それくらいはお供しましょう。 珈琲と甘味が美味い店を紹介しますよ」 そう言うと、後部座席の扉を開いて貴方に乗車を勧める。 いくらか時間を潰し、眠気と酔いが冷めたところでアジトへとエスコートをするのだろう。 (22) 2022/08/09(Tue) 9:02:40 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「俺はいつでも仕事とその帰りに酒を飲むので忙しいんだ。 この間なんて裏路地を通ったらお気に入りの靴を野良犬に汚されちまって参っちまったよ」 言い慣れていそうな子供でもわかる誤魔化しを混ぜて、わざとらしく口角を上げる。事実が混ざった嘘も、嘘だと気づかせるためについていた。 男が夜の酒場や、怪しい繁華街から出てくる姿もいつも一人。 帰るときには一人になって 出ていく、それが常でありここ数日続いている。「いっちょ前にお花やさんをしてんな…… そうか。この時期は尚更盛況か、 通りにもやけに花があると思った。偉いぞソニー」 ふ、と視線を下げて考え事をするようにメガネのつるを触る。 「ここでお前さんに会わなかったらよかったのになあ」 風に小さな言葉が連れ拐われ。 幼い子供に言い聞かせるように、丁寧に続きは紡がれた。 「……今日は、暫くここには来れねえって伝えに来たんだ。 早くて数ヶ月、長くて、わからねえ。 融資については代わりのやつを寄越す、若い男だ。 菓子の種類も記念日も叩き込んでやって、だから、 しばらく会う機会もなくなっちまいそうなんだ」 「せっかくだから食事でも奢ってやろうか。 まともな 就職祝い 、してやってなかっただろう」 (-104) 2022/08/09(Tue) 9:17:33 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「……あの方を敬愛しているのは俺だけではないと言うことだ」 花屋としての一面も、素性を調べてる内に当然見たことはある。 表向きの仕事がマフィアとしての顔と直結してる自分とは随分違う二面性だ。 もっとも、リカルドの場合は取り繕った顔をするのは大の苦手とするところだから、違って当たり前の部分なのだが。 相当女を食い物にしてるというし、付き合いきれんと思えば更に眉間に寄るシワが濃くなった気がする。 女づきあいの激しい同僚の顔をさらに思い出して、頭痛まで襲ってきたようだった。 「……貴様はいちいち癇に障る言い方をする奴だ。 取引相手でなければとっくに物を言わぬ姿にしているところだが……まぁ、俺も馬鹿ではないんでね」 接近戦に持ち込む力は当然持ち合わせているが、本職としては狙撃手であるがゆえに分が悪い。 それが分かっているから簡単に激情に身を任せることはしない。 「ほぉ、拳銃をご所望とは珍しい」 だから冷静に紙面の希望リストに目を通し、貴方に見えるよう出しても良いものにチェックを入れ部下に回す。 ドラッグ類は問題ない。他のアルバの人間にも出している物だし使い方もわかっていることだろう。 拳銃はありふれたものとは言え、調べれば足がつきやすいものの一つだから十分に経路を偽装できる物だけをしっかりと選んだ。 ――その間わずか数分。 仕事は早いのが信条だ。 一両日中に全てのものを揃え、きっちりと納品をしてくれることだろう。 (-105) 2022/08/09(Tue) 9:30:15 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>21 ソニー 注文が届くまでの退屈を紛らわせようと スマホを取り出した――直後。 こちら側へ席を詰める青年と、かかる声。 少し眠たそうな眼をそちらに顔を向ける。 ひとつふたつの瞬きは驚きから。 みっつめの瞬きは気持ちの切り替えに。 眠たげだった瞳は緩やかに細められ 見慣れた微笑へと変わっていく。 「ごきげんよう、お客様。 こんなところでお会いするなんて偶然ですね。 えぇ、今日は仕事の後です。眠る前に一杯だけ、と思って。 よろしければお仕事の羽根休みの間だけ、 ご一緒くださいますか?」 わずかに肩を竦ませ眉を下げ、尋ね返す。 ほめ言葉には照れくさそうな微笑で答えて。 「お客様が増えますからね。 外からのお客様もそうですけれど、 祭りで覚めない興奮をそのままにいらっしゃる方々も」 大変ありがたいことです、そう呟き 暇つぶし相手にしようとしていたスマホをテーブルに置く。 言外に含まれた意図は、気づかないふりをして。 (23) 2022/08/09(Tue) 9:41:36 |
【神】 銀の弾丸 リカルド【ノッテアジト】 ”酒を飲むのに忙しい” その最後の一言だけが勿体ない。 そう思いながらも、上司に続いて会議室へ入っていた男は、馴染みであるマウロの隣に腰を落ち着けている。 表情を見たまま荒れているのを悟ったからだろうか。 常日頃からぐちぐちと宣う小言を言うこともなく、静かに会議の流れに耳を傾けていた。 「下手人を見つけたら直ぐにでも殺して良いのですか。 となれば、手柄は争奪戦ということになりますね」 ク、と口端を上げて笑みを浮かべ。 周りに発破をかけるような言い回しを選んだ。 勿論自分が仇をみつければ、必ずこの手で始末してやるとは心に決めているのだが。 それはそれとして、この場で場を乱す行為は慎みたい。 ボスが不在になったという大きすぎる傷を、混乱という名で広げるのだけはしてはならない事だと、男はちゃんと理解していた。 (G10) 2022/08/09(Tue) 9:45:33 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 銀の弾丸 リカルド>>22 二つ並んだ煙の糸。ほとんど上司のために使われてしまっている贈り物のジッポ。もう買い換えたかは知らない。 いつもの光景にいつもの仕草、それに終わりが来ようとしている。 「リック。酔っ払いの戯れ事だ、耳かっぽじってよおく聞けよ」 酔い醒ましと言われ走らされている車の中。 車内でも窓の外から視線ははずさず、ヴェネリオは口を開いた。 「お前はノッテに永遠の忠誠を誓っているな?」 冗談でいっている口ぶりでは無い。 張り詰めたノッテファミリーの現状で溢した、僅かな弱味。 これまで培ってきた縁への絶対的な拒絶と信頼の文言を唱える。 「酔っぱらいだから都合悪いことは聞こえねえ。 リカルド・フェリーニ、お前の命は誰のものだ」 「良いから、言え。お前からの言葉がねえとイライラする」 (-106) 2022/08/09(Tue) 9:57:42 |
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