名もなき医者 リカルドは、メモを貼った。 (c11) 2022/08/21(Sun) 0:05:19 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → どこにも行けない ヴェルデ「そりゃあそうだ」 声に翳りはない。 「僕の愛は金銭じゃないもの。簡単に買えるわけないだろう?」 そういう意味ではないと、無論わかっている。 わかっているから、わからないふりで否定するのだ。 足並みを揃えて歩き出す。歩幅はあまりに違うのに、君と男が二人でいる時、君が置き去りにされることは一度たりともなかった。近くの席は埋まっているようだから、スープの屋台まで歩こうか。 「ああ、またそんなことを……」 苦笑するようでいて、あえて嘆くようでもある、作った声色を大袈裟に。 「上等かどうかなんて、些細なことだよ」 「僕が見たいんだ。君が思う素敵なものに囲まれている君を」 (-94) 2022/08/21(Sun) 0:25:49 |
マウロは、リカルドからの手紙に、会議から戻るまで気が付いていなかった。 (a7) 2022/08/21(Sun) 0:30:39 |
【秘】 花で語るは ソニー → 墓場鳥 ビアンカ/* オオオオオアアアアアくたばってたけど急いで駆けつけてしまった 嫌だ そんな凄惨な状態を仲間にも敵にも見せられへん 死体の発見に挙手したいのですが大丈夫でしょうか? 丁重に 丁重に 丁重に扱います…… (-95) 2022/08/21(Sun) 0:41:42 |
【秘】 墓場鳥 ビアンカ → 花で語るは ソニー/* ありがとうございます。 想定だと、ヴェルデが殺られたので下手人探しであちこちに首を突っ込む⇒裏社会で目立ったせいで、他国のマフィアがファミリー同士の抗争を煽る目的で拉致って(いろいろしたあと)殺す⇒娼婦とアルバを侮辱するメッセージを体に書いてゴミ捨て場に遺棄 なのですが、死体の状況や過程ふくめ 自由に描写してくださってかまいません。 死化粧はお任せいたします。 (-96) 2022/08/21(Sun) 0:45:45 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → Niente ラウラ「やあ、可愛いお嬢さん。 誰かが夢を見せでもしてるかな。 情報屋か……? 」誰かにとっての都合のいい夢だ、どうだっていい。 もしかしたらほしい言葉が帰ってくるのかもしれないし、 知らない人間をなぞるだけの時間かもしれないのだ。 「俺はお前たちの最期こそ見てないが、 きっといなくなると思って思い残すことも少なくて死んだよ。 つもり積もったものが俺にバカな真似をさせた」 「もし時間があるのなら 待ち合わせの時間 まで、付き合ってくれないか。敬語も態度も、なんなら質問も無礼講でかまわない」 そうして目の前に現れるのは、一杯の紅茶。 男の向かいに立ついい香りは、この男の部下のお気に入りだった。 (-97) 2022/08/21(Sun) 0:50:01 |
【秘】 花で語るは ソニー → 墓場鳥 ビアンカ/* ウーッ(苦)(苦)(苦) 了解しました。 死亡報告書を加味した上で、後日改めて秘話にて投下いたします。 整合性チェックなども踏むので多分のちのちになるかと思います。 お受けいただきありがとうございました、おやすみなさいませ。 (-98) 2022/08/21(Sun) 0:52:00 |
レヴィアは、会議の席を立った。きっともう、まともな話し合いはされないだろう。 (a8) 2022/08/21(Sun) 1:02:47 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 墓場鳥 ビアンカ「ああ、まったく。そんなふうに笑われちゃ敵わないな」 男は笑顔を曇らせない。自然な、あくまで自然な、飾りですらないように笑いながら、降参! そんな仕草で肩を竦める。恋人同士がじゃれ合うような無邪気でおどけた仕草だ。 「そんなこと言って────可愛い子じゃないか」 「最近はよく食べるようになったね。昔と比べれば、だけど」 君が入る前から男はここにいて。 君が入った頃に男は今の地位について。 だからあの子のこともはじめから知っていた。 少年といる時の君のことを、男は喜ばしく見ていた。 「誓いのキスは必要かい? ビアンカ」 かつ、かつ、と石畳を踏む。 君の好む音が導く先は鳥籠だ。それが、そろそろ姿を見せるだろうか。 (-99) 2022/08/21(Sun) 1:03:46 |
