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【人】 鳥葬 コルヴォ【バー:アマラント】 >>19 リカルド 「その場にそぐわないからって、 居ちゃいけないって道理も無いでしょうよ」 いつからここはドレスコードのあるリストランテになったんです? 小馬鹿にするでもなく、ただ軽口のように続けた。 あなたの悩んでいる事は、そういう事ではないのだろうが。 「お仕事、上手くいってないんですか。 そうでもないなら、別に焦らんでもいいでしょう。 任されたばかりの仕事を完璧にこなせる奴なんて居やしない」 「あんたはきっと真面目すぎるんでしょうね」 すっかり眉尻を下げてしまったあなたに無責任に言う言葉は、 飽くまでも上下関係も何も無い、他人としてのものだ。 何も事情なんて知らない人間の言う、ただの一般論。 「その時注文するに適したものが思い付かないなら、 店員に聞いて、勧められたものを頼めばいい。 それなら合わないものが出てきても、言い訳が利くでしょう」 相手は本職なのだから、合わない事はそう無いだろうが。 真偽はどうあれ好き好んで頼んだわけでないのなら、 やはりあまり親身でもない言葉だけを投げ掛けた。 態々人様の面倒を見るような立派な人間ではないのだ。 (23) 2022/08/12(Fri) 22:53:57 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ「ああ……? それは、ご愁傷さま。気の毒なことだね」 虚を突かれたように目を瞬かせるも、見ず知らずの人間の死には哀悼を示そう。 今はまだ、相手が何者だか知らないつもり。もしくは本当にまだ知らないか。 それは相手が裏社会でどういう人間であるかに委ねられてしまうのだろう。 名さえ聞いたなら噂は聞いたことはあれど、個を持たない彼のことまでは知らないかもしれない。 かりそめの事情を聞いたなら、見上げる視線には同情めいたものが乗る。 実際にどれだけ情が乗っていようが、他人のそれは他人のそれ。 肩口ほどから見上げる表情は幼さもあり、時折見せる表情はハイティーンのようですらある。 この場で年上ぶろうってつもりもないらしいので、認識は年下に向けるそれで十分だろう。 「いいよ、憂いてる人の顔は切なくて好きだ。 けれどそうだな、オレもお兄さんの笑っている顔は見たいし、 見送られる人だって、最後にきれいなものが見たいんじゃない?」 口説き文句混じりの励ましがどれだけ受け止められるものやら。 なんの目的で声を掛けてきたのか、軽口を軽薄な笑顔が飾る。 気楽に振る舞うように足元にしゃがんで空を見上げ、 膝くらいの高さから相手に向かって話しかける。に、と満面の笑顔つき。 篭絡しにでも来たんだろうか。 (-63) 2022/08/12(Fri) 22:56:08 |
【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア……その答えを聞いて、ふ、と息を吐く。 隣にあなたが来れば、少し硬くなった表情もまた柔らかくなった。 「ん。いいエスプレッソにいいチョコラ。二人の秘密だぞ」 悪戯にそう言って、乾杯、とカップを持ち上げた。 (-64) 2022/08/12(Fri) 23:02:37 |
【魂】 piacere ラウラ尾行してから数刻の時が経った。 こちらを伺う動きは確認出来ずにいたが、撒くように車を走らせる点等から既に気づかれている(>>_3 >>_4)ことは察せられる。 さて、ここで諦めるべきか。 思考する間にもお互いに動きを止めることは無いだろう。 本来であれば引き返すことが最前とも言える。 何かしらの情報を手にしているとも限らないのだから。 信号が赤になったところでヘルメット内でひとつ息を吐いて、受けた命を反芻させる。 一つでも────……。 それに該当するとも言い難いが、ここまで来たのであれば誘いに乗るのもありかもしれない。 信号が青に変わるのとともにそう決意して、【埠頭】へと向かう。 (_5) 2022/08/12(Fri) 23:03:35 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「へえ……もう少し聞きたいんですど。伴侶や連れ添い? お子さんは?今はどうして?」 遠慮もプライバシーもあったものではない。 が、遠巻きに聞いてもどうせ聞くことは大事だ。 何より、現状自分が欲しているものの参考になりそうなのでそれなりに必死なのはある。 「態度ですねぇ。 ……いや、馬鹿にしてる訳じゃなくて。 任務時は俺ですらこの態度は崩してそれなりに取り繕います。 