【神】 ”復讐の刃” テンゴ【ノッテアジト】 「………。」 親友と、その部下の死亡報告。 残った幹部はどうにも締まらない者ばかり。 “昼行灯”を此処まで気取ってきたが、もうこれまでと。 「いい加減にしろ。」 “カンッ!” 煙管を携帯灰皿に叩きつけ、灰を落とす。言外の威圧。明確な殺気。鞘に収まっていた刃が抜かれたような鋭さ、荒々しさ。 「取りあえずは、乱闘を起こした馬鹿が居るのは分かった。そいつに対する処遇を決めにゃあならんのと…今は堪え時だ。アルバも此方も消耗が激しい。」 「お偉いさん方の手を煩わせる訳にもいかんからな。俺が口を出させて貰う。頭、腕と捥がれつつある今、派手な動きはすべきでないだろう。歯痒い思いをさせて申し訳ないがな。」 上は使えない。頼りとしていた親友も死んだ。 ならば、混乱する下を一括せねばならんのは。 立場として不相応だが、自分しかいないだろう。 顔を知られている者として。 「ただ。進展はある。我らが兄弟、ヴェネリオが命を懸けて集めた報告書の中に、一つ有力な情報が出た。俺の方でも確証がないが故に挙げるのが遅れたものでもある。そっちを聞いてはくれんかね。」 下を少しでも抑える為に、手札を出すべきだと。 葉を“零さずに”煙管に詰め、火を入れる。 (G7) 2022/08/21(Sun) 1:09:53 |
【秘】 無風 マウロ → 花で語るは ソニー煙草に火を点けて、ぼんやりとした風にゆっくりと煙を吸って。吐いて。 それを2度繰り返したら。 口の中にビールを流し込んで、火照る感覚に身を任せる。 いつもよりもずっと、酔いが回るのが早い気がした。 「……さあな。 ただ、胸に穴があいたような気持ちだ。何も返せないまま、あの人は死んだ」 「癒すために、ひとりの時間を増やしてはいたんだがな。……お前も?」 そうは見えなかった、と意外そうに視線を向ける。 君は楽しそうで、すごく明るく見えたから。 楽しいことで紛らわそうとしていたんだろうか。 もう一度、口の中に瓶を傾け。 中身が半分ほどなくなってきたところに、君の足音。 人とこんなに近くで接するのも、滅多にないことだ。普段なら、すぐさま距離を取っていただろうけれど。 きっと君の言う通り。自分は弱っているんだろう、と思う。 「………」 泣いたりはしないだろうけれど、それでも。 君の手を振り払う事はなくて。ただ無言で、受け入れていた。 何となく、そうしたい気分だった。 (-100) 2022/08/21(Sun) 1:11:16 |
【秘】 狡兎 ツィオ → Niente ラウラしなだれかかって来る姿は、まるで猫のようだと思う――。 そこに、自分の旧来の誠実さは必要なく。 自分の本来の悪辣さも必要はない。 ただ、欠落を何か別の物で埋めていなければ零れてしまう女が、 きっと同じように穴の空いたと思っている ――目の前の誰かの穴を埋めようとしているだけだ。 きっと、それで――何もかもが"確定"した。 「――いつか。 この傷は広がって、キミは死を迎える。 傷口を塞ぐのに使った薬は、多分じわじわとキミに毒を与える。 最初から――多分、生まれた時から、俺はそういう存在なんだ」 毒はいつだって、舌先に甘いものだ。 ここで一時の慰めを求めた相手は。 悲しみの一端を担っている。 それが伝わったときにキミはきっと、 内側に注がれた愛や恋に似た形をしたものを指で掻き出しても、 自分の身体が穢れに汚されたような気分になるだろう。 ▽ (-101) 2022/08/21(Sun) 1:13:01 |
【秘】 狡兎 ツィオ → Niente ラウラ誰の死の後ろにも存在し、 全ての情報を掌握して、その全ての取捨を司る。 死に神 他人の死の原因たる諜報員は、言いながら。 相手の腕を掴んで。――引き寄せた。 バランスを崩させて、相手の目を覗き込む。 翡翠の目の奥に――"魔法"は存在しない。 ただこの距離に近寄った者は皆、 最初から毒に冒されている者だ。 「今日が終わった後に――。 ――もう一度、質問の答えを聞かせてくれるなら」 そのときに。 "全てを忘れて、どこかに行きたいか"聞いたときに。 どうか。 その毒が、彼女を殺さないことを。祈りながら。 BARの入り口がマスターによって。 静かに、閉じられた。――CLOSEの札が掛けられる。 (-102) 2022/08/21(Sun) 1:14:37 |
【秘】 Niente ラウラ → デッド・ベッド ヴェネリオ慣れない呼び方にぱちぱちと、目を瞬かせる。 本当に己の知るあのお方だろうかと考えて……どちらでも構わないかと、足を動かす。 「………ラウラで、よろしければ」 貴方の最期を女は知らない。貴方がこちらの最期を知らないように。 一体何をしたのだろうかと考えもするが、今はこれも置いておこう。 紅茶が冷めてしまう前に、席へとついて。 ついて……流石に無礼講をすぐに始められる性格でもない。 何を問おうか。まずはどうしよう。敬語や態度を崩すのは難しい。 折角の機会なのに、思案してばかりで進まない。 であればと、悩むように口を開いて最初の質問は。 「………ヴェネリオ様は、…キャンディが お好きなのですか?」 とあまりにも緩すぎるものから。 これならば何のお菓子が好きか、と問いかける方がマシかもしれない。 (-103) 2022/08/21(Sun) 1:15:41 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → 名もなき医者 リカルド「…どいつもこいつも。どうしてそう生き急ぐかね。」 ため息を一つ零した。 こうなったら聞かないのは彼も、友も同じこと。 「ヴェネリオと同じだな。お前さんらはよく似てるよ。」 嗚呼、本当に。 最後まできっと彼らは一緒なのかもしれない。 「そいつの中身は茶だ。笹の葉を使った茶でね。甘いのが苦手なお前さんでも飲める筈だ。疲れた時に飲むと良い。」 先の質問の答えを漸く返してから、手をひらりと振って。 「そんじゃ、俺はお邪魔になる前に暇を頂戴するとしよう。」 (-104) 2022/08/21(Sun) 1:16:33 |
マウロは、反論をしなかった。黙って、会議場の言葉を聞いている。 (a9) 2022/08/21(Sun) 1:16:39 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → 永遠の夢見人 ロッシ/* こんばんは、ぷうです。 投票先を送らせていただきます。 今回は『ルチア』さんになりました。 よろしくお願いいたします。 (-106) 2022/08/21(Sun) 1:18:51 |
ストレガは、帰ろうとするレヴィアに口笛と指招きをしつつ、情報を聞く。 (a10) 2022/08/21(Sun) 1:21:38 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → ザ・フォーホースメン マキアート「そうだね、めでたいことだ。僕も心から嬉しい」 「今度、子どもに会わせてくれるってさ────泣かせないようにしないとね」 男の気さくさを煩わしく思うものがいないわけではない。 けれどそのまめさは、親しげな様子は、優しげな態度は、概して好かれているようだった。中枢の動きを知らされず、不安を募らせがちな末端には尚更。 サルヴァトーレは、不思議な程に裏表のない男だった。心に引っ掛かりを残さない男だった。ただの善人、或いは兄、親、友人のように大抵の者が思った。そしてその印象を利用する素振りも、一切なかった。 「太刀打ちが出来ることは不安に思わないことにはならないだろ?」 「君が傷つけられでもしたら僕は耐えられない────もちろん、身体だけの話ではなくてね」 その頬はやや紅潮しただろうか。していても、青みを帯びた空間では気づきにくいかもしれない。 男の指先が、擽るように撫でる。 (-107) 2022/08/21(Sun) 1:25:03 |