取り繕わないでほにゃ〜っとしたままで上層部に上がるのって 相当に努力と運か、天賦の才がなければできない。 余程相手の差異に気を付け思慮に長けないと不可能な事です。 このうちどれを否定されましても、立場が証明されていますよ。 「……後は親しみやすさですかね。 誰も花の茶なんてこの国では興味を示さないですから」 付け加えた言葉のほうが本音に近いと言わないまま、簡潔に。 揺らされたタンブラーに飲む、と素直に頷いた。 「俺に直接怒ってる方はいなかった気もしますし、 持ってる人への妬みでしょうねぇ。 俺も幼少期に苦労はしたんだけどなぁ……」 (-65) 2022/08/12(Fri) 23:14:21 |
【秘】 狡兎 ツィオ → 銀の弾丸 リカルド「リックももう少し酒か女に愛情を注げば、 すぐに聞こえてくるさ――」 酒杯を回すと、丸い氷がカランと音を立てた。 「相変わらず忙しそうだな。 彼女の頭の中の手帳は分単位で予定が刻まれてるらしい。 こちらも分単位でデートを捻じ込もうとしたら、 秒で値切られたよ。手厳しい」 話題を繋ぐようにして、薄く笑みを零した。 「こんな時世だ。 それこそ、そういう脈を伝手に、 堅気に戻りたいやつも出てくるんじゃないか。 特に俺たちみたいな立場より下は、 抗争の匂いがし始めた時に慌てて山を降りそうだ。 上も下も、進退に関しては緊張高まるな、幹部候補同志よ」 (-66) 2022/08/12(Fri) 23:26:26 |
【神】 狡兎 ツィオ【ノッテアジト】 「体温が同じだとさ」 「温度って感じにくいらしいよ」 「もしかしたらそれかもしれないから、 機会があったら試してみよう」 冷たくあしらわれてなお嬉しそうに。 レヴィアとこの手のコミュニケーションは慣れっこだ。 たまに本当に銃弾が飛んできそうな圧はあるが、 幸い今日まで命を繋いでいる。 「お互いがお互いの幸せを祈れるって、素敵なことだね」 「うーん生憎俺が支払える最大価値って、 俺自身になるからそれで足りるかなあ。 ちょっと鑑定して確かめて来るよ――」 そこから離れようとして、戻り。 「ああ、そうそう――」 (G13) 2022/08/12(Fri) 23:27:29 |
【人】 害のない毒 マキアート【バー:アマラント】 「カフェ・コレットとポルケッタのパニーニ。 それと、この迷子犬のcucciaを頼みます」 切り離して折り畳んだメモをカウンターに差し出し、 普段よりかは若干気疲れしたような表情で席に着く。 暴れるだけならまだしも、賭け金を踏み倒そうとするなんて言語道断。だが代償を払わせるのは大層骨が折れる仕事だ。 オフであるのを良いことに背もたれに強めに体重を預け、 眼鏡を外し、一度嘆息。やりがいこそあるものの、 それはそれとして疲弊もするもの。 「みんな仲良くしてくれたらなあ」 勝っても負けても楽しい勝負、とはいかないな。 さて、どう調教したものかと思考を巡らせた矢先、 カウンターの片隅に飾られた花が目に入って微笑した。 (24) 2022/08/12(Fri) 23:27:58 |
ツィオは、レヴィアに顔を近づけ―― (a5) 2022/08/12(Fri) 23:28:01 |
【秘】 狡兎 ツィオ → 暗殺屋 レヴィア「――ひとつだけ聞かせてよ。 "した"か"してない"か、じゃなくてさ。 レヴィちゃんなら、あの犯行は、"可能"?」 貴方の顔を覗き込むようにして、 男はマフィアの顔でそう問うた。 (-67) 2022/08/12(Fri) 23:29:04 |
【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ>>>@1 フラン 【バー:アマラント】 漏れた寝言にふふ、と小さな笑い声を零す。 それも身を起こす頃には収めていたが。 人違いとの言には微笑を浮かべ肯定の頷きを返す。 それから慌てて身の回りを確認する様子を傍に控えて待つ。 こういった対応は慣れているらしい。 礼の言葉には頷きと微笑を返して。 「おはようございます。 夢見はあまりよくなかったようですが、 ご気分は如何ですか?」 幾分かの安堵と若干の呆れを 微笑の下に隠しつつ尋ねる。 (25) 2022/08/12(Fri) 23:29:12 |
マキアートは、次に店内を軽く見回したとき。 (a6) 2022/08/12(Fri) 23:29:19 |