【独】 郵便切手 フラン/* 自分もPL予測しとくか〜と思ったけど明らかにわかるところしかわかってないから当てるとか無いんだよな ヴィオレッタ:くろはさん コルヴォ:許さん ソニー:はぐきさん マウロ:音水さん マキアート:あどさん リカルド:和泉さん ロッシ:睦月さん がまず確定してるから他がそれ以外ってこと………。 (-108) 2022/08/21(Sun) 1:27:25 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッド・ベッド ヴェネリオ「Dannazione. どうせ死ぬなら黙って死ねってんだ、クソ上司」 あなたが最後に残した言葉に、 掃除屋がそう口汚く零したのはいつの事だったか。 何れにしても、それをあなたが聞く必要は無い。 果たされない約束も、遺して来た者のこれからも、その後も 何もかも、もう関わりの無い事でしかない。 全ての責務から解放され、そんな生者の雑音に煩わされる事無く ただ安らかに眠ることこそ死者の権利というものだろう。 それに対して恨み言を吐く事もまた、生者の権利というだけで。 「待つわけないだろ、先に行った奴の事なんか」 「俺はあんた達の望む所には行かないよ」 (-109) 2022/08/21(Sun) 1:30:17 |
【秘】 エースオブ―― ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン>>フラン 「妹さんを?」 思わぬ理由に、首を傾げた。 そしてまたくすくすと笑う。 「ふふっ、ではお兄ちゃん、と呼んだ方が? それともお兄様?どちらがよろしいですか?」 笑いながら尋ねる声は少し楽し気で。 こんな夜だというのに、と自嘲する自分がいながらも。 「いえ、謝らなくても……そのお気持ちは嬉しいです。 お気遣いも」 気遣わし気に微笑んで、甘いひとくちを。 次いでホットミルクをまたひとくち。 それらは空っぽの心にも優しい味がした。 (-110) 2022/08/21(Sun) 1:36:50 |
コルヴォは、誰かが口火を切ったなら、何も言う事は無い。 (a11) 2022/08/21(Sun) 1:37:21 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ「はは。いつ以来だ? 最近じゃあお互い間が合わなかったもんな。 俺も楽しみが一つ増えたな」 その約束もついぞ果たされなかっただろう。チケットを握る事すらなく。 貴方が自分に嘘偽りを騙る事が無い、という事は薄らと勘付いていた。 ここまで一緒に居ればそれはそうだ。 だから信頼して物を勧めたし、受け取ったし、 気持ちでだってそれは同じ事。信じていた。 だから、貴方が繰り返し言ったその言葉もその通りに受け取っていたのだろう。 期待や望みは突き放すけれど、愛は素直に受け取る男だった。 「…………はぁ。まあ」 「サヴィにならいいか……」 軽い溜息が一つ。それから、緩い笑みを浮かべた。 気が抜けている時の笑みだ。 探られているとも取らず、警戒の一つもないのだろう。 グラスの中のワインをくるりと回して、 「ほら、乾杯」と風情も雰囲気もなくグラスを差し出し傾けた。 それから一つ口を付け、そのまま話す。 「あいつを拾ったのは俺だからさ」 「あるだろ。なんか、その。責任って奴とかが」 「……拾ったからには大事にしたいんだよ。大人まで」 「それに、」 視線が花の栞へと一瞬向いた。 「いや。姪に似てる……それだけだ」 (-113) 2022/08/21(Sun) 1:47:50 |
【神】 ”復讐の刃” テンゴ>>G7 「それというのは、“第三勢力からの襲撃”の線が濃くなったという事だ。俺の方で1名、該当する人物の情報を掴んでいる。」 「“テオ”という名の男だ。見た目は黒髪にサングラス。情報屋でもあったロッシを手にかけ、そして我らが父であるアウグスト、兄弟たちをも死に追いやった張本人である……可能性が高い。」 「正直、確たる証拠もなければ奴の所属すらも掴めてはいない。そこでだ。」 「諸君らには当該人物の情報を集める事、そして見かけた際には生きたまま捕らえる事を目標として貰いたい。無論、自身の命を最優先にして貰って構わない。」 「良いか、重ねるがくれぐれも早まってあっちに手を出すんじゃあねえぞ。」 「どっちが先か後かは関係ねえ。手を出した馬鹿が居た結果が、ヴェネリオの死に繋がったことを忘れるな。」 線香に似た香りを漂わせ、そう告げた。 (G8) 2022/08/21(Sun) 2:01:26 |
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