ツィオは、――何事かを囁いた。 (a7) 2022/08/12(Fri) 23:29:28 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ「だねぇ。酒が大好きな人なら多分これだけあれば 目が輝かせられるんだろうけど……俺は酒では輝かないな。 これなら獲物を選んでる方がまだ考えてるかも。 あれ、結構悩まない?生死に直結するし」 現在の主要武器はノッテが敵対する国家警察の配給銃。 入手するのも使用するのも厄介なくせに使う理由も悩んで決めたらしい。 「俺?うーん、同僚とはそんなに会話したことがないな。 会話するようになったのって半年前なのが大きいや。 仲いいのは……どうにも放っておけないテンゴさんと、 孤児院の関係で関わる事がちらほらあるヴェネリオさん。 あと昔なじみのコルヴォくらい」 まるで気にしていないように返事を返しつつ、 指を折って一人ずつ。3人で止まる。 「だからマウロさんの事は全然知らない。 ラウラくんと仲いいのが意外なほどだ。 馴れ初め?とか、どんな人なのか聞いてみたいねぇ」 (-68) 2022/08/12(Fri) 23:30:41 |
【人】 蜉蝣 アベラルド【チョコラータ:オルサキオット】 「ああ。こちらの新作にご興味が?」 「それは先週発売されたばかりの当店オリジナルフレーバーですよ。 見た目も可愛らしいでしょう?貴女にピッタリですね」 昼下がり。 祭のお陰か客足がいつもより多いこの店で、アベラルドはカウンターに立って接客をしていた。 一つに括った白い髪が、天井に下げられた空調代わりのファンの風に揺れている。 木目調の温もりのある内装が祭の明るい雰囲気によく溶け込んでいて、流れる穏やかなピアノジャズがその午後の時間を彩っていた。 この時間は存外嫌いじゃない。仕事も性に合っていた。 軽い鼻歌でも歌いたいところだが、まあ。 そこまで不真面目でもない。 (26) 2022/08/12(Fri) 23:31:17 |
【人】 piacere ラウラ【街中】 >>7 ツィオ様 大袈裟とも言える 反応は他の者であれば何か返したのかもしれないが。女は視線を向けた後、挨拶のように軽く頭を下げるのみでそれ以上の動きは見せない。 自然と隣に立つ様子にも大して表情の変化もなく、小首を傾げて口を開く。 「…マウロ様 は、ここには来ません、が」 どうやら貴方が上司を探して己に近づいたのだと判断したらしい。 次いで、口説きのように紡がれる言葉には何を言うべきかと暫し思考する。 もしかすると上司の元で働く以上、度々このような出来事は訪れていたのかもしれない。 それでもいまだ慣れることなく、こうして悩むように考える時間がある訳だが。 「……今日 は、誰かに会う予定は ありません。 その場合は、ツィオ様はここから離れられないことに なりますが」 傾げた首は更に傾き、束ねられた長い髪は尻尾のように背中で揺れるだろう。 (27) 2022/08/12(Fri) 23:34:39 |
【秘】 風任せ マウロ → 銀の弾丸 リカルド「分かってんなら、母親みたいな小言はやめるんだな」 小さい頃は抜かし抜かされ、身長一つで一喜一憂していたものだが。 この年になるともうその程度で優越感があったりすることはないのだけれど。 それは持っている者の傲慢な感情なのかもしれない。 だから、この口から出るのは自分のことを棚に上げた言葉なのだ。 「そりゃ困ったな。お前達にそん時は丸投げしてやるよ。 俺は気を回すのが苦手なんだ」 「なんてな―――俺も無計画で動いてるわけじゃあねえ。 情報の精査を得意な奴に任せるくらいのことはしてある」 一人じゃあ暴走して突っ込んで、次に君と顔を合わせる時は首だけになっているような性格だ。 短気で、考えなしの面がある事は多少自覚している。 「話はそれで終わりか? それなら、俺はそろそろ行くぜ。お前と話してちょっと落ち着いた」 煙を一つ吐き出してから、短くなった煙草を簡易灰皿にねじ込んで。 がたんと音を立てながら立ち上がる。行儀の悪さは、子供の頃から変わっていない。 (-69) 2022/08/12(Fri) 23:41:07 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 小夜啼鳥 ビアンカ「……あまり、良くはないですね」 どう、と問われた事への応答にしては、これまた曖昧な回答を返しながら。 エスプレッソ、お願いします!とカウンターのバリスタに伝えて。 周囲の客層にちらりとそれぞれ目を配ったあと、こくりと頷いてみせた。 「今は、いませんけど。 ……赤いひと、おおいです」 少女は自身の片目を指差してみせて、そう言った。 (-70) 2022/08/12(Fri) 23:43:39 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド「はい。……でもマドレには、ばれていると思いますよ」 ボス・クリスティーナは目敏いひとだ。 どこで見ているのか、色々な出来事を知っているから。 「ふふ、ボスへの献上品は無いのか〜 なんて。 怒られても、わたし知りませんから」 乾杯、と同様にカップを持ち上げて。 それから、ぱくりとチョコラータをひとくちに。 もったりした甘さがたまらない。 (-71) 2022/08/12(Fri) 23:47:52 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ「成程、情がなくてもビジネスとして出来はすると。」 こちらはこの様な言い草で、貴方の言い草も相当だが。 少なくともその辺に目についた男にただポンと押し付けるような 案件ではないのは、何度か貴方についていきその不健康にも見える 容姿に似合わない姿を見て痛みとしては理解している、つもりだ。 「……ヴェネリオさんの"家族"はそうなんですね。 俺の認識している、欲している家族と随分と違うや。 勿論、ファミリーは好きですし大切ですけど……」 ふむ、とどうしたものかと言わんばかりに顎に手を置いて思案。 即答で受けるとも、嫌だとも言わずなんとも煮え切らないのは、 あらゆる意思と感情が綯交ぜになったせいで出力が虚無になったもの。 「できはしますけど」 「俺の率直な意見としては、正直“あいつに託したから大丈夫だろ”的に勝手に満足されて、死に場所を見つけたとばかりにくたばってこられるのが一番嫌なんですねぇ」 「言ったでしょ。俺はそもそもヴェネリオさんにも テンゴさんにももっとその席に座っていてほしいんです。 その提案だけだと、椅子に興味ない俺としては困りごとだらけで」 まだ言ってなかったかもしれない。と言った後に思ったが、まあ伝わるだろうかと誤魔化した。 「つまり俺の言う家族になってほしいんですけど」 「孤児院と大量の部下が抱えられなくても、 一人"それ"が欲しいって言う男を 持ちこたえられないほど貴方も軟じゃないでしょ?」 (-72) 2022/08/13(Sat) 0:11:46 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ガット・リベロ ルチア「やあね、寝不足かな」 口許に笑みが染み出して。 「………そう。 まったく、面倒なことになったもの」 机の上で頬杖をついて、街並みを眺めるように首を傾けた。 長い睫毛が、瞼に付き従ってぱちぱちと上下する。 「相当、路地裏もばたばたしているはずなんだけど。 お祭りだからか、あちこち騒がしくて――…… 余所の人も多い、から」 ほう、と零れた溜息が、海風に溶けていく。 物憂げなかんばせに、どこか寂し気な色がさした。 それから、少し。 考える間を、机の上をこつこつと長い爪先が叩く音が埋めて。 「ルチアは──……」 「……ええと。 避難とか、するの?」 危ないよ、と。 苦笑するように、呟いた。 (-73) 2022/08/13(Sat) 0:13:24 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー「どうも。あいつらも少しは浮かばれる事でしょう」 他人の死に態々哀悼や同情を表す様子には、お優しい事だと笑う。 あどけない律儀さに嫌悪は無く、けれど少しの呆れはあって。 その態度が形ばかりの可能性があるなんてのは、互いに同じ事で。 随分前の事だったのか、声色もどこかあっけらかんとしたものだ。 単純に既に割り切っている事であって、やはり嘘の色は無い。 掃除屋コルヴォ・ロッソは、弔われない死体を始末するものだ。 故に花屋に知り合いもありはしない。 敵であろうと生者に関心は無く、 つまりはあなたの裏の顔など知る由も無い事だ。 そしてあなたも、この男が人知れず行う仕事を知らない。 たとえ建前であっても、その均衡を保ち続ける限りは。 今この場で事を構えたいわけではないのは、きっと互いに同じ事。 そうであるなら、話す内容は何処までも他愛無い雑談でしかない。 (-74) 2022/08/13(Sat) 0:16:44 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー「そりゃいいね。俺としても、 陰気臭いだの文句を言われるよりはそれがいい。 とはいえ、死んだ奴にくれてやるのは──」 一度言葉を切って、足元にしゃがむ青年を見遣る。 見下ろす笑みは変わらず陰気なものだけれど、 これはあなたの望みに適っただろうか。きっとそんな事は無い。 何せ誰の為でもないのだから。 軽口を、励ましを、間に受けてはいない。 ただ調子を合わせて、その場限りの他愛無い話をするだけ。 事実ここまでの言葉は実に心にも無い事だけど。 きっとあなたは気にしないだろう。気にするなら、少し意外だ。 「墓石と、手向けの花だけで十分だ。それと」 「パスカル。その呼び方は、どうにもこそばゆくて仕方ない。 随分口の上手いあんたの名前も、良けりゃお聞きしたいもんだ」 当然偽名だ。名もなき掃除屋には、本名なんてものは無い。 掃除屋のコルヴォ・ロッソではない、ただの一般人としての名だ。 あなたがこの男をただのパスカルとして扱う限り、 この日以降も、その場限りの実に他愛無い話は続く事だろう。 (-75) 2022/08/13(Sat) 0:17:20 |
コルヴォは、呟いた。「あんたの愛想の良さを見習いたくてね」 (a9) 2022/08/13(Sat) 0:17:35 |
【秘】 イル・マット フィオレロ → 鳥葬 コルヴォ「あっれ、別に珍しくもないけど。いいタイミング」 先日の別れがあの流れだったにもかかわらず、 普段と何ら変わらない、ある種一部にしか見えない 気安さを存分に振舞いながら、治外法権とばかりに"一応"のこのバールの現オーナーが煙草を吸いながら歩いてくる。 「今祭りのせいで人持ってかれたから、 人呼んどいてってスタッフに泣きつかれてて。 そんなわけでナイスタイミングだコルヴォくん、 一点サービスしてやろう。 "あちらのお客様からです"もできる」 何がいい?とばかりに勝手にカウンターの向こうに入るが 就任半年のオーナーだ。知識もそう多くはないが 恰好だけはいっちょ前についているのは、 顔と仕立てたスーツのおかげだろう。 (-76) 2022/08/13(Sat) 0:17:36 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 小夜啼鳥 ビアンカ「毎日、お祭り騒ぎですからね」 これは言葉通りの意味。 あちこち騒がしく人も多い。全くその通りだと。 投げかけられた質問には。 首を横に振って、否定の意を示す。 エスプレッソマシンが圧力を上げる音が、カウンターから聞こえてきて。 「わたしは、ここにいます。 ……他に身寄りも無いですし」 何処へ行っても、少女一人。やっていく術は、無くは無いだろうけれど。 それが危険では無いかと言えば、Noだから。 「ビアンカさんは、遠くに?」 (-77) 2022/08/13(Sat) 0:30:50 |
【秘】 風任せ マウロ → 花で語るは ソニー【街中】 であれば、この青年は丁度愛車を降りたところ。 いつものように世話になっているバーへ向かっているところだったのだろう。 吸ってこそいないものの、煙草の匂いを纏わせて道を歩いていた。 何かが目の前を横切ろうとしたのが視界の端に映ったのなら、たたらを踏んで ぶつかるのを避けたことだろう。 それから、君の持つビール瓶を見てその選択が正解だったことを悟った。 そして、眉間に皺を寄せた。まさに君が言った通りの渋い顔。 「ああ…? レースなんか興味ねえよ、もっと祭りに乗り気な奴いるだろ」 例えば、古馴染みのナンパ男だとか。 言ったところで相手の知っている人間ではないだろうから、口には出さないのだが。 そして、青年自身も情報には疎い。 君のことは今ここでたまたま出会った者同士だ。 一緒にいても楽しませられるような人間でないことは見ての通りだ。 青年はそのまま断ってバーに行こうと、君を迂回してバーへ向かおうとするのだろうが。 声を掛ければまだ引き留める事は出来そうだ。 幸い、君の手には彼の求めているアルコールもある。 (-78) 2022/08/13(Sat) 0:53:22 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ「言われたのか……」 マフィアに天使とは一体どんな皮肉なのか。 歯の浮くセリフを誰彼構わず吐く同僚の顔を思い浮かべて、若干遠い目をした。 「出来そうか。 それなら、後は任せる」 1時間程度なら、どこかにいかずとも良い。 ここでもやれる仕事はあると、手持ちの端末を開いて作業を始める。 お互い表家業で忙しいのは周知の事実だ。 「…………」 ふと、取引先との連絡の合間。 作業中の、真剣な貴方の横顔を盗み見る。 こういう付き合いもあり見慣れてる貴方は、比較的普通に話ができるのでありがたいのだが。 いやしかし、こうした作業が板につく女が、どうしてマフィアとなり破壊工作などを行うようになったのだろうと、少しだけ興味が出てきた。 「……君は、どうしてこの道に入ったのか聞いてもかまわないか」 (-79) 2022/08/13(Sat) 1:14:04 |
【人】 家族愛 サルヴァトーレ>>26 アベラルド 【チョコラータ:オルサキオット】 品のいい扉が開いて来客を告げる。その刹那、わっと外の熱気が涼し気な店内に舞い込んできた。祭りの賑わいは増すばかりだ。それでもそんな浮かれた空気は扉が閉まると共に再び閉め出されて、コンセプト通りの雰囲気が場を支配する。 外気とともに堂々踏み込んできた男は、カウンターに向かって軽く片手をあげた。にこやかな笑みを添えて。 親しげな挨拶に見えるその仕草は、その実特定の誰かに向けられたものでもない。 いや、会いに来た相手は当然いるにはいるのだが────初めからその気を出してはまずい。だから男は、いつもその相手を曖昧にする。 男はこの店の常連である。繊細なディティールや上品な味わいを好んでいるらしかった。 当然、そんな真っ当な理由だけで足繁く通っているわけではないのだが──── 「やあ。こんにちは」 店内には数人の従業員がいるのに、迷わず声をかける相手は決まっている。接客用の制服に髪も合わせて整えた君を真っ直ぐ見て、大股に歩み寄った。 「今日も賑やかだね。どうだろう、残ってるかな、いつものは」 (30) 2022/08/13(Sat) 1:21:48 |
【人】 銀の弾丸 リカルド【バー:アマラント】>>23 コルヴォ 「まぁ、それはそうなのだが……」 流石に街中ほど奇異な目では見られないので、バーというものはありがたいなと思う。 それでいてこういう場所は情報のるつぼであるのだから一石二鳥というものだろう。 「もともとの仕事の方は失敗するはずがないからな。 これはまぁ……同僚の先走りを防ぐためにも自分で調査を進めねばとな……」 だが、なかなかこれが上手くはいかない。 クソ真面目何ていう言葉は嫌というほど聞かされても居るし、実際こういう分野に自分は向いてないことも分かっている。 諜報活動なんていうものは、大人しくツィオあたりに任せるべきかも知れないなと息を吐いた。 「なるほど……。 好みの酒の知識なぞなかったからな……、次からはあまり甘くないものをと頼んで見ることにしよう」 だからといって出されている酒が飲めないわけでもない。 残さず飲むのはマナーだと、グラスを傾けて生ぬるくなった酒を煽った。 ―――あぁ、やはり、俺には甘すぎる。 (31) 2022/08/13(Sat) 1:21:59 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 蜉蝣 アベラルド/* 突然白チャ飛ばしてすみません。加えてPL相談を失礼します。 サルヴァトーレはアベラルドさんの働いているチョコラータに月1〜2くらい頻度で通ってはいると思いますが、このお店はマフィア傘下のものではないという認識で間違いないでしょうか。間違いないならそのようにRPします。 逆に傘下店舗ならもうちょっと足繁く通っているかもしれません。 既に記載済みの情報でしたらすみません。 また「いつもの」とは隠語でもなんでもなく、常連としていつも買ってる商品、というだけの意味です。せっかく素敵なお店なので世界観感じたいな〜と思い丸投げのオーダーをしてしまいました。もし良ければしまむら(イタリア店)さまの自由におすすめ選んでいただけたら嬉しいです。 (-80) 2022/08/13(Sat) 1:26:01 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 狡兎 ツィオ「一生聞こえなくても構わない」 ぴしゃりと即否定だ。 誰に対しても特に態度が変わるわけではないが、気安い貴方には容赦がない傾向はある。 それだけ、気遣う必要がないと気を許していると言うことではあるのだが。 「あぁ、常に依頼が舞い込んできているようだからな……。 俺の武器は特に繊細な狙撃武器だから、ストレガのような有能な整備士は手放せん」 「…………、それは、別に忙しくなくとも断られてる気がするんだが気のせいか……?」 多分、気のせいではないに違いない。 そう確信しながら、グラスの中で揺れ泳ぐ丸い氷を見つめて、もう一度酒を口に運ぶ。 甘すぎる酒より、こっちのほうがずっと良い。 「そうだな……。 少なくとも跡目は誰がなんていう争いは必ず起きるだろう。 そこをアルバに突かれてしまうわけにはいかん」 だというのにあの腐った古参ときたらと。 少しばかり愚痴をこぼし、はぁ、と大きなため息を吐いた。 (-81) 2022/08/13(Sat) 1:33:18 |
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